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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第559 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2019年10月14日(

行き先【中央線沿線/高尾山(599m)〜小仏城山(670.3m)

コースタイム:

JR高尾駅[6:51]→京王線高尾山口駅[7:17]→リフト乗り場[7:23/7:32]→見晴台[8:05/8:08]→高尾山山頂[8:46/9:10]→小仏城山[10:03/10:13]→見晴台[11:28/11:33]→交番[12:12/12:17]→蕎麦屋「高橋」[12:30/13:35]→高尾山温泉極楽湯[13:46/15:20]→京王高尾山口駅[15:27]⇒高尾駅

トレイルマップ
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高度記録
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今季最強と言われた台風19号は、日本列島に多くの爪痕を残して通り過ぎて行った。台風の被害で中央線高尾駅より先が運休となり、当初の計画を変更して景信山〜城山に登ることになった。

高尾駅北口に集合したが、小仏行のバスが土砂崩れのため運休になっていた。こういう時には高尾山に登るのが無難であろうと、高尾山登山口へ向かう。国道20号を歩き始めると、土砂の跡がまだ残っていて、道路が水に浸かった事を物語っていた。現在不通の京王高尾山口駅はシャッターが下りていて、静まり返っている。

高尾山の登山路は沢山あるが、1号路と6号路が倒木のため通行止めとの事、稲荷山コースを登ることにした。時間が早いせいもあり、登山客はほとんどいない。静かな樹林帯の道を登って行くと、どこからか素朴で温かなオカリナの音色が聞えて来た。朝の静かな空気に相まって、心が洗われるようだ。木々の緑と音色に癒されながら登って行くと、見晴台でオカリナを練習している男性がいた(人の少ない時間に練習に来るとの事、人が数人登って来たら逃げるように下山して行った)。曇っているが、大きく広がった街が見渡せた(本日唯一の眺望)。

さらに40分程登ると、あっという間に山頂に到着。すっかりガスってしまい眺望はない。雨が降って来たが、ここから下山したらあまりに早すぎる(一杯呑むにも店がまだやっていない・・)。レインウェアを着て、城山まで往復することにした。

この先にもほとんど人がいなくて、径の両側のススキがひっそりと雨に濡れそぼっている。眺望がないので、一丁平も素通り。高尾山もこんなに静かだと、緑豊かな良い山だなと改めて実感する。しかし、階段の連続はちょっと草臥れる。トレランの人が行く手からやって来て、親切にも足を止めて、小仏峠への道は崩壊箇所があり通行不可だと教えてくれた。

1時間弱で城山に到着。さすがに茶屋が閉まっていて、山頂は閑散としている。木彫りの天狗の像だけが寂しげに出迎えてくれた。眺望もないので長居無用、さっさと元来た道を戻る。山頂は捲いて下っていると、子供用の財布が落ちていた。下山したら交番に届ける事にしよう。昼近くになると、傘を差しながら気軽な感じで登って来る人が増えて来た(地元の人なのだろう)。

下山して蕎麦屋が気になったが、まずは交番へ行かねばと、国道20号を5〜6分西へ向かう。しょっちゅう落し物があるのか、対応した警察官は慣れた感じ。無事持ち主に届く事を願って、さて蕎麦屋「高橋」へ。普段は行列ができるそうだが、今日はすんなり入れた。店の中に柿の木があり、屋根を突き抜けて幹が伸び、屋根の上に枝を広げているのにはびっくりした。

八王子の地酒と蕎麦を堪能してから駅へ向かうと、高尾山温泉極楽湯も営業再開していた。さすがに今日は空いていてゆったりとお湯に浸かる事ができた。京王線も運行が始まり、帰りは歩かずに高尾駅に戻れて助かった。城山往復といっても、約17キロも歩いていて、かなり良い運動になった。いつも人が溢れている高尾山で、こんなに静かな山歩ができることは滅多にないことだろう。 (なお)

今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、なおちゃん
実働時間:4時間50分
累積登高差(+):1031m
踏破距離:
16.9km

☆ 山から下りたらこんな店 
☆ 日帰り温泉はこんな所  
☆ 打ち上げはこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 南浅川の支流、案内川も氾濫したらしい。
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02 閉鎖中の高尾山口駅。
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03 ここも濁流が洗った跡がある。
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04 唯一の選択肢、稲荷山コースを登る。
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05 それなりにハイカーは見掛けたが、それでも大体こんな感じ。
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06 見晴台にオカリナを吹く人、在り。
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07 見晴台からの眺め。
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08 高尾山山頂。
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09 人影は少ない。
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10 証拠写真。
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11 時間が早いので、小仏城山を往復することにした。
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12 いつもはハイカーだらけの径だが。
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13 高尾じゃないみたい。
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14 このときだけの光景。
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15 一丁平だってこんな状態。
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16 雨に煙る眺め。
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17 もう小仏城山に着いた。
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18 天狗が寂しげ。
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19 やっぱり茶屋は閉まっていた。
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20 夫婦のハイカーに撮ってもらいました。
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21 誰もいない茶屋。
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22 10月でこんなことはまず無い。
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23 相模湖方面に下ってもしょうがない。
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24 来た径を戻る。
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25 やっぱり高尾じゃないみたい。
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26 ケーブルカーは動き出していた。
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27 途中で拾った子供用財布を駐在所へ届ける。
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28 この辺りも泥だらけ。
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29 これが溢れたとは俄かに信じられない。
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30 高橋家に入ることにした。
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31 やっぱりビール。
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32 これがあれば・・・
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33 これを頼むしかない。
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34 しこしこ。
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35 おいしゅうございました。
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36 高橋家名物、屋根を突き抜けた柿の木。
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37 ここも今日から営業再開。

〈全天球画像〉高尾山から城山への途中 /小仏城山にて / 高尾山温泉

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