コースタイム：

JR高尾駅[7：24](各停河口湖駅行)⇒河口湖駅[9：14/9：35](富士急バス､本栖湖観光案内所行)⇒紅葉台入口BS[10：05/10：09]→紅葉台[10：43]→三湖台[11：03/11：14]→足和田山[12：15/12：24]→毛無山方面分岐[13：10]→旧根場通学路入口[13：23]→P[13：40/13：45]→西湖・十二ケ岳分岐[14：00]→旧根場通学路・十二ケ岳方面登山口に下山[14：13]→富士西湖温泉･いずみの湯[14：14/15：10]→十二ケ岳登山口BS[15：20]⇒富士急・河口湖駅[16：06]（富士急線大月駅行）⇒大月駅[17：17]→濱野屋

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今回は富士山と湖の眺めを楽しむ山歩き。河口湖駅からバスに乗ること30分、紅葉台入口バス停から歩き出した。思っていたほど寒くない。紅葉台木曽馬牧場の馬たちを横目に見て（乗ってみたい）進み、ゆるやかな東海自然歩道を進んだ。しばらく歩くと左手に鬼ケ岳と十二ヶ岳が見えて、気分が上がる。

レストハウスのある紅葉台を通り過ぎ、なおもゆるやかに登っていくと、間もなく三湖台（1202.6ｍ）に到着。西湖、本栖湖、精進湖が見えることから三湖台というそうだが、精進湖はよく見えなかった。しかし、富士山と樹海、西湖越しの王岳、鬼ケ岳、十二ヶ岳、毛無山などの大パノラマを楽しむことができた。

三湖台の景色が素晴らしかったので、足和田山（五湖台）への期待が高まった。歩き出したときは静かだったが、だんだん風が強くなってきた。ゆるやかだった道も傾斜が増してきて、長い木段を2つ登ったところで、足和田山山頂に着いた。富士五湖全体の中央にあるため、別名五湖台というのだそうだが、河口湖が見えるのがやっという感じで、期待がはずれた。しかし、富士山を最短距離から見られる山の一つというだけあって、富士山の眺めは素晴らしかった。

足和田山からは、毛無山方面に下った。落ち葉がたっぷりの急斜面で滑るうえに、西湖から吹き上げてくる西風にあおられそうになる。所々に設置されているロープを利用しながら30分ほど下って、毛無山との分岐に着いたときにはホッとした。

しばらく平らなところを進むと「旧根場通学路入口」という標識があり、石段を登って再び山道へ。山腹を巻くようについている狭い山道が通学路？　この道は、昭和36年に西湖北岸道路が開通するまで、根場地区と西湖地結ぶ通行路として利用されていた。特に根場の子どもが西湖地区の小学校に通うのに使っていたため、通学路と呼ばれていたそうだ。標識には全長2.6ｋｍとあったが、どこまでが通学路なのかよくわからなかった。

ほどなく道は急な登り坂になり、上りきったところに、西湖・十二ケ岳分岐の標識があった。西湖方面に急坂を下って登山口へ。その正面にいずみの湯があったのはありがたかった。

いずみの湯では、ほどよい温度の露天風呂にゆっくりと浸かり、ちょうど良い時間のバスで河口湖駅に向かった。富士急線の中で、東京は強風と雪交じりの冷たい大雨が降ったと知ってびっくり。露天風呂で時折白いものがチラチラ舞っていたし、怪しい雲行きにはなっていたが、降られずにすんだ。冷たい強風の中を歩いて、とても疲れたが、念願かなって目的通り富士山と周囲のパノラマを楽しむことができた（菊丸）

今回の参加者：副隊長、菊丸、アヒルちゃん、のんちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間：3時間40分
累積登高差(+)：732m
踏破距離：9.3km