第174回  マンマ・ミーア!山行ご報告

行き先
北アルプス*雲ノ平〜祖父岳(2825m)〜鷲羽岳(2924.4m)
     〜祖母岳(2560m)〜太郎山(2373m)
   2019年8月3日()〜6日()                 p190804  
コースタイム:
前夜泊 8/2()
JR東京駅 北陸新幹線かがやき517号金沢行〔18:24発〕〜JR富山駅〔20:34着〕〜富山駅前ホテルアルファーワン泊

1日目 8/3()
ホテルアルファーワン〔5:00〕〜富山駅BS5:105:30 折立行きバス3500円〕〜折立BS7:357:55〕〜P18:50〕〜三角点広場〔9:269:33〕〜P210:1710:22〕〜五光岩〔11:0011:07〕〜太郎平小屋〔11:5212:20〕〜第1徒渉点〔1:12〕〜第3徒渉点P31:301:36〕〜カベッケが原〜薬師沢小屋〔14:50〕泊

2日目 8/4(日)
薬師沢小屋【530】⇒P1【635/640】⇒P2【730/735】⇒アラスカ庭園2464m)【745】⇒雲ノ平山荘(チェックイン・荷物デポ)【845/905】⇒P4【1000/1010】⇒祖父岳(2825m)【1040/10:45
】⇒ワリモ北分岐【1140】⇒ワリモ岳(割物岳)(2888m)【1200/1210】⇒鷲羽岳(29244m)【1252/1305】⇒ワリモ北分岐【1400/14:05】⇒祖父岳【1500/1505】⇒雲ノ平山荘【1620
*散策班は、雲ノ平山荘にチェックインののち、祖父岳、スイス庭園、祖母岳を散策

3日目 8/5(月)
雲ノ平山荘【542】⇒祖母岳【605/610】⇒P2【750/755】⇒P3【850/855】⇒薬師沢小屋・P4【930/955】⇒P5【1055/1100】⇒第三渡渉点【1105】⇒第一渡渉点【1140】⇒P6【1148/1153】⇒太郎平小屋(2373m)【1245

4日目 8/6()
太郎平小屋〔5:00朝食/5:35〕〜太郎山〔5:456:00〕〜太郎平小屋〔6:096:13〕〜P17:007:05〕〜三角点広場〔8:048:15〕〜折立〔9:40/タクシー〕〜白樺ハイツ〔10:2311:23 温泉600円 タクシー〕〜富山駅〔12:00タクシー代 折立から19100円〕〜撰鮮〔12:151:00昼食〕〜 きときと市場でお土産〜 富山駅 かがやき532号東京行き〔2:06発〕〜東京駅〔4:20着〕 \(^0^)/ 

トレイルマップ
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高度記録
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今回の参加者: このちゃん、のりちゃん、ひろちゃん、くまちゃん
実働時間:合計24時間50分 (1日目 5:55 + 2日目 3:00+6:15 +3日目 6:10+4日目 3:30)
累積登高差:合計(+)3764.7m  1313.5m+1700.7m+651.1m+99.4m
踏破距離:合計40.4km
 11.3km+14.2km+8.3km+6.6km 

1日目〕快晴
  私は、山小屋連泊の山行は2015年の針ノ木雪渓以来。みんなについていけるか不安で、早々とB班宣言をしてしまったこともあり、今回はいつも以上にザックの軽量化に努めた。やまとけいこさんの「黒部源流山小屋暮らし」の本も読破し、準備万端。北アルプスの懐深い雲ノ平を楽しみに新幹線に乗り込んだ。天気も期待できそうだ。  今回のプランは、当日朝一番の新幹線かがやきに乗っても可能ではあるが、翌日の行程を考えて薬師沢小屋に泊まるためには、折立を朝早くに出発しなくてはいけない。そこで、夜の新幹線で富山に向かい、富山駅前のホテルに素泊まり(6200)することになった。

