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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第754 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2023年12月23日(

行き先【丹沢/大山三峰山(934.6m)

コースタイム:

新宿駅[6:31](急行小田原行)⇒本厚木駅[724/740](宮ケ瀬行)⇒煤ヶ谷BS[817/821]→取り付き[847]→512m峰[954/1000]→777m峰[1048/1054]→七沢山[1132]→三峰山[1149/1158]→七沢山[1212]→七沢山下降点[1224]→不動尻[1313/1325]→山神隧道[1339]→広沢寺温泉玉翠楼[1410/日帰り入浴1000/1506](本厚木バスセンター行)⇒本厚木駅[1545]

トレイルマップ
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高度記録
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今年最後の山行は、以前から行ってみたかった大山三峰山だ。七沢山までは、これまでいぃday!では登っていないバリエーションルートを辿る。バスを降りて、川沿いの道を20分ほど歩いて、杉の植林の尾根に取り付く。いきなりの急登を踏ん張りながら登る。赤テープが沢山付いていて、地図にないルートだが分かりやすい。途中やや平坦な所もあったが、512m峰手前ではまた見上げる急斜面を登る。

今日は気温が低いが晴天で風が無く、日溜まりで休憩した512m峰は暖かだ。南側には伊勢原や厚木の街が広がり、その向こうに光る海が見えた。512m峰を出発すると、鹿柵沿いの急斜面を滑る枯葉に足を取られながら登る。振り返れば、鐘ヶ嶽(と思う)が見えて、その奥に街が広がっている。

512m峰から小一時間で777m峰に到着。ここまでずっと結構な登りであったが、いったん下った後が本日の急所、やせ尾根の急登が続く。ぞろ目セブンを過ぎれば地獄のやせ尾根激登りである。所々にロープもあるが、木の根や岩を掴みながら登る。落ちたらアウトのスリルを味わい、注意しながら登る。木の根が掴んでいるやせ尾根の土はざれていて徐々に無くなってしまいそうだ。見上げれば、三つの起伏が連なる三峰山が見え、南側を見下ろせば江の島、三浦半島、大島もよく見えた。東側には遠くに筑波山、スカイツリーに都心の高層ビル群などが臨めた。気は抜けなかったが、久々に面白い登りだった。乗り上げた所が七沢山であるが、標識がなかった。

ここからは地図にある一般道を三峰山へと向かう。ここも細い尾根の小さいアップダウンを登るが、真新しい鉄杭にしっかりした太い鎖が至る所についている。丹沢名物、階段もある。七沢山から15分程で三峰山に到着。

七沢山まで来た道を戻り、下りにかかる。大山への分岐となる七沢山下降点の手前でやせ尾根は終わり、これでもう安心して歩けるかと思いきや、不動尻へ下りるまで、ザレた急な下りや鎖場もあり、なかなか緊張を解く事ができず、私は足が攣った。それでも川沿いの道は水と岩と緑の良い雰囲気の所があった。不動尻に近づくと急にミツマタが現れ、もう小さな蕾を付けていた。

ミツマタの群生で知られている不動尻は整地され、ベンチがいくつも設置されていた。仮設トイレもある。車道を歩く事45分程で広沢寺温泉玉翠楼に到着。日帰り入浴は露天風呂のみで、いぃday史上、寒い風呂第2位に輝いた。旅館前のバス停から丁度よい時刻のバスに乗り、本厚木駅で降り、今年最後の打ち上げへと向かった。(あひる)

今回の参加者:副隊長、菊丸、アヒルちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:5時間16分
累積登高差(+):1040m
踏破距離:11.1km


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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01 煤ヶ谷BSからスタート。
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02 ここに立ち寄り。
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03 宝尾根の取り付き。
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04 尾根に上がった。
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05 でもまだかなりの傾斜。
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06 緩んできた。
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07 風が無いので日向はポカポカ陽気。
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08 踏み跡はけもの道か仕事道。
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09 この辺りまで植林帯。
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10 もうこの先は落葉樹ばかり。
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11 512m点で小休止。
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12 七沢山までまだまだある。
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13 ここも緩斜面。
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14 振り返ると東京の高層ビル群。
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15 右手は鹿柵。丹沢名物の脚立があった。
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16 この辺りだけ鹿柵に沿って進む。
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17 確かに結構、鹿の足跡がある。
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18 気分が良い尾根歩き。
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19 海が見えた。
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20 幅広な尾根。
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21 777m点で2回目の休み。
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22 やせ尾根の始まり。
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23 根っ子に気を遣う。
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24 ロープ出現。
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25 立木が無ければ高度感が相当あるはず。
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26 手掛かりはロープ。
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27 段々傾斜が強くなってきた。
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28 眺めの良いところに出た。
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29 根っ子がないと崩れそうなところもある。
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30 最後は胸を突く急登。
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31 でもそれなりに登り易くなっている。
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32 落石厳禁。
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33 江ノ島や三浦半島が見えた。
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34 ロープが有り難い。
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35 七沢山を越えたら鋸状の尾根を辿る。
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36 クサリは新しい。
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37 主稜線は北風が冷たい。
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38 何度もクサリ場が出てくる。
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39 最後は丹沢名物の階段。
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40 ここを登れば・・・
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41 三峰山に到着。
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42 証拠写真。菊丸の目線の先は日焼け止めクリーム。
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43 帰りも慎重に。
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44 所々で眺めが得られるので。
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45 不動尻への下降点。
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46 南側は風が無いので暖かい。
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47 まだクサリ場がある。
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48 クサリが無いと下りられない。
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49 後は沢沿いに下る。
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50 不動尻に到着。
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51 ここはミツマタの群生で有名。
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52 春を待つばかり。
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53 久しぶりにここへやってきた。
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54 結構渋い宿。
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55 ここは展示室なので飲食禁止かな。
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56 でもやっちゃえ。
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57 それにしても洗い場も露天なのは辛い。
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58 本厚木駅前。
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59 今宵はここで今年最後の打ち上げ。
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60 2階の座敷で。
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61 ねぎ味噌やっこ。ちょっと甘め。
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62 真ん中のボラの刺身が珍しい。
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63 名物もつ煮込み。
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64 若鶏唐揚げ。
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65 やきとり(やきとん)盛り合わせ。
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66 やっと焼き餃子が出てきた。
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67 どーんと穴子天ぷら。
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68 厚揚げ明太子焼。
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69 また来年もよろしくお願いします。
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70 新宿南口の渋〜い食堂に入った。

〈全天球画像〉大山三峰山・宝尾根 標高790m付近にて / 宝尾根 標高810m付近にて / 広沢寺温泉玉翠楼にて

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