p190413
Welcome to our Web Site !

「いぃDay!」山岳会日本支部   


534 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2019年4月13日()〜14日(

行き先【上越/米山(993m)&六万騎山(321m)

コースタイム:

1日目〉JR東京駅[7:04]MAXとき303号)⇒JR越後湯沢駅[8:14/8:16](ほくほく線)犀潟駅[9:26/9:31]⇒タクシー⇒民宿わすけ[9:45/9:50](荷物デポ)タクシー(6990円)水野林道途中[10:16/スノーシュー装着/10:27]→スノーシュー脱いだり履いたり数回休憩[11:10/11:15]→水野登山口[11:20]→休憩[12:20/12:25]→アイゼン装着米山[13:27/13:45]→休憩[14:18/14:21]→アイゼン外す[14:48/14:53]→下牧登山口[15:40/16:00]⇒タクシー(5190円)代々菊酒造わすけ[16:40]

2日目〉わすけ[7:30]⇒宿の車⇒JR上下浜駅[7:48]⇒犀潟駅[7:57/8:10](ほくほく線)越後湯沢駅[9:20/荷物デポ/9:25]⇒タクシー(8150)⇒五日町駅→登山口[10:37]→六万騎山[10:56/11:10]→登山口[11:29]→魚沼の里[11:44/猿倉山ビール醸造所/13:00]⇒タクシー⇒五日町駅[13:23](上越線)越後湯沢駅[13:51/酒風呂・湯の沢(800円、タオル付き)/15:39](たにがわ78号)大宮駅[16:30]

トレイルマップ
クリックすると地図が拡大します

高度記録
高度記録拡大は画像をクリック 



1日目〉
残雪の越後の山を味わいたくて新潟県上越市までやってきた。上越新幹線の越後湯沢よりほくほく線に乗り換えると、窓からは雪をかぶった八海山が目の前に見えてくる。山々と田んぼ、桜の景色が広がっていく。豪雪地帯を通るので松代(まつだい)から先はほとんどトンネルとなる。(松代は松之山温泉と棚田が有名で師匠と鳥見に訪れたところ。)

犀潟駅からタクシーで民宿へ向かい、荷物を下ろして米山の水野登山口までお願いするが、林道は所々に雪が残っており、手前で下車する。陽が当たるところはコンクリートが剥き出しで普通に歩けるが、ぐずぐずの雪の所は歩きにくいのでスノーシューをつけることになった。しかし、雪は長くは続かない。またコンクリートの地面だ。何回履いては脱ぎ、履いては脱ぎを繰り返しただろうか。

やっと登山口に到着。雲一つない快晴の空、妙高、火打、焼山、雨飾山が見えている。土が出ているのでつぼ足で歩き始める。山は春の様相で枝は雪に埋もれているが、根元は雪が緩くなっている。気をつけないとがぼる。

やっぱりスノーシューをつけてしばらく登る。遥か彼方に見えるのが米山の山頂だろうか。途中でピクリともせずにこちらを見ているカモシカ1頭に出会った。

後ろから一人が上ってきた。我々のスノーシューを見て「なんと立派な・・」と言い、さぁーっと追い抜かしていった。

雪のある稜線に上がる途中で軽アイゼンをつける。真っ青な空に雪の白い斜面がずっと続いている。山頂直下の急斜面を登りきると米山山頂(1442m)であった。まさに、360度の大展望。真下に青い穏やかな日本海、うっすらと雪をかぶった山をいただく佐渡島、海岸線は柏崎の原発の向こうまでずっと続いている。

目を転じれば、越後三山、守門岳、巻機山、谷川岳、平標山、仙ノ倉山、苗場山が望める。山頂には避難小屋があり、ここで追い抜かれた方と合わせて3人の登山者がいた。

しばし眺めを堪能した後、下山は下牧口へ。途中の分岐を直進し、雪でえぐれた道を下ってしばらく行くと何体もの石仏が置かれており、その片隅にカタクリの花を発見する。それから後は、両側はカタクリの花だらけで何度も足が止まる。ショウジョウバカマやキクザキイチゲもあった。

下牧口からタクシーで宿に戻る途中、代々菊醸造に寄る。小さい造り酒屋だが、東京では手に入らない吟田川(ちびたがわ)の蔵元とのこと。お二人様、大吟醸をお買い上げ!

