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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第655 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2022年1月29日()~30日(

行き先【八子ヶ峰(1833.4m)&星糞峠~高松山(1668m)

コースタイム:

〈1日目〉JR新宿駅(あずさ1号)[7:00]JR茅野駅[9:07/9:25](白樺湖・車山高原行バス)⇒問屋川BS[10:02]→ペンションサワ・ルージュ[10:10/荷物デポ/10:30]⇒宿の車の送迎⇒女神茶屋[10:56/11:02]→八子ヶ峰南峰[11:41]→八子ヶ峰東峰[11:53]→休憩[12:35/12:42]→八子ヶ峰[12:48]→ロイヤルヒルスキー場レストハウス[14:10/14:35]→サワ・ルージュ[15:15](泊)

2日目〉サワ・ルージュ[10:45]⇒タクシー(4240/1台)⇒黒曜石体験ミュージアム[8:15]→ゲート[8:25/スノーシュー履く/8:30]→星糞峠[9:05/9:08]→標高1625m折り返し地点[10:15/10:20]→星糞峠[10:50]→ブランシュたかやまスキーリゾートレストハウス[11:23/11:50]⇒ジャンボタクシー(23440円)⇒片倉館(日帰り入浴750円)[13:10/14:10]→いずみ屋→上諏訪駅[16:39]⇒上諏訪駅[16:45/16:59](あずさ46号)⇒新宿駅[19:06]

トレイルマップ
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高度記録
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スノーシュー山行の第二弾は、1日目に八子ヶ峰、2日目に高松山に登るという充実した計画だ。

〈1日目〉
茅野駅で大勢の若者の登山客が下車し、バス停にずらっと並んでいる。この辺りは、夏だけでなく冬も若者に人気のエリアらしい。我々が乗った白樺湖・車山高原行きのバスは、それほど混まなくて良かった。

白樺湖畔の問屋川BSで下車し、ペンションサワ・ルージュに不要な荷物を置いてから、宿の車で女神茶屋まで送ってもらう。既に車が多数駐車していたが、ほとんどが蓼科山を目指すのだろう。

駐車場近くにある蓼科山登山口をチェックしていた副隊長より、アイゼン装着の指示があり、スノーシューをリュックに括り付けて出発する。車道を渡って、八子ヶ峰登山口から登り始める。なるほど、踏み固められてしっかりしたトレースがある。アイゼンの爪が良く効き、快適に20分も登ると、樹林帯を抜けて南アルプスと八ヶ岳が早速見えて来た。北横岳、蓼科山がすぐ近くに大きく見える。

八子ヶ峰の南峰らしき所を過ぎると緩やかな稜線の径となる。幅の広い雪原が続いていて、気持ちが良い。八ヶ岳と南アルプスの眺めに、さらに中央アルプスも加わって、雄大な眺望を楽しみながら進んで行く。八子ヶ峰東峰では、すぐ目の前に蓼科山が大きく聳えている。さらに進むと、トレースが薄くなってガボるようになって来たのでスノーシューに履き替える。

遮るものがない稜線なので、進む先の前方遠くには、美ヶ原や北アルプスも見えて来る。北へ視線を向ければ、白き峰の吾妻山や烏帽子岳、湯の丸山なども見えている。しらかば2in1スキー場のリフト終点に八子ヶ峰の山頂標識(手書きでずいぶん貧弱)があった。車山が目の前に見え、山頂のドームも大きく見える。

ここから白樺湖を目指してしばらくスキー場の縁を下った後、広々した尾根を先頭を交代しながら進み、ロイヤルヒルスキー場の上部に着いた。副隊長は最短距離で踏み跡のない斜面を下って行ったが、我々は雪まみれになりそうなので、しばらく平行移動した後にスキー場の縁を歩かせてもらった。