  翌朝は、晴れ。朝から暑い。5:30予約してあるバスにて折立に向かう。バスは満席だ。7:35折立に着く。身支度をしていざ出発。樹林帯の中を登っていくが、下りてくる人も多い。三角点広場に着くと、立山方面の山並みが見えてきた。ミヤマキンコウカのお花畑に歓声が上がる。ミヤマアキノキリンソウ、ミヤマママコナ、ニッコウキスゲの花もあちらこちらで見かける。眼下に見える有峰湖の真っ青な湖面が美しい。このコースは要所要所にベンチがあり、登山道も整備されているだけあって、中高年の登山客の姿が目に付く。

  花や景色を楽しみながら気持ちよく進み、昭文社のコースタイム5時間のところを4時間で太郎平小屋に着く。北は薬師岳(2925m)、南には黒部五郎岳(2839m)、そして黒部川源流の沢の向こうには水晶岳(2986m)と百名山ががずらりとそびえ立っている。薬師岳の山塊の大きさには圧倒される。

  ここで昼食をとった後、薬師沢に向かう。白いタテヤマリンドウ、青いミヤマリンドウ、ヨツバシオガマ、エゾシオガマ、イワイチョウ、ハクサンフウロ、タカネニガナ…このちゃんが教えてくれるが、なかなか覚えきれない。チングルマはほとんど綿毛になっている。

  やがて、谷に向かって急な斜面を下ると薬師沢の音が大きくなってくる。薬師岳方面から湧いてくる雲がどんどん広がり、空が暗くなってくる。やがて雨が降り出してきた。夕立は急にどしゃぶりにもなるので、すぐに雨具を身につける。木道になったが滑べらないように気を付けて歩く。地図に記されている第一〜第三徒渉点以外にも何度か沢を渡るが、いずれもしっかりした橋がかかっているので、安心だ。第三徒渉点後、急な登りを過ぎると広々をした草原に出る。「黒部の山賊」の舞台であるカベッケが原だ。思わず「おーい!」と叫んでしまう。シラビソの樹林と笹原におおわれた静かな湿原だ。ひろこさんは、「黒部の山賊」を思い起こして、感慨ひとしおの様子。幸い雨もやんできた。

  最後の激下りを進むと、ひょっこり薬師沢小屋の脇に出た。14:50、ほぼ予定通りに到着。黒部川と薬師沢の合流するところにぽつんと建っている。幸いなことに早くに予約を入れたおかげか、個室が取れ、布団も一人一枚。うれしい。やまとけいこさんも働いていて、一緒に記念写真を撮ってもらう。明るくきさくな方だ。

着替えて、乾燥室に濡れたものを干したら(乾燥室は広くはないが、ストーブをがんがんとたいているのですぐに乾いてありがたい。)小屋の前のテラスで待望のビールだ!私は今回はビールを飲むと決めていたので、迷わず500MLの缶で乾杯!明日、赤木沢を遡上するという沢屋さんや金沢から来られたご夫婦と話が弾む。山小屋泊りは、このひと時がたまらない。17:00夕食後、明日の予定を相談し20:20布団に入る。(by くま)


日目〕快晴

  4時、沢の音で目覚めた。天気は快晴。朝食を済ませ、530に小屋を出発。揺れる赤い吊り橋を渡る。沢まで6メートルほどのハシゴを下り、すぐ登山道に入るハシゴを上り返す。樹林帯で日の当たらない登山道に入ると、いきなりハシゴ続きの急登となり、一気に高度を上げていく。15分ほどで沢は遙か下の方だ。ハシゴがなくなると、濡れて苔のついたいかにも滑りそうな大きな岩がゴロゴロした急登が続く。登り始めて2時間ほどで、緩やかになり、木道が出てきた。と、間もなく視界が開け、「アラスカ庭園」に到着。北にはどっしりとした薬師岳。その遙か後方には立山の山並みが見える。南には黒部五郎岳、三俣蓮華、その奥には槍ヶ岳、南東には笠ヶ岳。青空の下見る景色は最高だ。思わずスマホのシャッターを押す。木道に沿ってハイマツの樹林帯を抜けていくと前方に大きな水晶岳が現れた。木道沿いには、池塘が点在し、高山植物が咲き乱れている。まさに雲の上の楽園。やがて、雲ノ平山荘に到着し、チェックインを済ませる。赤い屋根の外観が絵になるきれいな小屋だ。

