p190810
Welcome to our Web Site !

「いぃDay!」山岳会日本支部   


第550回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2019年8月10日(

行き先【奥秩父/両神山(1723m)

コースタイム:

西武池袋駅[6:13](準急飯能行)所沢駅[6:41/6:44](ちちぶ61号)西武秩父駅[7:42/7:47]⇒タクシー(13690円)⇒上落合橋[8:50/9:06]→休憩[9:33/9:38]→八丁峠[10:10/10:15]→行蔵峠[11:00]→西岳[11:09/11:15]→休憩[11:47/11:55]→東岳[12:27/12:33]→両神山[13:13/13:16]→両神御嶽神社[13:40/13:47]→清滝小屋[14:16]→休憩[14:50/14:55]→会所[15:23]→両神山荘[15:45/17:03]⇒タクシー(9370円)⇒クラブ湯[17:36/18:15]→大むら本店西武秩父駅[19:40/20:25](ちちぶ52号)⇒西武池袋駅[21:46]

トレイルマップ
クリックすると地図が拡大します

高度記録
高度記録拡大は画像をクリック 

今日は剱岳山行に備えて、鎖場の練習のために両神山に登る計画だ。

西武秩父駅からタクシーに乗り、中津川キャンプ場も過ぎて、だいぶ山奥までやって来た。道路端に何やら梱包された物がズラッと並んでいる。タクシーの運転手さんによると、道路の白線用石灰だそうだ。キラキラ光る物質が含まれている秩父特産品で、日本全国に出荷されているそうだ。この辺りには昔金山があり、小学校も備えた大きな集落があってかなり栄えていたそうだ。なるほど、道路沿いには立派な石垣の跡が残っており、廃屋も数軒建っている。座っているお尻が痛くなって来た頃、やっと上落合橋に着いた。駐車スペースに車はない。静かな山旅が期待できそうだ。

八丁峠までは樹林帯の九十九折れの道を登って行く。岩でゴツゴツしたイメージの両神山ではなく、奥多摩の山にでもいるような錯覚に陥る。1時間ほど登ると八丁峠、ここでヘルメットを被り、気合を入れる。八丁峠を過ぎるといよいよ岩場の鎖場の連続が始まる。一登りが予想していたよりも長く、傾斜も急だ。鎖を頼りに攀じ登る。岩が濡れている所があるので滑りそうで緊張する。

デコボコした山容が特徴的な両神山、その形の通り、登った後は大きく下る。アップダウンを何度か繰り返して行蔵峠に着く。青い空のもと眺望が開けていて、ホッと一息。まだまだ先は長い・・。

また急斜面の岩場を登り、急斜面を下っての繰り返しで、西岳に到着。山々の連なりを眺めると、ホッと気が休まる。先に進み、幅の狭い切り立った尾根を慎重に通過して東岳に到着。少し休憩してから歩き始めると、中国の山水画のような山々の連なりが見えて来た。こういう気持ちの良い眺めには元気付けられる。

東岳を過ぎると樹林帯の歩き易い道となったが、山頂直下にはまたもや鎖場が待ち構えていた。鎖はもう飽き飽き〜と思った頃にようやく山頂に着いた。さっきまでは晴れていたのに、ガスってしまって残念ながら眺望はない。岩がゴツゴツした狭い山頂には数人の人しかいなかった。雷の音が時々聞こえているので、さっさと日向大谷へ下山する。

ここからは樹林帯の道となるが、忘れた頃にこれでもかと、鎖場が何回か現れる。まだまだ油断は禁物。清滝小屋を経て、山頂からは約2時間半で日向大谷にある両神山荘に到着した。予定のバスには間に合わず、次のバスまではかなり時間があるので、タクシーを呼ぶ。タクシー到着まで、女将さんが出してくれる美味しい漬物をお供に、ビールを呑みながらまったりと過ごす。こういう長閑な時間もなかなか良いものである。

御花畑駅近くのクラブ湯に立ち寄り、汗を流した後はお隣にあるお蕎麦屋さんへ。今日は鎖場を充分練習する事が出来て良かった。脚だけでなく、全身をフルに使っての上り下り、今日もよく頑張って充実感に満たされた山行であった。 (なお)