スキー場のレストハウスで、汗の乾かないうちにとビールで乾杯する。さて、一息ついて出発しようとした時点で、我々がまだスキー場の中腹に居た事に気付いた。宿の車に迎えに来てもらおうと電話したが、あいにく他の送迎があるそうだ。仕方がないので、さらに林道を40分程歩いてようやく宿に着いた。今日は天気に恵まれて一日中素晴らしい眺望を楽しむ事が出来た。

2日目〉
タクシーで黒曜石体験ミュージアムまで行き、しばらく車道を歩く。今日は雪がチラチラ舞っている。ゲートまで来ると雪が積もっていたのでスノーシューを履く。先頭を交代しながら、緩やかな傾斜の林道をさらに登って行く。林道はずっとカラマツ林に囲まれていて、気持ちが良い。

歩き始めて50分程で星糞峠に着き、ここからはトレースのない山径を登って行く。歩き始めにちらついていた雪も止み、青空が広がって来た。登り始めは緩やかな斜面だったが、段々急になり、積雪量も多くなって来る。一歩一歩脚を蹴り込みながら進んで行く。

標高1668mの高松山山頂の手前、標高1625m辺りでタイムアウト。山頂の近くはカヤト原になるらしいが、まだカラマツに囲まれている。ここで少し休憩してから来た径を戻る。下りはトレースがしっかり出来ているので、あっという間に下りて来た。

ミュージアムの少し先のブランシュ高山スキーリゾートのレストハウスで、ビールで乾杯。今日はここから無事タクシーに乗り、上諏訪にある日帰り温泉「片倉館」へ向かう。ここは千人風呂と呼ばれ、一度に100人が入れる広さの大理石造りの浴槽がある。これだけ広々したお風呂に入るとリッチな気分になる。

ゆっくり温まった後は、まず上諏訪駅であずさの指定券を買い、先に帰るこのちゃんとアヒルちゃんと分かれて、お馴染みの「いずみ屋」に向かう。上諏訪にある5軒の酒蔵の日本酒飲み比べセットを、美味しい料理と共に楽しんだ。

我々3人は副隊長に見送られながら、上諏訪駅から各駅停車に乗り込む。

「何で、何で~??」

茅野駅で下車し、ホームで14分待って、やって来たあずさ46号に乗車。車内で無事副隊長と再会を果たした。

またまた大人の休日俱楽部の決まりに翻弄された。当初茅野駅から乗る予定で持っていた新宿~茅野駅の往復乗車券では、茅野駅までの乗車券を買い足しても、上諏訪駅から特急列車には乗れないのだ。一度手数料を払って解約しないとダメだと言われ、仕方なく各駅停車で茅野駅まで行った次第。大人の休日俱楽部についてはずいぶん経験を積んだ積もりだったが、まだまだ学習する事がありそうだ。やれやれ・・。 (なお)

今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、このちゃん、クマちゃん、アヒルちゃん、なおちゃん
実働時間:〈1日目〉3時間 〈2日目〉3時間
累積登高差(+):〈1日目]285m 〈2日目〉290m
踏破距離:〈1日目〉8.0km 〈2日目〉7.3km

☆ 〈1日目〉山から下りたらこんな店 
☆ 泊まったのはこんな宿 
☆ 〈2日目〉山から下りたらこんな店 
☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げはこんな店 


