p230520
Welcome to our Web Site !

「いぃDay!」山岳会日本支部   


第723 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2023年5月20日()〜21日(

行き先【新潟/青田難波山(949m)

コースタイム:

1日目〉JR東京駅[6:28](はくたか551号)⇒上越妙高駅[6:28/6:33]⇒タクシー(3700円)⇒南葉高原キャンプ場[8:53/8:56]→休憩[10:03/10:08]→明神峠[10:25]→青田難波山[11:18/11:31]→南葉高原キャンプ場[12:35/13:05]⇒タクシー(3700円)⇒上越妙高駅[13:25/13:35](えちごトキめき鉄道はねうまライン)⇒直江津駅[13:55/14:05]⇒まつだい駅[14:42/15:20]⇒宿の送迎車⇒凌雲閣[15:40]

2日目〉凌雲閣[9:30]⇒まつだい駅[9:48/10:34]JR十日町駅[10:44/ランチ/13:05](おいこっと)⇒JR長野駅[16:02/16:25](あさま626号)⇒大宮駅[17:47]

トレイルマップ
クリックすると地図が拡大します

高度記録
高度記録拡大は画像をクリック 

今回の山行は関田峠から伏野峠までの信越トレイルを歩き、木造3階建の松之山温泉凌雲閣に宿泊する計画であったが、伏野峠側の冬季封鎖解除がまだのようなので、急遽変更して南葉山に登る事になった。

1日目〉
上越妙高駅からタクシーで20分程の南葉高原キャンプ場までやって来た。広々した高原にある、良く整備された綺麗なキャンプ場で、ウグイスやホトトギスの合唱がさらに好感度をにアップしてくれる。

上りは明神沢コースを行く。鮮やかな新緑に囲まれた緩やかな径を登って行くと、サンカヨウ、オオイワカガミ、シラネアオイ、チゴユリなどの花々が出迎えてくれる。サンカヨウは真っ白で透明な花を付けていた。元々は白い花で、雨や朝露に濡れると透明になるそうである。こんな清楚で神秘的な花を、タイミングよく見られてラッキーであった。

標高を上げて行くと、やがて周りは新緑の活き活きとしたブナ林になり、北国の春の美しさを改めて感じる。斜面が俄かに急になり、効率よく標高を上げて行くと、まもなく青田難波山山頂に到着。眺望が全くないのが残念だが、山頂には小さな石の祠があり、山積みの石の上に山頂標識が建っている。長閑な雰囲気に癒される。

宿の送迎車の時間に間に合わなくなるので、南葉山までの往復は諦めて、ここで下山する事にした。下りは木落し坂コースを行く。こちらには所々雪が残っていたが、雪は腐っていて斜面も緩やかなのでツボ足のまま進む。

やがて雪が消えると辺りはオオイワカガミだらけの径となる。一本の茎にピンク色の花を鈴なりに付けている。下り始めて1時間程で南葉高原キャンプ場に戻って来た。タクシーを待つ間に、売店でビールをゲットし、眼下に広がる街を眺めながら喉を潤す。

まつだい駅から宿の送迎車で凌雲閣に向かう。凌雲閣は昭和レトロの風情のある建物(登録有形文化財)で、長い廊下はピカピカに磨き上げられていて、気持ちが良い。着いたらすぐに塩分濃度が高く柔らかい泉質の温泉に浸かる。塩分濃度が高いため温まりやすく冷めにくいそうである。食事は色々なお料理が少量ずつ、複数の小皿に綺麗に盛りつけられていて、美味しかった。

2日目〉
朝食は8時からなので時間を持て余し、朝食前に宿の近辺を散歩する。宿の裏山の坂道を少し登って行くと、小規模な棚田があった。棚田には侘びた美しさを感じる一方、作業がどんなに大変だろうかと、思いやってしまう。

辺りの森の中から「キョロロロロ〜」という囀りが聞こえて来た。これはアカショウビンの声!!まだ時期が早くて、アカショウビンの声は聴けないと思っていたので、嬉しくなった。裏山を越えた所にある集落の方へ歩いて行くと、田舎の里山には不似合いな、巨大現代アート作品が数点、突然現れてビックリした。(3年に一度「大地の芸術祭」が開催されていて、会期終了後も常設展示されているらしい)。集落には旅館やラーメン屋さんなどが何軒もあり、賑わっているようである。

朝食後、宿の送迎車でまつだい駅に送ってもらう。十日町駅近くで昼食を済ませた後、いよいよ「おいこっと」に乗り込む。信濃川(千曲川)沿いに、里山、田畑、民家など、長閑な田園風景を眺めながら、列車は飯山線をゆったりと走り抜けていく。車窓からの眺めに癒され、時々流れる「日本昔ばなし」でおなじみの常田富士夫さんのナレーションに、さらに癒されて、あっという間の3時間が経ち、長野駅に到着した。(なお)

今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、なおちゃん
実働時間:3時間21分
累積登高差(+):588m
踏破距離:7.0km

