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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第 686回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2022年8月27日(

行き先【奥多摩/黒山(842.3m)〜棒ノ折山(969m)

コースタイム:

JR立川駅[6:52](青梅行)⇒JR東青梅駅[7:26/7:45](バス・上成木行)⇒上成木BS[8:19/8:24]→小沢峠[8:40]→休憩[8:58/9:03]→長久保山[9:48/9:53]→馬乗馬場[10:30]→黒山[10:46/10:55]→権次入峠[11:20]→棒ノ折山[11:32/11:40]→キャンプ場[12:35]→清東橋[12:42]→ちわき[13:53/15:05]⇒タクシー(6900円)⇒青梅駅[15:35/15:38](特別快速東京行)⇒立川駅[16:08]→高砂湯[16:20/16:50](入浴料500円)

トレイルマップ
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高度記録
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元々は剱岳に登る予定であったが、早くも秋雨前線が停滞して雨の予報、そこで剱岳は延期にして、雨天時に相応しい山行計画を副隊長に捻り出してもらった。

予報が外れて、思ったよりも良い天気だ。東青梅駅からバスに乗る。乗客は我々3人だけ、とうとう終点の上成木BSまで一人も乗って来なかった。車道を少し歩いてから登山道に入る。植林帯の広々した径を登って行くと、小沢峠からは尾根上を辿る径となり、森林浴しながら気持ち良く登って行く。時々木の根が張り出していたり、露岩があったりするが、傾斜もそれほど急ではなく、基本的に歩き易い径である。

23人の人に出会っただけで、とにかく静けさに包まれているのが良い。急斜面を登ると黒山に到着、一旦下って登り返すと権次入峠、ここでさわらびの湯からの登山道が合流する。途端に人がわらわらと湧いて来た!いつの間にやら、大勢の人が山頂を目指して登っている。辺りは急に賑やかになり、後ろから登って来る人に追い立てられる感じになる。

木の根が一面にはびこっている、山頂直下の急斜面を登り切ると、棒ノ折山山頂に到着。今日はガスっていて遠くの山々は見えない。案内板によると、谷川岳、上州武尊山、男体山なども見えるようだ。以前は下の方が眺められて気持ちの良い眺望があったそうだが、今や木々が茂ってしまったため、それも遮られてしまっている。眺望がない割には、沢山の人が休憩していて、相変わらず人気の山らしい。

眺望がないならばと、今日の次の目的地、大丹波川のほとりに建つ古民家レストラン「ちわき」を目指して、さっさと下る。植林帯の中の九十九折れの径を50分程下ってから、沢沿いの岩っぽい径を滑らないように注意して下る。車道に出てから20分程歩くと、「ちわき」に着いた。待たされることなく、店内に案内される。今日は天然鮎が入荷しているとのこと、迷わず天然鮎の塩焼きを注文する。小鮎の田楽、小鮎の天ぷら、小鮎のかまどご飯などを美味しく頂いた。

さて、良い気分に酔っぱらって、お会計とタクシーをお願いすると、10年くらい前からタクシーはここまで来てくれないそう、偶々御岳山辺りにいれば来てくれる事もあるとか。店の送迎はコロナ以来中止しているそうだ。となると、川井駅まで4キロを歩くか、17時のバスまで待つか、選択肢は二つに一つ・・・。初めて不便な山奥に来ている事に気付いた。一瞬にして酔いがさめる。今来ているお客さんの車に乗せてもらおうかと、一瞬頭をよぎる。

奥多摩駅でお世話になっていた運転手さんを思い出した。私のスマホに携帯番号が登録されていた。恐る恐る電話してみると、今奥多摩駅前にいて25分後に来てくれるそう。あー、助かった!

川井駅では近すぎて申し訳ないので、青梅駅まで送ってもらう。運転手さんの弾丸トークによると、2年くらい前から車をリーガルキャブから借りてはいるが、個人事業主として奥多摩駅周辺の客を一手に引き受けているとの事。名前も「奥多摩タクシー」に変わっている。法律上の制限や手続きなど色々なしがらみがある中で、とにかく一人で頑張っているらしい。以前よりも活き活きとされていたように思った。これからも、きっとお世話になることだろう。(なお)

今回の参加者:副隊長、アヒルちゃん、なおちゃん
実働時間:5時間2分
累積登高差(+):954m
踏破距離:9.1km

☆ 打ち上げ第一弾はこんな店 
☆ 今日の入浴はこんな所 
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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01 東青梅駅前から。
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02 上成木までバス。当然乗客は我々だけ。8時22分
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03 ここからは旧道の右へ。
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04 紛らわしいが、ここは直進。
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05 今日は思いの外、いい天気。
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06 空気がどよーんとしていて暑い。
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07 蚊がいるらしい(あひるちゃん、速攻で刺された)。
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08 小沢峠に到着。もうここは埼玉県と東京都の都県境。8時41分
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09 左側は鹿柵。
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10 少しずつ高度を上げる。
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11 岩がゴロゴロ。
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12 植林は続く。
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13 鳴いているのはツクツクボウシ。
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14 歩き易い巻き径。
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15 長久保山に到着。ここにも立派なトレイルラン標識。9時47分
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16 風が通り抜けるので暑さは和らぐ。
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17 手入れが行き届いている植林。
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18 もう標高は750mを越えた。
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19 巨大な真っ白キノコ。
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20 こんなに大きい。
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21 東京チェーンソーズ?
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22 右側は林道を造成中。
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23 「まのりばんば」と読む。こういうところだった。10時30分
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24 また岩っぽくなってきた。
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25 辺りは広葉樹林に変わる。
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26 黒山に到着。10時47分
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27 ここも静かな山頂。
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28 小沢峠から5km。
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29 東京都は植林、埼玉県は雑木林。
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30 この辺りの植林もちゃんと枝打ちがされている。
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31 権次入峠に到着。途端に人が増えてくる。11時19分
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32 ハイカー過多のせいで、根っ子がむき出し。
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33 棒ノ折山到着。11時32分
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34 いつの間にか、見通しが悪くなった。
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35 これだと棒ノ折山の価値は下がったはず。
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36 でもハイカーは相変わらず多い。
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37 大丹波川へ下る径の途中にある滝。
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38 岩にはイワタバコ。
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39 登山口。12時34分
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40 「ちわき」に到着。12時53分
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41 予約は出来なかったがすんなり入れた。
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42 汗が引かないうちの生ビール。
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43 鮎の田楽。
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44 澤乃井に切り替え。
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45 鮎の天ぷら。
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46 鮎のかまどご飯。
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47 天然鮎の塩焼き。美味い!
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48 いい感じに炊けました。
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49 いただきます。
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50 だんご汁も。
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51 久しぶりにここへやってきた。
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52 シャンプーとボディーソープは無料貸し出し。
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53 風呂上りは「波平」。
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54 鮫ナンコツ梅肉和え。
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55 肉巻き串焼き盛り合わせ。
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56 付き出しの焼き牡蠣。
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57 これも付き出し。
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58 炙り明太ポテサラ。
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59 グレープフルーツサワーは凍った果実がゴロンと入っている。
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60 ネギトロチーズコロッケ。
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61 その辺を歩いていたカップルではなく、店員です。

全天球画像〉棒ノ折山山頂にて / 「ちわき」にて

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