今夜の宿、「わすけ」は民宿であるが食べきれないほどの品数の夕食で海の幸を十分に味わった。

〈2日目〉
信越本線の上下浜駅(無人)まで徒歩で10分ほどであるが、宿のご主人が中型バスで送ってくれた。7:48分の直江津駅行きに乗車、犀潟駅でほくほく線に乗り換える。

今日登る六万騎山(320m)は五日町駅(無人)から歩いていける所であるが、駅にコインロッカーはない。六日町駅でリュックを預ける案があったが、電車の本数が少なく新幹線に間に合わないかもしれないため越後湯沢まで出て、タクシーで五日町まで戻ることにした。

五日町の駅からてくてくと歩き、魚野川にかかる橋を渡る。右手には真っ白な巻機山、正面の六万騎山の上にちょこんと八海山が見える。

ここはハイキングコースが整備されており、山頂までは30分ほどである。登り始めから、カタクリの花、花、花。訪れる人も多くて一山丸ごとカタクリの群生地であった。大きなツヤツヤの葉にピンクの花をつけたイワウチワも咲いていた。八海酒造の黒い建物を目指して下山する。

丘の上にある猿倉ビールガーデンのテラスで巻機山を眺めながら飲むビールは格別であった。再び電車に揺られて越後湯沢駅に戻り、酒風呂「湯の沢」でさっぱりとして帰路についた。(ひろ

今回の参加者:副隊長、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:〈1日目〉4時間37分 〈2日目〉1時間20分
累積登高差(+):〈1日目〉713m 〈2日目〉232m
踏破距離:
〈1日目〉7.5km 〈2日目〉4.1km

