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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第623 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2021年6月12日(

行き先【奥秩父/絵図小屋山(1740m)

コースタイム:

JR高尾駅[7:06](甲府行)⇒JR塩山駅[8:14/8:20]⇒タクシー(7130円×2)⇒御屋敷[8:52/9:03]→休憩[10:00/10:03]→伝通院[10:18]→上ノ大ダレ[10:40]→休憩[11:00/11:05]→絵図小屋山[11:27/11:42]→休憩[12:24/12:29]→藤谷ノ頭[13:14]→展望台[13:40/トイレ/13:45]→道路に出る[14:18]→柳沢峠[14:30]⇒タクシー(5600円×2)⇒広池荘(日帰り入浴)→日の出屋→グリル&ワイン→塩山駅(かいじ52号)[19:17]⇒新宿駅[20:37](甲斐大和駅の人身事故のため1時間55分遅延)

トレイルマップ
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高度記録
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今日は塩山駅からタクシーで青梅街道を北へ40分程、落合集落の手前のお屋敷という所から登り始める。ここで標高は1200mもある。少し迷って登山道に入ると、両側が笹の緩やかな道が続く。笹道が終わり、尾根の先端から徐々に登って行くと鹿柵が現れ、ヒノキの苗木がネットで守られている。足元には鹿のフンが沢山あり、鹿害が酷いことが窺える。タクシーの運転手さんも、ツツジの花(レンゲツツジ)を鹿が食べてしまうと言っていた。鹿柵沿いの急登が終わり、新緑の唐松林にエゾハルゼミが鳴く気持ちの良い所で休憩する。

山ツツジがポツポツ現れ始め、標高が高いせいか今が盛りで美しい。ブナの巨木を過ぎ、マルハタケブキが群生する開けた場所に到着。伝通院という所だが、何もない。林間から飛龍山が見えた。少し下って、林道沿いの作業場に出た。再び登山道に入り、しばらく登ると「上ノ大ダル」のプレートがあった。緩やかに巻いてまた尾根に取りつく。黒川鶏冠山や遠くには御前山と思われる山容が望めた。ブナの新緑に響き渡るエゾハルゼミの声を聞きながら、カエデの森を抜けて上ノ大ダルから約45分で、本日の最高地点1740m絵図小屋山のプレートが掛かる倉掛山に続く防火帯の尾根に出た。

明るく眺めの良い尾根には山ツツジが咲き、足元には伸び過ぎたわらび、三窪高原の方には富士山が頭を出していた。倉掛山方面には奥秩父の山々が望めた。曇天の下の登山開始であったが、天気が回復してきて良かった。ここから倉掛山往復は止めて、三窪高原へと向かう。

わらびは伸び過ぎてしまって残念と思っていたところ、この先にはよく見るとまだ食べ頃のが残っており、(ハサミも持ってきた)私は足元のわらび採りをしながら歩く。眺めの良い防火帯の尾根道を、アップダウンを繰り返しながら下る。笠取山、唐松尾山、黒川鶏冠山、大菩薩方面、富士山、乾徳山等が見えて、いぃDay!ではこの山域3回目の山行にして初めて良い眺望が得られた。

下り始めてから1時間程でソーラーパネルが敷き詰められた所に出た。ここはホテルニュージャパンの横井社長が買って一大遊園地にする予定だった土地だと副隊長から聞いた。藤谷の頭へはここ一番の防火帯一直線の急登を登り切った。ここからハンゼノ頭までは今を盛りと咲き誇る山ツツジを満喫する。しかも例年なら大勢の登山客が押し寄せるところだが、静かに花を愛でながら登山を楽しむことができた。山ツツジに混じってレンゲツツジも咲いていたが、こちらは背が低く花が大きい。鹿が好んで食べるためにネットで保護されていた。絵図小屋山から2時間程で展望ベンチのあるハンゼノ頭に到着。三窪高原の売りである富士山とツツジの揃ったバッチリの写真を撮ることができた。目にはツツジの朱色を、袋には大収穫のわらびを納めて、柳沢峠へと下山した。(あひる)

