p210529
Welcome to our Web Site !

「いぃDay!」山岳会日本支部   


第621 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2021年5月29日()〜30日(

行き先【安倍奥/七面山(1982.4m)&身延山(1153m)

コースタイム:

1日目〉JR新宿駅[700](あずさ1号)⇒甲府駅[827/845](ワイドビューふじかわ4号)⇒下部温泉[926]⇒タクシー⇒ひのや別館[945/荷物デポ/955]⇒ジャンボタクシー(7000円)⇒羽衣表参道登山口[1003/1012]→肝心坊[1100/1105]→中適坊[1137/1042]→晴雲坊[1238/1243]→和光門・鐘楼→髄身門[1334/1342]→七面山[1433/1441]→髄身門[1525]→敬慎院[1526/1530]→奥之院[1540/1547]→明浄坊[1612/1615]→栃の大木・安住坊[1652/1657]→神通坊・鳥居[1757]→ひのや別館[1800]

2日目〉ひのや別館[640]→赤沢宿[716/720]→赤沢宿から舗装道へ[740]P[805/808]→南アルプスの眺め[826]→十萬部寺[842/850]→感井坊[905/910]→七面山拝礼所[950]→恩親閣→北展望台→南展望台→ロープウェイ奥之院駅[1040](ロープウェイ860円)⇒ロープウェイ久遠寺駅[1048]→久遠寺→バス停[1105/1110]⇒バス(300円)⇒身延駅[1127/1150](身延線510円)⇒市川大門駅[1233/1235]⇒タクシー(2270/1台)⇒みたまの湯[1250/1420]780円)⇒タクシー(1910/1台)⇒甲斐上野駅[1427/1440]330円)⇒甲府駅[1517/17:02](あずさ44)⇒新宿駅[18:43]

トレイルマップ
クリックすると地図が拡大します

高度記録
高度記録拡大は画像をクリック 


1泊2日で日蓮宗の聖地である七面山と身延山を巡る。

〈1日目〉七面山
表参道から登り始める。ヤマビルがいるので、靴とスパッツには念入りにヒル除けスプレーを散布して出発。(宿坊や山道のところどころに、塩水のスプレーが準備されていた。)

参道は土留めの丸太で緩やかな階段状に整備され、単調な道が続く。敬慎院を50丁目として、登山口からの目安に丁目の標石と石灯篭が置かれている。どこまで行っても同じような道なので飽きてくるが、ほぼ10丁おきにある宿坊での休憩が気分転換には丁度良い。鹿の鳴き声といろいろな鳥のさえずりが和ませてくれる。ほとほと飽きてきた頃、晴雲坊ではクリンソウが見頃だったし、40丁目辺りでは木々の間から富士山が見えて、気力を保つことができた。

黙々、坦々と修行の道を約3時間半歩いたところで、和光門からは広々とした敬慎院の境内である。49丁目の随身門。立派な門の前は広場になっており、真正面に富士山。ひととき、富士山の絶景を眺めた。

さて、ここからが七面山の登山らしい登山。鹿たちに見送られ、緑がキラキラと輝く落葉松林を登り、大崩れ(ナナイタガレ)を見物する。カメラに収まりきらない規模に圧倒された。さらにそのあと、大崩れの展望所からは、富士山と富士川の大展望に感激した。やや急登なシラビソの森を登って、七面山山頂に到着した。

随身門に戻り、敬慎院に参ってから奥之院へ。北参道を下る。北参道にも、敬慎院から登山口まで丁目の標石がある。下っても下ってもまだ○丁目?と本当にゲンナリしてしまったが、最後の方は1丁目1丁目ごとのカウントダウンが励みになった。

登山口の朱鳥居をくぐり、一日の無事を感謝した。約8時間のロングコースを踏破した。

鳥の鳴き声:ミソサザイ、ツツドリ、カラ、アオバト、オオルリ、エゾムシクイ、ホトトギス・・・ 「ソラシソラシ」「キュロキュロ」

2日目〉身延山
宿のある七面山温泉から赤沢宿に向かう。この赤沢宿は重要伝統的建造物保存地区に選定されている。七面山と身延山を結ぶ参道の宿場町であり、「江戸屋」の存在感もさることながら、石畳もいい味わいがある。七面山の全貌を仰ぎ見、昨日の頑張りを振り返った。

赤沢宿を過ぎた後は舗装道を延々と辿る。途中、尖がった頂の笊が岳や南アルプスを眺めながら十萬部寺に到着。そのあと舗装道は終わるかと思ったが、再び感井坊から先も舗装道が続いた。

七面山拝礼所からは、真正面にドーンと七面山。奥之院恩親閣に拝礼し、北展望台に向かう。北展望台からは、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父の山々までドカーンといい眺め。180度ビューを堪能した。一方、南展望台からは駿河湾に向かってとうとうと流れる富士川と安倍奥の山々の眺め。残念なことに富士山は雲の中だった。

