p210814
Welcome to our Web Site !

「いぃDay!」山岳会日本支部   


第632 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2021年8月14日(

行き先【大菩薩連嶺/ミヨリ尾根〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜ペンションすずらん

コースタイム:

JR
高尾駅[7:06](甲府行)⇒JR甲斐大和駅[8:03/8:10](上日川峠行バス・970円)⇒砥山林道BS[8:51/8:53]→ミヨリ沢橋[8:58]→休憩[10:00/10:05]→休憩[10:56/11:02]→主脈縦走路→牛奥ノ雁ヶ腹摺山[11:29]→休憩[11:56/12:00]→ペンションすずらん[12:45/日帰り入浴・500/14:15]⇒バス(760)⇒甲斐大和駅[14:23/15:23]⇒大月駅[15:41/食事/17:29]→高尾駅[18:13]

トレイルマップ
クリックすると地図が拡大します

高度記録
高度記録拡大は画像をクリック 

今日の山行は、さっさと登って下りてペンションすずらんでまったりする計画だ。

大雨の予報なので、さすがに電車の中に登山客の姿は一人も見当たらない。甲斐大和駅からのバスに乗ったのも我々だけだった。上日川峠行きのバスがこんなに空いている事があるのかと驚いた。

砥山林道バス停で下車し、車道を少し戻り、ミヨリ沢橋を渡って右岸にあるゲートの脇を通る。背丈ほどの藪を掻き分け、掻き分け林道を進んで行く。適当な所から斜面を一登りすると、広々とした緩やかで快適な尾根に出た。この径がずっと続くのかと思ったら、いずれ隣の尾根に移らないといけないとのこと。

まもなく快適な径から逸れ、尾根の末端に取り付き、踏み跡のない急斜面を登って行く。辺りはカラマツ林になり、早くも少し色付き始めていて、いぶし銀のような色合いになっている(フランスの画家コローが描く風景画を思い出した)。今日の雨も秋雨前線のせいだけれど、本当にもう秋なのだろうか・・・。

さらに高度を上げて行くと、立ち枯れた木が多くなって来て、荒涼とした雰囲気に包まれている。今日のような雨っぽい天気にはピッタリな場所だ。折れた枝が地面に沢山落ちている急斜面を、木に掴まりながら登って行く。

やがて辺りはシラビソ林になり、今度は倒木だらけの径になった。この辺りも荒れ果ててワイルドな雰囲気だ。倒木を跨いだり潜ったり、さながら障害物競走のよう。いつも人で溢れている大菩薩連嶺に、このような人があまり踏み入っていない山域が残されていたとは知らなかった。

倒木地帯を一登りすると、小金沢山からの主脈縦走路に合流した。ここからは一般道を歩く。草原を抜けて行く緩やかな径は、なんと歩き易いことか!牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂はガスって真っ白なので、そのまま通過してペンションすずらんに向かって一気に下る。立ち枯れの林を抜けて、パノラマ岩を今日は通過する。

ペンションすずらんへの近道が迂回路になっていて、今までよりも林道の先の方へ出た。ペンションすずらんのお馴染みの赤い屋根が見えて来てホッとする。山の中では人っ子一人出会わなかったが、すずらんでは昆虫採集の家族連れで賑わっている。まずお風呂に入ってさっぱりした後は、予定通り居心地の良いレストランで、バスの時間までまったりと過ごした。

山にいる間は小雨がぱらついたくらいだったが、バス停でバスを待つ頃に本格的に降り出した。帰りに乗ったバスも他の乗客はゼロだった。それにしても、こんなに人っ気のない大菩薩連嶺は初めてである。(なお)

今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、なおちゃん
実働時間:3時間37分
累積登高差(+):582m
踏破距離:6.8km