☆ 山から下りて立ち寄ったのはこんな酒蔵 
☆ 泊まったのはこんな宿 
☆ 山から下りたらこんな店 
☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げ第一弾はこんな店 
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
img0000.jpg
001 【第1日目】ほくほく線はラッピング列車で。
img0001.jpg
002 車内の装飾。
img0002.jpg
003 この妙高連山をイメージしているのか。
img0003.jpg
004 右には雨飾山も見えている。
img0004.jpg
005 あれが今日登る米山。
img0005.jpg
006 水野林道の途中から登山開始。
img0006.jpg
007 暫くは林道を辿る。
img0007.jpg
008 かなり雪が腐っているので・・・
img0008.jpg
009 時々がぼる。
img0009.jpg
010 ならばとスノーシューの出番。
img0010.jpg
011 日本海が見えた。
img0011.jpg
012 妙高連山は神々しい。
img0012.jpg
013 雪が無いところはスノーシューを脱いで移動。
img0013.jpg
014 こんな場所があった。
img0014.jpg
015 またスノーシューを履いて林道を進む。
img0015.jpg
016 いちおう、スノーシューを持ってきた甲斐があったようだ。
img0016.jpg
017 ここが登山口らしい。
img0017.jpg
018 ここだって眺めがいい。
img0018.jpg
019 やっぱり妙高は目立つ。
img0019.jpg
020 ちょっと撮影タイム。
img0020.jpg
021 ここから山道。
img0021.jpg
022 雪が無ければつぼ足に限る。
img0022.jpg
023 またまたスノーシューを履くが、小枝が邪魔をする。
img0023.jpg
024 木の枝が無ければ快調。
img0024.jpg
025 真っ黒なので、熊かと思ったら・・・
img0025.jpg
026 カモシカだ。
img0026.jpg
027 ピクリとも動かない。
img0027.jpg
028 ちょっと近付いてみるが変わらず。
img0028.jpg
029 もういいかな、とカモシカが云ったかどうか・・・・
img0029.jpg
030 首を元に戻したら、間もなく立ち去った。
img0030.jpg
031 行く手はブナの森。
img0031.jpg
032 快適な登りだ。
img0032.jpg
033 この辺りのブナは皆、雪の重みに耐えている。
img0033.jpg
034 山頂はあれか?
img0034.jpg
035 尾根が痩せてきた。
img0035.jpg
036 雪の無い階段をスノーシューで登る。
img0036.jpg
037 両側はイワカガミの群生地。
img0037.jpg
038 また海が見えてきた。
img0038.jpg
039 あの向こうは佐渡島か。
img0039.jpg
040 あれが山頂らしい。
img0040.jpg
041 ちょいとひと息。
img0041.jpg
042 これから稜線歩き。
img0042.jpg
043 おや、小屋だ。
img0043.jpg
044 避難小屋だった。
img0044.jpg
045 登るにつれ、遠くの山が見え出す。
img0045.jpg
046 こちらは越後三山。
img0046.jpg
047 あれは巻機山か。
img0047.jpg
048 あの奥は谷川岳。
img0048.jpg
049 谷底はデブリで埋まっている。
img0049.jpg
050 ここも雪が無いのでツボ足。
img0050.jpg
051 意外にアップダウンがある。
img0051.jpg
052 ここからはアイゼン。
img0052.jpg
053 結構登りは急だ。
img0053.jpg
054 それでも枝が邪魔しなければ快適。
img0054.jpg
055 ガンガン高度を稼ぐ。
img0055.jpg
056 無心に登れるところ。
img0056.jpg
057 時々、景色に癒される。
img0057.jpg
058 山頂まで15分ぐらいか。
img0058.jpg
059 雪庇はすっかり落ちている。
img0059.jpg
060 トレースもバッチリあるので安心。
img0060.jpg
061 それでも時々小枝が鬱陶しい。
img0061.jpg
062 直江津辺りの平野を見下ろす。
img0062.jpg
063 気持ちいい登り。
img0063.jpg
064 上越国境の山々が見えてきた。
img0064.jpg
065 空が広い。
img0065.jpg
066 もうすぐ山頂。
img0066.jpg
067 左をむけば・・・
img0067.jpg
068 日本海。
img0068.jpg
069 空が青い。
img0069.jpg
070 山頂の小屋が見えた。
img0070.jpg
071 ようやく米山に到着。
img0071.jpg
072 小屋に誰かいました。
img0072.jpg
073 眺めは抜群。
img0073.jpg
074 山頂から西斜面を見下ろす。
img0074.jpg
075 直江津、妙高方面。
img0075.jpg
076 大平登山口方面にはトレース無し。
img0076.jpg
077 柏崎方面。原発も見えている。
img0077.jpg
078 海の彼方に佐渡島。
img0078.jpg
079 越後三山。
img0079.jpg
080 あちらは谷川連峰。
img0080.jpg
081 左端は飯豊かな?
img0081.jpg
082 越後三山、巻機山、谷川連峰、苗場山。
img0082.jpg
083 巻機山と谷川岳の間は、利根川源流の山々。
img0083.jpg
084 記念撮影。
img0084.jpg
085 山頂でランチ。
img0085.jpg
086 深川めしと日本海。
img0086.jpg
087 避難小屋の中を覗く。
img0087.jpg
088 名残惜しいが下山だ。
img0088.jpg
089 下りは早い。
img0089.jpg
090 下牧登山口へ向かう。
