p191005
Welcome to our Web Site !

「いぃDay!」山岳会日本支部   


第558 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2019年10月5日(

行き先【秩父/高ワラビ尾根〜小持山(1273m)

コースタイム:

西武池袋駅[6:13](飯能行)⇒所沢駅[6:41/6:44](ちちぶ61号)西武秩父駅[7:42/7:47]⇒タクシー(1730円)⇒尾根取り付きの階段[7:57/8:03]→休憩[8:39/8:42]→城山[9:12/9:16]→休憩[10:14/10:17]→伊勢岩ノ頭[11:03]→休憩[11:14/11:18]→タワ尾根分岐[11:31]→小持山[12:22/12:31]→シラジクボ休憩[13:20/13:23]→一般道との分岐[13:42]→林道に出る[14:22]→蕎麦屋[15:00/15:30]→浦山口駅[15:59]⇒西武秩父駅→クラブ湯パリー食堂→西武秩父駅[17:25](ちちぶ40号)所沢駅[18:22]

トレイルマップ
クリックすると地図が拡大します

高度記録
高度記録拡大は画像をクリック 

今日は高ワラビ尾根(奥武蔵で一番長い尾根らしい)から小持山に登る計画である。

西武秩父駅からタクシーに乗り、秩父さくら湖右岸近くで下車。法面のコンクリートブロックの一部が途切れていて、そこに作業道用の階段が設けられている。ここが今日の出発点、階段を登って高ワラビ尾根に取り付く。いきなり踏み跡が不明瞭な急斜面を登り始める。久しぶりのバリエーションルートで、しかもいきなりの急登に体が戸惑っている感じ。ひたすら上を目指して登る。

稜線に出るとはっきりした踏み跡になり、だいぶ歩き易くなる。時々傾斜が緩む所もあるが、ほとんど急斜面を1時間ちょっと黙々と登ると、城山に到着。出だしは植林帯だったが、途中から自然林に変わっていた。ここは室山城址で、小さな平地になっている。約400年前には城があったそうだ。木々に囲まれていて、眺望なし。10分程先へ進んだところで、青い水を湛えたさくら湖が見下ろせた。

アップダウンが何回も続く。広い緩やかな尾根や痩せ尾根が現れたり、急斜面がそそり立つような尾根が現れたり、岩っぽい尾根が現れたり、案外変化に富んでいる。樹林帯に囲まれて、眺望無しの中をひたすら登って行く。

北側が突然開けた所で目の前に武甲山が見えた。いつも見慣れている、石灰岩が削られているのとは反対側なので、緑豊かで違うの山のようだ。

アップダウンはさらに続き、一直線に続く壁のような径を何度目にしただろうか?時折吹いてくる爽やかな秋の風に、元気づけられる。

さらに高度を上げて行くと、大きな岩峰が行く手を阻むかのように前方に現れた。なかなか簡単に登らせてくれないらしい。踏み跡とテープに従って、左側を周り込んで登り、無事通過。

今度は南側の眺望が開けた所で、蕎麦粒山、三ツドッケなどの山々の連なりが見渡せた。やがて一般道(点線)に合流するが、指導標が偶にある位で、バリーエションルートとあまり変わらない感じである。

最後の急斜面を登り切ると、歩き始めて4時間20分、ようやく小持山に到着。木々に囲まれているので、木の合間から景色を眺める。北西側が一番開けていて、遥か遠くに、薄ぼんやりと榛名山も見えた。ここから浦山口駅の方へ下る。

シラジクボから巻き道を歩いていると、ギザギザした姿の両神山が綺麗に見えた。長者屋敷ノ頭を過ぎると、急に登山者が増える。武甲山から下山して来た人たちで、辺りが急に賑やかになる。緩やかな道をしばらく下り、最後に九十九折れの道を下ると沢沿いの道に出た。

登山口からは林道を40分程歩く。橋立鍾乳洞入り口近くの蕎麦屋で、店先の冷蔵庫内に缶ビール発見!店先のテーブルと椅子を陣取り、ビールで乾杯!思いがけず茄子の味噌炒めと蒟蒻の田楽をサービスしてくれた。

