Welcome to our Web Site !

「いぃDay!」山岳会日本支部   


第502 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2018年4月7日(

行き先【中央線沿線/ナットウ箱山〜達沢山(1358m)〜花見台

コースタイム:

JR高尾駅[7:26](小淵沢行)⇒JR甲斐大和駅[8:3/8:35]⇒タクシー(2080円)⇒林道途中[8:50]→登山口[9:12]→1P[9:40/9:45]2P[10:35/10:40]→ナットウ箱山[11:20/11:25]→達沢山[11:44/11:47]→3P[12:28/12:32]→林道→一宮町花見台[13:13]〜梅の里温泉[14:00/15:08]⇒タクシー(2620円)⇒石和温泉[ /16:10]→石和温泉駅[16:44](お座敷桃源郷パノラマ号・グリーン料金980)JR立川[18:16 

トレイルマップ
クリックすると地図が拡大します

高度記録
高度記録拡大は画像をクリック 

今回は、バリエーションの山を下ったら桃源郷の桃を楽しみ、温泉で汗を流した後はお座敷列車にて桃を愛でながら?みを楽しむという、てんこ盛り山行である。このプランは昨年もあったが、残念ながら桃の花は5分咲きだったとのこと。さて、例年になく開花が早まっている今年はどうであろうか…?

8:33に甲斐大和の駅に着くと予約しておいたタクシー2台に乗り、林道終点まで向かう。しかし、倒木が林道をふさいでいたため、やむ無くかなり手前でタクシーを降りる。てくてくと林道を20分余り歩くはめになった。登山口はバリエーションだけあって標識もなく副隊長がいなくては到底わからない。すぐに急登となり、尾根に取りつくまで今日一番の厳しい登りが続く。四つん這いになりながらアキレス腱伸びっぱなしで必死に付いていく。

やがて、尾根に出るとほっとする。まだ山は冬枯れに近いが枝先に新緑がちらほら見え、これからの山笑う季節の到来を告げている。落ち葉がふかふかの道を進むと、11:30ナットウ箱山に到着。面白い山名だ。木々の間から南アルプスの山が見える。黒々した甲斐駒の左に白い頂の北岳などが顔をのぞかせている。この季節の割には見通しがよい。

ここから一度下り、また50mほど登り返すと、達沢山だ。甲府盆地を見ると、数か所が薄ピンク色に染まっている。これは桃源郷が期待できそうだ。あとは下るのみ。予想もしなかったミツバツツジがあちらこちらに咲いている。5分から8分咲きといったところか。ちょうど見頃で、みんな写真撮影に夢中。

一宮花見台に向かう道もバリエーションで、地図には点線すら載っていない。尾根が幅広く所々小さな起伏があるため、副隊長がGPSを手にして方角を確認しながら下っていく。やがて無事林道に到着。林道を下っていくと、一面桃色の世界が広がっている一宮花見台に着いた。車で来た観光客がたくさんいる。ちょうど最高の8分咲きといったところか。ここ数年、桃源郷山行が計画されてきたが、こんなにどんぴしゃり見頃に出会ったのは、初めてとのこと。たった一度でこのうっとりするような美しい光景に出会えた、のりちゃん、アニー、私は、なんとラッキーだろう…。

桃の木は、桜と違って枝に一列になって花芽がついていて、どちらかというと梅に近い。蕾は桃色が濃く、開いた花との濃淡が美しい。ここは、桃の果樹園なので夏にはたわわな桃の実で一杯になるのだろう。私たちの目を楽しませているこの時期は、農家にとってはまだ暇なのだそうだ。この後、花を間引いて受粉させ実を大事に育てていくそうだ。花の命は短しとは、まさにその通りだ。(でも桃の花は桜よりもずっと長持ちするそうだ。)

この後は桃の里温泉で汗を流し、ビールで乾杯。まだお座敷列車まで時間があるので、タクシーで石和温泉まで行き、温泉には入らず、食堂で日本酒をちびちび。15:44最後のハイライト、お座敷列車に乗車。予約した6人テーブルを囲み、それぞれ持ち寄りの日本酒を楽しむ。(私はノンアル日本酒を持ち込み。)車窓からの桃の花はあっという間に通り過ぎてしまったが、パノラマの大きな窓が目の前に広がる、この贅沢な造りのお座敷列車は、なかなか居心地がよい。これでグリーン券980円しかかからない快速列車なのだから、料金の何倍も楽しめる。18:16には立川に到着してしまったが、あと1時間くらいは乗り続けていたいくらいだ。最後は、立川の狸穴で打ち上げ。この季節ならではの充実した一日だった。 (くま)

今回の参加者:副隊長、あにー、クマちゃん、のりちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:4時間48分
累積登高差(+)
踏破距離:

☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 列車待ちにはこんな店 
☆ お座敷列車はこんな電車 
☆ 打ち上げはこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
img0000.jpg
01 ここでタクシーを降りる。
img0001.jpg
02 この先は、倒木あり。
img0002.jpg
03 その先にも倒木。
img0003.jpg
04 これじゃあ、流石に通れない。
img0004.jpg
05 落石もあった。
img0005.jpg
06 いつの間にか、伐採されていた。
img0006.jpg
07 やむなく林道歩き。
img0007.jpg
08 あそこから尾根に上がろうという魂胆。
img0008.jpg
09 ここから取り付いた。
img0009.jpg
10 直線的登り。
img0010.jpg
11 転げそうな斜面。
img0011.jpg
12 アキレス腱が悲鳴を上げる。
img0012.jpg
13 ちょっと一息できる登り。
img0013.jpg
14 ここから再び急登。
img0014.jpg
15 ここで尾根に出る。
img0015.jpg
16 あとは淡々と尾根歩き。
img0016.jpg
17 天気は回復中。
img0017.jpg
18 踏跡はしっかりしている。
img0018.jpg
19 下に林道。
img0019.jpg
20 林道からの眺め。
img0020.jpg
21 甲斐駒ヶ岳が見えている。
img0021.jpg
22 ここからまた尾根へ。
img0022.jpg
23 これでも一般道。
img0023.jpg
24 こんな標識もある。
img0024.jpg
25 落ち葉でふかふかの径。
img0025.jpg
26 尖がった峰は滝子山。
img0026.jpg
27 主稜線はあそこか。
img0027.jpg
28 こんな細尾根。
img0028.jpg
29 倒木を越す。
img0029.jpg
30 主稜線に出た。
img0030.jpg
31 ナットウ箱山に到着。
img0031.jpg
32 風はそれほど冷たくない。
img0032.jpg
33 青空も見え出した。
img0033.jpg
34 南アルプスが見え隠れ。
img0034.jpg
35 あれが達沢山。
img0035.jpg
36 甲斐駒ヶ岳はどちらから見ても千両役者。
img0036.jpg
37 達沢山に到着。
img0037.jpg
38 甲府盆地は何となくピンク色。
img0038.jpg
39 あとは下るだけだ。
img0039.jpg
40 平面的な富士山。
img0040.jpg
41 緩やかな尾根歩き。
img0041.jpg
42 赤松が増えてきた。
img0042.jpg
43 コザクラ。
img0043.jpg
44 ミツバツツジが出現。
img0044.jpg
45 点々と咲いている。
img0045.jpg
46 ちょうど見頃。
img0046.jpg
47 暫し撮影タイム。
img0047.jpg
48 ミツバツツジ、クローズアップ。
img0048.jpg
49 倒木が多い。
img0049.jpg
50 またミツバツツジ。
img0050.jpg
51 白峰三山。
img0051.jpg
52 今日はミツバツツジの当たり日。
img0052.jpg
53 ネコノメソウ。
img0053.jpg
54 花見台に到着。
img0054.jpg
55 桃源郷その1。
img0055.jpg
56 桃源郷その2。
img0056.jpg
57 桃源郷その3。
img0057.jpg
58 桃源郷その4。
img0058.jpg
59 桃源郷その5。
img0059.jpg
60 白峰三山。
img0060.jpg
61 桃源郷その6。
img0061.jpg
62 桃源郷その7。
img0062.jpg
63 桃源郷その8。
img0063.jpg
64 桃源郷その9。
img0064.jpg
65 桃源郷その10。
img0065.jpg
66 桃源郷その11。
img0066.jpg
67 桃源郷その12。
img0067.jpg
68 桃源郷その13。
img0068.jpg
69 桃源郷その14。
img0069.jpg
70 桃源郷その15。
img0070.jpg
71 桃源郷その16。
img0071.jpg
72 桃源郷その17。
img0072.jpg
73 桃源郷その18。
img0073.jpg
74 桃源郷その19。
img0074.jpg
75 桃源郷その20。
img0075.jpg
76 桃源郷その21。
img0076.jpg
77 桃源郷その22。
img0077.jpg
78 桃源郷その23。
img0078.jpg
79 ももの里温泉。
img0079.jpg
80 温泉の周りも見頃。
img0080.jpg
81 風呂に入らず、一杯やりにきた。
img0081.jpg
82 石和温泉駅前通りは花水木。
img0082.jpg
83 石和温泉駅のワインテイスティングコーナー。
img0083.jpg
84 これで帰る。
img0084.jpg
85 宴会列車。
img0085.jpg
86 立川まであっという間でした。
img0086.jpg
87 久しぶりに狸穴。

このちゃんTrailMaps INDEXへ