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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第576 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2020年2月22日()〜23日(

行き先【草津/芳ヶ平ヒュッテ&スノーシューイング

コースタイム:

〈1日目〉JR東京駅[6:52](あさま601号)⇒JR長野駅[8:38/9:00]⇒バス(志賀高原山の駅行、1800円)志賀高原山の駅BS[10:16/10:30]⇒第1リフト前BS[10:57/11:00]→第1リフト&第2リフト[11:35/11:40]→横手山山頂[12:30/12:40]→渋峠[13:07]→だまし平[13:40]→芳ヶ平ヒュッテ[14:20]

〈2日目〉芳ヶ平ヒュッテ[8:00]→桜清水[825]→横笹[850]→一本松[911]→香草[950]→蟻の塔渡り[1000]→林道[1022]→スノーシュー外す[1035]→草津温泉街[1055]→西の河原露天風呂[11:15/11:45]→レストハウス[11:50/12:10]→西の河原公園[12:12]→湯畑[12:25]→銀の鈴[12:35/13:30]⇒タクシー(6450円)⇒JR長野原草津口駅[14:06](特急草津2号、上野行)⇒大宮駅[16:07]

トレイルマップ
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高度記録
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スノーシューイング第三弾

1日目〉
今年のスノーシュー第3弾は芳ケ平ヒュッテに泊まることを目的に志賀高原へ。

渋峠は冬季通行止めのため、JR長野駅から志賀高原までバスで移動(1800円)、道の駅で横手山第一リフト前BSまでの無料のシャトルバスに乗り換えた。スキーヤーを大勢乗せて30分ほどでリフト乗り場に着く。第一リフト(500円)、第2リフト(500円)、第3リフト(350円)を乗り継ぐが、第2リフトを降りたところで、強風のため第3リフトが止まっていた。先に進むほか無い。ひどく寒くは無いが風が強い。ダウンを着込み、目出し帽、ゴーグルをつけて出発する。スキーヤーが滑り下りてくる、その片側をスノーシューで黙々と登る。視界は悪く無く1時間弱で横手山頂ヒュッテに着く。

次は渋峠を目指すがリフトの下を歩いていたら、係りのおじさんに「危ないから下は歩かないように」と注意された。

渋峠から樹林帯に入り、風当りも弱くなってきた。トレースもそれなりにあるので先頭を交代しながら進む。開けたところからは薄っすらと赤城山、草津白根山を望むことができた。その先はダマシ平と道標があり、尾根がだだっ広く迷いやすいようだ。最後尾の副隊長が時々GPSで確認してくれている。スノーシューで快調にグングンと下り、気持ちがいい。やがて芳ケ平湿原に出る。どんな植物が雪の下で眠って春を待っているのだろうかと想像しながら歩くのも楽しい。

だだっ広い雪原はコース取りが難しいので、副隊長が先頭で進む。しばらくすると木々の間から赤い屋根が見えてきた。ヒュッテに到着。ワンワンと吠える犬が出迎えてくれた。

2日目〉
ヒュッテを800に出発。橋とは反対方向に歩き出すと、窓から見ていた女主人に「橋を渡って行って下さい。もう遭難してますよ。」と注意された。

昨日より風は強く、時々雪が舞い上がり視界が悪くなるが、長くは続かない。先頭の副隊長が数分毎にスマホで位置を確認しながら進む。雪は降り続いているが、思っていたほどは寒く無い。

樹林帯に入ると道ははっきりしてきたので、また先頭を交代しながら進む。黄色い布が所々にあるが、周囲に溶け込んで全く目立たないので、目印の役目を果たしているのかどうか。踏み跡がないところもあったがラッセルの必要は全くなかった。途中でテレマークスキーで登ってきた4人組とすれ違う。今夜は芳ヶ平ヒュッテに泊まるようだ。

常布の滝への分岐、蟻の塔渡りを過ぎ、林道を横切るともう草津温泉のホテルが見えてきた。

草津温泉街に入った。小雪がちらちらと舞っているが観光客が多く、しかも若者ばかりだ。観光地に場違いの格好の6人が行く。西の河原露天風呂で体を温めてからお疲れ様ビール。湯畑も人で一杯だ。どこの店も満席で断られるが、なんとかお蕎麦屋さんでお昼を食べるこができた。

タクシーでJR長野原草津口駅に向かい(駅も若者で溢れていた)、帰路に着いた。

〈芳ヶ平ヒュッテ〉
ご夫婦で通年営業をしている。冬は8Kを徒歩で草津温泉まで下り、車で軽井沢まで行き、食材を調達してくるとのこと。料理は手作りでレトルトは使わないと言われる。

この建物は群馬県の所有だが、自分達で内装を変えて観葉植物を育て(国立公園の保護区なので草一本植えることは禁止だそうだ)、そして22年になると言われる。カナダに住んでいたご主人の趣味で洒落たタペストリーや絵が飾られている。暖炉に火が燃えてランプの光で夕食を頂いた。テキパキとした奥様と寡黙なご主人の抜群の相性でここまでやってこられたのであろう。他に家族は牧羊犬3匹。1匹は目が見えないそうだが、トゥーリ(雄)、クッカー(雌)の2匹は元気いっぱい。お腹いっぱいになると側にやって来て、スリスリ。撫で撫でしてもらうと、気持ち良さそうに目を細めてじっとしている。