 ここから、雲ノ平周辺を散策するペアと、鷲羽岳を目指すペアとに分かれ、行動することにした。

 【鷲羽岳チーム】
  木道を進むにつれ、谷底に切れ落ちる水晶岳の岩肌が間近に迫ってくる。雪渓のある道を注意しながら歩く。チングルマ、ハクサンイチゲ、ミヤマダイコンソウ、ハクサンフウロ、イワギキョウなどが花盛りだ。薬師岳と雲ノ平を見渡せる場所でひと息入れた後、雷鳥の親子と対面。可愛い雛が4羽。こんな晴天時に会えるとは。これだけ日差しが照りつけると雷鳥も喉が渇くのだろう。水をついばんでいた。

雪渓を横断し、祖父岳の急登を登る。暑くなってきたため、かなりバテ気味だ。1040ケルンのある祖父岳山頂に到着。目の前には鷲羽岳が姿を現した。黒部五郎岳のカールも見える。槍ヶ岳は雲の中。

気合いを入れ直して、鷲羽岳に向かう。祖父岳を一端下ると、再びチングルマやコバイケイソウなどのお花畑が広がる道を行く。やがて岩苔乗越で登り返す。ここは、高天原、三俣蓮華の分岐点だが、高天原からの登りは沢沿いの道を延々登る厳しい道なのだろう。(当初の予定では、この道を高天原から登ってくる予定だった。)ワリモ北分岐で水晶岳へ向かう道と分かれ、アップダウンを繰り返す。ワリモ岳に到着。(後から分かったことだが、ワリモ岳は、祖父岳と並んで太郎平からもよく分かる特徴的な形をしている。)山頂まであと一息。

九十九折の道を一気に登り、鷲羽岳山頂に到着。10人ほどの登山客がいたが、山頂は比較的広く、混雑した感じではない。山頂からの眺めは想像を超える大展望だ。コバルトブルーの鷲羽池、その向こうに赤い山肌の硫黄岳。大天井、常念岳の稜線もはっきり見ることができた。北は水晶岳、白い真砂岳、野口五郎岳の稜線が続いている。南には三俣蓮華、双六岳。出会う人たちは、各人、これから水晶小屋、双六小屋、黒部五郎小屋まで向かうと言う。選択肢が多く、山小屋が充実しているからこそ、多くの人が行き交う人気のルートなのだろう。今度は違うルートで稜線を歩いてみたいと思った。

15分ほどで下山開始。もと来た道を戻る。雲が広がり、遠くで雷の音が聞こえ始めた。祖父岳を過ぎたあたりでパラパラと降られたが、合羽を着ることなく、一気に雲ノ平に到着。宿に着いたのは既に1620。往復7時間15分の行程だった。

  夕食の後、雲ノ平山荘の伊藤二郎さんから、「黒部の山賊」にまつわる話を聞き、故人である伊藤正一さんの黒部開拓の歴史を辿るスライドショーを見せて頂いた。最後に、伊藤さんが語られた話は、民間による山小屋経営の困難な状況、国による法の整備、支援の必要性を強く訴えるものだった。私たちが、安全で快適な登山ができるのも、伊藤さんのようなオーナーによる経営努力が大きいことを心に留め、感謝の心を忘れないようにしたい。
  この日の雲ノ平山荘は小さな小屋にも関わらず、収容人数をはるかに上回り、ツアー団体も宿泊するなど、リュックの置き場もないほど、大変な混雑ぶりだった。(by のり)

 【雲ノ平周辺散策チーム】
  雲ノ平山荘で鷲羽岳へ出発するこのちゃんとのりちゃんを見送る。向こうの空の彼方に水晶岳がそびえて、そこに向かって木道がうねうねと続いている。

  ゆっくり支度をして30分後に歩き出す。私たちの目指す山は祖父岳。
木道の周りは高山植物の花でいっぱい。折立から太郎平、薬師沢まではチングルマは綿毛になっていたが、雲ノ平ではまだ花を咲かせてる。快晴の空の下、ゆっくりゆっくり木道を歩き、スイス庭園へ寄り道。こんなに気持ちの良い場所はないだろう。

