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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第548回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2019年7月27日(

行き先【八ヶ岳山麓

コースタイム:
JR新宿駅[7:00](あずさ1号松本行)⇒JR小淵沢駅[8:53/9:07]⇒ジャンボタクシー(3870円)⇒観音平[9:30/9:35]→三味線滝[10:16/10:25]→つばめ岩[11:07/11:15]→三味線滝[11:57]→観音平[12:41/12:52]⇒タクシー(3960円)⇒延命の湯[13:00/14:00]820円)タクシー(3600円)⇒サントリー白洲蒸留所ホワイトテラス[14:17/15:30]⇒シャトルバス(無料)⇒小淵沢駅[15:40/16:16](ホリデー快速ビューやまなし)⇒立川駅[18:25]→あかつき

トレイルマップ
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いぃday!山岳会公式山行には、なんと4か月ぶりの参加。しかも、台風6号接近中。早々と副隊長から雨乞山は中止にして代替考案中との連絡が入り、内心ほっとしながら、あずさ1号に乗車する。

立川から合流した副隊長が、2プランを提案。一つ目は雨乞山平池登山口すぐ近くの戸屋山(1228m)。これは山頂まで40分という超お手軽な山。誰も食指が動かず、このプランは却下。もう一つは八ヶ岳山麓を水平移動し、時間になったら引き返すというプラン。

私はてっきり雨乞山南側の日向山かと思っていたが、日向山はすでに2度行っているので、ボツ。結局、予約してあるジャンボタクシーを1日中使い、帰りの1808発のあずさ30号の特急券をキャンセルしてホリデー快速に乗ることに変更し、2つ目の八ヶ岳山麓プランに決定となった。小淵沢からジャンボタクシーで観音平まで行ってもらい、ツバメ岩を目標に八ヶ岳横断歩道を進み、迎えのタクシーに間に合うように引き返してピストンする。今日の本命のサントリーホワイトテラスの予約時間変更は、残念ながら受け付けてもらえなかったが、多分この雨模様では満席はないだろうということで、これでほぼ今日のコースの目途は立った。

9:35、観音平に到着。もう、すでに小雨がぱらついている。他に10台近くの車が駐車してある。権現山に向かっているのだろう。身支度をしてウッデイーさん先頭に出発。

霧に煙るカラマツ林が美しい。道はよく整備されており、長い木段を下りていく。40分ほど歩くと、三味線滝が見えてきた。観光名所サイトでは細い糸が数本張られているよう流れる水の様子からこの名前がついたとのこと。

いつしか、周りはカラマツ林から、ミズナラやコナラの広葉樹林に変わっており、八ヶ岳の長い裾野に続いている。苔むした岩肌の緑が雨に濡れて鮮やかだ。八ヶ岳というと、荒々しい岩峰の稜線歩きや苔むした北八ヶ岳が思い浮かぶが、こうした緩やかな山麓歩きのトレッキングコースもなかなか捨てがたい魅力がある。八ヶ岳の奥の深さを再認識させられた。

その後60mくらい登り返して次の沢を横切るあたりが昨年の土砂崩れで通行止めなので、う回路を通るようにとの標識があった。う回路はしっかりとはしているものの、急斜面で雨のため滑りやすく慎重に下っていく。

11:07目標のつばめ岩に到着。小さな岩が所々に転がってはいるものの、どの岩が「つばめ岩」なのかさっぱりわからない。なおちゃんが調べたところ、岩ツバメが多く生息したためこの名がつけられたとのこと。1時にタクシー予約をしたので、引き返すにはちょうどいい時間だ。ピストンでまた、観音平へ戻る。途中やや雨足が強くなってきたものの風もなく、心配された台風接近中という感じでもない。

12:41観音平に戻る。ちょうどタクシーも来たところで、すぐに延命の湯に向かい、汗を流す。風呂上がりに待望のビールでのどの渇きを潤し、再び迎えを頼んだタクシーで、今日の本命のサントリー白洲蒸留所に行く。15分ほどで到着したが、運転手に「帰りは無料のシャトルバスがあるので、そちらをどうぞ。」と、体よく断られてしまった。

