p230325
Welcome to our Web Site !

「いぃDay!」山岳会日本支部   


第715 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2023年3月25日()〜26日()

行き先【奥日光/戦場ヶ原散策

コースタイム:

1日目〉北千住駅[6:43](リバティけごん1号)⇒東武日光駅[8:25/8:45](東武バス)⇒日光湯元BS[10:10]→ほのかな宿樹林[10:20/荷物デポ/10:30]→日光湯元BS[10:40]⇒赤沼BS[10:57]→休憩[11:58/12:05]→小田代ヶ原[12:10]→休憩[12:55/13:01]→湯滝[13:13]→湯滝の上部[13:25]→ほのかな宿樹林[14:00]

2日目〉ほのかな宿樹林[8:10]→日光湯元BS[8:25]⇒東武日光駅[9:41/荷物デポ/9:55]⇒西参道入口BS→白糸の滝[10:37]→滝尾神社[10:46]→ランチ→田母沢御用邸[12:48]→東武日光駅[15:26](特急けごん62号)⇒北千住駅[17:02]

トレイルマップ
クリックすると地図が拡大します

高度記録
高度記録拡大は画像をクリック 

今回の山行は、積雪時期でないと藪になってしまって登れないコースで、温泉ヶ岳(ゆせんがたけ)に登る計画である。東武日光駅からバスに乗り、光徳牧場を通過するが、雪が全く積もっていないし、ここまで来ても雨から雪に変わる気配もない。スノーシューの時期に雨とは・・。

1日目〉
湯元温泉バス停に到着して周りを見回してみるが、標高の高い所まで登らないと積雪はなさそう。雨の中、スノーシューを背負って行くのもね・・・。そこで登山は諦めて戦場ヶ原を散策する事にした。今日宿泊する「ほのかな宿樹林」に不要な荷物を置いてから、日光駅行のバスに乗り、赤沼バス停で下車。

ミズナラに囲まれた静かなハイキングコースを歩いて行く。ほとんど人にも会わず、しっとり濡れそぼった森の中を歩くのも良いものである。50分程歩くと小田代原に出た。湿原には雪が積もり、山には靄が掛かり、幻想的な風景が広がっている。木道には所々雪が積もっていて、ちょっと油断するとガボる。

泉門池を経て歩いて行くと、流れ落ちる水飛沫が見えて来た。雪融け時期だからか水量が多く、迫力たっぷりの湯滝が現れた。観瀑台から滝壺が目の前に見え、豪勢に流れ落ちる滝に圧倒される。はるばる歩いて来た甲斐があった。滝を眺めた後は階段を昇って行くが、湯滝は高さ70m、長さ110mもあるので、石の階段が延々と続く。滝の上部に着いた時には、すっかり山登りをした気分になった。

湯ノ湖の北側を巡って、湯元温泉にある木々に囲まれた宿「ほのかな宿樹林」へ戻り、すぐに温泉へ。いかにも森林の中に居るような感じのエメラルドグリーン色の熱いお湯に浸かり、体の芯から温まった(温泉の色は白濁したり、黒っぽくなったり、時間によって様々に変化するそう)

2日目〉
東武日光駅までバスに乗り、荷物をロッカーに預けた後再びバスに乗って西参道入口BSで下車。東照宮の東側を抜けて、さらに奥の方へ登って行き、大きな平たい石が敷き詰められた、滝尾神社の参道を進む。杉林に囲まれた参道は霊験あらたかな雰囲気が漂っている。

雨で濡れた石に滑らないよう慎重に登って行くと、やがて「運試しの鳥居」が見えて来た(鳥居の上部の小さな穴に石を3回投げて、一つでも穴を通ったら願いが叶うと言われている。実際にはゴムボールが置かれていた)。試してみたが、穴まで全く届かない・・・(願いは到底叶わないらしい)。

本殿を参拝した後に、奥に回ると「三本杉」の巨木が立ち並んでいる。ここから女峰山をご神体山として遥拝するとのこと。いかにもパワースポットという感じで、心身ともに清められたような気がする。

近くのレストランでランチした後、田母沢御用邸(大正天皇のご静養のために造営され、昭和22年に廃止されるまで三代にわたる天皇・皇太子が利用された)へ歩いて行った。106室もの部屋がある大規模な和風建築で、中に入って見学できる。当時の建築技術や皇室文化を垣間見る事が出来た(非公開部分あり)。特に天皇陛下が公式の来客との面会に使われた謁見所が、格式高く造られていて美しく、印象に残った。職員の詳しい解説も興味深かった。お庭は綺麗に手入れされ、木造建築とよくマッチしていて美しかった。

