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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第564 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2019年11月30日(

行き先【丹沢/高松山(801.2m)

コースタイム:

小田急新宿駅[621](急行小田原行)⇒新松田駅[741/751]→松田山ハーブガーデン[815/818]→最明寺史跡公園(トイレ)[912/917]→大六天(第六天)付近(休憩)[1012/1017]→大六天→尺里峠(ひさりとうげ)[1025]→高松山(休憩)[1115/11:50]→ビリ堂[1210]→別荘地・林道[1247/1253]→さくらの湯[1355/14:45]→YAMAKITAバル[1445/16:40]JR山北駅[16/1435]⇒松田駅[16:53/17:14](ふじさん12号)⇒小田急線新宿駅[18:27]

トレイルマップ
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高度記録
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朝の冷え込みは厳しいが、天気は快晴。良い展望が期待できそうだ。
小田急線新松田駅からコンクリートの坂道を松田ハーブガーデンに向かう。途中、目の前に真っ白に雪化粧した富士山が、その美しい姿を現した。ハーブガーデンは、開園前でひっそりとしている。黄色く色づいた実を沢山つけたミカンの畑、害獣除けの柵を通り過ぎ、延々と続くコンクリートの登り道をひたすら歩く。先頭のウッディーさんは、エンジン全開。ついて行くのに息が切れてしまいそうだ。やがて史跡公園に到着。おかげで、予定より30分も早い到着となり、その後の行程に余裕ができた。

ここからようやく登山道に入る。一端小さな集落を通り過ぎ、再び登山道へ。大六天の手前で、きらきら輝く相模湾を眺めながら小休止した。大六天のピークを確認後、杉や檜の道の不鮮明な樹林帯を下り、尺里峠から登り返す。尺里峠には「中沢古道を守る会」により再建されたという第六天の石碑がある。ちなみに「第六天は、火災等の厄災を除き、家内安全、五穀豊穣を招来する神霊」との説明書きがあった。ここから高松山までは急登となるが、途中、北東側に檜岳・鍋割山・塔ノ岳・うっすらと雪の乗った丹沢山を望むことができた。この道は「はなじょろ道」と言って明治末期まで、中沢地区と八丁地区を結ぶ生活道で、花嫁さんも通った道だったそうだ。こんな急な道を花嫁姿で歩いたのだろうか。50分ほどで高松山の山頂に到着した。

草原状の広い山頂で、登山客もそれなりに多い。青空の下、目の前にどっしりとした雄大な富士山が大きく裾を広げている。愛鷹山、金時山・明神ヶ岳が連なり、箱根大涌谷の噴煙も確認できる。富士山の奥には遠く南アルプスの白い山並みがわずかに見える。東には、大島・利島の浮かぶ相模湾。三浦半島の向こうに房総半島・横浜のランドマークタワーまではっきりと望むことができた。風がなく、ぽかぽかと暖かい日差しの下、のんびりと景色を楽しみながら昼食を摂ることができた。

30分以上、山頂でのんびり過ごした後、やや荒れた道をビリ道まで下る。ビリ堂には小さな馬頭観音が祀られている。「ビリ堂」とは、なんでも最後にある観音堂という意味だそうだ。ここから登山道を外れ、山北駅の北側に出る杉や檜の樹林帯を下って行く。足下は間伐の枝で覆われ、何度も足を取られそうになる。山頂から1時間弱で、展望の開けた別荘地に下り、そこから再び1時間近くコンクリートの道を北山駅に向かって下っていく。山北駅を通り過ぎ、さくらの湯で体を温めた後、駅前のYAMAKITAバルで乾杯。金時山から下山した和尚さんと合流した。

今年の11月は雨天が多く、なかなか青空を見ることができなかったが、11月の最後に、素晴らしい秋晴れの下、大展望を楽しむことができ、大満足の山行となった。 (のり)

今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、菊丸、ひろちゃん、のりちゃん、なおちゃん、和尚さん(YAMAKITAバルより)
実働時間:5時間10分
累積登高差(+):1193m
踏破距離:
16.6km

☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げ第一弾はこんな店 
☆ 帰りに乗ったのはこんな電車
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 
☆ 打ち上げ第三弾はこんな店  


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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01 松田ハーブガーデンにて。
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02 どーんと富士山。
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03 まだ開園時間ではない。
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04 新松田駅からひと息で登ってきたところ。
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05 あちらは箱根連山。
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06 現在位置。
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07 ロマンスカーって??
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08 車両は見当たらず。
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09 ここから線路と別れる。線路は何処まで続くのだろう。
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10 ゲートを通過。
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11 ここがコキアの里だと。何処?
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12 山茶花。
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13 またゲート通過。
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14 最明寺史跡公園に到着。
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15 皇帝ダリア。
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16 盛りは過ぎている。
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17 紅葉の残り。
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18 池。
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19 マガモとアヒル?
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20 金時山。
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21 あそこが高松山。
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22 日なたはポカポカ陽気。
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23 いったん下る。
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24 ススキと富士。
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25 撮影ポイントに群がる。
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26 第六天への登り。
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27 実はあの先で、道は途切れている。
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28 また、富士。
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29 大島も見えた。
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30 ここが第六天の三角点。
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31 ちょっとチャラい山頂標識。
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32 第六天からの眺め。
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33 あっちから来た。
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34 尺里峠にこんな説明書き。
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35 他化自在天の石造。
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36 また富士山。
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37 で、撮影タイム。
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38 相模湾が光っている。
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39 さて、山頂へ行こう。
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40 登りはこんな感じ。
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41 高松山山頂に到着。
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42 やっぱり富士。
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43 左奥は愛鷹山。
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44 こちらは相模湾。
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45 大島が意外に大きい。
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46 野点る。
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47 ちょっとピクニック気分。
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48 あの辺りは湘南。
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49 記念撮影お願いしました。
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50 これからビリ堂へ。
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51 下りは予想通りに荒れている。
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52 ちょっと紅葉を味わう。
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53 ビリ堂に到着。
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54 ビリ堂のいわれ。
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55 右は馬頭観音かな。
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56 この先、ちょっとだけバリエーション。
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57 廃れた別荘街があった。
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58 あとはひたすら車道を下る。
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59 久しぶりに「さくらの湯」にやってきた。
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60 初めてここに来た。
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61 皆揃ったところで乾杯。
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62 ようやく和尚も合流。
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63 YAMAKITAバルの入口で。
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64 朝通ったハーブガーデンがライトアップされていた。
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65 これに乗るのも久しぶり。
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66 新宿ではここに入りました。
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67 アユラシも合流。
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68 締めは思い出横丁。
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69 相変わらずの賑わいでした。

〈全天球画像〉松田ハーブガーデン / 高松山山頂/ 高松山から下山途中 / 新宿の一口餃子酒場 / 思い出横丁の岐阜屋

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