身延山は日蓮宗の総本山として大きな存在であり、すばらしい景色を堪能できる魅力的な山であった。

ロープウェイで久遠寺に下り、その後バス、電車を乗り継いで市川大門駅からタクシーで「みたまの湯」へと向かった。「みたまの湯」最高! 露天風呂からは、北岳、鳳凰三山、八ヶ岳、茅ヶ岳、金峰山などの山々をはっきり、じっくり眺めることができた。

2日間にわたって山歩き自体は地味な、忍耐を要するものであったが、頑張ったご褒美に雄大な景色を堪能することができた。(のん)

今回の参加者:副隊長、菊丸、のんちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:時間分
累積登高差(+):〈1日目〉1584m 〈2日目〉1091m
踏破距離:〈1日目〉14.3km 〈2日目〉10km

☆ 宿泊したのはこんな宿 
☆ 山から下りたらこんな店 
☆ 電車を待つ間にホームにて 
☆ 帰りに乗ったのはこんな電車 
☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げはこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
img0000.jpg
001 【第1日目】下部温泉駅からタクシーに乗る。
img0001.jpg
002 表参道登山口。10時8分。
img0002.jpg
003 スギ・ヒノキが森林100選とは。
img0003.jpg
004 千里の道も一歩から。
img0004.jpg
005 焦らずにゆっくり行きましょう。
img0005.jpg
006 ぐんぐん高度を稼ぐ。
img0006.jpg
007 歩き易い径。
img0007.jpg
008 尾根の傾斜はきついが径は巧みに付けられていて緩やか。
img0008.jpg
009 きちんと九十九折になっている。
img0009.jpg
010 十三丁目の肝心坊でひと休み。11時3分。
img0010.jpg
011 水道のホースが道に沿って引かれている。
img0011.jpg
012 二十丁目。11時28分。
img0012.jpg
013 中適坊は二十三丁目。
img0013.jpg
014 そろそろ広葉樹林。
img0014.jpg
015 ヤマツツジはちらほら。
img0015.jpg
016 七面山のスカイツリーって・・・
img0016.jpg
017 これか!
img0017.jpg
018 見晴らしが良いところ。12時10分。
img0018.jpg
019 あれは北岳のようだ。
img0019.jpg
020 こちらは毛無山。
img0020.jpg
021 甲府盆地の向こうは微かに奥秩父連峰。
img0021.jpg
022 三十六丁目の晴雲坊にはクリンソウが咲いていた。
img0022.jpg
023 径に沿ってドコモのケーブル。
img0023.jpg
024 荷物用ロープウェイに追い抜かれる。13時13分。
img0024.jpg
025 眼下に富士川。
img0025.jpg
026 針葉樹が増えてきた。
img0026.jpg
027 和光門は四十六丁目。
img0027.jpg
028 この緩やかな直線参道を登ると・・・
img0028.jpg
029 鐘楼がある広場。
img0029.jpg
030 「連打を禁ず」とあるので1回撞いた。
img0030.jpg
031 広場からは富士山が目の前。
img0031.jpg
032 こういう眺め。
img0032.jpg
033 雪は殆ど無い。
img0033.jpg
034 随身門。
img0034.jpg
035 随身門の下には敬慎院。
img0035.jpg
036 随身門から見る富士山。
img0036.jpg
037 山頂はここから約1時間。
img0037.jpg
038 落葉松林。
img0038.jpg
039 これからが山道。
img0039.jpg
040 ナナイタガレ。
img0040.jpg
041 落ちたら戻って来れそうにない。
img0041.jpg
042 ナナイタガレに沿って径が付いている。
img0042.jpg
043 振り返れば富士山。14時12分。
img0043.jpg
044 富士の手前、右寄りに長者ヶ岳&天子ヶ岳。
img0044.jpg
045 シラビソ林を登っていると・・・
img0045.jpg
046 目の前でシカが草を食んでいた。
img0046.jpg
047 ずいぶん、人馴れしている。
img0047.jpg
048 シラビソばかり。
img0048.jpg
049 山頂到着。14時33分。
img0049.jpg
050 バンザイ。
img0050.jpg
051 ナナイタガレを上端から見下ろすと尾てい骨が疼く。
img0051.jpg
052 富士山の右に愛鷹山。
img0052.jpg
053 さらに右には富士市街と田子の浦が微かに見えている。
img0053.jpg
054 落葉松林を下る。15時11分。
img0054.jpg
055 龍神が棲むという一の池。
img0055.jpg
056 ここから敬慎院に行けそうにないので引き返す。
img0056.jpg
057 緑がきれい。
img0057.jpg
058 敬慎院へ下る。
img0058.jpg
059 両脇にミツバツツジ。
img0059.jpg
060 敬慎院。
img0060.jpg
061 凝った彫物。
img0061.jpg
062 奈良公園のように、普通にシカ。
img0062.jpg
063 あっちにも。
img0063.jpg