☆ 山から下りたらこんな店 
☆ ホームで電車を待つ間に 
☆ 打ち上げはこんな店  


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
img0000.jpg
01 英和交通バス車内。俺たちだけ!
img0001.jpg
02 砥山林道BSで下車。8時50分
img0002.jpg
03 今日に限らず、たいてい誰も下りないBS。
img0003.jpg
04 林道を戻る。
img0004.jpg
05 ミヨリ沢橋のすぐ先にある・・・
img0005.jpg
06 ここが登山口。
img0006.jpg
07 ここまで約5分。
img0007.jpg
08 こんな藪でも道はある。
img0008.jpg
09 雨具を着ていないと濡れる。
img0009.jpg
10 リョウブがよく咲いている。
img0010.jpg
11 マタマビの葉はかなり色づいている。
img0011.jpg
12 林道を離れる。
img0012.jpg
13 尾根に出る。
img0013.jpg
14 ちょっといい感じの道に出た。
img0014.jpg
15 ずっとこのままという訳にはいかないので・・・
img0015.jpg
16 ここから尾根に取り付く。
img0016.jpg
17 下草はシダとアキノキリンソウ。
img0017.jpg
18 踏み跡は無い。
img0018.jpg
19 落葉松はもう緑色ではない。
img0019.jpg
20 アキノキリンソウ。
img0020.jpg
21 もう秋の兆し。
img0021.jpg
22 標高1,710m付近。尾根が緩くなる。
img0022.jpg
23 まだ落葉松林。
img0023.jpg
24 標高1,770m付近でひと休み。10時3分
img0024.jpg
25 立ち枯れが多いところ。
img0025.jpg
26 コケが瑞々しい。
img0026.jpg
27 一番の急登。
img0027.jpg
28 Woodyさんの息遣いが激しくなる。
img0028.jpg
29 そんなところでも赤テープあり。
img0029.jpg
30 もう標高1,900mを超えた。
img0030.jpg
31 辺りはシラビソ。
img0031.jpg
32 倒木が増えてきた。
img0032.jpg
33 跨いだり・・・
img0033.jpg
34 潜ったり。
img0034.jpg
35 もうすぐ縦走路。
img0035.jpg
36 休憩後、縦走路を辿り始める。11時2分
img0036.jpg
37 なんと歩き易いことよ!
img0037.jpg
38 大菩薩連嶺らしい景観。
img0038.jpg
39 山の上らしくないところ。
img0039.jpg
40 ここを登れば・・・
img0040.jpg
41 牛奥ノ雁ヶ原摺山山頂。
img0041.jpg
42 いつもの立ち枯れエリアを下る。
img0042.jpg
43 本数が減ったかな、となおちゃん。
img0043.jpg
44 今日もここからの眺めはない。
img0044.jpg
45 下りの途中で小休止。11時59分
img0045.jpg
46 あとはペンションすずらん目指してまっしぐら。
img0046.jpg
47 迂回路へ導かれる。
img0047.jpg
48 いったん林道に出る。
img0048.jpg
49 ここからまた山道。
img0049.jpg
50 マルバダケブキの群生地。
img0050.jpg
51 また落葉松林。
img0051.jpg
52 ペンションすずらんに到着。12時44分
img0052.jpg
53 カッパを脱いだら風呂場へ。
img0053.jpg
54 風呂から上がったらここ。
img0054.jpg
55 ここに入ったらこれ。
img0055.jpg
56 副隊長オーダーはヤマウドの煮物。
img0056.jpg
57 なおちゃんオーダー、キノコのバター炒め。
img0057.jpg
58 Woodyさんオーダーのナポリタン。
img0058.jpg
59 変わらぬ風情。
img0059.jpg
60 ヤナギランなどの花が見頃。
img0060.jpg
61 バスを待つうちに雨が降り出した。
img0061.jpg
62 帰りのバスも貸し切り。
img0062.jpg
62 誰もいない甲斐大和駅で電車待ち時間にちょっと一杯。
img0063.jpg
63 大月のイタリアン「ムスタチオ」に入ってみる。
img0064.jpg
64 アクリル板が席毎に立てられている。
img0065.jpg
65 アクリル板越しに乾杯。
img0066.jpg
66 ワインはハウスワイン一択。
img0067.jpg
67 生ハム。

68 ピザ

69 牡蠣のグラタン

70 もうちょっとワインとビールのバリエーションがあればね。

71 まだ5時過ぎだけどこれで帰る
〈全天球画像〉上日川峠行バス車内にて / ミヨリ尾根取り付き付近にて / 標高2000m付近の主脈縦走路にて / 牛奥ノ雁ヶ腹摺山にて/ ペンションすずらんにて / レストランにて
このちゃんTrailMaps INDEXへ