p221203
Welcome to our Web Site !

「いぃDay!」山岳会日本支部   


第700 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2022年12月3日()〜4日(

行き先【伊豆山稜線歩道&湯ヶ島温泉

コースタイム:

JR東京駅[630](こだま701号)⇒JR三島駅[723/734](伊豆箱根鉄道駿豆線)⇒修善寺駅[809/815](タクシー25340/3台)⇒三吉[840]⇒風早峠[900/912]→仁科峠[943]→後藤山[1008/1013]→展望台[1038]→猫越岳[1055/1100]→猫越峠[1121]→ツゲ峠[1210/1216]→三蓋山[1238]→滑沢峠[1308/1314]→二本杉峠[1336]→古峠[1408/1413]→天城峠[1450]→旧天城トンネル入り口[1500]→天城峠BS(タクシー)⇒三吉[15:36]

トレイルマップ
クリックすると地図が拡大します

高度記録
高度記録拡大は画像をクリック 

〈1日目〉
今年の忘年山行第1弾は、去年歩いた伊豆山稜線の風早峠から天城峠までを繋いで、昨年と同じ湯ヶ島温泉の宿に1泊する計画だ。

修善寺駅からタクシーに乗車。今宵の宿「三吉」に荷物をデポして、風早峠に向かう。駿河湾の眺めの良い風早峠はその名の通り、一面笹に覆われ遮るものが無く、去年は強風に難儀したそうだが、今年は風がなく暖かい。笹原の中の一本道を緩やかに登り、車道を横切り仁科峠に到着。観光バスの中から大勢のハイカーが出てきて、急いで団体を抜いた。

笹原が樹林帯に代わってきたと思ったら、後藤山に到着。この辺りからガラリと植生が変わり、3m程の高さになっているので、始めは何の木か分からなかったが、アセビ(馬酔木)がとても多くなる。褐色の独特の木肌を持つヒメシャラ(夏椿)の樹も目立つ。くねった幹の樹木の中の道となり、眺望がなくなったが、猫越岳へ向かう途中に展望台があり、これまでの稜線、達磨山の奥に富士山、駿河湾越しの清水・静岡の町、三保の松原・・と伊豆ならではの眺めを楽しんだ。猫越岳手前には猫越岳噴火の時の溶岩が作ったなだらかな斜面に、水が溜まってできたとみられる池があった。

出発から1時間40分程で本日の最高地点、猫越岳(1034)に到着。風早峠からの標高差は300mもない。天城峠まで12キロと書かれた標識に先の長さを感じる。猫越峠へと少し下り、ほぼ平坦な道をツゲ峠へと向かう。その間も樹林帯の道が続き、眺望はなく、アセビやヒメシャラの中にブナの大木が多くなる。

猫越岳から1時間10分でツゲ峠に到着。雲が多くなり止まると寒い。ここから初めての急な登りとなり、広がりのある山頂の三蓋山(1013)を通過し、今度は急な階段の下りが続いた後、滑沢峠へ向かう。登山開始から4時間で滑沢峠に到着。ブナ、スギ、ヒノキ等の樹間から遠景を垣間見ることもあるが、眺望と変化のない道がまだ続く。アップダウンが少ないせいか、トレイルランナーとすれ違う事が多かった。

滑沢峠から20分で二本杉峠に到着。二本の杉の大木があり、旧天城トンネルが開通するまでは河津町側から伊豆市側へ越えるための要所であった。登山開始から5時間で古峠に到着。古峠手前から天城峠の間は北側が開けていて、所々で今日一番の美しい富士山の姿を拝む事ができた。

古峠で最後の休憩を取り、更に40分弱歩いて、根っこがむき出しになった大ブナの木が印象的な天城峠を通過する。登山開始から6時間で旧天城トンネル入り口に到着。トイレと駐車スペースがある。1泊組はここから5分程下った所の天城峠バス停からタクシーで今宵の宿へ向かった。日帰り組の2人はせっかくだからと、ほの暗い旧天城トンネル(現存する石造りトンネルでは最長の445m)を往復した後、天城峠バス停で乗車して修善寺駅から帰途についた。

今回は15キロ、6時間のロングコースであったが、アップダウンがほとんど無い緩やかな道、穏やかな天気の中を歩く事ができて、ヘロヘロに疲れる事なく終われて良かった。 (アヒル)

今回の参加者:副隊長、このちゃん、クマちゃん、菊丸、のんちゃん、ひろちゃん、のりちゃん、〈1日目のみ〉ウッディーさん、アヒルちゃん、なおちゃん
実働時間:時間分
累積登高差(+):987m
踏破距離:15.2km