064 シカと一の池。
img0064.jpg
065 この上に七面大明神が現れたという影嚮石。
img0065.jpg
066 ここからも富士山が良く見える。
img0066.jpg
067 影嚮石と富士山。
img0067.jpg
068 奥之院縁起。
img0068.jpg
069 ここで御朱印をゲット。
img0069.jpg
070 あとは下るだけ。16時10分。
img0070.jpg
071 巨大なトチノキ。
img0071.jpg
072 樹齢は700年以上。
img0072.jpg
073 あれは富士見山。
img0073.jpg
074 下りに飽きた。
img0074.jpg
075 登山口に到着。
img0075.jpg
076 ひのや旅館に到着。18時丁度。
img0076.jpg
077 直ぐ風呂に入って直ぐ夕食。
img0077.jpg
078 お疲れ様でした。
img0078.jpg
079 【第2日目】6時から朝食を出してくれた。
img0079.jpg
080 今日は身延山登山。6時40分。
img0080.jpg
081 赤沢集落にやってきた。
img0081.jpg
082 江戸屋旅館。
img0082.jpg
083 果たしてやっているのだろうか。
img0083.jpg
084 趣のある建物が多い。
img0084.jpg
085 蕎麦屋があった。
img0085.jpg
086 集落を見渡せる場所。
img0086.jpg
087 対岸が七面山。
img0087.jpg
088 公民館も味がある。
img0088.jpg
089 向こうに雪山が見える。
img0089.jpg
090 白根三山の農鳥岳と間ノ岳か。
img0090.jpg
091 石畳。
img0091.jpg
092 振り返ると笊ヶ岳。7時40分。
img0092.jpg
093 舗装道路を登る。
img0093.jpg
094 笊ヶ岳が見えるところで小休止。
img0094.jpg
095 笊ヶ岳クローズアップ。
img0095.jpg
096 白根三山。
img0096.jpg
097 標高900m付近はなだらか。
img0097.jpg
098 間も無く十萬部寺。
img0098.jpg
099 十萬部寺。8時47分。
img0099.jpg
100 十萬部寺から感井坊はほぼ水平移動。
img0100.jpg
101 これから先も舗装道路。
img0101.jpg
102 橋?がある。
img0102.jpg
103 振り返るとナナイタガレ。
img0103.jpg
104 日向は暑い。
img0104.jpg
105 今日は未だ山中で誰に会っていない。
img0105.jpg
106 富士川と篠井山。
img0106.jpg
107 もう直ぐゴールの身延山。
img0107.jpg
108 菊丸がパチリ。
img0108.jpg
109 七面山が良く見えるところに出た。
img0109.jpg
110 随身門が見えるのか?
img0110.jpg
111 身延山奥之院に到着。
img0111.jpg
112 思親閣に参拝。
img0112.jpg
113 仁王門。
img0113.jpg
114 思親閣をスルーして・・・
img0114.jpg
115 北展望台へ行ってみた。
img0115.jpg
116 どっかーんといい眺め。
img0116.jpg
117 目立つとんがりピークは笊ヶ岳。
img0117.jpg
118 塩見岳や白根三山も。
img0118.jpg
119 鳳凰三山も八ヶ岳も見えている。
img0119.jpg
120 ご褒美な眺め。
img0120.jpg
121 この案内図通りに見えた。
img0121.jpg
122 こちらは南展望台。
img0122.jpg
123 富士川の流れ。右手は安倍奥の山々。
img0123.jpg
124 富士山だけは雲の中。
img0124.jpg
125 記念撮影。
img0125.jpg
126 ロープウェイの奥之院駅でビールをゲット。
img0126.jpg
127 ロープウェイで下山。
img0127.jpg
128 久遠寺には参拝者がちらほら。
img0128.jpg
129 男坂を下る。
img0129.jpg
130 山門を出てバス停へ向かう。
img0130.jpg
131 各駅停車に乗って市川大門駅へ。
img0131.jpg
132 奇天烈な駅舎。
img0132.jpg
133 湯上りは富士山ビール。
img0133.jpg
134 今が旬の甘々娘(とうもろこし)入りのクリームコロッケ。
img0134.jpg
135 地野菜のシーザースサラダ。
img0135.jpg
136 全員が揃ったところで。
img0136.jpg
137 日本酒に移行。
img0137.jpg
138 もうひとつサラダ。
img0138.jpg
139 地野菜たっぷりのピザ。
img0139.jpg
140 団十郎ゆかりの甲斐上野駅。
img0140.jpg
141 これで甲府へ。
img0141.jpg
142 甲府でもう一軒行ってみた。
img0142.jpg
143 時節柄、テラス席で。
img0143.jpg
144 ペルソナブルワリーのクラフトビール。
img0144.jpg
145 こんな品揃え。
img0145.jpg
146 料理もそこそあります。
img0146.jpg
147 ビールにはソーセージ。
img0147.jpg
148 ガバオトルティーヤ。
img0148.jpg
149 これもビールにピッタリ。
このちゃんTrailMaps INDEXへ