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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第710 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2023年2月18日(

行き先【茨城/宝篋山(ほうきょうさん、461m)

コースタイム:

JR秋葉原駅[6:30](つくばエクスプレス快速つくば行)⇒つくば駅・つくばセンターBS[7:15/7:45](つくバス・小田シャトル・つくばコミュニティ行き300円)⇒小田東部BS8:21/8:28]→駐車場トイレ[8:37/8:42]→尖浅間山山頂[9:40/9:48]→宝篋山[10:19/10:33]→→平沢官衙遺跡[11:45/12:00]→大池[12:15]⇒タクシー(2810円×2)⇒青木屋[12:32/13:30](日帰り入浴1100)→筑波山神社入口BS[13:40](関東鉄道筑波山シャトル・つくばセンター行740円)⇒つくばセンター・つくば駅[14:30]

トレイルマップ
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高度記録
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今回は低山ながらも眺めは抜群の宝篋山だ。筑波山の南側に位置しており、宝篋山は地元では小田山とも呼ばれ、手軽に登れる人気の山のようだ。

今日は天気がよく春の陽気。小田東部BSでバス下車。住宅地を抜けると小田休憩所の駐車場には既にたくさんの車。山頂での人混みが頭をよぎる。田んぼに囲まれた気持ちの良いあぜ道を通り、常願寺コースを進む。目の前になだらかな山容の宝篋山が横たわっている。

やがて登山道に入るがよく整備されている。アオキなどの常緑樹が多く、所々に咲いているヤブツバキのピンクの花が彩を添える。やがて沢に沿って少し傾斜が急になってくる。ほどなく尖浅間山山頂(315m)に着くが、まわりは樹木に囲まれて展望はない。

尖浅間山を過ぎるとなだらかなアップダウンの道が続く。この辺りになると常緑樹はなくなり、大きな桜の並木となる。きっと桜の時期には多くの人が訪れるであろう。山頂手前に空堀や土塁跡があった。小さな「宝篋城ルート」の標識があったが、こちらにはあまり力を入れていないのか、トレッキングマップにも記載されていない。

予定よりも1時間早く宝篋山山頂に到着。大きな鳥居をくぐると忍性菩薩の石像や鎌倉時代中頃に建立された宝篋印塔がある。これが宝篋山と呼ばれる由縁となったとのこと。山頂は開けていて、360度の展望だ。まず北側に存在感抜群の筑波山が横たわっている。何度見てもきれいな双耳峰だ。そのはるか奥によく目をこらすと男体山や女峰山がうっすらと見える。

南西には関東平野が一望できるが、霞がかかっていて残念ながら富士山は見えなかった。反対側の東には霞ヶ浦も望める。山頂には、この展望を満喫できるようベンチとテーブルはもちろんのこと、寝そべられるような椅子も設置されている。人は多かったが、山頂が広いのでそれ程密度は感じないで済んだ。

展望を楽しんだ後は、山口コース(U)から下山。霜が融けて多少ぬかるんで滑りやすい所もあったが、下りは早い。途中チエーンソーで森林の伐採をしている作業員を見かけた。間伐は危険を伴う大変な作業であるが、こうした人たちのおかげで森林が守られていると思うとありがたい。

昼前にはもう平沢の里に下りてきた。時間があるので、平沢官衙遺跡に寄ってみる。官衙とはGovernmentという意味で奈良・平安時代の役所跡である。つくばの正倉院というだけあって、校倉造などの大きな高床式の建物が3棟あり、都から遠く離れたつくばの地にこのような遺跡が発掘されたことに驚いた。その後はタクシーで筑波山温泉青木屋にて展望風呂で汗を流し、つくば駅で乾杯。春を感じながら展望を楽しみ、そして歴史に触れた山行であった。(くま)

今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、このちゃん、クマちゃん、アヒルちゃん、のんちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:3時間16分
累積登高差(+):555m
踏破距離:9.6km

☆ 日帰り入浴はこんな所 
☆ 風呂上りにはこんな店 
☆ 打ち上げ第一弾はこんな店 
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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01 小田東部BSでバスを降りる。8時30分.
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02 バス停から見上げる宝篋山。.
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03 まだ山登りではない。.
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04 立派な休憩所。貸切バスでやってきたグループもいるらしい。.
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05 これから常願寺コースを辿る。.
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06 ここからも山頂が良く見える。.
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07 田圃の畦道が登山道。.
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08 まだ平地。.
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09 田圃の外れから山径が始まるようだ。.
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10 ゲートを越えるがまだ平地。8時56分.
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11 漸く山径。.
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12 沢沿いに進む。.
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13 標識はちゃんとしている。.
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14 この1.4kmは何処までを云っているのか?.
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15 ここは真っ直ぐな登り。.
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16 尖浅間山はもうすぐ。.
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17 振り返れば木々の間に関東平野。.
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18 尖浅間山に到着。9時43分.
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19 こんな山頂標識は珍しい。.
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20 径は更に広くなる。.
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21 この辺りはヤマザクラかな。.
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22 空堀跡だと。.
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23 宝篋山山頂に到着。10時22分.
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24 やっぱり宝篋印塔があった。.
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25 筑波山が目立つ。.
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26 東南側には霞ケ浦。.
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27 手前の街は土浦。.
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28 山頂は結構広いので人が多くても気にならない。.
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29 記念写真。.
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30 下山は山口コース。.
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31 関東平野は霞んでいる。.
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32 霞んでいれば春だね。.
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33 小沢を渡る。11時7分.
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34 もう林道。.
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35 もう下界。.
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36 ちらりと筑波山。.
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37 宝篋山を振り返る。.
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38 平沢官衙遺跡に寄ってみた。11時49分.
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39 こういうところ。.
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40 ジオパークでもあった。.
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41 なんでここにブラボー?.
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42 床が高い。.
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43 随分広い。.
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44 満席だと!残念!.
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45 大池でタクシーを待つ。.
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46 青木屋旅館のパノラマ風呂に浸かった。12時41分.
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47 ラウンジで一杯。.
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48 さっぱりしました。.
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49 中華料理「楼外楼」で。15時1分.
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50 居酒屋「らしく」へ移動。.
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51 具だくさんのポテトサラダ。.
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52 これ美味かったなあ。.
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53 モツ煮も優しい味。.
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54 牛スジ煮も上品。.
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55 勢いで浅草「水口食堂」へ。18時23分.
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56 久しぶりにいり豚、喰いました。.
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57 下町の味を堪能しました。.

〈全天球画像〉宝篋山山頂直下にて / 宝篋山山頂にて / 平沢官遺跡にて

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