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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第726 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2023年6月10日()〜11日(

行き先【上信国境/御飯岳(2160.4m)〜破風岳(1996m)

コースタイム:

1日目〉JR東京駅[616](かがやき501号)⇒JR長野駅[737]→荷物デポ→長野電鉄長野駅[801](長野電鉄長野線信州中野行)⇒須坂駅[827/832]⇒タクシー⇒毛無峠[925/928]→休憩[1010/10:15]→御飯岳[1100/1107]→休憩[1201/12:05]→毛無峠[1215]→破風岳[1256/1305]→登山道出口(林道)[1340]→五味池破風高原自然園駐車場[1421/1515]⇒タクシー⇒須坂温泉古城荘[1600/16:45](日帰り入浴600円)⇒タクシー⇒須坂駅[1705](長野電鉄長野行)⇒長野電鉄長野駅[1731]→東横イン長野駅善行寺口

2日目〉東横イン[720]→長野駅[745](しなの鉄道北しなの線・妙高高原行)⇒妙高高原駅[830/844](妙高はねうまライン直江津行)⇒上越妙高駅[919/10:02](越乃Shu*Kura)⇒越後川口駅[1202]⇒タクシー⇒川口やな[1210/1343]⇒タクシー⇒JR越後川口駅[1353/1414](JR上越線水上行)⇒JR浦佐駅[1434/1501](上越新幹線とき326号)⇒大宮駅[1603]

トレイルマップ
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高度記録
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1日目〉
今回の山行は2年前のリベンジ登山だというが、個人的には2年前の山行に参加できなかったので、今回が初めての山行となる。1年前の丁度この時期訪れた東信越の籠ノ登山のイワカガミや三方ヶ峰のコマクサ、湯ノ丸峠のレンゲツツジが印象に残っていたので、この時期の信越方面への山行を楽しみにしていた。

長野駅から長野電鉄に乗り換え、須坂駅で下車。タクシーで毛無峠に向かう。運転手さん曰く、2,000円ほどの入山料が要るとのことだが、途中の道路沿いには「根曲り竹」を求め、多くの車が駐車していた。

50分程で毛無峠に到着。梅雨入りしたばかりだが、思いの外、天気は良く、毛無峠からは西に破風岳に向かう登山道や、土鍋山、南に小串鉱山跡の荒涼とした景色を見渡すことができた。

毛無山へ鉱山跡の鉄塔を横目にザレた道を登る。すぐにピークに到着すると、そこから御飯岳に向かう稜線が伸びている。登山道のイワカガミやミツバオーレンの可憐な花が目を楽しませてくれる。笹原の眺めの良い稜線を進む。御飯岳への道は良く整備されて歩きやすいが、急登になったかと思うと緩やかな道が奥へ奥へと続き、思いの外長かった。登山開始から1時間30分ほどで山頂に到着。山頂は、辺りを熊笹とコメツガ、ダケカンバに覆われあまり眺望がないが、もと来た道を戻ろうとすると、東側に草津白根山を望むことができた。下山中、4人ほどの登山客とすれ違った。

毛無峠に戻り、スロープスライダーを飛ばしている人たちを横目で見ながら西の破風岳を目指す。九十九折の道を登るにつれ、一気に高度が上がり、毛無峠に駐車していた車は遙か下の方となった。40分程で山頂に到着。かかり始めた雲が取れ、毛無山の奥に先ほど登った御飯岳を望むことができた。

 ここからは南側の登山道を選び、緩やかな道を下る。南側に土鍋山から浦倉山へ伸びる長い稜線、根子岳、その奥に四阿山が見える。笹は刈られているものの、所々に水たまりのトラップがあり、誤って落ちないよう気を遣いながら進む。30分程で登山道出口に到着。

開けた場所(五味池破風高原自然園(乳山牧場))に出たかと思うと、レンゲツツジの鮮やかなオレンジ色が目立ち始めた。林道を進むにつれ、ムラサキヤシオの鮮やかなピンク色の花も今を盛りと咲いている。辺りの山の新緑がみずみずしい。

