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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第613 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2021年4月3日(

行き先【中央線沿線/鹿穴(989.7m)~大蔵経寺山(715.5m)

コースタイム:

JR新宿駅[700](特急あずさ1号松本行、運賃+特急券3890円)⇒JR立川駅[721]⇒甲府駅[827/908GW山行の特急券購入に30分かかる]⇒タクシー(1100円)⇒武田神社[920]→休憩[1022/1025]→大日影(734m)[1040]→東山(885m)[1110/1113]→鹿穴(9897m)[1210/1213]→深草山(906m)[1255/1300]→大蔵経寺山(7155m)[13:40/1347]→林道[13:55]→展望台[1420]→大蔵経寺山登山出口[1435]→石和温泉かんぽの宿[1455/1530]→石和温泉食堂[1545/1445]→石和温泉駅[1708](特急あずさ44号新宿行)⇒立川駅[1819]⇒新宿駅[1843]

トレイルマップ
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高度記録
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 列車が甲府盆地に入ると、車窓に桃の花で一面ピンク色に染まった景色が広がった。今年は桜の開花が早く、桃の花も例年より早く満開の時季を迎えていた。3年前(201847日)にナットウ箱山~達沢山を訪れた際、満開の桃源郷に感動した記憶が蘇ってきた。今回の山行は、春の甲府の低山を巡り、桃源郷お座敷列車に乗る目的だったが、肝心のお座敷列車はコロナ禍でも人気とあって残念ながら満席だった。

 甲府駅からタクシーで武田神社へ。神社から武田氏館跡を抜け、金比羅神社が祀られている躑躅が崎亭跡へ向かう。ここから登山道に入る。20分ほどであずま屋のある躑躅が崎園地に到着。桜の木の向こうに甲府盆地の展望が開ける。その後、緩やかな登りが続くが、徐々に急な登りとなる。バリエーションルートだが、きちんと整備された登山道だ。防火帯となっているようで、登山道は広くなっている。左手には淡雪山が見える。所々フデリンドウやスミレの小さな花が咲いていて、和ませてくれる。日が差すと暑い位だ。

登山開始から1時間20分ほどで最初のピーク、大日影山(734m)に到着。山頂は広めだが、展望はあまりない。新緑の木立を抜ける風がとても心地よい。その後もひたすら登りが続くが、30分ほどで、次のピーク東山(885m)にたどり着く。赤松の尾根を抜けると大岩園地。眼下に春霞の甲府盆地を見渡すことができる。下山途中、ミツバツツジがぽつんと咲いていた。稜線をトラバースするために一端下るが、再び細い道を登り返す。分岐から鹿穴への道は7分ほどだが、倒木が多くやや荒れた感じがする。

鹿穴山頂(9897m)からは一端下るが、その後も緩やかにアップダウンを繰り返す。鹿穴から40分で深草山(906m)へ到着。ここからは緩やかな下りとなる。枯れ葉の間から顔を出したヒトリシズカの群生が目を引く。

大蔵経寺山(7155m)に到着。広い山頂には山梨百名山・甲府名山と立派な2つの頂標が並んでいる。登山道から林道に下りるにつれ、白い花を付けたアオダモの木々が目立つようになる。展望台まで下りると眼下には石和の町。その向こうに御坂山塊の山々の連なりが広がっている。富士山は残念ながら雲の中。ほどなく登山道出口に到着する。

駅を越えた「かんぽの宿」で汗を流し、石和温泉の食堂でようやく乾杯となった。石和温泉の駅のホームに立つと、白い富士がひょっこり顔を見せてくれた。お座敷列車の代わりに副隊長が用意してくれたグリーン券で、あずさのグリーン車両に乗車し、ゆったり気分を味わいながら帰路についた。

桜と新緑を楽しみながら辿る甲府の低山は、思っていたよりも歩きごたえのある山だった。(のり)

今回の参加者:副隊長、のりちゃん、なおちゃん
実働時間:5時間14分
累積登高差(+):987m
踏破距離:12.5km

☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げはこんな店 
☆ 帰りに乗ったのはこんな電車 


~ 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます ~

スライドショウの開始

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01 これから登る尾根を見上げる。
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02 この階段の上は溜池。
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03 甲府の街を振り返る。
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04 尾根の末端。
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05 アオダモの花。今日の主役。
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06 金比羅神社。今日は祭らしい。
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07 こういうところだった。
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08 辺りはこの花だらけ。
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09 この時期、何処の山でもこう?それともこの山だけ?
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10 地図には無い分岐。
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11 こんなところがあった。
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12 ちょっとだけ眺めが良い。
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13 また地図には無い分岐。
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14 防火帯に出た。
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15 まあ歩き易い。
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16 踏み跡もはっきりしている。
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17 今日もフデリンドウ。
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18 時折、木々の間に甲府盆地。
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19 大日影山に到着。
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20 広い山頂。
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21 スミレ。
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22 既に芽吹きの季節。
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23 クロモジ。
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24 この辺りはクロモジだらけ。
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25 東山に着いた。緯度経度まで表示有。
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26 こんな手製標識があった。
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27 アカマツ林。
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28 こんな標識があったので右を向くと・・・
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29 甲府の街が見えるビューポイントだった。
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30 大岩園地という名前まで付いている。
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31 ようやくミツバツツジ発見。
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32 こちらはダンコウバイ。
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33 ここまで九十九折。
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34 ここを左折する。
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35 ここにも手製標識。
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36 マップまであった。
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37 踏み跡が分かりにくい。
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38 鹿穴に到着。
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39 ここにも緯度経度の標識。
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40 彼方は鬼山。
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41 何でクマは標識を目の敵にするのだろうか。
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42 クマの毛!?
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43 アカマツが多い。
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44 何故かミツバツツジはとても少ない。
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45 マメザクラ。
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46 次の山は深草山。
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47 深草山に到着。
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48 手書き標識。
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49 のんびりひと休み。
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50 次第に標高を下げる。
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51 ここだけヒトリシズカの集団。
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52 ここも眺めが良い。
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53 笛吹市の標識。
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54 大蔵経寺山に到着。
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55 ここは山頂らしくない。
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56 ここも甲府名山。
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57 またアオダモの森。
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58 まさに花盛り。
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59 どれが花びらでどれが雄しべなのか。
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60 ハナモモ。
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61 展望台からの眺め。
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62 残念ながら富士山は見えない。
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63 ピンク色の盆地。
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64 あとは舗装道。
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65 アオダモだらけ。
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66 下界に出た。
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67 ここで汗を流した。
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68 石和温泉でやっとビール。
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69 肉厚のアジフライ。
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70 茄子焼き。
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71 焼鳥も頼んだ。
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72 日本酒はコレ。
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73 メニューは変わっていないようだ。
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74 ここで風呂に入らなかったのは2回目。
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75 石和温泉駅の背景が大蔵経寺山。
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76 石和温泉駅からの眺め。いつの間にか晴れた。
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77 富士山も見えた。
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78 今日はグリーン車で帰る。
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79 もうちょっとゆっくり走ってくれ。
〈全天球画像〉金比羅神社にて / 東山山頂にて / 鹿穴山頂にて / 大蔵経寺山展望台にて / 石和温泉にて

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