  眺めを堪能した後は、祖父岳の登りにかかる。最初はハイマツの中を行く。咲き終わったシャクナゲの花が2輪だけ残っていた。一箇所だけ雪渓があり、そこはまさに花の楽園。ミヤマリンドウの青い色とミヤマアキノキリンソウの黄色とチングルマが織りなす庭園だ。
  少しづつ勾配がキツくなり、森林限界を越えるとガラガラの岩の道が九十九折に天に向かって伸びている。少し緩んだと思ったら山頂標識が見えてきた。

  山頂は大展望。真正面には水晶岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳、そして間からは、穂高連峰の北鎌尾根のギザギザがうっすらと見えているではないか。素晴らしい。風もなく、薬師沢小屋のお弁当をほうばる。中華ちまきが3個、ちょうど良い量で美味しかった。

  大展望を眺めながら30分ほど長居をした。さて、下山。やっぱり花を愛でながら。花の師匠(このちゃん)はいないので、不肖の弟子二人は名前を思い出せない花を 何だろう、何だっけ と言いつつ下りていく。

  ちょうど13:00過ぎに雷岩に着く。クマちゃんは雲ノ平山荘が見えるここをスケッチ場所とする。岩の上に腰を下ろしてペンを動かすクマちゃんにさよならをして一人祖母岳へ。山荘を通過して薬師沢方面の分岐を経て丘へ上がる。5、6分で山頂に着く。

  期待した槍ヶ岳を雲の中。ぼんやり休んでいたが、ふと立山方面を見るともくもくと黒い雲が広がってくるではないか。雷雨になるかもと慌てて小屋は向かう。14:30に小屋に入るとクマちゃんが靴を脱いでいたところだった。やはり黒雲を見て戻ってきたとのこと。
  二人でビールで乾杯。テラスにいると雨が降ってきたので中に移動する。このちゃんとのりちゃん、雷雨にならないうちに着くといいなと思いながら。

  雨が止んだので外に出て木道に目をこらす。しばらくすると豆粒のような2人連れ、先頭を歩く人の赤いスパッツが目に止まる、あ、あれはこのちゃんでは・・と。ようやく目視できる距離で手を振る。よかったぁー。クマちゃんと盛大にお出迎えをしたのだった。(by ひろ)


3日目〕快晴
  台風接近による影響が気になり、早めに余裕を持って下山することにした。とは言え、今日も朝から快晴。空が明るくなるにつれ、水晶岳のシルエットが浮かぶ。黒部五郎岳もピンク色に染まってきた。朝食を済ませ、山荘を出発。時間にゆとりがあるので、祖母岳からの展望を楽しんだ。小高い丘だが、槍ヶ岳、笠ヶ岳のとんがりもよく見える。北側には、存在感のある薬師岳。名残惜しいが、展望や木道沿いの花々を楽しみつつ、雲ノ平を後にした。

 ここから急坂の下山。雲ノ平のテーブルから沢まで一気に下る。なにしろ大きな岩や木の根が濡れて滑りやすく、気が抜けない。緊張の連続だ。薬師沢小屋に無事到着して、ほっとひと息。

 再び、登り返し、1日目に通った木道の道を折り返す。第三渡渉点の手前のベンチで、キスゲ、イワオトギリ、ミヤマリンドウ、エゾシオガマなどの花々を眺めながらしばし休憩。第一渡渉点を過ぎると、太郎平小屋に向かって九十九折の急登を一気に登る。夏の暑い日差しが照りつけ、歩みが遅くなる。振り返ると、水晶岳は、もうかなり遠くに見える。やがて、木道が現れ、太郎平小屋にたどり着いた。小屋に早めに着いたので、薬師岳や水晶岳を眺めながら、心地よい風に吹かれ、ビールで乾杯となった。

夕食時、富山県警の方より山の安全についての講話があった。この日一日だけで4名の救助要請があったこと。怪我の原因になる場所「木道」「岩」には十分注意してほしいこと。この3日間で、「木道」「石」で滑り、「木の根」「杭」で足を引っかけて転倒した。よく無事で帰ってこられたなあと、ほっとした。「このちゃんのお祓い」が効いたかな?ありがたや〜。残すはあと一日。晴れて安全に下山できますように・・・。    (by のり)


