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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第596 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2020年9月26日(

行き先【西丹沢/大室山(1587.4m)

コースタイム:

JR高尾駅[7:39]⇒JR藤野駅([7:52/8:00] ⇒タクシー(7100円)⇒久保吊橋[8:40/8:50]→休憩[9:48/9:52]→久保分岐[10:05]→休憩[10:55/11:02]→大室山[12:20/12:30]→前大室[13:27/13:31]→休憩[14:19/14:24]→林道[14:50]→紅椿の湯15:10/16:30頃]→タクシー(8400円)⇒藤野駅[17:10]

トレイルマップ
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高度記録
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週の初めに台風が通過したというのに、次から次へと低気圧が列島沿いに進み、曇天時々雨の日が続いていたが、今日も雨、降ったり止んだりの予報である。今回は道志川から大室山を目指す。

駅からレインウエアを着てタクシーに乗り込む。久保吊橋には立派な案内図があった。橋を渡り、すぐに暗い檜林を登り始めると、地面や濡れた落ち葉の間から頭?尾?をクネクネさせている生き物があちらこちらにいる。これがヒルなのか!靴に這い上がり、レインウエアのズボンにもくっついているが、払ってもなかなか落ちない。ヒルは振動、呼気(二酸化炭素)、熱に反応して近づいてくるそうだ。とにかく立ち止まらずに歩き続けるしかない。

地味な植林帯の登りが続くが、久保分岐を過ぎると右手は明るい広葉樹林となる。そして、小高いピークを登り切るとそこはブナの森であった。しかし、まだまだ登りは続く。霧雨は止みそうで止まない。山頂まであと1時間強ほどかと考えた頃、微かな踏み跡の周りはトリカブトだらけになった。見渡す限りのトリカブトだが、花をつけているのはちらほら、黒ずんだ葉を垂らした枯れた姿が目に付く。一山丸ごとトリカブトが群生している風景は初めて見る。

お昼過ぎに大室山山頂に着く。やっと雨は上がった様だ。

さてここから登山道を前大室に向かう。丹沢名物の木段が出現、滑る、滑る、丸太も滑る。道の両側はアザミ、うっかり触れようものならトゲにやられる。

また細かい雨が降り出した。前大室からの眺望はなし。さっさと下山する。前回ネイチャーランドオムから前大室に登った道を北へ辿り、途中の分岐を今日は右手に向かう。植林帯の斜面を注意深く、間伐材に足をとられながら降り続けること、1時間20分。林道に出る。

紅椿の湯でゆったりとしてから藤野駅に戻った。

〈追記〉
紅椿の湯の玄関前でレインウエアとスパッツを脱ぐと被害の全容が明らかになった。特にウッディーさんの足と靴の中は血だらけ。振り払っても、くっついて容易に剥がれない。しかも吸血してぷっくりと膨らんでいる。運よく女子は難を逃れたが、恐るべし、山ビル!春から秋に丹沢に行くときはヒル下りのジョニー(山ビル専用スプレー)は必須である。(ひろ)

今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、ひろちゃん、のりちゃん
実働時間:5時間50分
累積登高差(+):1288m
踏破距離:10.4km

☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げはこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜

スライドショウの開始

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01 久保吊橋から。
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02 意外にしっかりした吊橋。
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03 道標もちゃんとある。
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04 踏み跡も問題ない。
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05 緩やかな九十九折の径。
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06 ヒノキの植林帯に入る。
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07 標高780m付近で小休止。
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08 大渡登山口と合流。
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09 こんな手書きの標識もあった。
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10 まだ植林帯。
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11 広葉樹林帯は明るい。
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12 急斜面は直登しない。
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13 えっ、まだ120分もあるの!?
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14 必死さが伝わって来る。
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15 倒木は少ない。
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16 間伐されている。
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17 下草は枯れかかったトリカブト。
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18 ブナの森の始まり。
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19 径は相変わらずはっきりしている。
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20 大きなブナが増えてきた。
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21 見渡す限りトリカブト。
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22 トリカブトの海。
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23 時々、ミヤマヨメナ。
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24 トリカブトは皆、こんな枯れ方。
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25 長雨のせいか、酷暑のせいか。
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26 立派な道標。
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27 間もなく山頂。
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28 山梨百名山の標識が2つ。
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29 四方が欠けた二等三角点。
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30 西へ向かう。
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31 ここはアザミだらけ。
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32 木道がとてもスリッピー。
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33 歩き易そうで歩き難い。
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34 ちょっとだけ登り返し。
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35 まだヤマジノホトトギスが咲いていた。
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36 こんなの、あった。
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37 前大室に到着。ガスで視界無し。
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38 2年前の5月は良い天気だった。
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39 2年前は富士山も見えた。
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40 ここから北へ向かう。
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41 祠が破壊されていた。誰の仕業だろうか。
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42 2年前の写真ではちゃんとしていた。
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43 踏み跡は薄いが、尾根を外さなければ問題ない。
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44 急なところは無い。
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45 前大室から1時間20分で林道に出た。
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46 目指すは紅椿の湯。
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47 紅椿の湯で、ビールセットは860円。
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48 紅椿の湯のすぐ裏が道志川。
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49 いい湯でした。
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50 今宵は「風里」で打ち上げ。
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51 ここもテーブルが間引かれていた。
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52 イカチーズ揚げ、美味い。
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53 棒餃子はニラたっぷり。
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54 酒呑みオヤジの定番、ハムカツ。
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55 Woodyさんはチキンカツ定食。
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56 チキンカツはシェアしてもらいました。
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57 ビッグハンバーグは頼まない訳にはいかない。
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58 白魚の彩り盛り。珍味。
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59 ハンペンはさみ揚げ。
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60 焼き餃子も頼んだ。
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61 腹一杯になりました。
〈全天球画像〉大室山中腹にて / 紅椿の湯にて(1) / 紅椿の湯にて(2)
 
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