コースタイム:
JR高尾駅[7:06](各停甲府行、運賃1,170円)⇒JR塩山駅[8:14/8:20]⇒タクシー(2,900円)⇒塩山平沢集落の先の通行止め標識[8:38/8:41]→P1林道鈴庫線東屋[9:33/9:38]→坂脇峠[9:40]→滑沢山[10:25/10:32]→P2[11:35/11:40]→扇山[12:40/12:48]→塩山ふれあいの森総合公園[13:55/14:26]→はやぶさ温泉[14:55/16:00]⇒タクシー(1640円)⇒塩山駅[16:19]⇒高尾駅[17:42]
トレイルマップ
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高度記録
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計画では、将監小屋でテント泊をして、竜喰山、和名倉山に登ることになっていたが、あいにくと2日続きの雨の予報。コースが変更になり、柳沢峠の西にある滑沢山、そこから西南方向に下って扇山(恵林寺山)に行くことになった。
塩山駅からタクシーに乗り、塩山平沢の先のゲート付近まで行けるはずだったが、通行止めの標識で下車することに。そこからくねくねと林道を歩いた。見上げるとはるか上にガードレールが見えて、かなり急坂を上るんだと溜息がでた。その先で道路工事の作業員の人たちに出会い、「お気をつけて」なんて言われて、申し訳ない気分に。歩くこと約1時間で、立派な林道鈴庫線東屋に到着。晴れていたらどんな景色が見えたのか。坂脇峠はそこから目と鼻の先で、すぐに尾根に取り付いた。
取り付きからの踏み跡は、あるのかないのかわからないぐらいだったが、とにかく忠実に尾根を上っていった。急な登りもあったが、比較的歩きやすい感じで滑沢山に到着した。滑沢山からがすごい急降下、と思いきや、ここから先は急なアップダウンを繰り返すことに。地図を見た限りでは、それほどの急坂があるとは思っていなかったのだが、アキレス腱ノビノビになるだけでなく、すね側が縮みすぎて痛くなるほどだった。その間、送電鉄塔の下を通り、鉄塔作業道を下ったり、岩っぽいところを通過して大きな岩稜を巻いたり、防火帯を通ったり、ざっくりと切れ落ちたところを見ながら歩いたりと、変化のある道が続いた。
滑沢山から5回目?の急降下のあと峠に出た。副隊長曰く「何年か前に、あにーと左の道から来て、ここから扇山に登ってぶどうまつりに行った」(その時の記録はこちら)
実は、この峠から1002m峰(仙人山)までが、この日の一番の登りだった。その後もアップダウンが続き、やっと扇山に到着。本格的に下り始めるまで、広さのある尾根のようなところを長々と歩いた。左右が切れ落ちているところも多く、樹の間から甲府盆地が見渡せる。何ヶ所か人工的に尾根を切ってあるところもあった。これは城山に違いないと思ったら、やはり「恵林寺山城郭遺構」として調査されていた。
扇山からの下りは、倒木が多くてワイルドな道。果樹園と鹿予防ネットが現れて、ようやく塩山ふれあいの森総合公園に下りた。なおちゃん持参の冷たいビールで乾杯していると、雨落ちてきた。はやぶさ温泉までまた歩き、汗を流してからお腹を満たして、早々に塩山駅へ戻った。(菊丸)
今回の参加者:副隊長、菊丸、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:5時間18分
累積登高差(+):785m
踏破距離:14km
☆ 山から下りたらこんな所
☆ 日帰り温泉はこんな所
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