コースタイム：

北鎌倉駅[9:00]→建長寺[9:17]→半僧坊[9:48]→勝上献展望台[9:53]→大平山[10:31]→天園峠の茶屋跡[10:40]→瑞泉寺[11:22]→伊食酒房HIME日女[12:40]→鎌倉駅⇒江ノ電稲村ヶ崎駅→稲村ヶ崎温泉[14:32/15:07]→稲村ヶ崎駅[15:24]⇒鎌倉駅→いさむ[15:47/18:04]

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雨がずっと降り続いている、そして今日も雨の予報。登山道が滑りやすくなっているだろう。足元が安心な所へと、あにーさんの提案により鎌倉アルプスに行く事にした。

北鎌倉駅から出発し、建長寺(拝観料500円)の奥から階段を登って、立ち並ぶ天狗の像を通り過ぎると半僧坊(建長寺の最奥にある鎮守府)に着いた。ここも見晴らしが良いが、さらに石段を５分程登ると勝上献展望台に着く。あいにくの天気ではあるが、建長寺の全景、鎌倉の街並み、相模湾などが見渡せる。

ここから天園ハイキングコースに入り、山道になる。多少のアップダウンはあるが、緩やかな道を進んで行く。樹林帯を抜けて明るくなった所が大平山山頂(標高159.2m)で鎌倉市最高地点である。

小さな岩場を下ると広場のようになっていて、お天気が良ければ一休みしたくなるような場所であるが、今日はそのまま先に進む。すっかり山の中を歩いている気分であったが、隣はゴルフ場である。

さらに先に進むと、前回来た時にあった「天園峠の茶屋」は影も形もなくなり、ただ平らな土地が広がっているのみ。閉店したことは聞いていたが、しばし佇んで昔を懐かしんだ。この辺りが横浜市内最高地点で159.4m。

この後は瑞泉寺を目指して緩やかな道をさらに進んで行く。ハイキングコースの終点は瑞泉寺の脇、せっかくここまで来たので瑞泉寺（拝観料200円）も参拝することにした。階段を登って山門を潜ると、趣のある本堂と植物が沢山植えられたお庭が現れ、古刹らしい厳かな雰囲気である。四季折々の花が楽しめそうであるが、今はシュウメイギクが花盛りだった。

鎌倉駅へ向かい、駅近くのレストランに入って昼食。冷えたビールが最高に美味しかった。雨の中を歩いた甲斐があったというものだ。レストランの女将さんに教えてもらった稲村ヶ崎温泉に行ってみる事にした。用事のあるウッディーさんとのんちゃんは、ここで泣く泣く帰って行った。

江ノ電に乗って稲村ヶ崎駅で下車、５分ほど歩くと海岸沿いに稲村ヶ崎温泉の建物があった。海を眺められるお風呂で、お湯は真っ黒つるつる、体の芯から温まった。「こんな天気でもサーフィンをする人が結構いるんだね〜」と、自分たちの事は棚に上げて、しばし海を眺めた。

鎌倉駅まで戻り、副隊長お勧めの「いさむ」(カウンターにお燗するスペースが作られている店)に行ってみた。自分で好きな温度にお燗して呑めるのは良いアイディアである。日本酒に良く合うお料理と何種類もの日本酒を堪能した。

一日中雨に降られたが、山と酒と温泉と(蕎麦は食べなかった・・)、かなり充実して満足した一日であった。(by なお)

今回の参加者：あにー、ウッディーさん、のりちゃん、のんちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間：3時間40分
累積登高差(+)：
踏破距離：