コースタイム：

JR高尾駅[7：50]→P1[8：32/8:37]→四辻[8：42]→P2[9：20/9:26]→草戸峠[9：40]→草戸山[9：37/9:51]→榎窪山[10：14]→峰ノ薬師[10：26/10:35]→ガスト[11：25]→クラブ前BS[12：09](神奈川中央バス橋本駅北口行き、360円)⇒橋本駅北口BS[12：45]⇒(タクシー)⇒天然温泉ロテン・ガーデン[12：55/14：20頃]⇒(タクシー、1,180円)⇒京王線橋本駅[15：17](準特急新宿行、340円)⇒京王稲田堤駅[15：28]→たぬきや

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今回の山行は、副隊長の帰国に合わせての企画で、多摩川べりの「たぬきや」に行くのが目的のひとつ。山は「たぬきや」に近いということで、南高尾山稜の草戸山（364m）がチョイスされた。

高尾駅南口から登山口まで住宅地を２０分ほど進むうちに、住宅のすぐ裏にある登山口に到着。しばらくは京王線高尾山口行の線路とほぼ並行に進んだ。周囲は高尾山と同じ樹木が茂り、眺望はほとんどない。登り始めて間もなく、東側が開けているところから、高尾霊園や八王子の市街、遠くに都心や横浜のビル群がかすんで見えた。

ほどなく四辻に着いた。ここまで小１時間かかったが、高尾山口駅から登ってくるとコースタイム１５分でここに着く。ただし、けっこうな上り坂らしい。

道は上り下りを繰り返しながら草戸峠に続く。草戸峠からは高尾山の山並みが見え、薬王院らしき建物も見えた。ここから草戸山（364m）へは目と鼻の先。草戸山には小さな神社と「松見平休憩所」があったが、樹木で遮られてすぐ下にある城山湖は見えなかった。そばに、よく目立つ真っ赤な実をつけた大きな樹があり、のんちゃんが「ゴンズイ」と教えてくれた。

草戸山から城山湖を回るように道が続く。420mの榎窪山がこの日の最高点だ。ここで南高尾山稜には別れを告げて津久井湖の方に下った。峰ノ薬師奥の院はコンクリート造りで、使われていないようだった。すぐ下に峰ノ薬師があり、こちらはきちんとお祀りされており、トイレもあった。姿三四郎の決闘の場の記念碑もあった。ググってみたら、峰ノ薬師は明応年間（1492〜1501年）の創建で、武相四大薬師の1つとして信仰を集めていたが、火災や明治時代の廃仏毀釈にあって、古い時代の記録は失われてしまったとのこと。そういえば、山道のかたわらに石仏や安政の年号のついた板碑が埋もれていた。

三井大橋を渡り国道413号線に出たところにあるガストでのどを潤し、橋本の「天然温泉ロテンガーデン」で汗を流した。ここは透明な茶色い温泉で、ツルツルした感触だった。

ロテンガーデンで少し腹ごしらえをしてから、「たぬきや」へ出発。着いたときは3時半をまわったところとあって、それほど混んではいなかった。外の席に陣取り、心地よい風に吹かれながらビールを楽しんだ。そのうちに、仕事を終えたのりちゃんとこのちゃんも合流。ご近所の常連さんたちが犬連れでやってきたりして、賑わいを見せる。日が暮れていく川のほとりでのんびりするなんて、なんという贅沢！　暗くなってからやっと腰をあげた。

南高尾山稜はけっこうアップダウンがあり、低山のわりには歩きでがあった。今回はトレランの人たちにも会わず、高尾山周辺とは思えない静かな山歩きを楽しむことができた。花も有名なので、季節を変えてまた来てみたいと思う。 （菊丸）

今回の参加者：副隊長、のんちゃん、菊丸、ひろちゃん　夜の部から：このちゃん、のりちゃん
実働時間：3時間25分
累積登高差(+)：
踏破距離：
☆　山から下りたらこんな店　
☆　日帰り温泉はこんな所　
☆　打ち上げはこんな店