自然園駐車場近くまで降りると、満開のレンゲツツジの群生が出迎えてくれた。見頃はもう少し先なのだろうか。キャンプ施設があるにも関わらず、人出は少ない。近くの店に入り、運良くテラス席で白樺の木立を眺めながらビールを味わい、のんびりすることができた。

迎えに来たタクシーに乗り、途中の古城荘という宿の立ち寄り湯で汗を流した後、須坂駅へ向かった。

2日目〉
 この日は一日雨の予報。長野駅からしなの鉄道北しなの線、妙高はねうまラインと乗り継ぎ、遙々上越妙高駅へ。ここから新潟が誇る「酒」をコンセプトとした観光列車「越乃Shu*Kura」に乗り、のんびり車窓の景色とお酒を味わう鉄道旅を楽しんだ。途中、越後川口駅で下車し、魚野川のほとりにある川口やなで鮎に舌鼓を打った後、再び駅に戻り、帰路についた。 

 上信越の山と季節の花、新潟のお酒と観光列車に鮎。盛りだくさんで充実した静かな非日常を味わうことのできた2日間だった。(のり)  

今回の参加者:副隊長、のりちゃん、なおちゃん
実働時間:4時間28分
累積登高差(+):757m
踏破距離:10.6km

☆ 山から下りたらこんな店 
☆ 日帰り入浴はこんな所 
☆ 1日目の打ち上げはこんな店 
☆ 越乃Shu★Kuraはこんな電車 
☆ 2日目の打ち上げ第一弾はこんな店 
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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001 【第1日目】タクシーで毛無峠に到着。9時22分
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002 梅雨にしてはまずまずの天気。
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003 ここも中央分水嶺。
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004 これから先ず御飯岳を登る。
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005 その次には反転してあの破風岳を越えていく予定。9時27分
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006 かつて日本で2番目に大きい硫黄鉱山だった。
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007 とりあえず毛無山を登る。
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008 風はやや冷たい。
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009 毛無峠を振り返る。
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010 道端にはイワカガミ。
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011 だいぶ登ってきた。
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012 ガンコウランもしくはツガザクラの群生。時々ミツバオーレン。
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013 標識が無いけど毛無山山頂。
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014 御飯岳にガスが懸っている。
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015 今週はミツバオーレンとイワカガミが主役。
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016 色が濃い。
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017 ミツバオーレン、ざくざく。
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018 結局、この辺りが一番よく咲いていた。
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019 ミツバオーレンとイワカガミその4。
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020 ミツバオーレンとイワカガミその5。
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021 ミツバオーレンとイワカガミその6。
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022 いったん下って・・・
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023 登り返す。
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024 遠くに見えているのは四阿山か。
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025 ちょっと奥秩父らしい雰囲気。
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026 針葉樹が増えてきた。
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027 思った以上にきつい登り。
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028 雨じゃなくてラッキーな感じである。
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029 おや、御飯岳山頂だ。10時59分
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030 ほぼ1時間半で着いた。
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031 残念ながら眺望なし。
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032 万座方面はこの薮を越えていく必要がある。
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033 見えているのは草津白根か?
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034 下りはここだけは慎重に。
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035 コミヤカタバミか。
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036 シャクナゲはここにしか咲いていなかった。
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037 また笹原に戻ってきたところ。
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038 遠くの山は見えなくなった。
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039 振り返るとこんなところを降りてきた。
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040 たぶんあっちは草津白根。
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041 またイワカガミ群生地。
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042 コケモモと共生している感じ。
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043 こちらはコケモモとミツバオウレン。
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044 毛無峠が見えてきた。
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045 この鉄塔は昭和40年頃まで使われていたらしい。
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046 何でこんなに車が停まっているかというと・・・
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047 こういう人達。
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048 スロープグライダーというシロモノらしい。いわゆる大人男子のおもちゃ。
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049 次の山は破風岳。12時21分。
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050 標高差170m余。
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051 あっちがさっき登った御飯岳。
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052 小串鉱山跡をオフロードバイクで遊んでいる連中がいる。
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053 破風岳直下にピンク色のムラサキヤシオ。
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054 この辺りに多い。
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055 きれいな色。
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056 あそこが破風岳山頂。
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057 毛無峠がだいぶ下に見える。
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058 破風岳直下にシャクナゲ。
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059 破風岳山頂。バックは御飯岳。
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060 山頂は岩がゴロゴロ。
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061 また来る日まで。
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062 左は土鍋山方面。我々は右へ。
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063 笹藪は切り開かれている。
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064 刈られていないと大変だろう。
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065 ときどき笹に隠れた水溜りがあるので気を抜けない。
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066 リンドウ群生地なんてあったらしい。