広い駐車場はほぼ埋まっている。雨のせいでインドアへ流れてきたこともあるだろうが、ここの人気の高さがうかがい知れる。それにしても車でここに来る人の気がしれないと、副隊長は首をかしげる。入場受付で、今日は何で来たのか、この後車を運転するかなどしつこく聞かれ、アルコール可と判断されると「お酒を飲んでもよい」カードを渡される。このカードを首からぶら下げ入場となるが、このカードがないと試飲もできない。

目指すホワイトテラスは予約時間よりだいぶ早いが、もうすでに予約席は確保されてあった。テラス席は誰もいないので、そちらに移る。我々の貸し切りだ。林に囲まれたテラスは、快適そのもの。ここからは副隊長がブログにて詳しくお知らせしてくれるだろう。

15:30ほろ酔い気分の我々はシャトルバスにて小淵沢に戻る。16:16発のホリデー快速ビューやまなしに乗車。デッキの1階のボックスシート7席を我々で独占でき、さっそく副隊長持参の日本酒を楽しんだ。

今日の山行は天候のため大幅に変更となったが、すべて大当たりで大満足の一日となった。立案者としては、代替えプランがこれだけ大当たりだと、元のプラン以上の喜びがあったことだろう。(くま)

今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、くまちゃん、あひるちゃん、のりちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:2時間49分
累積登高差(+):591m
踏破距離:7.2km

☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ サントリー白州蒸留所はこんな所 
☆ 帰りに乗ったのはこんな電車 
☆ 打ち上げはこんな店  


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 観音平から雨具を着てからスタート。
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02 ゼンテイカ。
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03 もうアザミ。
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04 これはミソガワソウ?
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05 八ヶ岳横断歩道は笹原。
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06 水平部分は意外と少ない。
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07 緩やかに下る。
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08 涸れ沢を横断。
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09 木段の登り。
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10 ヤマオダマキ発見。
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11 これもヤマオダマキ。
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12 ウスユキソウ。
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13 ヤマブキショウマ?
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14 珍しく平ら。
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15 辺りは落葉松林。
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16 何処までも笹に覆われている。
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17 分岐が見えた。
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18 現在地。
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19 三味線滝に着いた。
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20 やっぱり水辺にはクリンソウ。
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21 マルバダケブキに潰されそう。
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22 これが三味線滝。
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23 ナナカマドの実ですかね?
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24 もうちょっと先へ。
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25 ホタルブクロ。
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26 また登り。
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27 八ヶ岳にもこんなところがある。
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28 ここは左折。
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29 草が刈られている。
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30 つばめ岩に到着。
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31 あの辺りがイワツバメが巣なのか?
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32 すっかりガスの中。
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33 ちょっと幻想的。
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34 ここで引き返す。
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35 何の巣か。
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36 土砂崩れの跡。
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37 リョウブ。
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38 トリアシショウマ。
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39 ガクアジサイ。
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40 橋を渡るとまた三味線滝の前。
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41 ナナカマドは、やっぱりここにしか無い。
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42 またトリアシショウマ。
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43 ここはガクアジサイが多い。
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44 コキンバイ?
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45 シモツケソウ。
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46 ゼンテイカがあれば、もう観音平。
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47 延命の湯に到着。
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48 二人で一足早く乾杯。
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49 ここがサントリー白州蒸留所。
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50 行先はレストラン。
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51 オオバギボウシが花盛り。
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52 ここがレストラン「ホワイトテラス」。
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53 テラス席を実質的に貸切。
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54 これをいただく。
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55 なかなか素敵なテラス席。
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56 駅への帰りは無料送迎バス。
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57 始発駅の小淵沢からこれに乗る。
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58 ここも貸切状態。
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59 仕上げは立川のここ。
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60 締めのチキンカレーは堪えました。

〈全天球画像〉つばめ岩 / ホワイトテラス

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