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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第 708回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2023年2月4日(

行き先【足柄/矢倉岳(870m)

コースタイム:

小田急線新宿駅[6:21](急行小田原行)⇒新松田駅[7:39/8:10](バス・地蔵堂行)⇒矢倉沢BS[8:40/8:50]→休憩[9:27/9:30]→矢倉岳[10:20/10:33]→山伏平[10:46]→鷹落場[11:22]→休憩[11:24/11:31]→鳥手山[12:07]→休憩[12:10/12:16]→一休食堂[13:10/13:40]→谷峨駅[13:51]⇒山北駅[13:55/YAMAKITAバル/16:45]⇒松田駅[16:53/17:57](ふじさん6号)⇒新宿駅[19:05]

トレイルマップ
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本日の天気は晴れの予報、しかも富士山すぐ近くの矢倉岳に登る計画だ。雪化粧した綺麗な富士山が眺められる事を期待して、胸が膨らむ。下山後の谷峨駅近くにある「一休食堂」も密かに楽しみである。

新松田駅からバスに乗り、矢倉沢バス停で下車し、しばらく道路と林道を歩く。目前の山の斜面に植えられた杉が早くも黄色に染まっている。花粉症の季節は年々早まって行くようだ。やがて針葉樹林帯の登山道に入る。ハイキングコースという案内の割には急な斜面を登って行く。

傾斜が緩んで来ると共に辺りは冬枯れの雑木林となり、青い空が見えて来て、明るい気持ちになる。登り始めて1時間半、草原上の広々として平坦な矢倉岳山頂に到着。360度の眺望が開けているが、今日は思ったより雲が多い。目の前に聳えているはずの富士山は残念ながら雲にすっぽり覆われている。左側の裾野が見えるので、ようやく富士山だと分かる。愛鷹山、金時山、明神ヶ岳はそれなりに見えている。富士山の雲が取れないかとしばし粘るが、冷たい風が吹き抜けて来るので諦めて山伏平へと下る。

木の階段が設置された急斜面を下って行く。遮るものがないので、雲がなければ富士山や眼下の街を眺めながら、気持ち良く下って行ける径だ。今日は心の目で富士山を眺めつつ下る。

山伏平には『この先鳥手山方面難路注意!』という張り紙が貼られ、トラロープが通せんぼしている。我々はこの先に進み、30分程登り返すと鷹落場という名前の山頂に到着(名前の由来はよく分からないが、万葉集の時代には八重山と呼ばれていたらしい)。何となく古に思いを馳せたくなるような、静かな山頂である。

ここから鳥手山目指して歩いている途中で、樹々の合間から雲が掛かってはいるが、綺麗な富士山が運よく見えた!ほんの一瞬、木の合間から富士山を捉えられて嬉しくなった。押立山山頂へ登る手前に『鳥手山こちら←』の小さな標識があった。どうやら左側へトラバースして進め、という事らしい。土がグズグズして滑りそうな斜面を慎重に進んで行く。

鞍部から一登りすると、手作りの地味な山頂標識が木に貼り付けられた鳥手山に到着。少し下った所で休憩してから最後の下りとなる。この先はバリエーションルートという事でどんな悪路が待っているかと思ったが、枯れた杉の葉が降り積もった径を案外スムーズに下る事ができた。一旦林道と合流してホッとしたが、皆経験上から「まだ安心できない・・」と口をそろえて言う。

林道の途中で富士山が綺麗に見える所がもう一ヶ所あった。その後再び林道を外れて斜面を一気に下る。この先には「法面が現れるのでは?」と恐れていたが、全くスムーズに道路に出た。そして、現れたのはなんと「一休食堂」の建物であった。ビックリするほどぴったりの場所に下山できた。副隊長のナビに皆で拍手喝采!!