☆ 宿泊したのはこんな宿 
☆ 帰りに乗ったのはこんな電車 
☆ 打ち上げ第一弾はこんな店 
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
img0000.jpg
001 【第1日目】タクシーで風早峠にやってきた。.
img0001.jpg
002 昨年と違って全く風が無い。
img0002.jpg
003 天気もまずまずだ。
img0003.jpg
004 天城峠まで16km、張り切って行こう。9時13分
img0004.jpg
005 笹原の中をゆるゆると登る。
img0005.jpg
006 風早峠を振り返る。
img0006.jpg
007 昨年辿った穏やかな尾根。
img0007.jpg
008 これから辿るやはり穏やかな尾根。
img0008.jpg
009 宇久須港かな。
img0009.jpg
010 仁科峠には車がいっぱい停まっている。
img0010.jpg
011 観光客がいっぱい。訊けば鎌倉殿関連の日帰りツアーとのこと。9時44分
img0011.jpg
012 仁科峠展望台からの眺め。富士山は雲の中らしい。
img0012.jpg
013 笹の背が高い。
img0013.jpg
014 樹林帯に突入。
img0014.jpg
015 階段は歩き難いので。
img0015.jpg
016 眼下は放牧場の建物。
img0016.jpg
017 この階段、要る?
img0017.jpg
018 山頂に着いたようだ。
img0018.jpg
019 後藤山。ここまで2.4km歩いた。10時11分
img0019.jpg
020 喬木はブナ、灌木はアセビ。
img0020.jpg
021 苔むしたヒメシャラ。
img0021.jpg
022 穏やかな日和。
img0022.jpg
023 赤い幹はヒメシャラ。
img0023.jpg
024 径の真ん中は滑り易い。
img0024.jpg
025 何故こんなに曲がりくねるのか。
img0025.jpg
026 踊り出しそうなヒメシャラ。
img0026.jpg
027 猫越岳展望台。
img0027.jpg
028 よく見ると達磨山の上に富士山の頭。
img0028.jpg
029 こんな感じ。.
img0029.jpg
030 凸凹の山々は沼津アルプス。
img0030.jpg
031 あっちは宇久須港。
img0031.jpg
032 こっちは田子港か。
img0032.jpg
033 猫越岳の池にも立ち寄り。
img0033.jpg
034 こういうところ。
img0034.jpg
035 猫越岳山頂に到着。10時58分
img0035.jpg
036 ここは全く眺望が無い。
img0036.jpg
037 ウクライナ国旗のような標識に山名あり。
img0037.jpg
038 北方だけがチラリ。
img0038.jpg
039 アセビに包まれた猫越峠。
img0039.jpg
040 ヒメシャラの巨木。
img0040.jpg
041 径は稜線を通らないようになる。
img0041.jpg
042 ブナの巨木。
img0042.jpg
043 伊豆にこんなブナがあるとは。
img0043.jpg
044 苔がびっしりなのは奥多摩辺りとは少し違う。
img0044.jpg
045 ひたすら巻き径。
img0045.jpg
046 これで「伊豆山稜線歩道」という名称は如何なものか。
img0046.jpg
047 右側が切れ落ちているところ。
img0047.jpg
048 土砂崩れがあったと思しきところもある。
img0048.jpg
049 立派なトラス橋。
img0049.jpg
050 南側の眺め。何処が見えているのか分からない。
img0050.jpg
051 つげ峠でひと休み。12時11分
img0051.jpg
052 またアセビの灌木帯。
img0052.jpg
053 登りは久しぶり。
img0053.jpg
054 辿り着いたところは三蓋山。
img0054.jpg
055 もう半分は過ぎた。
img0055.jpg
056 何となく風景が伊豆らしくない。
img0056.jpg
057 奥多摩辺りにも有りそうな雰囲気。
img0057.jpg
058 写真を見ただけでは何処だか分からない。
img0058.jpg
059 久しぶりに下る。
img0059.jpg
060 今度は北側の巻き径。
img0060.jpg
061 路肩が弱いところ。
img0061.jpg
062 滑沢峠。13時10分
img0062.jpg
063 総じて橋は全て立派。静岡県、金掛けているな。
img0063.jpg
064 また峠?
img0064.jpg
065 二本杉峠。13時39分
img0065.jpg
066 昔はここがメインルートだったと。
img0066.jpg
067 あれが二本杉かね?
img0067.jpg
068 更に水平移動。
