コースタイム：

JR新宿駅[7:44](ホリデー快速あきがわ3号)⇒JR武蔵五日市駅[8:49/9:00]（数馬行バス）⇒上川乗BS[9:35/トイレ/9:45]→休憩[10:28/10:33]→浅間嶺[11:13]→あずまや[11:18/昼食/11:29]→一本松（一本杉）[12:20/12:23]→浅間坂・木庵[13:03/入浴（650円）/14:40]→浅間尾根登山口BS[14:55]（武蔵五日市駅行バス）⇒武蔵五日市駅[15:49/15:55]（ホリデー快速あきがわ2号）⇒立川駅[16:32]

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浅間坂・木庵で爽やかな風に吹かれたい・・という思いから、山行を企画していたが、今日は雨の予報。図らずも雨にピッタリの計画となってしまった。

台風に伴う雨が予想されているので、さすがに電車も数馬行きバスも空いている。昼までもつかと思ったが、バスに乗った頃から雨が降り始める。バス車内で早々にカッパを着込む。

上川乗BSから植林帯の中のゆるやかな登山道を登って行く。木々が雨にしっとり濡れていて、瑞々しい。1時間半も登れば、あっという間に浅間嶺に到着。今日はさすがに誰もいない。白くガスった空と、立派な山頂標識がひっそりと出迎えてくれた。眺望が開けた山頂からは、近くの山影が薄ら見えるだけ。

少し下った所にある、あずまやで昼食を摂り、先へ進む（屋根のあるあずまやがあり、雨の日には助かる）。数分歩くと、樹林帯の途中に展望が開けた場所があった。山間に雲が棚引いていて、なかなか幻想的な眺望が広がっている。雨の日でなければ見られない景色だ。

なだらかな尾根道が続き、やがて針葉樹林から雑木林に変わる。辺りは少し明るい雰囲気になり、葉っぱが生き生き喜んでいるようだ。

数馬分岐から20分も下ると「木庵」に到着。木庵の佇まいは雨の日が似合う気がする（って、雨の日ばかり来ているからか？）。檜作りの浴室（女性が利用）は肌触りが良くて、心地よい。壁面には備長炭が張り付けられていて、空気が清々しい感じがする。浴室の大きな窓からは、雨に煙る山々が眺められる。

今日は最初にお蕎麦をお願いしておいた（準備に時間が掛かるので、いつも時間切れで食べられなかった）。石川酒造の地ビール、山菜・野菜の煮付け盛り合わせ、刺身蒟蒻、合鴨をいただいた。お蕎麦はしっかりしてかなりの歯ごたえがあった。どれも美味しく、大満足である。ほっと安らいだ気分になれる木庵、何度でも訪れたい場所である。　（なお）

今回の参加者：ウッディーさん、くまちゃん、菊丸、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間：3時間
累積登高差(+)：
踏破距離：