コースタイム:
〈1日目〉JR東京駅[6:40](やまびこ203号)⇒JR郡山駅[8:19/8:29](磐越西線)⇒JR猪苗代駅[9:10/9:15]⇒タクシー⇒ペンション蛍[9:35/荷物デポ/9:40]⇒グランデコパノラマゴンドラ山麓駅(一日券〈割引券〉4000円)⇒ゴンドラ山頂駅[10:40/10:55]→第4クワッドリフト終点[11:35]→休憩[11:55/12:01]→西大巓[13:07]→休憩[13:29/13:33]→第4クワッドリフト終点[14:01]→ゴンドラ山頂駅[14:21]⇒ゴンドラ山麓駅[14:36/15:20]⇒タクシー⇒ペンション蛍[15:45]
〈2日目〉ペンション蛍[9:45]⇒タクシー⇒猪苗代駅[10:05/10:52]⇒郡山駅(途中で数十分停車、何の理由か不明)[11:55/ランチ/14:31](やまびこ142号)⇒大宮駅[15:24]
トレイルマップ
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高度記録
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〈1日目〉
今回の山行は、今季初スノーシューとなる。お目当ては、西大巓のスノーモンスターを見る事と、五色沼近くにあるペンション蛍に宿泊する事だ。スノーモンスターが成長している事を願うばかり・・。
猪苗代駅からタクシーに乗って、ペンション蛍に向かう。運転手さんが言うには、「こんなに道路に雪がないのは珍しい。走りやすくて助かる」とのこと。果たして、スノーモンスターに出会えるのかと心配になって来る。不要な荷物をデポして、リフト割引券を貰い、そのままグランデコパノラマゴンドラ山麓駅へ向かう。このスキー場では1日券のみなので、1往復しか利用しない我々には痛い出費である。割引券がありがたかった。
ゴンドラで山頂駅まで上がり、身支度を整えてから出発。第4リフトに乗るつもりだったが、休止していたのでゲレンデをスノーシューで登って行く。立派なトレースが出来ていて楽に登って行ける。40分程でリフトの終点に到着し、さらに進むとすぐにアオモリトドマツ(シラビソ)の樹林帯の中に入った。木の緑の部分がまだ見えてはいるが、樹氷(スノーモンスター)が次々に出迎えてくれる。中には雪だるまのように目鼻を付けたスノーモンスターがいて、思わず微笑んでしまった。ちょうど2,3日前から寒波が到来し、雪を降らしてくれたようである。グッドタイミングで来られてよかった!
吾妻山周辺は木の背が低くて密集しているので、リトルモンスターと呼ばれているそうだ。トレースがしっかり付いているので、どんどん高度を稼いで行ける(こんなに深く広いトレースも珍しい)。標高が上がるにつれて、樹々もすっぽり雪に覆われて、立派なモンスターに成長して行く。スノーモンスターの間を縫って登って行くのは、楽しい。雪にすっぽり覆われた樹林帯は良い雰囲気で、テンションが上がる。今年は暖冬で痩せたモンスターか、と諦めていたが、わざわざ来た甲斐があった。
山頂に近づくと、樹々がなくなり、のっぺりした雪の斜面が現れる。辺りはガスっていて径が見にくくなり、2,3ヶ所、間違って付けられたトレースに入りそうになった。歩き始めて2時間ちょっと、西大巓山頂に到着。360度の眺望が開けているようだが、今日はガスっていて真っ白、何も見えない。静寂に包まれ、冷え冷えとした白銀の世界が広がるのみ。山頂標識は雪に埋もれているのか、三角点のみ辛うじて見付けた。冷たい風が吹き抜けるので、早々に今来た径を戻る。
下りはあっという間に山頂駅まで戻って来た。山頂駅でのビールを思い浮かべて、一生懸命歩いて来たが、ラストオーダーの時間を20分程過ぎていた・・。山麓駅まで降りて、ようやくお疲れ様のビールにありつけたが、冷え冷えの生ビールに大満足である!
タクシーを呼んでペンション蛍に戻る。温泉にも入れ、食事も美味しく、ホスピタリティーも申し分のない、お気に入りのペンションである。今回もとても居心地良く、まったりとした優雅な時間を過ごす事が出来た。今から、次回訪れる日が楽しみである。
〈2日目〉
チェックアウトの時間までのんびり過ごし、タクシーで猪苗代駅まで戻る。郡山駅でランチに予定していた店がやっていなかったので、結局肉料理の定食屋と駅ナカの蕎麦屋と2軒ハシゴしてしまった。グルメに明け暮れた2日間となった。(なお)
今回の参加者:副隊長、なおちゃん
実働時間:3時間16分
累積登高差(+):611m
踏破距離:5.2km
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