今回の参加者:副隊長、菊丸、のんちゃん、なおちゃん
実働時間:5時間54分
累積登高差(+):1216m
踏破距離:
9.9km

☆ タクシー待つならこんな所 
☆ 汗を流したのはこんな銭湯 
☆ 打ち上げはこんな所 
☆ 帰りに乗ったのはこんな電車 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
img0000.jpg
01 上落合橋からスタート。
img0001.jpg
02 いきなりハシゴ。
img0002.jpg
03 涼しげな沢。
img0003.jpg
04 沢沿いに進む。
img0004.jpg
05 段々沢から離れる。
img0005.jpg
06 気温はそれほど高くない。
img0006.jpg
07 両神山らしくない眺め。
img0007.jpg
08 九十九折に上がる。
img0008.jpg
09 ここが分岐。八丁峠は左。
img0009.jpg
10 八丁峠に到着。
img0010.jpg
11 気合を入れていこう。
img0011.jpg
12 リョウブが花盛り。
img0012.jpg
13 実際の距離はこんなもの。
img0013.jpg
14 まだ序の口。
img0014.jpg
15 最初のクサリ場。
img0015.jpg
16 岩は乾いていれば問題なし。
img0016.jpg
17 ずんずん登る。
img0017.jpg
18 手がかりは木の根。
img0018.jpg
19 天気はいまいち。
img0019.jpg
20 一転、激下り。
img0020.jpg
21 ここにはクサリが無い。
img0021.jpg
22 濡れているので気持ちが悪い。
img0022.jpg
23 ここも乾いていた。
img0023.jpg
24 ホールドはちゃんとしている。
img0024.jpg
25 この岩を正面突破するのがルート。
img0025.jpg
26 直線的に登る。
img0026.jpg
27 根っ子が邪魔だが手がかりになる。
img0027.jpg
28 ここは濡れているので緊張する。
img0028.jpg
29 もう少しで登り切る。
img0029.jpg
30 行蔵峠に到着。
img0030.jpg
31 西岳でちょっとひといき。
img0031.jpg
32 この辺りだけガスの中か。
img0032.jpg
33 行く手はまだまだ。
img0033.jpg
34 ゴボウで降りる。
img0034.jpg
35 また登りのクサリ場。
img0035.jpg
36 ここも濡れていてイヤな感じ。
img0036.jpg
37 龍頭神社奥社。
img0037.jpg
38 手がかりは無いが、それほど高度感は無い。
img0038.jpg
39 クサリの位置が微妙。
img0039.jpg
40 皆も上を通った。
img0040.jpg
41 下は晴れている。
img0041.jpg
42 ちょっとだけ陽が射した。
img0042.jpg
43 また激登り。
img0043.jpg
44 一気の登りは息が切れる。
img0044.jpg
45 滑らないようにと緊張する。
img0045.jpg
46 振り返ると高度感を感じる。
img0046.jpg
47 いったい幾つ目のクサリだろうか。
img0047.jpg
48 もうすっかりクサリに飽きた。
img0048.jpg
49 それでもまだクサリは続く。
img0049.jpg
50 西岳が見えた。
img0050.jpg
51 見えているのは南天山辺りか。
img0051.jpg
52 ガスが晴れた。
img0052.jpg
53 東岳に到着。
img0053.jpg
54 長かったが、まだ3kmしか来ていない。
img0054.jpg
55 山頂まであと1kmだが、もう虎口は脱した。
img0055.jpg
56 日影で休みたい感じ。
img0056.jpg
57 ちょっと記念撮影。
img0057.jpg
58 遠くで雷の音がする。
img0058.jpg
59 目の前に中国的な岩峰。
img0059.jpg
60 絶望的に切り立っている。
img0060.jpg
61 遠くの山も切り立っている。
img0061.jpg
62 打って変わって歩き易い径。
img0062.jpg
63 でも山頂直下はやっぱりクサリ場。
img0063.jpg
64 やっと到着。
img0064.jpg
65 頑張りました。
img0065.jpg
66 山頂の祠。
img0066.jpg
67 ほっとする。
img0067.jpg
68 緊張から解放されると笑顔。
img0068.jpg
69 雷が気になるのでさっさと下山。
img0069.jpg
70 ナツツバキ。
img0070.jpg
71 両神神社の狛犬。
img0071.jpg
72 この彫り物は立派。
img0072.jpg
73 もう一対の狛犬は耳が特徴的。
img0073.jpg
74 横岩と名がついている。
img0074.jpg
75 こっちもちょっとだけクサリ場。
img0075.jpg
76 清滝小屋。
img0076.jpg
77 両神山荘の犬。
img0077.jpg
78 今日は一際、ビールが美味い。
img0078.jpg
79 久しぶりにクラブ湯。
img0079.jpg
80 こちらも久しぶりに大むら本店。
img0080.jpg
81 やっぱり蕎麦みそが美味い。
img0081.jpg
82 これで帰る。
img0082.jpg
83 酒は武甲正宗。

〈全天球画像〉両神山・西岳 / 大むら本店

このちゃんTrailMaps INDEXへ