コースタイム:
〈1日目〉JR東京駅[6:08](上越新幹線とき301号新潟行)⇒JR大宮駅[6:33]⇒JR高崎駅[6:57/7:11](上越線各停水上行)⇒JR水上駅[8:17/8:20]⇒タクシー(8700円×2)⇒武尊神社駐車場[8:52/8:55]→林道終点[9:22]→休憩[9:48/5:53]→手小屋沢避難小屋上・休憩[10:45/10:48]→休憩[11:36/11:41]→休憩[12:30/12:33]→武尊山(2,158m)[→12:50/12:54]→中ノ岳[13:20]→家ノ串山(2,103m)[13:55]→休憩[14:00/14:05]⇒川場剣ヶ峰[14:27]→前武尊(2,039m)[14:55/15:05]→オグナほたかスキー場[15:45/15:50](宿送迎)⇒ペンションてんとうむし[16:05/16:20]⇒花咲の湯[16:30/17:30]⇒ペンションてんとう虫
〈2日目〉ペンションてんとう虫[8:15](宿送迎)⇒月夜野びーどろパーク⇒(A班)後閑駅 (B班)鮎茶屋巴⇒タクシー⇒沼田駅
トレイルマップ
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高度記録
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〈1日目〉
早朝家を出た時は、梅雨前線の影響で生憎の土砂降りの雨だった。副隊長が事前に代替案として考えてくれた鹿俣山に登るつもりで新幹線に乗った。しかし、上越線に乗り換え、水上駅に向かう途中、徐々に天気が回復し、水上駅に降りた時には青空が広がっていた。これなら行けそうだと副隊長の判断で、当初の予定通り、タクシーに乗り、武尊神社駐車場まで向かった。
神社から林道を通り、登山道に入る。ミソサザイと思われる小鳥のさえずりを聞きながら、雨に濡れたコメツガの樹林帯を緩やかに上っていく。1回目の休憩後からいよいよ急登となり、登り始めて2時間ほどで、あ手小屋沢避難小屋上に到着。白いゴゼンタチバナやマイズルソウ、ミツバオーレンの可愛らしい花々に癒されながら、更に高度を上げていった。
3回目の休憩後は鎖のある気の抜けない岩場が連続して現れた。足を滑らせないよう一人ずつ慎重に登っていく。鎖場をやっと抜けると、間もなく森林限界を越え、雲の間から周囲の山々が徐々に見渡せるようになってきた。前方には武尊山の山頂が姿を現した。ピンク色の花を付けたシャクナゲの道をあと一踏ん張り。
登山開始から4時間でようやく山頂に到着した。山頂は比較的広く、雲は多めだが、これから向かう南東側の稜線がよく見えた。北側に至仏山が間近に見えるはずだが、残念ながら雲の中。悪天候が予想されていたためか、百名山だというのに登山客は我々の他わずかだった。ya
展望を楽しんだ後は、気持ちの良い笹原の尾根道を中ノ岳方面へ向かう。一端下ると、雪田が現れた。キヌガサソウの群生、イワカガミに心躍らせながら先へ進む。三ツ池を通過し、笹清水で水を補給。中ノ岳を巻いて再び登り返し、尾根を辿ると、道は痩せ尾根となる。シャクナゲに彩られた家ノ串山から前方には、川場剣ヶ峰がそびえ立っている。ここからの道は根曲り竹が張り出し、滑りやすく、度々足を取られるので、疲労感が増してくる。川場剣ヶ峰の手前で左の巻き道を無事通過し(ピークへ向かう登山道は崩落のため封鎖中)、武尊山から2時間ほどで日本武尊の銅像のある前武尊山に到着した。
ここから下山開始するも、ぬかるんだ道が続き、途中、鎖やロープもあり、まだまだ気が抜けない。滑らないよう足の置き場に気を配りながら下山すること40分。スキー場に出てようやくほっと一息。宿のご主人の運転する送迎の車が見えた時には、本当にありがたかった。
スキー場の中を車に揺られながら一端宿に向かい、花咲の湯で汗を流した。
思いの外、奇跡的に天気に恵まれ、まずまずの展望と咲き始めの花々を楽しむことができ、大満足の一日だった。 (のり)
〈2日目〉
宿のご主人に月夜野びーどろパークまで送ってもらった。ここにはガラス工場(無料見学可)、ガラスショップ、クラフトビールが飲めるカフェなど、それぞれが何か楽しめるものが揃っている。そこで集合時間まで自由に過ごす事にした。ガラス工場では手作り花瓶を製作していた。数人で一つの工程を分担し、1個の花瓶を寸分の狂いなく阿吽の呼吸で、受け渡ししながら作業しているのには、しばし眺め入ってしまった。
早く帰宅するA班が、宿のご主人に後閑駅まで送ってもらった後に、B班は鮎茶屋巴まで送ってもらった。初夏の訪れを実感しながら、今年初めての鮎料理を堪能した。登りごたえのある山に、美味しい宿の食事に、ショッピングにと、充実した2日間だった。(なお)
今回の参加者:副隊長、このちゃん、アヒルちゃん、菊丸、ひろちゃん、のりちゃん、なおちゃん
実働時間:時間分
累積登高差(+):1327m
踏破距離:9.6km
☆ 日帰り温泉はこんな所
☆ 宿泊したのはこんな宿
☆ 2日目観光したのはこんな所
☆ 時間調整にはこんな店
☆ 打ち上げはこんな店
☆ 帰りに乗ったのはこんな電車
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