なかなか予約が取れないのも頷ける。(ひろ)

今回の参加者:副隊長、くまちゃん、のんちゃん、のりちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:時間分
累積登高差(+):〈1日目〉246m 〈2日目〉173m
踏破距離:〈1日目〉5.1km 〈2日目〉8.4km

☆ 宿泊したのはこんな宿 
☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げ第一弾はこんな店 
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始
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001 【第1日目】横手山第1リフト。この先、第3リフトは強風で運転中止だった。
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002 横手山頂ヒュッテ。
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003 トイレ休憩してから出発。
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004 正面は赤城山らしい。
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005 あの辺りが草津白根山。
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006 眼下は渋峠ホテル。
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007 草津白根山が白いのは木が無いから。
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008 長野県から群馬県へ。
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009 スキー客は少ない。
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010 これから山間コース。
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011 トレースはあった。
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012 長野・群馬県境のマイナーな山々。
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013 なんとか、天気は持っている。
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014 ダマシ平通過。ここでホワイトアウトしなくて幸い。
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015 天気が悪くても気持ちが良いところ。
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016 芳ヶ平ヒュッテが見えた。
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017 ちょっとだけ急な下り。
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018 木々の間に赤い屋根。
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019 あの辺りが芳ヶ平湿原か。
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020 気分が良いのでついつい足が速くなる。
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021 ずんずん下る。
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022 湿原に到着。
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023 あれ、道標にヒュッテの名前が無い、と思ったら・・・
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024 目の前でした。
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025 芳ヶ平ヒュッテに到着。
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026 犬の鳴き声が聞こえてきた。
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027 トゥーリか?
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028 クッカー?
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029 ベアデッドコリーの兄弟とのこと。
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030 とりあえずひと息ついたら・・・
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031 これ。
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032 ヒュッテの食堂兼談話室。
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033 真冬なのに緑が多い。
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034 薪オーブン。
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035 天井が吹き抜け。
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036 薪ストーブ。
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037 いい感じ。
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038 スキー板のコレクション。
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039 女将さんと。
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040 こちらも。
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041 3骨董品のようだ。
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042 巨大スノーシュー。
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043 つまみにホタテが4種類。
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044 お湯はポットで100円
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045 それにしても観葉植物が多い。
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046 これも。
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047 こんな季節に不思議な風景。
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048 トイレに行くらしい。
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049 わんわんとにぎやか。
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050 カメラを向けたらやってきた。
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051 撫でられるのが大好き。
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052 こっちでも。
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053 やめようとすると催促する。
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054 だんんだん眠くなってきた。
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055 とうとう寝た。
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056 のんびりひと時。
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057 そろそろ夕食どき。
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058 夕食はランプの灯りで。
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059 にんにくのスープ、ケールのサラダ。
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060 メインディッシュはハンバーグ。
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061 赤ワインで乾杯。
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062 チリのコンチャ・イ・トロ・カッシェロ・デル・ディアブロ。
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063 食後のひと時。
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064 また、撫でてくれよとやってきた。
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065 腹いっぱいで何も考えられない人々。
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066 すぐに寝られそうだが、まだ7時前。
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067 またやってきた。
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068 お互い、寝そうな雰囲気。
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069 【第2日目】朝食は和風。
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070 ドアに掛けられた絵。
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071 女将さんに、出てきてと云ってみたけれど。
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072 もう2.5km。でもあと3.9kmがちょっとあやしい。
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073 快調に下る。
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074 それほど寒くはない。
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075 「大岩」というところ。
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076 「大周り」通過。
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077 蟻の戸渡り。
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078 真っ直ぐ進む。
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079 歩くことだけで気持ちが良い。
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080 皆、無心に下る。
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081 何だか温泉のにおいがしてきた。
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082 温泉の川。
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083 スノーシューはここでおしまい。
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084 西ノ河原公園。
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085 ビジターセンターにビール発見。
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086 お疲れさまでした。
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087 草津の湯を堪能しました。
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088 無料の足湯。
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089 まさに湯滝。
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090 遊歩道脇は湯気が立ち上っている。
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091 手を突っ込んでみたが、熱くはない。
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092 湯畑にやってきた。
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093 こんな寒空にもかかわらず・・・
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094 意外に観光客が多い。
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095 しかも若者が多い。
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096 タクシー運転手曰く、卒業旅行に来るんだと。
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097 今はそんな時代らしい。
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098 では記念撮影。
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099 湯の花がたっぷり。
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100 湧出量の豊富さが実感できる。
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101 足湯にもオヤジ化した若者ばかりが群がっている。
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102 湯畑そばの「銀の鈴」で。
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103 天ぷら食べ放題は、喰いませんでした。
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104 ところ変わって、大宮「いづみや第二支店」。
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105 満足しました。

〈全天球画像〉横手山山頂ヒュッテにて / 渋峠から芳ヶ平へ向かう途中 / 芳ヶ平ヒュッテ / 芳ヶ平から草津温泉へ向かう途中

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