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「いぃDay!」山岳会日本支部　　

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第722 回：いぃDay！山岳会日本支部登山のご報告　

2023年5月13日（土）

行き先【日光・女峰山麓/羽黒尾根（上り）～黒岩尾根（下り）】

コースタイム：

東武浅草駅[6:30](特急リバティけごん１号)⇒東武日光駅[8:24/8:30]⇒タクシー（2200円×2）⇒寂光滝駐車場[8:44/8:50]→935ｍ点[9:14]→1122ｍ点[10:00/10:06]→1314ｍ点[10:38]→雨量観測所[10:50/10:55]→羽黒尾根・黒岩尾根合流点[11:27/11:34]→稚児ヶ墓[12:11]→休憩[12:14/12:20]→殺生岩禁断境石[12:14]→林道横断[12:47]→行者堂[13:04]→滝尾神社[13:11/13:36]⇒タクシー（3000円＋2800円）⇒やしおの湯（日帰り入浴700円）［13:48/15:05］⇒タクシー（3700円＋3800円、高速料金100円含む)⇒東武日光駅[15:20/15:43] (特急けごん38号)⇒北千住駅[17:21]

トレイルマップ
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高度記録
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今回は、女峰山へ続く２つの支尾根を辿り、ツツジが咲いているのを期待する山行である。

関東地方に広く雨の予報が出ていて、覚悟して家を出た。東武日光駅からタクシーで東照宮・田母沢御用邸を通り過ぎて、北西へ延びる道に入って寂光滝駐車場で下車。せっかくなので若子神社と寂光滝を見た後、副隊長が「どこから登るかな～」と考えた斜面に取り付く。

ひと登りすると日光方面が開けた林道造成地に出て、あらたに羽黒尾根に取り付く。そのとたん、ヤマツツジのオレンジ色があちこちに見えて、「この尾根素晴らしいじゃない！」の始まりである。足元は笹原、辺りは新緑に映えるヤマツツジの連続である。わずかにレンゲツツジも咲いていた。

ここれまでゆるゆると登ってきたが、1122ｍ点からはぐっと標高を上げていく。ミツバツツジ、シロヤシオも現れる。いつ雨が降り出すかというような天気であったが、眺望が無くても全く気にならない。オレンジ、ピンク、白の三色そろい踏みを写真に収めたり、色づきの良い木が現れる度に写真を撮ったり、と誠に忙しい。ツツジロードはミツバツツジが主流となり、そこにシロヤシオが加わる。

1314ｍ点辺りはシロヤシオの園であった。そこにミツバツツジのピンクが映える。雨量計が設置されている所で休憩後、黒岩尾根寄りの尾根の高みに上がり、暫く行くと黒岩尾根(1545m位)に合流した。女峰山山頂へは更に1000ｍ近く登らなくてはならず、大きな山であるのを実感した。ここから下山する。

合流点辺りは霧に包まれて、落葉したカラマツ林が広がっていた。黒岩尾根はツツジがないのかとがっかりして下ったのは、少しの間だけ。ぽんと飛び出した所は笹原の草原が広がり、まるで別世界だ。正面奥には日光市街や鳴虫山が見えた。草原の周縁にヤマツツジ、ミツバツツジが色を添える。再び山道に入ると、今度は可愛い新芽を付けたカラマツが美しい。そしてまた、ヤマツツジの大群生の中を下る。下りは緩やかで、快調だ。黒岩尾根は女峰山へ向かう修験者の道なので、所々に靡き(なびき）といわれる行場があった。

林道を横切ると世界は俗世となり、植林の中をどんどん下り、行者堂を経て滝尾神社・白糸の滝に到着。滝尾神社は、日光二荒神社の別宮であり、女峰山の女神を祀っている。参拝後、タクシーで10分程のやしおの湯（栃木県の県花はやしおつつじ）で汗を流した。

今回は、ツツジの開花ドンピシャ！雨にも降られず、全行程鮮やかなツツジ(ヤマツツジ、ミツバツツジ、シロヤシオ)に見とれながらの山行であった。標高が上るにつれ、メインのツツジが入れ替わり、変化があって楽しかった。私はこんなに大群生のツツジを見たのは初めてで、感激した。　　（あひる）　　　　　　　　　
今回の参加者：副隊長、クマちゃん、アヒルちゃん、のんちゃん、なおちゃん
実働時間：4時間23分
累積登高差(+)：807m
踏破距離：10.1km
☆　日帰り温泉はこんな所　
☆　帰りに乗ったのはこんな電車　
☆　打ち上げはこんな店　