☆ 山から下りたらこんな店 
☆ ほくほく線に乗車したら 
☆ 宿泊したのはこんな宿 
☆ 2日目のランチはこんな店 
☆ 「おいこっと」はこんな電車 
☆ 打ち上げはこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
img0000.jpg
001 【第1日目】南葉高原キャンプ場から登山開始。8時59分
img0001.jpg
002 登りは明神沢コースを選択。
img0002.jpg
003 あれが青田難波山。
img0003.jpg
004 オダマキ。
img0004.jpg
005 タニウツギ。
img0005.jpg
006 日差しが強い。
img0006.jpg
007 足元には小さいチゴユリ。
img0007.jpg
008 チゴユリ以外にツボスミレとかアオイスミレとか。
img0008.jpg
009 このコースはあまり高度は稼げない。
img0009.jpg
010 ワンペアのチゴユリ。
img0010.jpg
011 ワンペアのエンレイソウ。
img0011.jpg
012 よく見るといっぱい咲いている。
img0012.jpg
013 サンカヨウ。
img0013.jpg
014 ユキザサ。
img0014.jpg
015 いちいち足を止めていたらきりがない。
img0015.jpg
016 サンカヨウその2。
img0016.jpg
017 サンカヨウその3。
img0017.jpg
018 こちらはオオイワカガミ。
img0018.jpg
019 その名の通り葉っぱはデカいし花もいっぱい付く。
img0019.jpg
020 踏んづけそうなところにもチゴユリ。
img0020.jpg
021 立ち姿が良いエンレイソウ。
img0021.jpg
022 ちょこっと雪。
img0022.jpg
023 V字形の谷にもたっぷり雪。
img0023.jpg
024 深い谷なので滑らないように。
img0024.jpg
025 カタクリだらけのところにエンレイソウ。
img0025.jpg
026 サンカヨウその4。
img0026.jpg
027 サンカヨウその5。
img0027.jpg
028 サンカヨウその6。
img0028.jpg
029 お、シラネアオイ。
img0029.jpg
030 またオオイワカガミ。
img0030.jpg
031 割と上品に咲いている。
img0031.jpg
032 これも上品。
img0032.jpg
033 見上げればタニウツギ。
img0033.jpg
034 足元にはイロハモミジ。
img0034.jpg
035 シラネアオイのデュオ。
img0035.jpg
036 Woodyさんはどんどん行ってしまいます。
img0036.jpg
037 ニリンソウかな。
img0037.jpg
038 雪で曲がった木々。
img0038.jpg
039 まだまだ水平移動。
img0039.jpg
040 カエルの卵?
img0040.jpg
041 ブナ林。
img0041.jpg
042 新緑のブナに癒される。
img0042.jpg
043 何度目かの沢を横断。
img0043.jpg
044 トラバースはほぼ終わり。
img0044.jpg
045 ブナ林でひと休み。10時5分
img0045.jpg
046 ここも美人林。
img0046.jpg
047 サンカヨウの集団。
img0047.jpg
048 ようやく登りらしい登り。
img0048.jpg
049 シラネアオイのソロ。
img0049.jpg
050 シラネアオイのトリオ。
img0050.jpg
051 明神峠。
img0051.jpg
052 オオイワカガミ。
img0052.jpg
053 キバナウツギ。
img0053.jpg
054 またチゴユリが増えてきた。
img0054.jpg
055 鬱蒼とした尾根道を進む。
img0055.jpg
056 気持ちが良い尾根径。
img0056.jpg
057 オオイワカガミは普通に生えている。
img0057.jpg
058 またちょっと登り。
img0058.jpg
059 緑が濃くなってきた。
img0059.jpg
060 ここもいい雰囲気。
img0060.jpg
061 雪が残っていた。
img0061.jpg
062 径に沿って雪が続く。
img0062.jpg
063 ユキザサの蕾。
img0063.jpg
064 ショウジョウバカマの蕾。
img0064.jpg
065 最後の登り。
img0065.jpg
066 チゴユリがイイ感じ。
img0066.jpg
067 青田難波山に到着。11時19分
img0067.jpg
068 南葉神社。
img0068.jpg
069 山頂という標識も珍しい。
img0069.jpg
070 これは誰かの手書き。
img0070.jpg
071 今日はこっちへ行くのは止めた。
img0071.jpg
072 ショウジョウバカマ。
img0072.jpg
073 尾根がちょっと違うだけで・・・
img0073.jpg
074 ショウジョウバカマばかり。
img0074.jpg
075 どういう加減でしょうか。
img0075.jpg
076 また雪田。
img0076.jpg
077 結構たっぷりとある。
img0077.jpg
078 でもルートを見失うことは無い。
img0078.jpg
079 まだまだショウジョウバカマ。
img0079.jpg
080 ムラサキヤシオ。
img0080.jpg
081 花付きはイマイチだけど色鮮やか。
img0081.jpg
082 残念ながら目の前になかなか無い。
img0082.jpg
083 見晴らし台に寄ってみたが・・・
img0083.jpg
084 やや残念な眺め。
img0084.jpg
085 またオオイワカガミ。
img0085.jpg