img0068.jpg
069 こういうアクセントが無いと退屈。
img0069.jpg
070 富士山の頭だけ見えた。
img0070.jpg
071 古峠。14時11分
img0071.jpg
072 もう14km歩いたことになる。
img0072.jpg
073 天城連山が目の前。
img0073.jpg
074 まだ水平移動。
img0074.jpg
075 この橋は仮設かな。
img0075.jpg
076 すっきり富士山。
img0076.jpg
077 南アルプスも見えた。
img0077.jpg
078 天城峠に到着。14時51分
img0078.jpg
079 ここから万三郎岳まで11.9km。次はあっちだ。
img0079.jpg
080 立派なブナ。
img0080.jpg
081 天城峠BSへ向かって下る。
img0081.jpg
082 ここが旧天城トンネルがあるところ。
img0082.jpg
083 風情ある旧天城トンネル。15時2分
img0083.jpg
084 国の重要文化財でもある。
img0084.jpg
085 我々は更に天城峠BSへ下る。
img0085.jpg
086 別行動のあひるちゃんとなおちゃんはトンネル内を散策。.
img0086.jpg
087 全長445.5m。
img0087.jpg
088 河津側。
img0088.jpg
089 今宵の宿「三吉」に到着。15時36分
img0089.jpg
090 男子部屋10畳。
img0090.jpg
091 菓子は甘味ではなく桜えび煎餅だった!
img0091.jpg
092 お疲れさんでした。
img0092.jpg
093 鮎〜〜。
img0093.jpg
094 いただきます。
img0094.jpg
095 これがやりたかった。
img0095.jpg
096 【第2日目】朝食。アジの開きがいいね〜。
img0096.jpg
097 くまちゃんとはここでお別れ。
img0097.jpg
098 2日目は100%観光。
img0098.jpg
099 立派な「浄蓮の滝」。
img0099.jpg
100 「浄蓮の滝」とジョロウグモの関係。
img0100.jpg
101 次は河津七滝。
img0101.jpg
102 大滝まで小1時間かかる。
img0102.jpg
103 初めは下る。
img0103.jpg
104 どんどん下る。
img0104.jpg
105 さすがに遊歩道はちゃんと整備されている。
img0105.jpg
106 漸く滝が見えてきた。
img0106.jpg
107 釜滝。
img0107.jpg
108 ゴルジュ。
img0108.jpg
109 海老滝。
img0109.jpg
110 吊橋を辿る。
img0110.jpg
111 川が削った柱状節理。
img0111.jpg
112 蛇滝。
img0112.jpg
113 遊歩道。まだ緑が勝っている。
img0113.jpg
114 初景滝と伊豆の踊子。
img0114.jpg
115 色付き始めたイロハモミジ。
img0115.jpg
116 かに滝。
img0116.jpg
117 緑と紅葉。
img0117.jpg
118 出合滝。
img0118.jpg
119 上から覗く大滝。
img0119.jpg
120 大滝。
img0120.jpg
121 大滝と浴衣。
img0121.jpg
122 ループ橋が見えた。
img0122.jpg
123 河津駅からリゾート21「金目号」に乗る。
img0123.jpg
124 こんな車内。
img0124.jpg
125 オーシャンビュー。
img0125.jpg
126 大島が目の前。
img0126.jpg
127 ここでランチ。
img0127.jpg
128 いただきます。
img0128.jpg
129 アジのタタキ。
img0129.jpg
130 キスのフライは珍しい。
img0130.jpg
131 イカの刺身。
img0131.jpg
132 サザエも喰った。
img0132.jpg
133 とっても大きなブリ照り焼き。
img0133.jpg
134 ごちそうさまでした。
img0134.jpg
135 今年も東海館を見学。
img0135.jpg
136 大広間で宴会やってみたかった。
img0136.jpg
137 一度泊まりに来てみたかった。
img0137.jpg
138 東海館の外観。
img0138.jpg
139 伊東のキネマ通り。
img0139.jpg
140 丁度こんなのやっていた。
img0140.jpg
141 品川駅のエキナカで。左側は駅の通路。
img0141.jpg
142 もうちょっと掃除してほしいわね、と菊丸。

〈全天球画像〉伊豆山稜線歩道にて / 猫越岳展望台 / 河津七滝・釜滝にて / 伊豆急行・リゾート21「金目号」車内にて / 伊東・東海館の望楼にて

このちゃんTrailMaps INDEXへ