コースタイム：

小田急線新宿駅[7:41]（急行小田原行）⇒渋沢駅[8:54/9:00]→登山口[9:22]→休憩[10:04/10:10]→震生湖[10:32]→休憩・秦野駅近く[11:39/11:49]→弘法山公園入口[12:10]→浅間山[12:23]→権現山展望台[12:43/12:53]→弘法山[13:07/13:22]→善波峠[13:38]→吾妻山[14:07]→道路に出る[14:19]→弘法の里湯[14:28/16:17]→小田急線鶴巻温泉駅[16:30]⇒登戸駅

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ウッディーさん、アニーさんのお二人から、「お勧め！」と聞いていた弘法山ハイキングコースへ行ってみよう。2時間ほどのコースではさすがに短すぎるので、渋沢丘陵もプラスして渋沢駅から鶴巻温泉駅まで歩くことにしよう。

渋沢駅から南へ街中を２０分程歩き、鉄梯子を上がると渋沢丘陵に入る。街のすぐ近くなのに、木々がトンネルのように生い茂っていて、静かな別世界が広がっている。「この先に小人の世界があったりして・・」なんて、ふと妄想する。やがて眺望の開けた明るい道となり、トウモロコシ畑があったり、牛舎があったり、長閑な田舎の原風景となった。道路に出て、少し歩くと震生湖の標識があり、そこを下って行くと、静かな良い雰囲気の湖が現れた。釣りを楽しんでいる人が何人もいた。（釣り人曰く、ここのお魚は頭が良くて疑似餌ではなかなか釣れない、それが悔しくてまた来てしまうんだ！）

湖の静かな眺めを楽しんだ後は街中へ戻り、しばらく歩いて小田急線の踏切を越え北側に出た。秦野駅を過ぎて進むと弘法山公園入口の標識があり、ようやく山道に入ると、ひんやりしてホッとする。浅間山を経て、３０分も登ると権現山山頂に到着。立派な展望台があり、階段を登って上に出ると爽やかな風が吹き、見晴らしが素晴らしい。晴れていれば伊豆諸島、箱根の山々、富士山、大山、塔ノ岳などなどが見渡せるらしい。あいにく今日は雲が出ていてすぐ近くの山しか見えない。

馬場道と呼ばれる広々した尾根道を15分も歩くと、弘法大師が祀られている大師堂や鐘楼のある弘法山山頂に到着。ここで弘法大師が修行されたと伝承があり、厳かな雰囲気がする。空気も清らかな感じがして、しばしの間足を止めたくなる。

その後は緩やかな尾根筋を下り、1時間程で鶴巻温泉「弘法の里湯」に到着。まだ空いていたので、ゆったりと汗を流すことができた。標高240メートル程の低山歩きだったが、思ったよりも涼しく、コースも変化に富んでいて充分に楽しめた。

「もう一杯」と登戸駅で途中下車し、中華料理屋「蘚藍坊」に立ち寄ろうとしたら、ものすごい雨と風に遭遇した。新品の折畳み傘が壊れやしないかと気を揉んだ。何はともあれ、山から下りてからで良かった。　（by なお）

今回の参加者：ひろちゃん、なおちゃん
実働時間：4時間57分
累積登高差(+)：
踏破距離：