〔4日目〕快晴
  今日も雲一つない晴天。今日の行程はゆとりがあるので、5:00朝食後に空身で近くの2373mの太郎山に寄り道をすることになった。太郎平小屋からはわずか40mほどの標高差。黒部五郎岳へ向かう玄関口のようなところにある山だ。あっという間に太郎山の頂上に着いたが、ここからの展望は素晴らしい。黒部五郎岳の右手奥には、笠ヶ岳の端正な頂が目に入る。静かな頂で写真撮影タイムだ。

  その後、太郎平小屋に戻り身支度をする。名残惜しいが黒部源流の山々に別れを告げ、折立に向かって下りていく。富山市方面を覆う雲海のかなたには、白山も望めた。いつか白山にも登りたい。また、行きたい山が増えてしまう。下りながらも左には有峰湖、右手前方には立山の剣岳と、足元に気を付けながらもつい目は山々の方に向いてしまう。

  登ってくる登山者に道を譲るため、思いのほか下りに時間がかかり、9:40に折立に到着。10:00に予約したタクシーはすでに来ていた。すぐにタクシーに乗り、有峰口駅へ向かう。ところが、運転手が遠慮がちに日程やバスの料金を聞いてくる。そのうち、途中白樺ハイツという温泉に寄り、1時間ほど待っているので、富山駅まで乗っていくというのは、どうかと打診してきた。有峰口から地鉄に乗り換え、富山駅からタクシーで銭湯に行くのとでは、料金はそんなに変わらない。ならば、この方が楽だということで、急遽変更することにした。4日ぶりのお風呂で汗にまみれた体を洗い、さっぱりしたところで、お疲れ様ビールで乾杯!この後は、運転手お勧めの駅前の「撰鮮」という食堂で生ビールと海の幸を堪能し、これまた運転手に教えてもらった「きときと市場」でお土産をゲットして、2:06のかがやき532号に乗り込んだ。

  行程の変更はあったが、天気に恵まれ、奥深い黒部源流の山々の展望と花を思う存分楽しむことができた。膝が心配だったが、やはり荷物の軽量化の功績は大きかった。この日夜の北アルプスドローン縦断の番組を見て、次は薬師岳に登らねばと誓った。(by くま)



〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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(1)駅前のビジネスホテルα1に前夜泊して、早朝、折立行のバスに乗車。
2019年08月03日 05時04分
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(2)折立の登山口を出発。
7時53分
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(3)はじめは稜線まで一気に登る。
8時24分
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(4)ミヤマママコナの花。
9時25分
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(5)溶岩の板状節理の上を行く。
9時38分
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(6)1870m峰(三角ベンチ)にて。
9時42分
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(7)山座同定してみた。
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(8)有峰湖が見える。
9時46分
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(9)キンコウカが花盛り
9時49分
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(10)森林限界はもう少し先。
09時55分
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(11)五光岩ベンチ(2196m峰)までもうひと登り。
10時38分
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(12)池塘が見える。
10時38分
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(13)ニッコウキスゲも少し残っている。
10時41分
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(14)だいぶ登って来たね。
10時48分
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(15)タテヤマリンドウ。
11時22分
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(16)ミヤマリンドウ。
11時27分
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(17)太郎兵衛平までもう少し。
11時43分
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(18)4時間で小屋に着いた。
11時51分
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(19)ニッコウキスゲ咲く太郎兵衛平から水晶岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳方面を見る。
11時59分
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(20)左手、薬師岳は雲の中。
12時00分
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(21)ヨツバシオガマのアップ。
12時01分
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(22)左から水晶岳、鷲羽岳、祖父岳、その手前の高みが雲ノ平。
12時02分
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(23)イワオトギリ。
12時02分
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(24)証拠写真を撮ってから少し腹ごしらえをして出発。
12時04分
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(25)チングルマ。
12時24分
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(26)チングルマの綿毛。
12時25分
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(27)太郎平をふり返る。
12時35分
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(28)黒部五郎岳への道を分けてから…
12時35分
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(29)一気に下って行く。
12時52分
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(30)湿原にはオタカラコウ。
13時12分
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(31)ハクサンフウロ。
13時12分
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(32)オオレイジンソウ。
13時19分
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(33)カラマツソウ(モミジカラマツ)。
13時20分
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(34)オニシモツケ。
13時20分
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(35)キヌガサソウ。
13時21分
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(36)オオバミゾホウヅキ。
13時22分
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(37)大きな葉は、水芭蕉でした。
13時22分
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(38)スズメノヤリの仲間か?名前調べ中。
13時37分
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(39)水晶岳や赤牛岳方面が見え隠れする。
14時26分
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(40)カベッケが原。「オーイ」と呼ばないでね。
14時40分
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(41)本日の宿、薬師沢小屋に到着!
14時52分
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(42)ビールがうまい! クマちゃんはご褒美で500mlにしたの?
15時35分
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(43)夕食。
17字01分
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(44) 2日目  朝食。
2019年08月04日 05時00分
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(45)さあ、出発。雲ノ平までの急登を頑張るぞ!
5時28分
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(46)吊り橋を渡ってから、一度河原に下ります。
05時30分
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(47)黒部川奥ノ廊下。
05時30分
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(48)一度、長い梯子を使って右岸に下り,河原から、高天ヶ原への道を分けた後、急登を一気に上がる。
05時33分
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(49)つるつる滑りやすいこんな岩だらけの道。
06時48分
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(50)二時間くらい登って現れた木道が一度途切れ、再び木道が出てくる先がアラスカ庭園。
07時44分
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(51)薬師岳をバックに。
7時44分
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(52)薬師岳アップ。
7時45分
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(53)水晶岳はシルエット。
7時46分
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(54)黒部五郎岳をバックに。
07時49分
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(55)池塘と薬師岳。
7時49分
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(56)黒部五郎岳の左には笠ヶ岳。
7時55分
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(57)三俣蓮華岳の左に槍ヶ岳が。
7時56分
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(58)路は水晶へ続く。
08時13分
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(59)日本庭園から薬師〜五色ヶ原方面を臨む
8時15分
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(60)左は祖父岳、右は祖母岳、その左にちょこっと三俣蓮華岳。
8時23分
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(61)ふり返ると、祖母岳の右にちょこっと黒部五郎岳。その右は赤木岳方面。
08時24分
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(62)足元にはハクサンイチゲ。
08時31分
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(63)ヨツバシオガマ。
8時33分
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(64)雲ノ平山荘に着いた。三俣蓮華の右奥に笠ヶ岳が見える。
08時38分
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(65)さあ、は祖父岳経由で鷲羽岳目指して出発。
09時10分
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(66)ふり返れば薬師岳が遠くなってきた。
9時29分
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(67)行く手には黒岳(水晶岳)が大きくなってきた。
2019年08月04日 09時32分
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(68)ウサギギク。
09時43分
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(69)イワギキョウ。
9時44分
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(70)ハクサンイチゲ。
09時48分
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(71)ハクサンッシャクナゲ。
9時53分
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(72)三俣蓮華への分岐の所で雷鳥親子が水飲みに出てきていた!雛は4羽いた。