img0090.jpg
091 ショウジョウバカマを見つけた。
img0091.jpg
092 木の根元にひっそりと。
img0092.jpg
093 こちらは石仏ずらり。
img0093.jpg
094 何体あるのだろうか。
img0094.jpg
095 東屋?
img0095.jpg
096 おや、カタクリ。
img0096.jpg
097 ここにも。
img0097.jpg
098 あっちにも。
img0098.jpg
099 見上げれば、また海。
img0099.jpg
100 ここは両側。
img0100.jpg
101 ちょっと撮影タイム。
img0101.jpg
102 なかなか立ち去り難い。
img0102.jpg
103 クローズアップ。
img0103.jpg
104 こちらの葉は斑無し。
img0104.jpg
105 もう下牧は近い。
img0105.jpg
106 キクザキイチゲ。
img0106.jpg
107 タチツボスミレかな。
img0107.jpg
108 下牧登山口。
img0108.jpg
109 ネコノメソウ、見つけた。
img0109.jpg
110 代々菊酒造に寄ってみた。
img0110.jpg
111 ここがあの「吟田川」の蔵元だと知る。
img0111.jpg
112 吟田川、ゲットしました。
img0112.jpg
113 わすけ、到着。
img0113.jpg
114 さっそく、風呂で汗を流す。
img0114.jpg
115 風呂上がりの一杯。
img0115.jpg
116 夕食は豪華。
img0116.jpg
117 いただきます。
img0117.jpg
118 刺身だけでこのボリューム。
img0118.jpg
119 【第2日目】朝食。
img0119.jpg
120 朝食はこんなところで。
img0120.jpg
121 玄関。
img0121.jpg
122 お世話になりました。
img0122.jpg
123 最寄りの駅は信越本線の上下浜。
img0123.jpg
124 ここは無人駅。
img0124.jpg
125 桜はもうすぐ満開。
img0125.jpg
126 桜は見頃。
img0126.jpg
127 轟音と共にEF510が通過。
img0127.jpg
128 これで犀潟駅まで移動。
img0128.jpg
129 この辺りは真っ直ぐな線路。
img0129.jpg
130 今日も妙高連山。
img0130.jpg
131 米山ともお別れ。
img0131.jpg
132 五日町駅から八海橋を渡る。
img0132.jpg
133 巻機山が白い。
img0133.jpg
134 反対側は守門岳。
img0134.jpg
135 一番手前の山が六万騎山。
img0135.jpg
136 新潟の風景。
img0136.jpg
137 立派な地蔵尊。
img0137.jpg
138 由緒書き。
img0138.jpg
139 山に取り付くと、途端に花盛り。
img0139.jpg
140 スハマソウ、ですかね?
img0140.jpg
141 これから先はカタクリ尽くし。
img0141.jpg
142 六万騎山のカタクリその1。
img0142.jpg
143 六万騎山のカタクリその2。
img0143.jpg
144 六万騎山のカタクリその3。
img0144.jpg
145 六万騎山のカタクリその4。
img0145.jpg
146 六万騎山のカタクリその5。
img0146.jpg
147 六万騎山のカタクリその6。
img0147.jpg
148 これはなにスミレ?
img0148.jpg
149 六万騎山のカタクリその7。
img0149.jpg
150 なにサクラ?
img0150.jpg
151 六万騎山のカタクリその8。
img0151.jpg
152 六万騎山のカタクリその9。
img0152.jpg
153 ここが山頂かと思ったら
img0153.jpg
154 こっちが正解。
img0154.jpg
155 もう一枚。
img0155.jpg
156 山頂から見た巻機山(左の白い山)と金城山(右端)。
img0156.jpg
157 新潟の風景その2。
img0157.jpg
158 新潟の風景その3。
img0158.jpg
159 さて下山。
img0159.jpg
160 おっと、イワウチワ。
img0160.jpg
161 下りも結構急だ。
img0161.jpg
162 ここにもイワウチワ。
img0162.jpg
163 ここにもイワウチワその2。
img0163.jpg
164 ここにもイワウチワその3。
img0164.jpg
165 ここにもイワウチワその4。
img0165.jpg
166 ここにもイワウチワその5。
img0166.jpg
167 ここにもイワウチワその6。
img0167.jpg
168 また径の両側はカタクリ。
img0168.jpg
169 別の登山口へ下りてきた。
img0169.jpg
170 ここにも由緒書き。
img0170.jpg
171 新潟の風景その4。
img0171.jpg
172 キクザキイチゲ発見。
img0172.jpg
173 同じ株なのに色が違う。
img0173.jpg
174 不思議な自然の妙。
img0174.jpg
175 ビールを求めてここに来た。
img0175.jpg
176 振り返るとこんな眺め。
img0176.jpg
177 さぞやビールが美味かろう。
img0177.jpg
178 いただきます。
img0178.jpg
179 ここは最高のビアガーデン。
img0179.jpg
180 五日町駅から六万騎山を望む。
img0180.jpg
181 これで越後湯沢へ戻る。
img0181.jpg
182 車窓から見た六万騎山と八海山。
img0182.jpg
183 金城山と巻機山。
img0183.jpg
184 酒の風呂に入った。
img0184.jpg
185 風呂上りはここで。
img0185.jpg
186 締めは大宮のここ。

〈全天球写真〉水野登山口 / 米山山頂直下 / 米山山頂 / 米山山頂その2 / 六万騎山登山口 / 猿倉ビール醸造所

このちゃんTrailMaps INDEXへ



Powered by SOZAWA.
www.sozawa.com