コースタイム:
JR東京駅[6:04](やまびこ41号)⇒くりこま高原駅[20m][8:26/8:40]⇒タクシー⇒いわかがみ平(1,120m)[9:30/9:50]→栗駒山山頂(1,626m)[11:27/11:45]→自然観察路→うぶ沼[12:30]→自然観察路分岐[13:15]→須川温泉[13:52/入浴/16:35](バス)⇒一ノ関駅[18:00/19:21] (やまびこ56号)⇒東京駅[22:00]
トレイルマップ
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高度記録
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東北の山、恐るべし。登山者は結構居たので、情報収集(ご挨拶)しながら山頂を目指した。 無事、栗駒山を越えて、須川温泉に下ることができた。
<登山計画>
冬から温めていた計画である。東北の紅葉名所:八幡平、栗駒山、安達太良山の一つ、栗駒山に決めた。今回は3つの楽しみがある。山一面の紅葉、鳥海山・月山の展望、秘湯である。メインのコースは2つ、一ノ関駅起点(路線バス)で岩手県側から「須川コース」を、鳥海山を背にして登るコース、また宮城県側、いわかがみ平から「中央コース」を登り、岩手県側、須川温泉へ下るコース。(9月秋分の日から10月体育の日まで、くりこま高原駅からいわかがみ平まで「紅葉バス」がでる。しかし、駅での待ち時間が長いのが欠点〜東京06:04/やまびこ41号⇒くりこま高原駅[08:26/9:20](バス・1500円)⇒いわかがみ平(1,120m)[10:30]。計画が詰まってきたところ、1か月くらい前から、火山警戒レベルが上がったことを知り、最終的に今日のコースに決めた。しかし、天候が良くない。
<強風雨の栗駒山>
天気を気にしていた。「てんきとくらす」では、C(風または雨が強く、登山に適していません)、しかも、天気予報では栗駒山東部、強風注意報とあった。
くりこま高原駅で降りた。駅前にタクシーが8台ほど停まっていた。早く行動したいと思い、タクシーを使った。タクシーの運転手さんから郷土の話を聞きながら、周りを見ていたが、標高700mくらいから、風が強くなってきて、いわかがみ平(1120m)では小雨混じりの風。少々ひるんだが、登山者は多い(何とかツーリズムのバス2台含む)。
カッパ、スパッツに身支度し、登山届を投函し(宮城県警にメールでも出しておいた)、出発。いわかがみ平から山頂まで「中央コース」は大半が石畳で整っていてスニーカーでも登れる道である。下山してくる人の話を聞くと、半数の方が風は強いが山頂まで行けた、との答え。東栗駒山コースを登った人は、渡河出来ず、引き返したとか。(雨水に注意!下山のうぶ沼コースでは2ヶ所渡河する場所がある。)
何とか、山頂まで登って、お参りして、さて、須川温泉へ下山できるか(川を渡れるか)・・・、山頂で須川温泉から登ってきたカップル曰く「飛び石で渡れました」とのこと。須川温泉へ下山することにした。
山頂から少し下りると、陰で風が無い。雨は本降りになっているし、霧で見にくい。とはいえ、道沿いの紅葉を撮影しながら、うぶ沼を過ぎ、三途の河を渡り、ゼッタ沢を越え、名残が原(尾瀬のような湿地に木道)を歩き、硫黄の匂いがぷんぷんする泉源に着いた。霧に包まれた須川温泉である。温泉で汗を流し、ロビーでビールを飲みながらバス時間まで過ごした。
<ちょっとした参考情報、コスト情報>
☆ くりこま高原駅には、この時期、駅前にタクシーが停まっている。いわかがみ平まで50分、11,300円を使った(バス停に80人ほど並んでいた。声をかけてみたのだが失敗)。
☆ 駅の標高は19m(ここは仙台平野の北の端で農村地帯)、水田と豆畑。若く刈った大豆は「ずんだ」(ご存じのもの、山形では「ずんで」)、時間をかけたもの(硬め)は納豆用に出荷するとのこと。
☆ 途中、宮城県側にも温泉があるのだが、車でないと立ち寄り難い。
☆ 富士山のように車規制をしていて、駐車場からシャトルバスで登山口(栗駒レストハウス)に向かう。バスとタクシーは登山口まで入れる。
☆ 岩手県側、須川温泉には、大きなパーキングと2件の宿がある。須川高原温泉で日帰り入浴 600円。11月23日で道は閉鎖、冬は来られない(秘湯の湯)。
☆ 須川温泉から一ノ関駅まで、バス代1,500円、1時間半。
一ノ関駅前には小さな歓楽街がある。ここにも「ホッピー」がある。ホッピーの北限はまだ、北のようだ。(和尚)
(ルートご参考:YAMAP参照)
今回の参加者:和尚さん
実働時間:3時間44分
累積登高差(+):
踏破距離:
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