p221001
Welcome to our Web Site !

「いぃDay!」山岳会日本支部   


第691 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2022年10月1日(

行き先【奥多摩/大沢山(1482m)

コースタイム:

JR高尾駅[706](甲府行)⇒上野原駅[722/730]⇒タクシー(7850円+7940)⇒飯尾BS[8:05/810]→P1[840/845]→大羽根山(954.4m)[918]P2[944/950]→大茅(1,237m)[10:20]P3[10:41/1047]→大沢山[1112]→P4[1149/1155]→ブナの路→野鳥観察小屋[1159]→回廊の路鞘口峠 [1239/1245]→里山の路→戸沢峯・浅間尾根分岐(1,249m[1327/1334]→奥多摩周遊道路[1351]→御林山[1406]→数馬峠[1433/1440]→浅間坂・木庵(日帰り入浴700)[1517/16:35]→浅間尾根登山口BS[1657](武蔵五日市駅行急行バス)⇒JR武蔵五日市駅[1753/美松20:15](立川行)⇒JR立川駅[2051]

トレイルマップ
クリックすると地図が拡大します

高度記録
高度記録拡大は画像をクリック 

今回は、飯尾からバリエーションルートの大茅尾根を登り、三頭山の稜線、笹尾根に位置する大沢山(1,482m)から、あえて三頭山山頂を避けて都民の森を周回し、浅間尾根を下って木庵に行こうという企画。

飯尾バス停でタクシーを降り、坪山とは逆方向に進む。地理院の地図には点線で書かれているコースをたどり、大羽根山(954.4m)から南西に下りている尾根にとりついた。植林のための道と見えて、はっきりしてはいるけれど、かなりの急登。モミの巨樹のそばを通過して、長い急坂をなおも登っていくと見晴らしのよいところに出た。奈良倉山あたりが見えていた。

やがて、傾斜がゆるやかになり、920分ごろに山名標識は見当たらなかったが、大羽根山を通過した。気持ちのよい道をひと登りしては傾斜の緩んだところを通る、を何度か繰り返して、大茅(1,237m)に到着。足元には、イガに入った栗がたくさん落ちていた。

このあとは、また急登になり、尾根が狭くなって岩も出てきた。そして、大沢山直下の急坂をひと登りして、三頭山の稜線に飛び出すと、稜線を歩いているかぎりでは見落としてしまいそうな大沢山の標識があった。南側が開けていて、雲の中に富士山がチラリと見えた。

大沢山から三頭山の方向に進み、立派な避難小屋を通過して、ムシカリ峠から都民の森を歩いた。「ブナの路」は沢沿いの気持ちのよいコース。途中で北に向きを変えて野鳥観察小屋に立ち寄り、「回廊の路」を進んで鞘口峠に向かった。このあたり、何度か予想外のアップダウンがあって、けっこう時間がかかった。

鞘口峠からは、人の多い森林館方面は避けて、「里山の路」を風張峠方面に進んだ。これがまたけっこうなアップダウンがあった。途中で副隊長が「砥山に登る?」と聞いていたが、返事を待たずに巻き道を進み、戸沢峯(1,249m)で南に向きを変えた。この後は、どんどん下ったが、尾根からはずれて奥多摩周遊道路に下りるところが崖のようになっていて、こわかった。奥多摩周遊道路はバイクが爆音を轟かせて通過するところ。副隊長が「今日一番の難所だったね」と言っていたのは、崖を下ることか道路を横断することか?

浅間尾根に入って、穏やかな笹尾根を見ながら、御林山を越えてようやく数馬峠へ。かわいらしい道祖神が迎えてくれた。木庵へは、「多少よけいに時間がかかっても急坂を上らなくても済むように」という女子の意見で、さらに浅間尾根を東に進んで数馬分岐から下った。

木庵では西日の当たる暑い浴室(!)で熱いお湯につかり、ビールで乾杯して、いつものおいしい煮物などをいただいた。

上野原市から登り、奥多摩町と檜原村の境界尾根を歩き檜原村へ下山、さらに打ち上げはあきる野市という、まさに山旅の一日だった。(菊丸)

