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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第712回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2023年3月4日()〜5日(

行き先【中越/向山(1431.7m)&毛無山(1362m)

コースタイム:

1日目〉JR東京駅[636](上越新幹線たにがわ401号越後湯沢行)⇒越後湯沢駅[805/820](南越後観光バス)⇒浅貝バス停・御宿本陣(荷物デポ)[900/948]→1[1055/1005]→折返し地点(1,198)1200/1208]→下山[1248]→浅貝バス停前ラーメン屋[1305]→御宿本陣()

2日目〉御宿本陣[754]→1903/910]→毛無山[953/1014]→御宿本陣[1058]
→浅貝バス停[1136]⇒越後湯沢駅[1128/ぽんしゅ館(温泉)/越後や/15:40(上越新幹線とき370)⇒東京駅[1659]

トレイルマップ
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高度記録
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1日目〉
今回は、上越の低山、向山と毛無山に登る計画で、上越新幹線越後湯沢駅からバスで浅貝へ。新幹線も満席だったし、バスも立って乗るほどの混雑。バス乗客は台湾など外国の若者が多かったようだ。しかし、苗場スキー場の駐車場は、昔と比べると半分ぐらい空いていたような印象。神楽スキー場のほうが、人気があるのか。

浅貝バス停そばの「御宿本陣」に余計な荷物をデポして出発。向山の取付きは宿の裏手にあたる。樹林帯をゆるゆるとツボ足で上ってから、スノーシューを装着した。向山は登山道がない山で、夏は藪山になってしまうとのこと。それほど全体的に斜度はきつくないはずなのだが、地面のうねりというか段差が現れると、スノーシューを蹴り込んで上がることができなくて、随分と手間取ってしまった。

少し平らなところが現れたが、その後は傾斜がきつくなり、ところどころ木が顔をのぞかせるなどして、ますます登りにくくなった。ようやく向山の稜線に上がったあたり(1198mピーク)で、私のスノーシューがはずれてしまい、ギブアップ。ちょうど12時になったところで、そこで引き返すことになった。ピークからは、隣の尾根にあるかっこいい岩山や、苗場スキー場、マンション群を眺めることができた。

下山は、1198mピーク直下の急坂は少し怖かったものの、斜度が緩んだ所からは登りのトレースを外れて、樹林帯の中を下るのには問題なかった。下りは1時間もかからず、バス停そばのラーメン屋で乾杯した。

地図で確認したら、向山までの半分もいかないところで断念したことがわかった。断念したピークの先の尾根は等高線が狭い。見た目に木が茂っているところもあった。スノーシュー初心者の私には、やはり難しい山だったようだ。

肝心の宿の温泉は、岩の露天風呂が併設された大浴場と、離れ露天風呂の2か所ある。どちらもお湯は少し熱めのちょうどいい加減。離れ露天風呂では、雪景色を楽しみながらゆっくりとつかることができた。

2日目〉
前日は戻ってくる頃に曇ってきて小雪がちらつくような天気だったが、2日目は風もなく、まぶしい日差しの中を出発した。毛無山はきちんと夏道があり、下の部分は旧浅貝スキー場のゲレンデだった山だ。まずはスキー場の平坦なところをツボ足で進んだ。前方に鉄塔2基が見えて、毛無山は右の方の下辺りとのこと。

斜面が急になるところでアイゼンを装着。蹴り込まなければならないほどの急坂ではないので、順調に高度を稼いだ。振り向くと、前日に登ったピークから尾根が伸びて、その先に向山が見えた。やっぱり遠い。

傾斜が緩んだところで休憩して、山頂へ伸びる尾根に上がる手前でスノーシューにはき替えた。尾根には昨日のような段差がなく、雪も締まった感じで気持ちよく歩くことができた。下から見えた鉄塔をやり過ごして、さらに北に少し進んだところが、標識は見当たらなかったが山頂だった。鉄塔の左手には平標山、右側には仙ノ倉山、さらに大源太山、三国山が見えた。

下山は少し戻った所から、谷になっているところを下った。やはり結構な急斜面で、まっすぐに足を出すのがためらわれた。横を向いてヨチヨチと下っていったら、スノーシューを踏んでしまい頭から転倒。何事も体で覚えることが重要だ。間もなくゲレンデに出て、登りと同じところを進んだ。もう雪が解けていて、踏み跡は薄くなっていた。