今回の参加者:副隊長、アヒルちゃん、菊丸、のんちゃん、のりちゃん、なおちゃん
実働時間:時間分
累積登高差(+):702m
踏破距離:10.0km

☆ 山から下りたらこんな店 
☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 風呂上がりにはこんな店 
☆ 打ち上げはこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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01 「御屋敷」という集落から出発。
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02 林道に入るとすぐにゲート。
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03 林道を右に逸れる。
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04 立派な道は水源巡視路か?
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05 笹薮の中にも踏み跡あり。
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06 ひと頻り登ったところに・・・
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07 巡視路が横切っている。
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08 車でも通れそう。
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09 更に笹薮の中を登る。
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10 自然林に変わる。
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11 標高1,500mを越える。
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12 ヤマツツジが現れる。
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13 また巡視路を横断。
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14 立派なブナ。
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15 ハウチワカエデなどカエデの仲間が多い。
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16 マルバダケブキ。
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17 この辺りが伝通院。
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18 ここを西へ。
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19 下に林道が見えている。
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20 巻き道を辿る。
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21 上ノ大ダルというところ。
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22 チラリと見えたのは大菩薩嶺。
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23 気持ちが良いところ。
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24 ゆるく登る。
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25 黒川鶏冠山。
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26 ここで鋭角的に右折。
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27 これも巡視路か?
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28 再び尾根に上がる。
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29 ここもいい感じ。
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30 この辺りは秋も良さそう。
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31 緑の中にヤマツツジの朱色が印象的。
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32 ここを登り切れば・・・
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33 防火帯に出る。
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34 雁坂嶺、古礼山など奥秩父の主脈の山が見える。
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35 ここが絵図小屋山。
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36 おや、雲の上に富士山。
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37 ズーム富士山。
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38 いつものように富士が見えれば暫し撮影タイム。
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39 今日はもう倉掛山へは向かわず、柳沢峠へ向かう。
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40 見頃のヤマツツジが段々増えてきた。
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41 柳沢峠はあの鉄塔の向こうだ。
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42 写真撮影とワラビ摘みに忙しい。
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43 蕾のヤマツツジも多い。
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44 防火帯をゆく。
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45 多摩川源流部にある飛龍山(左)と黒川鶏冠山(右)。
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46 飛龍山の左は大常木山、竜喰山、唐松尾山、黒槐山。
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47 防火帯は真っ直ぐ上って真っ直ぐ下る。
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48 富士山は釈迦如来の如く・・・
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49 遍く世間を照らしているのだ。
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50 ここはずんずん下り。
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51 サラサドウダンも見頃。
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52 サラサドウダンとヤマツツジ。
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53 休憩中もワラビ摘みに余念がないアヒル。
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54 西側の眺めが良いところ。南アルプスもちらほら。
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55 南側は富士山だけ。
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56 この伐採の目的は何だろう。ソーラー発電?
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57 大菩薩嶺に向かってさらに南下。
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58 またまたヤマツツジ。
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59 右側はソーラー発電所。
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60 牧場のゲートのような柵。ちょっと狭すぎ。
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61 藤谷ノ頭への登り。
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62 少し登ると眼下と遠くにソーラー発電所。
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63 さっきは右のソーラー発電所の脇を通ってきた。
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64 ガスの中に乾徳山や黒金山が隠れている。
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65 藤谷の頭に到着。
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66 ヤマツツジのトンネル。
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67 この辺りはヤマツツジ庭園。
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68 富士山と鈴庫山とヤマツツジ。
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69 鹿柵の中にレンゲツツジ。
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70 ワラビはかなりの収穫。
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71 ハンゼノ頭に到着。
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72 ここでヤマツツジと富士山を見たのは初めて。
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73 ということで記念撮影。
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74 富士山とヤマツツジのクローズアップ。
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75 名残り惜しいが下山。
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76 茶屋の前にはライダーがいっぱいだった。
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77 我々はコレ。
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78 宏池荘でさっぱりした。
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79 風呂上りはやっぱりココ。
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80 この時間の客は我々だけ。
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81 ビールのお供。
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82 肉野菜炒めもいただく。
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83 ちょっと、お菊さん。
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84 ハイ、揃いました。
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85 塩山駅前のココに寄ってみた。
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86 小洒落た店内。
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87 鶏のアヒージョ。
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88 ボリュームたっぷり、スパニッシュオムレツ。
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89 共栄堂のK20bAK DD。甲州種なのに複雑。
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90 98ワインのロゼもイケてる。
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91 シェフにも入って貰った。
〈全天球画像〉絵図小屋山付近にて / ハンゼノ頭山頂にて / ハンゼノ頭付近にて
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