10時12分
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(73)祖父岳への登り。
10時19分
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(74)ふり返ると雲ノ平山荘が見える。
10時19分
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(75)ハクサンイチゲが応援してくれる。
10時20分
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(76)雲ノ平と通ってきた雪渓が箱庭のように見える。
10時27分
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(77)祖父岳登頂!
10時40分
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(78)鷲羽岳が見える。祖父岳からの景色も十分絶景だ。ここで引き返してもいいかなと一瞬よぎるが、意を決して鷲羽まで初志貫徹することに。
10時41分
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(79)水晶〜赤牛方面。
10時43分
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(80)分岐に向かって下りる。
10時59分
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(81)地図ではすぐのように見えるが、ずっと下りてからまた登り返す。
10時59分
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(82)北ワリモ分岐。左に行くと水晶岳・野口五郎岳方面、右に行くとワリモ岳、鷲羽岳方面。
11時40分
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(83)ここまで来ると、大天井岳、常念岳が見えてくる。
11時48分
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(84)ウツボグサに似ているが三つ葉が違う。名前調べ中。
12時09分
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(85) ミヤマキンバイ
12時09分
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(86) キバナノコマノツメ
12時09分
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(87)ワリモ岳に到着。天気がいいけれど、バテるなぁ。
02時51分
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(88)黒部五郎岳。カールがだんだん見えてきた。
12時19分
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(89)三俣蓮華、双六岳方面。
12時19分
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(90)さあ、あとひと登りで鷲羽岳だ。
12時25分
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(91)鷲羽岳登頂!バンザーイ!バックは北鎌尾根と槍ヶ岳。
12時55分
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(92)見下ろすと、鷲羽池、その向こうに硫黄尾根、北鎌尾根、常念山脈。
12時59分
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(93)鷲羽池。次に来た時はこの池にも下りてみたい。美しい火口湖。
12時59分
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(94)左手は水晶小屋から延びる真砂岳方面への尾根。
13時00分
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(95)ハクサンフウロ。帰り道、ワリモ北分岐から祖父岳に戻る尾根で。
14時49分
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(96)祖父岳まで戻ってきた。五色ヶ原方面でゴロゴロ雷の音がする。
15時01分
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(97)雷岩近くまで戻ってきた。
15時53分
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(98)雨は何とかもった。夕食の石狩鍋は写真を撮り損ねました。
15時53分
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(99) 3日目 朝食
2019年08月05日 05時08分
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(100)名残惜しいが、雲ノ平を出発。
5時39分
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(101)左手の祖母岳に立ち寄ってみよう。
05時48分
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(102)山陰から朝日が射してきた。バックは薬師岳。
05時56分
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(103)祖母岳頂上で、黒部五郎も入れて。
06時04分
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(104)祖父岳と三俣蓮華岳の間から、槍ヶ岳が「おはよう!」
06時05分
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(105)祖母岳もいい眺めです
06時05分
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(106)朝日と水晶と独り占め!
06時06分
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(107)笠と、五郎さんのツーショット。
06時08分
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(108)何度でも撮ってしまう水晶岳。
6時20分
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(109)これ、Facebookのプロフィール写真にしようよ! イイね!!
06時21分
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(110)槍ヶ岳の見納め。
06時53分
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(111)笠ヶ岳も今年の見納め。
06時53分
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(112)滑る急下降の岩の道を無事下りてきました。この梯子を下りれば、薬師沢奥ノ廊下だ。
09時19分
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(113)吊り橋を渡って、薬師沢小屋に到着。
09時29分
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(114)さあ、太郎兵衛平まで、もうひと登り。
10時07分
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(115)3回の渡渉の度にアップダウンがついてくる。
10時22分
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(116)これが最後の渡渉だ。
11時06分
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(117)水晶岳が応援してくれているよ。
11時17分
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(118)かんかん照りは、バテルね〜。そうだね〜。
12時08分
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(119)太郎平に到着!いやぁ〜ビールの旨いこと!!
13時32分
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(120)夕ご飯。
17時01分
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(121)昼間の太陽で温まった池塘から、もやが立ち上っていた。
18時42分
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(122)夕焼け。
18時46分
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(123)彼方で稲光が何本も光っていた。
18時48分
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(124) 4日目小屋の前で記念撮影。
2019年08月06日 05時36分
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(125)白山が「おはよう」
05時47分
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(126)黒部五郎岳へ登る人が続く中、
05時48分
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(127)わたしたちは太郎山へ空身で。
05時52分
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(128)チングルマの綿毛も見納め。
2019年08月06日 06時10分
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(129)朝露が光っている。
06時10分
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(130)左の鍬崎山を見ながら下りていく。
06時47分
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(131)こちらは弥陀ヶ原方面。
06時48分
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(132)有峰湖が見えてきた。
07時49分
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(133)登りの時は気にならなかったが、足元がガレて歩きにくい所がある。
                     08時02分
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(134)三角ベンチ。あと一息だ。
08時12分
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(135)マイヅルソウの実を初めて見た。
08時30分
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(136)登山口に無事下りてきた〜!
09時40分
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(137)タクシーが寄ってくれた「白樺ハイツ」でお風呂に入り、乾杯!!
11時08分
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(138)仕上げはここでした!
2019年08月06日 12時26分
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(139)富山駅前の撰鮮!!手ごろな値段で最高に新鮮。
13時01分
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(140)富山撰鮮の絶品メニュー。おすすめは白エビ!

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