086 もはや普通の野草感覚。
img0086.jpg
087 すっかり飽きた。
img0087.jpg
088 しつこい。
img0088.jpg
089 偶にはオオカメノキ。
img0089.jpg
090 まだタムシバが咲いていた。
img0090.jpg
091 だいぶ気温が上がってきて少々暑い。
img0091.jpg
092 見えているのは高田あたりか。
img0092.jpg
093 イロハモミジ。
img0093.jpg
094 カタクリはすっかり果実状態。
img0094.jpg
095 キャンプ場は近い。
img0095.jpg
096 ここから出てきた。
img0096.jpg
097 ふりだしに戻った。
img0097.jpg
098 お疲れさまでした。12時35分
img0098.jpg
099 青田難波山はガスに隠れてしまった。
img0099.jpg
100 ビールを飲んでいるうちに姿を現した。
img0100.jpg
101 眺めが良いキャンプ場だとわかる。
img0101.jpg
102 直江津に出た。
img0102.jpg
103 手前のほくほく線ディーゼルカーに乗る。
img0103.jpg
104 手前はET127系、奥はET122形。どちらも、えちごトキめき鉄道の車両。
img0104.jpg
105 ちょっと飲み鉄旅。
img0105.jpg
106 凌雲閣に到着、女将の出迎えを受ける。
img0106.jpg
107 談話室で受付。
img0107.jpg
108 3階の廊下。
img0108.jpg
109 ギシギシ鳴る。
img0109.jpg
110 「管領の間」からの眺め。
img0110.jpg
111 新館からの眺め。
img0111.jpg
112 風呂場(このときは女湯)。
img0112.jpg
113 湯上りビール。
img0113.jpg
114 風が爽やか。
img0114.jpg
115 柔らか笹団子。
img0115.jpg
116 18時になったので食事処へ移動。
img0116.jpg
117 今宵の夕食。
img0117.jpg
118 お品書き。
img0118.jpg
119 【第2日目】朝の散歩に出かける。
img0119.jpg
120 どこからともなく、キロロロロロ・・・・
img0120.jpg
121 右の森から聞こえてくる。
img0121.jpg
122 この奥にアカショウビンがいる。
img0122.jpg
123 これが秋葉神社だったのかな。
img0123.jpg
124 日本画の風景。
img0124.jpg
125 東屋。
img0125.jpg
126 ちょっと藪っぽい径。蚊に刺された。
img0126.jpg
127 タニウツギ。
img0127.jpg
128 裏から見た凌雲閣。
img0128.jpg
129 松之山の棚田。
img0129.jpg
130 この辺りの田圃は全て棚田。
img0130.jpg
131 日本の原風景。
img0131.jpg
132 突然、牛のオブジェ。
img0132.jpg
133 芸術作品だった。
img0133.jpg
134 松之山温泉街。
img0134.jpg
135 何れの旅館もやっているようだ。
img0135.jpg
136 なんかテレビで見た気がする。
img0136.jpg
137 これもオブジェ?
img0137.jpg
138 たしかにちょっと塩っぱい。
img0138.jpg
139 戻ってきた。結構歩いた。
img0139.jpg
140 朝食が美味い。
img0140.jpg
141 名残惜しいですが。
img0141.jpg
142 記念撮影。
img0142.jpg
143 もう一枚。
img0143.jpg
144 東京からBMWバイクで来たというご夫婦。
img0144.jpg
145 ほくほく線で十日町へ。
img0145.jpg
146 十日町の中心街。
img0146.jpg
147 ここでランチ。
img0147.jpg
148 いただきます。
img0148.jpg
149 栃尾の油揚げ。
img0149.jpg
150 なんだと思う?
img0150.jpg
151 こんなやつ。
img0151.jpg
152 アスパラガスの一本揚げ。
img0152.jpg
153 蕎麦屋に来たら鴨だよね。
img0153.jpg
154 じゃこ天。
img0154.jpg
155 カツ煮が美味い。
img0155.jpg
156 締めはやっぱりへぎそば。
img0156.jpg
157 ごちそうさまでした。
img0157.jpg
158 あれに乗る。
img0158.jpg
159 こっちは、「Shu★kura」の車両なのでした。
img0159.jpg
160 次はあっちに乗りたい。
img0160.jpg
161 でも今日はこっち。
img0161.jpg
162 「おいこっと」車内。
img0162.jpg
163 これだけあれば3時間もへっちゃらさ。
img0163.jpg
164 では出発!
img0164.jpg
165 信濃川を渡るのは1回だけ!
img0165.jpg
166 あの高さまで積もったらしいです。
img0166.jpg
167 乗車記念。
img0167.jpg
168 Woodyさん、かわいい。
img0168.jpg
169 何故か飯山駅で長時間停車する。
img0169.jpg
170 大半の客は下車してしまった。
img0170.jpg
171 而して車内はガラガラ。
img0171.jpg
172 長野駅で新幹線に乗り換え。
img0172.jpg
173 旅の友は「信濃浪漫」。
img0173.jpg
174 大宮のここに入った。
img0174.jpg
175 和食が続いたので洋風居酒屋にした。
img0175.jpg
176 これでおしまい。

このちゃんTrailMaps INDEXへ