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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第679 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2022年7月9日(

行き先【大菩薩連嶺/大谷ヶ丸(1643.8m)

コースタイム:

JR高尾駅[706](JR中央線甲府行)JR大月駅[742/750]⇒タクシー(4610)⇒日向部(旧テニスコート前)[815]1,626m[1022]→米背負峠[1029/1035]→大谷ヶ丸[1055]→大谷ヶ丸北峰[1105/1113]→米背負峠[1143/1148]→米背負沢→登山口[1222/1226]→大蔵沢大鹿林道→やまと天目山温泉[1320/1431](栄和交通バス300)⇒甲斐大和駅[1445/1524](JR中央線各停高尾行)⇒高尾駅[1632/1640]⇒タクシー(2700円、3300)⇒桂川亭[1700/1915]⇒タクシー(2700円)⇒高尾駅

トレイルマップ
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高度記録
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今回は、全コースバリエーションで大谷ヶ丸に登り、下山後は高尾からタクシーを飛ばして、鮎を食べに行こうという企画だ。

取り付きの日向部(旧テニスコート前)は1,626m峰から、ほぼ東に向かって延びている尾根の末端の駐車場にあった。地図ではそれほどには見えなかったけれど、取り付いてみると、のっけからの急登。でも、足元はバリエーションとは思えないほど、下草もなくてきれいで歩きやすかった。古い切り株が一列に並んでいるところもあるので、定期的に整備されているのかも。周囲は自然林の木立で、緑がさわやか。終わってしまったナツツバキの花が落ちていたり、リョウブの花が咲いていたりした。

1回目の休憩のあと、南側に視界が開けているところがあり、対面の尾根にきれいに切れ込んでいるところが見えた。「小沢ドウミだね。キレットになっている」と副隊長。

このあともグングン高度を上げていき、1430mあたりで2度目の休憩。大谷ヶ丸の主稜線との合流地点1626mまでは、あと3分の1ぐらい。少し緩んだかと思えば、また急坂、岩が出ているところもけっこうあり、合流地点に出たときはホッとした。

米背負峠まで下り、大谷ヶ丸山頂に登り返す。山頂は木立に囲まれて、展望はなかった。

下りは、まず米背負峠方面に少し下り、大谷ヶ丸北峰を目指す。枯れたササをかき分けるなど、かなりバリエーション度が高くなった。「このあたり…」と副隊長が止まったところには、ピンクのテープに手書きの標識が。ここから北西に向かって尾根を下るのだが、ほどなく崖に阻まれて進めなくなり、戻ることになった。

米背負峠まで戻り、米背負沢に沿って下った。周囲はモミジなどの自然林が美しいのだが、ぼーっと見とれてはいられない。足元には注意が必要だ。10年以上前に、このちゃんとなおちゃんと3人で滝子山の帰りに歩いたことが思い出された。

登山口に着いてからは、時間が押しているということで、猛ダッシュでやまと天目山温泉に向かった。ゲート出口の横に尾根の末端が出ていた。大谷ヶ丸北尾根を順調に下りてきたら、ここに出てくるのだそう。「今度はここから登る」と副隊長。

やまと天目山温泉のつるつるしたお湯で汗を流して、目的の2つめの「桂川亭・別館 鮎や」(けいせんてい)に向かった。店は津久井湖のそば、相模川のほとりにあり、ダムができるまでは屋形船で鵜飼いが行われ、著名人が訪れて賑わっていたそう。建物は築70年以上で、当時の離れを改築して復活させたとホームページにある。

料理は、鮎のみそ焼きや塩焼き、鮎山椒まぶしご飯などのコース(3,850円)。さすが1時間かけて焼くだけあって、鮎は骨ごと食べられる。

昔の田舎の家のような部屋には、鵜のはく製があって、若いご主人から当時の様子を少し聞くことができた。何も知らずに行ったので、もったいないことをした。ちなみに本館の方では宿泊もできる。珍しいところで、珍しくもおいしいお料理をいただいて、大満足の打ち上げでした。(菊丸)

今回の参加者:副隊長、アヒルちゃん、菊丸、ひろちゃん、のりちゃん、なおちゃん
実働時間:4時間42分
累積登高差(+):1135m
踏破距離:
10.8km

☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 電車を待つ間には 
☆ 打ち上げはこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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01 日向部でタクシーを降りる。8時14分
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02 ここから尾根に取り付く。
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03 歩き易い。
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04 左側はヒノキの植林。
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05 ちょっと暑い。
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06 雑木林の中に入る。
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07 途端に涼しい。
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08 標高1,180m付近で小休止。8時53分
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09 とにかく風が気持ちイイ。
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10 ここまで来た甲斐がある。
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11 いつまでもここに居たい気分だが、そうもいかない。
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12 また覚悟して歩き始める。
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13 岩っぽくなってきた。
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14 苔生した岩を攀じ登る。
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15 伐採地に出た。
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16 石は皆、浮いているので要注意。
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17 背後は小沢ドウミ。
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18 まだ急登が続く。
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19 再び広葉樹林。
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20 尾根上に岩。
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21 けもの径に従い、左側から巻く。
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22 疎らなエゾハルゼミの鳴き声。
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23 足元が緩い急登。
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24 標高1,440m付近で2回目の小休止。9時47分
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25 また風に癒される。
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26 さっきの伐採地以外、眺めは無い。
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27 さて、もうひと頑張り。
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28 また直線的な登り。
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29 また尾根の真ん中に大きな岩。
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30 縦走路に出た。10時21分
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31 辺りは少々ガスっている。
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32 マルバダケブキはまだ咲いていない。
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33 米背負峠に到着。10時29分
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34 ちょっと登り返せば・・・
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35 大谷ヶ丸に到着。10時55分
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36 静かな山頂。
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37 もう一つの山頂へ。
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38 手書きのメモのような標識。
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39 北峰は南峰よりもさらにひっそりしている。
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40 ナナカマドの色づき始め。
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41 リョウブの花はまだ蕾。
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42 また米背負峠に戻った。
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43 ここは風が寒いくらい心地いい。
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44 沢沿いに下る。
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45 ヤマボウシ。
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46 何回目かの渡渉。
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47 ここへ下りてくる予定だった。
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48 やまと天目山温泉に到着。
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49 やまと天目山温泉でまったり。
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50 甲斐大和駅で電車待ち。
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51 桂川亭別館「鮎や」にて。
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52 鮎の塩焼き。
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53 田楽。
〈全天球画像〉大菩薩連嶺1626m峰 / 大谷ヶ丸北峰にて
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