コースタイム：

JR高尾駅[7:47](河口湖駅行)⇒JR梁川駅[8:17/8:23]→倉岳山登山口[8:46]→休憩[9:30/9:36]→立野峠[10:16]→倉岳山山頂[10:52/11:05]→穴路峠[11:32]→天神山[11:39]→高畑山山頂[12:10/12:36]→石仏[13:28]→JR鳥沢駅[14:45/14:54]⇒高尾駅[15:24/15:28]⇒八王子駅[15:34]

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土曜日が雨の予報だったので、山行を晴れの日曜日に変更して、富士山の眺めが良い山へ向かう。今日は朝から快晴だ。

中央線梁川駅で下車し、しばらく道路を歩いて梁川大橋を渡ると、桂川渓谷沿いの紅葉が真っ盛り。駅から20分程で倉岳山の登山道に入る。登山口には石材店から寄贈された、何やら立派な石碑が建っている。しばらくちょっと薄暗い沢沿いの緩やかな道を、何度も沢を渡り返しながら登って行く。水場を過ぎた後は、沢から離れて急斜面をジグザグと登る。

登り切ると立野峠、稜線に出るとあちこちのモミジが赤く色付いている。真っ青な空に紅色が良く映えて、気持ちの良い山歩きが楽しめる。最後の急登を登り切ると山頂に到着、目の前に真っ白に雪化粧した富士山が現れた。真っ青な空に白い富士山、今頃の季節ならではの眺めだ。

北には目の前に扇山がどっしりと、その隣には百蔵山、そして岩殿山がこじんまりと見える。西には大菩薩連嶺、北西には飛龍山、雲取山、鷹ノ巣山などの山々がスッキリと見えている。他の山々を眺めているうちに、富士山に大きな雲が掛かって来た。さっき写真を撮っておいて良かった。

景色を楽しんだ後は山頂直下の急斜面を下って、穴路峠へ向かう。３年前の7月に来た時はここから下山したので、今日は高畑山への登山道を登る。振り返ると倉岳山が綺麗な三角錐状に見える。なかなか格好の良い山である。倉岳山から1時間程で高畑山山頂に着いた。既に富士山はすっかり雲の中、裾野がわずかに見えるだけだった。

眺望が開けているのは南側だけなので、雲の中の富士山を眺めながらお握りを食べる。さて、鳥沢駅へ下山開始。所々の紅葉を楽しみながら、落ち葉が積もる道をカサコソと音を立てて下って行く。薄暗い植林帯になると、単調な道でだんだん飽きて来た。道路に出てから、鳥沢駅までの道のりも長く感じられる。

鳥沢駅の先にコンビニがあるのを確認済みなので、ビールを励みに歩く。7月に来た時には暑くてクラクラしそうだったが、今は秋、歩くには快適な季節で助かる。無事ビールをゲットして駅へ向かう。電車を待つ間に乾杯を済ませ、電車に乗り込む。

お風呂をいろいろ考えたが、八王子駅近くの銭湯「稲荷湯」が一番便利ということで、八王子駅で下車。銭湯の近くには「八のみ屋」という立呑み屋もあり、さっと呑めて便利であった。

今日は思惑通り、雪化粧した秀麗な富士山を眺める事ができて満足、満足。　（by なお）

今回の参加者：このちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間：5時間37分
累積登高差(+)：1172m
踏破距離：12.8km