宿に戻り荷物をまとめて、ビールを飲む間もなく越後湯沢駅行きのバスに乗り込んだ。駅のぽんしゅ館(駅に温泉があるなんてとビックリ!)で汗を流して、「越後や」で打ち上げた後、満員の「とき370号」に乗り込んで帰京した。(菊丸) 

今回の参加者:副隊長、菊丸、ひろちゃん
実働時間:時間分
累積登高差(+):〈1日目〉338m 〈2日目〉447m
踏破距離:〈1日目〉3.4km 〈2日目〉3.8km

☆ 山から下りたらこんな店 
☆ 宿泊したのこんな宿 
☆ 日帰り入浴はこんな所 
☆ 打ち上げはこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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01 【第1日目】浅貝BSから今日目指す向山を望む。
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02 あちらは苗場スキー場。
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03 余計な荷物は今宵の宿にデポした。9時49分
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04 スキー場には結構客がいるようだ。
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05 尾根の取り付きは結構急だ。
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06 菊丸なかなか上がれず四苦八苦する。
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07 尾根に上がった。
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08 雪のコンディションはまずまず。
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09 まだ先は長い。
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10 標高約1,000mの鉄塔を通過。10時54分
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11 少しだけ下る。
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12 雪が盛り上がった部分を乗り越えるのが厄介。
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13 菊丸、精魂尽き果てる。
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14 ひろちゃん、快調によじ登る。
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15 標高1,198m点で引き返すことにした。
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16 隣の尾根の無名峰がカッコいい。
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17 苗場スキー場。
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18 こちらは浅貝のリゾートマンション街。
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19 証拠写真。12時8分
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20 雪雲がやってくる。
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21 下りは順調。
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22 トレースは無くてもまったく問題ない。
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23 浅貝BS前にラーメン屋があった。13時5分
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24 お疲れさまでした〜
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25 餃子は外れが無い。
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26 「御宿本陣」の露天風呂。
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27 洗い場は露天じゃなくて良かった。
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28 いい湯でした。
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29 風呂上りは部屋で。
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30 夕食前のひととき。
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31 夕食はビュッフェスタイル。
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32 和洋折衷なメニュー。
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33 中華もあった。
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34 【第2日目】朝食もビュッフェ。
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35 宿の前から昨日登った山を望む。
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36 また荷物はデポ済。7時54分
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37 昔の浅貝スキー場を登る。
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38 途中までトレースがあった。目指すは右の鉄塔辺り。
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39 昨日登った山をバックに。
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40 あそこが向山。まだまだ遠かった。
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41 急になったのでアイゼンで登高。
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42 緩やかなところでひと休み。9時3分
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43 標高は1,260m付近。もうあと100mぐらい。
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44 スノーシューに履き替える。
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45 気持ちがイイ登り。
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46 ずんずん高度を稼げる。
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47 眼下には西武クリスタルのリゾートマンション。
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48 雪庇は落ちていて問題なし。
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49 傾斜が緩んできた。
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50 巨大鉄塔。
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51 鉄塔の奥に仙ノ倉山。その手前左は平標山。
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52 たぶんここが毛無山山頂。9時54分
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53 下りで菊丸いきなりこける。
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54 見た目以上に急な斜面なのである。
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55 でもひろちゃんは余裕。
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56 雪はしっかりしていて下り易い。
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57 だいぶ緩くなってきた。
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58 でもまだこのくらいの傾斜。
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59 旧浅貝スキー場の上に出た。
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60 アクション!
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61 越後湯沢駅に戻り、ぽんしゅ館で汗を流した。
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62 昼間からやっている居酒屋「越後や」。
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63 ホタルイカ刺身。
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64 貝盛り合わせ。
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65 牡蠣ポン酢。
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66 南蛮海老唐揚げ。
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67 アボカドサラダ。
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68 チーズ揚げ。
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69 舞茸天ぷら。
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70 そして締めはへぎそば。
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71 おいしゅうございました。
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72 「中野屋」はずっと混んでいた。

〈全天球画像〉「御宿本陣」前にて / 標高1100m付近にて / 1198m峰にて / 標高1150m付近にて / 浅貝スキー場跡にて / 浅貝スキー場跡にて(その2) / 毛無山山頂にて / 浅貝スキー場跡上部にて

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