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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第713 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2023年3月11日(

行き先【中央線沿線/秋山二十六夜山(971.8m)

コースタイム:

JR高尾駅[706](甲府行)⇒JR上野原駅[722/730]⇒タクシー(6140円×2)⇒赤倉岳BS[755/800]→ゲート[807]→北尾根取り付き[814]P[830/835]806m[852]P[920/925]→棚ノ入山[957/1005]→三日月峠[1041]→分岐[1053]→二十六夜山[1058/1112]→二十六夜塔[1115]→下尾崎[1155]P[1200/1208]→大曲橋登山口[1215]→寺下峠[1255]→下山[1400]→民宿やまみち[1403/入浴800/1525](送迎)⇒JR梁川駅[1541]JR八王子駅[1716]

トレイルマップ
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高度記録
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春うらら、気持ちの良い山行日和。だが、花粉症の方には厳しい陽気。(花粉症でなくとも、黄砂、落葉の土埃でずっとなんとなく鼻がムズムズ痒い感じだった。)

副隊長となおちゃん以外は初めての二十六夜山。交通の便、山のあとのお風呂をクリアするにはなかなか難しい山だったということか。今日は、山の降り口にある民宿やまみちでのお風呂とビールを目指す。

道志にも二十六夜山があるが、秋山は、昭文社のガイド冊子によると高金山(高ヶ嶺山)と呼ばれていたようである。浜沢からのルートが一般的なようだが、今回は、赤倉岳BSからバリエーションルートで棚ノ入山を踏んで、三日月峠を経由して二十六夜山、そこから一旦下尾崎に下ったのち寺下峠から梁川塩瀬集落へというロングコース(約6時間)である。

北尾根の取り付きからいきなりの急登で、なかなか厳しい。岩稜が現れたが、土が脆いので落石が気になる。806mから棚ノ入山まで緩急を繰り返し、棚ノ入山直下の急登を一気に登った。

棚ノ入山山頂から結構下る。概ね木々に囲まれて眺望がないが、崩落個所があり、そこから奥多摩、秩父の山々、大菩薩嶺、南アルプスまで眺めることができた。

三日月峠を経由して、杉と檜と赤松に囲まれた歩きやすい山道を辿って二十六夜山山頂に到着。山頂では眺望は得られない。

山頂から下りた分岐の広場に二十六夜塔がある。ここで名前の由来である二十六夜の月待ちを楽しんでいたのであろう。江戸時代の夜遊び、季節のおいしいものを味わいながらお月様が上がってくるのを楽しんでいたという風情に思いを馳せた。

檜林を快適に下っていくと、沢道となり、さらに下って「下尾崎」の集落に出た。一旦車道歩きとなったことで気が緩み、大曲橋から寺下峠への登りはしんどかった。

寺下峠からあと1時間程の行程ということで、檀香梅(ダンコウバイ)、木五倍子(キブシ)に春の訪れを感じながらのほほんと歩いていたら、崩れ落ちそうな道、足元に落ち葉が積もって滑りやすい道の連続となり、気が抜けなくなった。ロープを手掛かりにして慎重に下ったが、その先は沢道となり歩きづらかった。

登山口に下りたところ、すぐに「民宿やまみち」があって安堵した。今日はここまで。

「民宿やまみち」は山のほか、釣り、ゴルフなどの利用客があるとのこと。中央線沿線の銭湯、温泉の廃業が続く中、お風呂に入って喉の渇きを癒す場所は貴重。梁川駅までの送迎サービスがうれしい。女将さんの白菜のお漬物もおいしく、ありがたい宿であった。

*ダンコウバイとアブラチャンの見分け方:ガクがないのがダンコウバイ(来年まで覚えていられるかな・・・?) (のん)

今回の参加者:副隊長、との〜、菊丸、アヒルちゃん、のんちゃん、ひろちゃん、のりちゃん、なおちゃん
実働時間:5時間38分
累積登高差(+)
踏破距離:


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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01 旧赤倉岳BSからスタート。8個01分.
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02 厳重なゲートを通過。8時8分.
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03 更に林道を進む。.
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04 目指す尾根はここ。.
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05 ここから取り付いた。.
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06 ここまではカンタンに登れるが・・・.
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07 急斜面の植林帯が待っている。.
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08 踏み跡は見当たらず。.
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09 適当にジグザグに登る。.
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10 アキレス腱が伸びる。.
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11 忽ち汗も噴き出てくる。.
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12 尾根が痩せたところに岩峰。8時44分.
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13 思った以上にスリリングでした。.
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14 大分緩んできた。.
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15 日が当たってきた。.
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16 春を感じる尾根。.
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17 日溜りで2回目の休憩。9時24分.
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18 さて、これからが今日の肝。.
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19 残り200m強の登り。.
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20 岩が浮いているので注意。.
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21 段々傾斜が増してくる。.
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22 一心不乱に登る。.
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23 またアキレス腱がヒーヒー云い出す。.
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24 胸突き八丁。.
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25 あの辺りが山頂か。.
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26 もうすぐ。.
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27 山頂見えた。.
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28 無事、棚ノ入山に到着。9時57分.
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29 馴染みの標識。.
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30 こちらは新顔。.
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31 彼方が秋山二十六夜山。.
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32 ザレたところを通過。おかげ北側の眺めが良い。.
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33 倉岳山の向こうは飛龍山が見えている。.
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34 高畑山の向こうは大菩薩連嶺。大菩薩嶺も見えているようだ。.
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35 南アルプスも見えた。笹子雁ヶ原摺山の上には微かに甲斐駒ヶ岳も。.
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36 随分下った。.
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37 三日月峠通過。10時42分.
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38 ここが秋山二十六夜山への分岐。.
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39 緩く登ると・・・.
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40 秋山二十六夜山到着。10時58分.
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41 日溜りでのんびり。.
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42 二十六夜塔。.
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43 ゲートを潜れば尾崎集落。.
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44 まだこれでは終わらない。.
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45 ここから寺下峠越え。12時16分.
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46 昔は交易路だった。.
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47 基本的には歩き易い径。.
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48 ダンコウバイが咲いていた。.
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49 春を感じる。.
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50 この倒木を跨ぐのが難儀。.
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51 寺下峠に到着。12時55分.
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52 ここでものんびりした。.
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53 風はやや冷たい。.
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54 キブシも咲いていた。.
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55 此方の下りは結構荒れていた。.
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56 ここなんかほぼ径が埋まっている。.
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57 塩瀬集落が見えた。.
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58 「民宿やまみち」の看板も見えた。.
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59 今日はここで汗を流す予定。.
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60 ちゃんとした民宿でした。.
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61 玄関で風呂上がりの一杯。.
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62 玄関から斧窪御前山が見えている。.
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63 白菜の古漬けが美味かった。.
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64 では揃ったところで。.
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65 いい湯でした。いつか泊りに来てみたい。.
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66 仕上げは八王子の「おいしい酒クラブ」でした。.

〈全天球画像〉標高700m付近にて / 棚ノ入山山頂にて / 二十六夜塔にて / 民宿「やまみち」にて


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