木道にちょろっと残った雪にがぼりながら歩いた今回で、今季のスノーシューツアーは幕を閉じてしまった。また来季の積雪に期待しよう!(なお)

今回の参加者:副隊長、このちゃん、なおちゃん
実働時間:2時間30分
累積登高差(+):330m
踏破距離:9.3km

☆ 宿泊したのはこんな宿 
☆ 2日目のランチはこんな店 
☆ 時間を潰すならこんな店 
☆ 打ち上げはこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
img0000.jpg
01 【第1日目】今日は雨なのでヴァーティカルではなくホリゾンタル。
img0001.jpg
02 ところは戦場ヶ原の外れ。風は無いので傘がちょうどいい。
img0002.jpg
03 雪は無く、チョットだけぬかるんだ径。
img0003.jpg
04 クマザサとミズナラの森。
img0004.jpg
05 戦場ヶ原展望台だということだがいまいち。
img0005.jpg
06 厳重な電気柵。
img0006.jpg
07 ここにはちょっとだけ雪が残っていた。
img0007.jpg
08 小田代原の景色その1。
img0008.jpg
09 小田代原の景色その2。
img0009.jpg
10 小田代原の景色その3。
img0010.jpg
11 小田代原の景色その4。
img0011.jpg
12 この辺りだけシラカバ。
img0012.jpg
13 立派な木道。
img0013.jpg
14 泉門池。こんこんと湧いている。
img0014.jpg
15 湯滝が見えてきた。
img0015.jpg
16 こっち側から見たのは初めてかも知れない。
img0016.jpg
17 水量豊富。
img0017.jpg
18 水量が少なければ登れそうな感じ。
img0018.jpg
19 上から見下ろすとこんな眺め。
img0019.jpg
20 湯ノ湖。
img0020.jpg
21 この季節は通行止め?だった。
img0021.jpg
22 「樹林」の湯は緑色。
img0022.jpg
23 日によって色が変わるらしい。
img0023.jpg
24 湯上りビール。
img0024.jpg
25 今宵の夕食。
img0025.jpg
26 献立。
img0026.jpg
27 なかなかイイ感じの食事処。
img0027.jpg
28 鮎の塩焼きはちょっと骨が硬かった。
img0028.jpg
29 【第2日目】朝食はこんな感じ。
img0029.jpg
30 お世話になりました。
img0030.jpg
31 今日もこんな天気なので山はナシ。
img0031.jpg
32 先ず滝尾神社に行ってみる。
img0032.jpg
33 参道は1km以上ある。
img0033.jpg
34 白糸の滝。
img0034.jpg
35 ここから境内。
img0035.jpg
36 運試しの鳥居。
img0036.jpg
37 神社だけどこんな門がある。
img0037.jpg
38 拝殿。
img0038.jpg
39 本殿。
img0039.jpg
40 御神体は女峰山。
img0040.jpg
41 この三本杉にも神が宿る。
img0041.jpg
42 気が漲っている感じがします。
img0042.jpg
43 こちらがいっぱいだったので・・・
img0043.jpg
44 ランチはここ。
img0044.jpg
45 ソーセージのサラダと・・・
img0045.jpg
46 三種類の肉の盛り合わせで・・・
img0046.jpg
47 ビールとワインをいただく。
img0047.jpg
48 ハウスワインはなんと、ルミエールだった。
img0048.jpg
49 いいランチでした。
img0049.jpg
50 ランチの後はここ。
img0050.jpg
51 雨の日はここになる。
img0051.jpg
52 中庭。
img0052.jpg
53 板張りはこの部屋ぐらい?
img0053.jpg
54 玉座の部屋にはちゃんとガイドがいる。
img0054.jpg
55 枝垂桜はまだ蕾状態。
img0055.jpg
56 外周の散歩道にはこんなところがある。
img0056.jpg
57 こんなところにも。
img0057.jpg
58 ここも。
img0058.jpg
59 判る人には判る。
img0059.jpg
60 アカヤシオが咲いていた。
img0060.jpg
61 ヒトリシズカも。
img0061.jpg
62 なかなかやってこないので、ビアスタンドでひとりビール。
img0062.jpg
63 御用邸公園内に咲いていたミズバショウ。
img0063.jpg
64 締めは北千住のここ。

〈全天球画像〉小田代歩道にて / 小田代原にて / 湯滝にて

このちゃんTrailMaps INDEXへ