~ 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます ~


スライドショウの開始
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001 【第1日目】ペンション・サワ・ルージュに荷物をデポ。10時26分
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002 女神茶屋登山口まで送迎サービス。
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003 女神茶屋登山口。
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004 しっかりトレースがあるのでアイゼンで出発。11時2分
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005 雪は締まっているので歩きやすい。
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006 すぐに樹林帯を抜けた。
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007 立ち止まって見る先は・・・
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008 南アルプス。甲斐駒ヶ岳の左に北岳。
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009 バックは北横岳。
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010 蓼科山が高い。
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011 南アルプス。右に仙丈ヶ岳も見えている。
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012 こちらは天狗岳から南側の八ヶ岳。
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013 そろそろ行きましょう。
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014 白樺湖を目指す。
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015 こちらは中央アルプス。
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016 建物が見えてきた。
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017 何度も南アルプス。
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018 何度も八ヶ岳。
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019 車山が見えた。
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020 南峰はここか。11時40分
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021 このヒュッテは廃業したのかな。
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022 雪原を行く。
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023 あっちが東峰。
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024 東峰に到着。11時48分
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025 東峰から見た蓼科山。
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026 もう本日の最高点。
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027 霧ヶ峰までつながっているようだ。
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028 向こうは美ヶ原。
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029 見えてきたのは烏帽子岳と湯ノ丸山。
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030 トレースが薄くなってきた。
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031 ここでアイゼンからスノーシューに切り替え。
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032 後ろのピークが東峰。
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033 行くぜ。
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034 美ヶ原の左に北アルプス。餓鬼岳あたりか。
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035 稜線歩きは快適。
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036 蓼科山がだんだん遠ざかる。
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037 しらかば2in1スキー場のリフトが見えてきた。
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038 眼下にレストハウス。
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039 ここが八子ヶ峰山頂。12時48分
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040 スノーボーダー達と遭遇。
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041 白樺湖が見えてきた。
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042 王ヶ鼻のすぐ左は針ノ木岳かも。
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043 交代でラッセル開始。
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044 ♪ラッセルいそげや おおシーハイル♪
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045 蓼科山がますます高い。
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046 また広いところに出た。
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047 右下はロイヤルヒルスキー場。
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048 スキー場の向こうは車山。
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049 パノラマ。
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050 テーブルマウンテンといえば。
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051 副隊長はここから真っ直ぐ下る。13時43分
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052 他の5人はスキー場を下りてきた。
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053 ロイヤルヒルスキー場のレストハウスで。14時13分
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054 サワ・ルージュに到着。こちらは男部屋。
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055 奥にベッドルーム。
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056 湯上りはこれ。
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057 夕食は18時半から。
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058 今宵のメニュー。
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059 キリッと冷えた白ワインをいただきます。
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060 乾杯!
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061 ホタテと魚のパイ焼き。
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062 メインディッシュはサーロインステーキ。
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063 女子とWoodyさんは別腹。
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064 【第2日目】朝食は7時から。
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065 盛り沢山な朝食。
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066 お世話になりました。7時40分
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067 ゲートからスノーシュー。雪がチラチラ。8時31分
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068 暑いので一枚脱ぐ。8時52分
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069 辺りは落葉松林。
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070 交代でラッセル。
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071 星糞峠。9時6分
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072 休憩所もある。
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073 さらに林道を進む。
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074 このちゃんはカメラ目線が得意。
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075 このちゃんコケました。
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076 我々の後には立派なトレース。
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077 青空が広がってきた。
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078 トレース無しのガチラッセル。
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079 50歩で交代。
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080 なおちゃんとWoodyさんの体重差が現れる。
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081 ここでタイムアップ。10時15分
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082 山頂まであと残り1時間ぐらいか。
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083 下りは早い。
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084 もうゲート。11時3分
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085 ブランシュたかやまスキーリゾートに戻る。
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086 片倉館で湯上りビール。
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087 今日も空いてました。
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088 打ち上げはやっぱりここ。
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089 丁度、入れた。
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090 下が開いているアクリル衝立。
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091 とりあえず呑み比べセットを注文。
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092 何れも諏訪の酒。
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093 お疲れ様です。
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094 湯波刺し。
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095 野沢菜コロッケは頼みたくなる。
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096 ピリ辛豆腐チーズ焼きもつい頼む。
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097 Woodyさんは味噌天丼。
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098 豚肉の鉄平石焼。
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099 珍味の炙り酒粕ねぎ味噌。
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100 とうふトロロ煮。
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101 アサリ酒蒸し。
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102 飲んで食べて大満足でした。
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103 上諏訪駅で3人を見送る。何故?

〈全天球画像〉八子ヶ峰南峰にて / 八子ヶ峰東峰にて / 八子ヶ峰東峰付近にて / ブランシュたかやまスキーリゾートのレストハウス
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