～　以下クリックすると大きな写真がご覧になれます　～

　
スライドショウの開始

01 寂光の滝駐車場。女峰山の登山口でもある。	02 ここにも弘法大師。	03 なかなかの風情。	04 寂光の滝までは近づけず。	05 では出発。	06 植林帯のけもの道を辿る。	07 真っ直ぐは登れないので･･･	08 右上に斜上する。
09 おや､車がある。	10 林道に出た。標高900m付近。	11 大規模に伐採されている。	12 仕方なくここを登る。	13 ここが今回の最大の難所。	14 今まさに作業中だった。	15 そこはヤマツツジの園。	16 丁度見頃に当たったようだ。
17 新緑にはヤヤツツジがよく似合う。	18 林道に出て振り返ったところ。	19 この先も林道が続くようだが､我々は真っ直ぐ進む。	20 足元は丈が短いクマザサ。	21 しかも踏み跡はある。	22 微妙に色の濃淡がある。	23 羽黒尾根のヤマツツジその9。	24 羽黒尾根のヤマツツジその10。
25 羽黒尾根のヤマツツジその11。	26 羽黒尾根のヤマツツジその12。	27 それにしてもキリがない。	28 おや､あれはレンゲツツジ。	29 そろそろ違う色も欲しいと思っていたところだ。	30 花はレンゲツツジの方がずっと大きい。	31 でも木はヤマツツジの方がずっと立派。	32 落葉松林のヤヤツツジ。
33 シロヤシオも出現。	34 標高は1,080mを越えた。	35 シロヤシオは散り際。	36 1,122m点でひと休み。	37 赤と白の競演。	38 薄紫色のミツバツツジも混じって三つ巴。	39 ヤマツツジは蕾が増えてきた。	40 でもまだしつこく咲いている。
41 やっと登りらしい登り。	42 トラロープもある。	43 もうヤマツツジは見当たらず。	44 標高1,311m付近はもうシロヤシオの世界。	45 花付きもいい。	46 シロヤシオとミツバツツジ。	47 今週はこの標高が丁度シロヤシオの時期。	48 ピンポイントでした。
49 まだまだシロヤシオ。	50 ときどきミツバツツジ。	51 圧倒的。	52 標高1,370mにあるモッコ平雨量観測所でひと休み。	53 そろそろアカヤシオ出てこないかな､という気分。	54 この辺りはミツバツツジが多め。	55 標高1,480mまで来るともうシロヤシオはおしまい。	56 芽吹きもまだまだ。
57 早春な世界。	58 標高1,545m付近で一般道に出た。	59 実にさっぱりした所。	60 黒岩尾根を下る。	61 何も咲いていないのはちょっと新鮮な気分。	62 ちょっと落葉松林が芽吹いてきた。	63 何にもないところに出た。	64 おや､またヤマツツジ。
65 チラリと日光市街。	66 ここにテラス付きカフェでもあったらいいのにね。	67 また､わさわさとヤマツツジ。	68 ここも靡かな。	69 黒岩尾根のヤマツツジ。	70 黒岩尾根のヤマツツジその2。	71 黒岩尾根のヤマツツジその3。	72 黒岩尾根のヤマツツジその4。
73 黒岩尾根のヤマツツジその5。	74 黒岩尾根のヤマツツジその6。	75 黒岩尾根のヤマツツジその7。	76 黒岩尾根のヤマツツジその8。	77 黒岩尾根のヤマツツジその9。	78 巨大な境石。ここから下界。	79 普通の山径に戻った。	80 観光客がいない行者堂。
81 滝尾神社。	82 今日は雨が降っていないので石畳も歩き易い。	83 何度来てもここはいい雰囲気。	84 御神木の向こうは女峰山。	85 ｢やしおの湯｣で湯上りビール。	86 ｢スペーシア｣で車内呑み。コロナ前が戻ってきた。	87 北千住｢かほりや｣で打ち上げ。	88 しらたきとタラコの和え物がお通し。
89 この店のオシは焼売。	90 茹でアスパラガスが美味い。	91 ウドの酢味噌和え。	92 またネギの素焼きも頼んだ。	93 女将さん推薦のハンバーグ。	94 芯は山芋なので味見せず。	95 いい気分になりました。