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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第555 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告(A班) 

2019年9月14日()〜16日(

行き先【南アルプス/北沢峠〜仙丈ケ岳(3033m)〜両俣小屋

コースタイム:

1日目〉JR新宿駅[700](あずさ1)JR甲府駅[828/920](広河原行1950+200円)⇒広河原BS1130/1222](北沢峠行750円)⇒北沢峠BS1250]→こもれび山荘

2日目〉こもれび山荘出発[340]→P440/445]→大滝ノ頭[530/540]→6合目[610/615]→小仙丈ヶ岳[650/655]→8合目[715]→仙丈小屋への分岐[740/750]→仙丈ヶ岳[815/823]→大仙丈ヶ岳[855]→P1000/1005]→樹林帯へ[1020]→P1040/1045]→伊那荒倉岳[1110]→独標[1200]→P1210/1215]→横川岳[1240]→野呂川越[1307/1312]→祠[1340]→両俣小屋[13:43

3日目〉両俣小屋出発[655]→野呂川出合[852/956](バス800円)⇒広河原BS1010/1120](2150円)⇒甲府駅BS1320]→都温泉[1350/400円)/1425]→手打ちそば奥村本店[1430/1530]→若松町BS1541](バス170円)⇒甲府駅[1552/1611](かいじ18号)⇒立川駅[1725]\(^0^)/

トレイルマップ
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高度記録
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1日目〉
 本日は移動日。甲府駅から広河原でバスを乗り継いで北沢峠着。3連休とあって甲府からのバスは4台。5台目のバスが故障したということで、それぞれのバスに分乗した様子。我々は座っていくことができたが、座れなかった乗客は広河原までの山道2時間、きつかったことだろう。

 本日宿泊のこもれび山荘は北沢峠BSの目の前。こもれび山荘には、なんと3種類のクラフトビールが!本日早出しているB班のこのちゃんとのりちゃんは、今頃馬の背ヒュッテまでをしっかり歩いているだろうに、まったく歩くことなく、クラフトビールを飲むなんて、バチが当たりそう(笑)。

 我々がまったりしているところに、との〜が甲斐駒ケ岳から下りてきた。との〜は、こもれび山荘に空きが出たので、連泊して仙丈ヶ岳まで我々と同行することにしたとのこと。目下100名山鋭意チャレンジ中なのである。

2日目〉
3時起床。支度を整え3時40分出発。仙丈ヶ岳から仙塩尾根を辿って両俣小屋までの10時間の行程である。B班のこのちゃんとのりちゃんとは、両俣小屋で合流する予定。

星が見えない真っ暗な山道。ヘッドライトに照らされる闇は、もや〜っとガスが満ちており、天気は望めないかと内心がっかりしながら登っていく。5時ごろ東の空がほんのり白んできた。木々の間から見える山容、その下に雲海が広がっている。我々は雲海の中を登って来たのだ。

大滝ノ頭からしばらく登っていくと、徐々に明るさを増して鳳凰三山、地蔵岳のオベリスクのシルエットがくっきり。その後、燦然と朝日が輝いた。本日は晴天なり。甲斐駒ケ岳の独特の白い山容と鋸岳から雲の滝が流れ落ちる光景は素晴らしい。森林限界を超えると、北岳の肩越しに富士山が見えてきた。日本1位2位の雄姿をこのあと仙丈ヶ岳まで、ずっと見ながら歩けるという贅沢。

小仙丈ヶ岳から眺める仙丈ヶ岳の姿は南アルプスの女王と呼ばれるにふさわしい優美なカールが特徴。小仙丈ヶ岳からの360°の眺めに、感激。さらに仙丈ヶ岳からの360°を期待して歩く天空の散歩道の楽しいこと!

仙丈ヶ岳山頂からは、まさに大展望。南アルプスの峰々と北岳、富士山のツーショット。鳳凰三山、甲斐駒ケ岳の奥には奥秩父の山々、八ヶ岳はもちろん、浅間山も。さらに北アルプスが端から端まで見えている感動。乗鞍岳、御嶽山も。手前に中央アルプスが全容を見せてくれている。贅沢な大パノラマを満喫。との〜とはここでお別れ。我々はその先仙塩尾根を辿り、途中野呂川越から両俣小屋へと下る。

仙丈ヶ岳から大仙丈ヶ岳へと向かう人は極端に少なくなる。左側はたおやかなカール、右側は切り立った崖。仙塩尾根を大仙丈ヶ岳から先に向かうのは我々だけだった。

小さなピークはあるものの、歩きやすい静かな尾根歩きを十分楽しみ、名残惜しくも樹林帯に入る。この先の樹林帯はシラビソ、シダ、コケに覆われた緑の森。かなり倒木があったが、丸太が切られて道を開けてあり、歩きやすくなっていた。