「一休食堂」は期待通り、昔ながらの素朴な食堂で、まったりした気分になり、居心地の良い。谷峨駅から電車に乗って山北駅前の「さくらの湯」で温まった。

今日は富士山も見られたし、バリエーションルートもスムーズで一休食堂に直に辿り着けたし、佳き日であった。(なお)

今回の参加者:副隊長、との〜、菊丸、のりちゃん、エノモン、なおちゃん 〈夜の部のみ〉アユラシ
実働時間:3時間51分
累積登高差(+)
踏破距離:

☆ 山から下りたらこんな店 
☆ 日帰り入浴はこんな所 
☆ 打ち上げ第一弾はこんな店 
☆ 電車を待つ間にこんな店 
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店  


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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01 公衆トイレ前に、ちゃんと立派な案内図。目指すはあそこ。
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02 もう花粉飛ばす気分満々な杉の木。
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03 林道(農道?)を進む。
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04 ここがゲート。
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05 こういう舗装道路の登りは何気にキツイ。
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06 何となく山径に入った。
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07 ちょっと緩くなったところ。
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08 直ぐにまた急になる。
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09 今日は日が差すと暖かいが、翳ると寒い。
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10 もう標高800m。
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11 山頂は近い。
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12 空が広くなった。
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13 矢倉岳山頂。でも富士山はガスの中。
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14 金時山はなんとか見えている。
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15 なのでこちらをバックに。
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16 ミツマタの木は植えられているのか。
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17 未だ全然、固いつぼみ。
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18 風が無ければポカポカ。
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19 15分粘ったが結局、富士は姿を現さず。
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20 縦走路にある山伏平。
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21 ここから難路注意だと。
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22 尾根が広いので迷い易いかも知れない。
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23 でも其処此処にテープは付いている。
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24 鷹落場に到着。
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25 この辺りもだだっ広い。
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26 鳥手山はこちら、という控えめな標識。
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27 このトラバースはやや荒れている。
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28 たぶんここが一番の難路。
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29 富士山見えた。
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30 クローズアップ富士。
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31 登り返すと・・・
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32 鳥手山に到着。ここは植林帯の中。
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33 ここは昔の林道っぽい。
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34 ここからも富士山。
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35 これは仕事道か。
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36 林道に出た。
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37 さらに植林帯を横切って、法面の端から次の林道へ。
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38 ずんずん林道を下る。
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39 また植林帯を真っ直ぐ下る。
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40 またまた昔の林道に出た。
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41 直ぐ下には車道。
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42 すんなりと車道に出た。
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43 しかも目の前に「一休食堂」。
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44 ありがたや、ありがたや。
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45 いただきます。
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46 おつかれさまでした。
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47 ポテトサラダてんこ盛り。
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48 付き出しは膾。甘くないので美味い。
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49 大振りな餃子。焼き目もイイ感じだ。
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50 ごちそうさまでした。
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51 谷峨駅。
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52 久しぶりに「さくらの湯」で温まる。
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53 跨線橋を渡って・・・
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54 ここに入る。
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55 一番客でした。
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56 ひと足先にいただきます。
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57 付き出し、美味い。
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58 いらっしゃませー。
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59 舞茸バター焼き。
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60 名物、べえ焼き。
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61 川西屋酒造店の酒粕を使っているそうです。
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62 有精卵を使っているそうです。
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63 絹華油揚げ炙り。七味ねぎ醤油かけ。
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64 山北産の柚子胡椒を使っているそうです。
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65 口直しに梅叩ききゅうり。
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66 との〜に撮って頂きましたー。
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67 トマトたっぷり、YAMAKITAピザ。
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68 お腹いっぱいになりました。
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69 矢倉岳に日が沈む。
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70 松田駅傍のこの店で列車待ち。
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71 アンチョビキャベツはトレビスを使ったもの。
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72 松田駅前から見る富士。
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73 松田駅ホームから見る富士。
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74 特急ふじさん6号。
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75 いつものように、車内はガラガラでした。
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76 アユラシと待ち合わせ。
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77 怪しい餃子が並んでいる・・・。
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78 でも頼んだのは真っ当な餃子。
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79 餃子の皮のカレー風味揚げ。
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80 皮蛋。
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81 若者ばかりで大層賑やかな店でした。

〈全天球画像〉新宿思い出横丁「餃子の安亭」にて
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