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067 開けたところに出た。
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068 下界が見える。
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069 レンゲツツジが現れた。
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070 背は低いがそれなりに咲いている。
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071 色が濃い。
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072 新緑とレンゲツツジ。
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073 ムラサキヤシオとレンゲツツジ。
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074 シラカバの若葉が瑞々しい。
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075 林道歩き。
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076 でもイイ感じ。
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077 またムラサキヤシオ。
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078 咲き方は控えめ。
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079 でも色は鮮やか。
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080 またレンゲツツジ。
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081 五味池破風高原のレンゲツツジ。
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082 五味池破風高原のレンゲツツジその2。
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083 五味池破風高原のレンゲツツジその3。
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084 五味池破風高原のレンゲツツジその4。
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085 五味池破風高原のレンゲツツジその5。
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086 五味池破風高原のレンゲツツジその6。
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087 五味池破風高原のレンゲツツジその7。
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088 五味池破風高原のレンゲツツジその8。
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089 五味池破風高原のレンゲツツジその9。
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090 五味池破風高原のレンゲツツジその10。
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091 五味池破風高原のレンゲツツジその11。
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092 五味池破風高原のレンゲツツジその12。
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093 五味池破風高原のレンゲツツジその13。
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094 ガイド付きわらび刈りなんてある。
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095 五味池破風高原避難小屋でビール。14時25分
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096 こんな景色を眺めつつ・・・
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097 グビグビやる。
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098 五味池破風高原避難小屋からの眺め。
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099 五味池破風高原避難小屋からの眺めその2。
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100 五味池破風高原避難小屋からの眺めその3。
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101 五味池破風高原避難小屋からの眺めその4。
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102 須坂温泉・古城荘で風呂上がりにマルエフ。
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103 今日の夕餉はここ。
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104 付き出しはくらかけ豆。
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105 飯山の酒。
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106 アスパラは旬。
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107 ネマガリダケも今だけ。1本300円也。
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108 立科高原豚みそトンテキ。
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109 信州サーモン。
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110 ワラビも旬。
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111 ふきみそ豆腐。
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112 厚焼き玉子。
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113 味が染みた豚角煮大根。
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114 蕎麦、喰い損ねた。
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115 【第2日目】東横インの朝食。
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116 これで妙高高原へ。
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117 乗車率はこんなもの。
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118 ホームから妙高山が見える。
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119 これに乗り換え。
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120 上越妙高駅に停車中のShu★Kura。
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121 エチゴビール。
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122 3号車の車内。
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123 2号車はイベントスペース。
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124 1号車は食事付き。
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125 そろそろ出発。
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126 直江津駅で、隣に「雪月花」の車両。
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127 青海川で暫し停車。
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128 ホームの下が波打際。
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129 こういう駅。
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130 皆さん、写真撮影に余念がない。
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131 ちびたがわ、を味わう。
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132 イベントスペースで盛り上がっている人々。
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133 信濃川。
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134 越後川口で下車。
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135 川口やな。
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136 付き出しはこごみ。
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137 巨大鮎塩焼き。
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138 稚鮎の天ぷら。
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139 日本酒は朝日山。
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140 巨大鮎の田楽。
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141 鮎飯、色が濃い。
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142 映画のワンシーン(うそ)。

〈全天球画像毛無峠にて / 御飯岳山頂にて / 御飯岳と毛無山の鞍部付近にて / 毛無山山頂にて / 五味池破風高原にて / 川口やなにて

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