浦山口駅から電車に乗り、(急行池袋行きだったので)西武秩父駅で下車。駅前の祭りの湯を素通りし、クラブ湯まで足を運んだ。やはり秩父らしい風情を残す銭湯は魅力的だ。

秋の訪れを感じさせる爽やかな風に吹かれながら、みっちり4時間登った。これだけしっかり登れば、さすがに満足感たっぷりである。佳き秋の一日であった。 (なお)

今回の参加者:副隊長、あにー、なおちゃん
実働時間:6時間51分
累積登高差(+):1656m
踏破距離:
14.9km

☆ 山から下りたらこんな店 
☆ 銭湯はこんな所  
☆ 風呂上りにはこんな店 
☆ 打ち上げはこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
img0000.jpg
01 ここが高わらび尾根の取り付き点。
img0001.jpg
02 では出発。8時3分。
img0002.jpg
03 始めは植林帯。
img0003.jpg
04 標高530m付近で小休止。
img0004.jpg
05 踏み跡はしっかりしている。
img0005.jpg
06 広葉樹林に変わる。
img0006.jpg
07 まだまだ緑。
img0007.jpg
08 標高705.5m、城山。9時12分。
img0008.jpg
09 今日は爽やか。
img0009.jpg
10 さくら湖が見えた。
img0010.jpg
11 岩っぽくなってきた。
img0011.jpg
12 ここはちゃんと巻き道あり。
img0012.jpg
13 岩峰。
img0013.jpg
14 左から難なく通過。
img0014.jpg
15 日なたは暑そうだが、日影は涼しい。
img0015.jpg
16 標高790m付近、10時16分。
img0016.jpg
17 武甲山が見えた。
img0017.jpg
18 小持山はあの奥のピークか。
img0018.jpg
19 切株からキノコが。
img0019.jpg
20 伊勢岩ノ頭に到着。11時3分、3時間経過。
img0020.jpg
21 平らなところもある。
img0021.jpg
22 かなり大きな岩峰に見える。
img0022.jpg
23 ここも左に踏み跡有。
img0023.jpg
24 岩峰の上は意外に土質。
img0024.jpg
25 武士平からの一般道と合流。
img0025.jpg
26 この先も径は大して変わらない。
img0026.jpg
27 蕎麦粒山や三ツドッケが連なる都県界尾根が見えた。
img0027.jpg
28 川苔山はあの辺り。
img0028.jpg
29 もうすぐ一般道。
img0029.jpg
30 小持山到着。12時20分。
img0030.jpg
31 あちらが関東平野。
img0031.jpg
32 微かに榛名山も見えた。
img0032.jpg
33 証拠写真。
img0033.jpg
34 リンドウが一輪。
img0034.jpg
35 武甲山。
img0035.jpg
36 シラジクボから巻き道。
img0036.jpg
37 両神山が見えた。
img0037.jpg
38 小持山を振り返る。
img0038.jpg
39 長者屋敷ノ頭への下り。
img0039.jpg
40 橋立ノ滝。
img0040.jpg
41 橋立神社。
img0041.jpg
42 林道は長い。
img0042.jpg
43 橋立鍾乳洞の入り口にある蕎麦屋。
img0043.jpg
44 ここで缶ビールをゲット。
img0044.jpg
45 サービスでこんなに出てくる。これで2人前。
img0045.jpg
46 まだヒガンバナ。
img0046.jpg
47 浦山口駅で上り電車を待つ(これは下り電車)。
img0047.jpg
48 ここで汗を流した。
img0048.jpg
49 湯上りはここで。
img0049.jpg
50 ビールが冷えていて美味い。
img0050.jpg
51 締めは所沢のここ。
img0051.jpg
52 お疲れさんでした。

〈全天球画像〉高ワラビ尾根にて / 長者屋敷ノ頭付近にて

 このちゃんTrailMaps INDEXへ