今回の参加者:副隊長、菊丸、のんちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:6時間20分
累積登高差(+):1619m
踏破距離:
14.2km
☆ 日帰り入浴はこんな所 
☆ 打ち上げはこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
img0000.jpg
01 飯尾BSから出発。空は快晴。8時11分
img0001.jpg
02 最初は舗装道路。
img0002.jpg
03 意外とちゃんとした山径。
img0003.jpg
04 ススキに覆われたところもある。
img0004.jpg
05 大羽根峠。8時49分
img0005.jpg
06 径は有るが急登。
img0006.jpg
07 モミの巨木。
img0007.jpg
08 ガンガン高度を稼ぐと、見晴らしが利くところに出た。
img0008.jpg
09 見えたのは奈良倉山。
img0009.jpg
10 大羽根山はいつの間にか通過。
img0010.jpg
11 ずっとこんなだったらいいのに。
img0011.jpg
12 ひと頻り登ればまたまた緩む。
img0012.jpg
13 大茅に到着。10時23分
img0013.jpg
14 辺りは落ちたクリの実だらけ。
img0014.jpg
15 中身が入ったものも。
img0015.jpg
16 このクリの木は立派。
img0016.jpg
17 また傾斜が強くなる。
img0017.jpg
18 岩も出てきた。
img0018.jpg
19 却って登り易くなる。
img0019.jpg
20 見上げれば、リョウブの葉が色付き始めている。
img0020.jpg
21 また岩交じりの登り。
img0021.jpg
22 踏み跡はあるのかないのか。
img0022.jpg
23 我慢の登り。
img0023.jpg
24 もう稜線は近い。
img0024.jpg
25 大沢山に到着。11時10分
img0025.jpg
26 「約」は要らないんじゃないかな。
img0026.jpg
27 ここまで4時間近く掛かりました。
img0027.jpg
28 南側は眺望が得られる。見えているのは御正体山か。
img0028.jpg
29 よく見れば富士山の左のスカイライン。
img0029.jpg
30 三頭山避難小屋。
img0030.jpg
31 結構、キレイ。
img0031.jpg
32 中もこんな感じ。
img0032.jpg
33 秋の花、トリカブト。
img0033.jpg
34 三頭沢沿いの径はしっかり整備されている。
img0034.jpg
35 直ぐ脇に迂回路。
img0035.jpg
36 立派な野鳥観察小屋。
img0036.jpg
37 しゃれている。
img0037.jpg
38 この先は、回廊の路を辿るつもり。
img0038.jpg
39 展望台もちゃんとしている。
img0039.jpg
40 見えているのは大沢山か。
img0040.jpg
41 まさに回廊な径。
img0041.jpg
42 ずっとそうかと思ったら・・・
img0042.jpg
43 アップダウンもあった。
img0043.jpg
44 鞘口峠に到着。結局、三頭山経由の方が早かった。12時40分
img0044.jpg
45 栂ノ尾付近。
img0045.jpg
46 砥山は巻いた。
img0046.jpg
47 戸沢峯に到着。13時26分
img0047.jpg
48 こっちはちゃんとした標識。
img0048.jpg
49 こんなところを下るのか?という激下り。
img0049.jpg
50 真下には奥多摩周遊道路。
img0050.jpg
51 コウヤボウキ。
img0051.jpg
52 浅間尾根に入った。
img0052.jpg
53 御林山に到着。14時6分
img0053.jpg
54 いつの間にか南側が切り払わrていて・・・
img0054.jpg
55 こんな眺め。
img0055.jpg
56 ここからも穏やかな笹尾根が眺められる。
img0056.jpg
57 木庵到着。7時間強、掛かりました。15時17分
img0057.jpg
58 この湯でさっぱりしました。
img0058.jpg
59 西日がまぶしい。
img0059.jpg
60 湯上りはこれ。
img0060.jpg
61 煮物7種盛り。
img0061.jpg
62 鹿肉とチーズの燻製も美味。
img0062.jpg
63 締めに蕎麦もいただきました。
img0063.jpg
64 こんな時間まで居たのは初めてかな。
img0064.jpg
65 五日市のここに寄った。
img0065.jpg
66 結構な賑わいでした。
img0066.jpg
67 手羽先唐揚げの山椒風味。
img0067.jpg
68 串焼き。
img0068.jpg
69 ビールの後はこれ。
img0069.jpg
70 鶏たたきネギまみれ。それほどネギまみれではない。
img0070.jpg
71 とろとろもつ煮、いいね。
img0071.jpg
72 炭水化物系は焼きそば。
img0072.jpg
73 長居しました。

〈全天球画像〉大沢山山頂にて / 数馬峠にて / 浅間坂・木庵にて

このちゃんTrailMaps INDEXへ