眺望のない伊那荒倉岳を過ぎ、樹林帯の単調な歩きに飽きてきた頃、突然ハイマツと露岩が現れ、眺望が開けた。独標である。北岳、間ノ岳とご対面。振り返ると仙塩尾根から先の仙丈ヶ岳は遠く、さらに甲斐駒ケ岳への稜線は奥まって見え、早朝から8時間の道のりを実感した。さあ、両俣小屋まで2時間、ビールを目標にスイッチを入れ直した。

独標からは一旦激下り。横川岳のアップダウンを過ぎ、独標から1時間ほどで野呂川越に着いた。北岳のザレた山肌が良くみえるほど近くまで来た。

両俣小屋まではもうすぐ。木の根がはびこって歩きにくさはあったが、覚悟していたほどの負担はなく、このちゃんとのりちゃんが待つ両俣小屋に無事到着できた。 まずは、ホッと一息のビールで乾杯。渓流の景色、開放感の心地よさ!

水場、トイレが外なのが難点だが、ご飯は美味しかったし、ゆったり眠れてよかった。

野呂川の河原に建つこの両俣小屋を切り盛りしている女将は、1982年台風10号の災害から大脱出を果たしたリーダー。「41人の嵐」という本を書いた方とのこと。到着が遅くなったパーティに対しての注意、対応の様子、単独行の女性への天気と時間のアドバイスを傍目に見て、彼女に憧れて両俣小屋に来る登山者がいるという意味がわかった。また、この流域は渓流釣りでも有名なポイントらしく、釣り客も訪れていた。

〈3日目〉
 霧雨の中、雲が湧きあがる東山魁夷の絵画そのままの景色を眺めながら、野呂川出合まで2時間歩いた。

 両俣小屋、テント泊の者が、野呂川出合にそれぞれのペースで下りてきた。北沢峠からのバスに途中乗車は難しい状況だったが、増発便のおかげで広河原に戻って来られた。広河原からの混雑も大変なものだったが、甲府まで座れたので助かった。南アルプスの山々の往復には、バスの混みようと時間がかかることが、何ともしんどい。

 甲府では近くのホテルの日帰り温泉を目当てに行ってみたが、メンテナンスにより休業だった。副隊長のリサーチにより都温泉まで歩き、ようやく汗を流したあと、手打ちそば奥村本店で至極の時間を過ごした。 (のん) \(^0^)/

今回の参加者:副隊長、との〜(1日目後半〜2日目前半)、のんちゃん、なおちゃん、〈両俣小屋で合流〉このちゃん、のりちゃん
実働時間:〈2日目〉9時間 〈3日目〉1時間57分
累積登高差(+):〈2日目〉1416m 〈3日目〉573m
踏破距離:〈2日目〉13.1km 〈3日目〉9.1km

