コースタイム:
〈1日目〉JR東京駅[6:50](こだま633号、新大阪行)⇒JR熱海駅[7:44/8:05](ひばりが丘行)⇒玄岳ハイキングコース入口BS[8:25]→登山道入口[8:46]→休憩[9:12/9:16]→玄岳[9:58/10:10]→氷ヶ池[10:42/10:46]→丹那断層[11:55/12:05]→酪農王国オラッチェ[12:15/14:00]⇒タクシー⇒熱海駅→アタミシーズンホテル[15:10]
〈2日目〉熱海市内観光
トレイルマップ
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高度記録
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今年の忘年山行はアユラシの企画です。場所は熱海。 山は?
いぃday!山岳会としては、温泉だけに行くことは決してできないのです。
〈1日目〉
熱海駅よりバスに乗り、玄岳ハイキングコース入口で下車します。男性が一人向こうから歩いて来て同じ方向になり、その方にひょんなことから道案内をいただけることになりました。かなりの斜度のある簡易舗装の坂道を登って行きます。両側は民家で住んでいる方は大変だろうと想像します。
しばらく木にさえぎられた登山道を行きます。所々は開けて相模湾を眼下に見ることができます。そして、背の低い笹の道を抜けると山頂に到着。
遮るものは何もない眺望抜群の山頂です。真正面にどんと富士山、左肩の向こうは雪をかぶった南アルプスの頂き、稜線の左前には愛鷹山、そして左下の田子の浦は綺麗な曲線の海岸線がずっと続いています。その手前は沼津アルプス、ちょうど一年前に登った山塊です。
富士山を背にすると相模湾。真鶴半島が見え、遠くに大島が海に浮かんでいるように霞んでいます。その左にちょこんと大山の頂き、箱根駒ケ岳も眼に飛び込んできます。ぐるりと見渡せる360度のパノラマ、真っ青な空が広がる最高の天気です。
さて、次は丹那断層へ。先程の方は熱海在住だそうで、車道を歩かなくていいように先導してくれますが、その足の速いこと、でも途中で立ち止まって待っていてくれるのです(なんと親切なこと)。
途中の氷ケ池では、ちょうど山の背が低くくぼんでいる谷間から富士山が見えています。池に富士山の頂きが微かに写っています。風の強い場所だそうで今日のような穏やかな日は滅多にないそうです。
九十九折の杉林を抜けると車道に出て丹那断層公園までしばらく下って行きます。丹那断層は北伊豆地震(1930年)により2メートルものズレが生じたそうで、その痕跡が保存されています。ここで案内をしていただいた男性にお礼をいい、私達は最終目的地のオラッチェ酪農王国を目指しました。
〈2日目〉
さて、今日はどう過ごそうかとの話になり(誰も山に登ろうとは言いません)、幹事のアユラシより温泉巡りと熱海芸妓の提案がありました。アタミシーズンホテル宿泊者は他の伊東園グルーブホテルの温泉に無料で入ることができます。9:05発の循環バスで大野屋のローマ風呂に行くことになりました。
ところが、ちょうど女性の入浴時間で、残念ながら男性陣は花風呂へ入ることになりました。ローマ風呂は天井が高く、広さは250畳、大風呂の正面にはアウグストゥスの彫刻像が堂々と立っており、幻想的な雰囲気で、プールのような風呂に潤沢なお湯がいつも溢れていました。
11:00からの熱海芸妓見番では華の舞を見ます。花道のある立派な舞台で日本舞踊を鑑賞しました。明治時代から文化人や要人達をもてなした熱海の芸妓さん達の誇りと粋な舞は若い見習いさんへと引き継がれていくことでしょう。
お昼の後、A班は秘宝館、B班は起雲閣へ行くことになりました。起雲閣は熱海の三大別荘と言われた一つで、旅館となった後は志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治などの文豪達が宿泊されたそうです。日本家屋の本館、美しい日本庭園や洋館は見応えがありました。
A班の秘宝館は?「若い二人連れや女性が多くてびっくりした、面白かったよ」とのことです。
360度のパノラマを楽しんだ山行と熱海の文化に触れられた熱海観光、充実した楽しい2日間でした。(by ひろ)
今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、このちゃん、くまちゃん、ひろちゃん、なおちゃん、アユラシ(ホテル直行組)
実働時間:3時間20分
累積登高差(+):654m
踏破距離:9.2km
☆ ランチはこんな店
☆ ちょっと一服はこんな店
☆ 泊まったのはこんな宿
☆ ホテルではこんな夕食
☆ 立ち寄ったのはこんな温泉
☆ 風呂上りにはこんな店
☆ 芸妓見番はこんな所
☆ 2日目のランチはこんな店
☆ 一休みしたのはこんな喫茶店
☆ 帰りの電車で一杯
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