☆ 1日目に泊まったのはこんな宿 
☆ 2日目に泊まったのはこんな宿 
☆ バスを待つならこんな所 
☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げ第一弾はこんな店 
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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001 【第1日目】北沢峠行のバスから見た仙丈ヶ岳。明日はあそこだ。
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002 今宵の宿はこもれび山荘。
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003 漸く泊まる機会が訪れた。
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004 まだ午後1時だけど。
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005 との〜も合流。
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006 山荘の前、戸台方面のバスが出るところ。
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007 今宵のディナーはご覧の通り。
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008 山小屋にしてこのゴージャスさ。
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009 メインディッシュはサーモンの香草焼き。
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010 【第2日目】歩き出して40分、二合目通過。
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011 東の空が明るくなってきた。午前5時。
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012 四合目通過。午前5時11分。
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013 五合目通過。午前5時31分。
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014 日の出時間は過ぎたが、まだ陽は射さない。
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015 漸く陽が出た。午前5時49分。
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016 仙水峠の向こうは雲海。
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017 甲斐駒ヶ岳が見えた。
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018 すかさず撮影タイム。
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019 甲斐駒ヶ岳と鋸岳の間に八ヶ岳。
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020 釜無川の源流から雲海の滝。
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021 ついカメラを向けてしまう。
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022 森林限界を越えた。午前6時14分。
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023 これから稜線漫歩。
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024 小太郎山と前小太郎山の間に富士山。
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025 ズーム富士。
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026 いつでも富士山は絵になる。
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027 ハイマツの森にナナカマド。
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028 収穫期のナナカマド。
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029 カメラの先はホシガラス。
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030 雲海の滝とナナカマド。
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031 はい松の海。
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032 馬ノ背ヒュッテが見えた。
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033 標高第1位と第2位。
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034 八ヶ岳連峰と鋸岳。
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035 北アルプス連峰と馬ノ背。
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036 仙丈ヶ岳は巨大。
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037 あと1時間で着きそうにない。
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038 塩見岳も見えている。
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039 眼下は小仙丈カール。7時13分。
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040 小仙丈ヶ岳山頂で証拠写真。
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041 目の前をホシガラスが頻繁に行き交う。
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042 もちろん目当てはハイマツの実。
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043 振り返るとこの景色に癒される。
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044 眼下は仙丈小屋。
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045 あれが山頂。
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046 ウジャウジャ人がいる。
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047 辿ってきた尾根を振り返る。
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048 何やら団体の列。
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049 藪沢カール。
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050 山頂直下。
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051 山頂到着。8時15分。
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052 四人揃って記念撮影。
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053 仙丈ヶ岳から望む北アルプス連峰。
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054 仙丈ヶ岳から望む中央アルプス連峰と御岳山と白山?
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055 恵那山の向こうは海か?
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056 塩見岳の向こうは荒川三山、赤石岳。
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057 白根三山。
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058 鳳凰三山と富士山と北岳。
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059 甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰と奥秩父山塊。
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060 それにしても目立つのは甲斐駒ヶ岳と鋸岳。
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061 山頂を後にして。
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062 ここでとの〜とお別れ。
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063 我々はこれから大仙丈ヶ岳へ。
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064 そのあとは仙塩尾根が待っている。
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065 タカネナデシコ。
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066 ナナカマドの実の赤が彩り。
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067 仙丈ヶ岳を振り返る。
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068 あれが大仙丈ヶ岳。
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069 右側は思いの外、切れ落ちている。
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070 振り返るとこんな感じ。
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071 大仙丈ヶ岳に到着。9時3分。
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072 打って変わって静かな山頂。
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073 こもれび山荘の弁当を食らう。
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074 これから静かな尾根歩き。
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075 あの間ノ岳の足元まで行く。
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076 気持ちが良い稜線漫歩。
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077 後を振り返る。
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078 また甲斐駒。
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079 行く手に北岳。
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080 こちらから見る甲斐駒ヶ岳も絵になる。
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081 灌木越しに甲斐駒。10時7分。
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082 仙丈ヶ岳がだいぶ高くなってきた。
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083 この辺りまでが森林限界。
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084 眺めは今のうちか。
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085 南アルプス南部の眺め。
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086 中央アルプス。
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087 小太郎山が目の前。
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088 二重山稜の間を抜ける。
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089 すっかり針葉樹林。
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090 ひっそりとした伊那荒倉岳。11時12分。
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091 ここは電波が入る。
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092 しっとりとした径。
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093 いい雰囲気。
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094 ある意味、南アルプス的。
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095 独標に到着。12時。
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096 仙丈ヶ岳が随分遠い。
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097 北岳が高くて近い。
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098 甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳。
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099 これで景色は見納め。
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100 最後のピーク、横川岳も森の中。
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101 北岳は壁のようだ。
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102 野呂川越に到着。13時8分。
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103 もう両俣小屋は近い。
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104 風が気持ちよく眠気を誘う。
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105 沢の音がだいぶ高くなった。
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106 B班と目出度く合流。
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107 一日いい天気だった。
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108 静かな佇まいの今宵の宿。
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109 炬燵部屋に何故か居酒屋の提灯。
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110 夕食は盛沢山。
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111 【第3日目】朝食。
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112 夜明け前。
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113 小屋の女将さんと。
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114 今朝は小雨。
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115 野呂川沿いに。
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116 東山魁夷的。
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117 野呂川林道を進む。
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118 あんなところにテント。
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119 林道沿いにはフジアザミ。
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120 2時間弱で野呂川出合ゲート。
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121 8kmあるらしい。
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122 野呂川出合BS。
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123 BS脇は秋のお花畑。
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124 みな、両俣小屋泊まり。
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125 野呂川広河原インフォメーションセンターでバス待ちひとりビール。
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126 まだ開店時間前だったが開けてもらった。
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127 風呂の後はここで。
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128 お疲れさまでした。
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129 細打ちで美味し。

〈全天球画像〉仙丈ケ岳4合目 / 小仙丈ケ岳にて / 仙丈ケ岳山頂 / 仙塩尾根の独標 / 両俣小屋

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