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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第762 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2024年2月23日()〜24日(

行き先【奥日光/高山(1667.7m)&外山(880.1m)

コースタイム:

1日目〉北千住駅[6:43](リバティけごん1号)⇒東武日光駅[8:25/8:45](東武バス)⇒滝上BS[9:53]→チェーンスパイク履く[9:56/10:01]→休憩[10:52/10:57]→高山[11:56/12:02]→熊窪分岐[12:38]→チェーンスパイク外す[13:21/13:24]→赤沼BS[13:53/14:17]⇒日光湯元BS→紫雲荘[14:37]

2日目〉日光湯元BS[8:25]⇒神橋BS[9:34]→外山登山口[9:58]→休憩[10:32/10:35]→外山[10:53/10:58]→登山口[11:20]→ゆばレストランあさや[11:35/  ]→神橋BSJR日光駅→日光ステーションホテル(日帰り入浴700)→湯波こまち[13:34/15:30]→東武日光駅[15:35/15:54](リバティけごん64号)⇒北千住駅[17:31]

トレイルマップ
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高度記録
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去年雪がなくて登れなかった温泉ヶ岳に再挑戦する計画だったが、事前に日光湯元ビジターセンターに確認すると、今年も雪不足で凍結しているので温泉ヶ岳、三岳は止めた方が良いとのアドバイスをもらった。スノーシューは持参しない事にした。

そこで、1日目は中禅寺湖畔にある高山に登る予定だ。北千住駅からリバティけごん1号に乗り込むと、本日は満席とのアナウンスがあった。冬なのに日光への観光客が多いのには驚いた。雪景色を求めて訪れる外国人が増えているらしい。

東武日光駅からバスに乗り、滝上BSで下車、湯川に架かる橋を渡るとすぐに登山道に入る。雪が数センチ積もっているので、チェーンスパイクを履いて、緩やかな径を登って行く。薄っすら雪が積もった樹林帯は情緒がある。

歩き始めて1時間半、中禅寺湖が眼下に一瞬だけ見えた。快調に登って来たが、山頂直下に近づくと、斜面が俄かに急になってトレースが無くなってしまった。予想以上に根雪がしっかり残っていた。副隊長がトレースを付けて登ってくれる(私はトレース泥棒で申し訳なかった・・)。結局20分位ラッセルで登り、ようやく山頂に到着。樹々に囲まれて眺望はないが、広々として穏やかな山頂だ。

帰りは西側へ下りる。トレースがしっかり付いていた。標高300m程下るとほとんど平坦な径になったが、時々雪を踏み抜いてしまうので、とても疲れる。やがて低公害バス専用道路道路に出たので、チェーンスパイクを脱いで赤沼BS目指して歩いて行く。バス停直前でバスに追い抜かれてしまった。次のバスまで1時間待つ羽目になるかと思ったら、30分で後続バスが来てホッとした(赤沼茶屋が営業していれば何の問題もないのだが・・)。

日光湯元BSで下車し、今日の宿「紫雲荘」へ。そして、何はともあれ温泉へ。6人位は入れそうな、ゆったりした浴室であるが、貸切で使用する決まりになっている。お風呂独り占めで、白濁した温泉に優雅な気分でゆっくりと浸かった。夕食は野菜を中心としたヘルシーなメニュー、しかも一品一品心のこもった手造りで、とても美味しかった。ココファームワイナリーのワインがあるのも嬉しかった。

2日目は、輪王寺、日光東照宮、日光二荒山神社の北東に位置する外山に登る事にした。日光湯元BSからバスに乗る。今日は天気が良いので、車窓からの中禅寺湖の眺めがとても綺麗だ。

神橋BSで下車し、大谷川に架かる橋を渡って道路を20分程歩くと登山道に入る。北東は鬼門にあたる事から、山頂には守護するための毘沙門堂が建てられ、毘沙門天が祀られているそうだ。

登山道入口の鳥居を潜って、厳かな雰囲気に包まれた静寂な径を登って行く。良く整備されて歩きやすい。雪がほんの薄っすら積もっている。今日は天気が良いので、頭上の木に積もっていた雪が水滴となってポタポタ落ちて来る。

途中にも鳥居が3つあり、山頂直下は露岩のある急な径となったが、鉄製の手摺が設置されていて、安全に登れるようになっている。山頂手前に大きな白いお堂があり(恐らく毘沙門堂)、山頂では数体の石仏が出迎えてくれた。晴れていれば女峰山の眺めが美しいそうだが、今日はあいにく雲の中に隠れてしまっている。

来た径を下りて来るとちょうどお昼時になっていたので、神橋近くのレストランで湯波を中心としたお料理を頂いた。その後、JR日光駅前にある日光ステーションホテルの日帰り入浴に立ち寄った。今日も広々した露天風呂を独り占めして、ゆっくりとお湯に浸かった。

北千住駅に向かう電車の車窓から、空を茜色に染めながら太陽が沈んで行くのが見えた。その左側に富士山のシルエットが浮かび上がっている。左の車窓に顔を向けてみると、大きな真ん丸の月が昇って来る所だった。旅の締め括りに相応しい、美しい眺めだった。得をしたような気分になった。温泉ヶ岳には登れなかったが、情緒ある雪景色を眺めながら、静かな雪歩きを楽しむ事ができて、大満足な2日間だった。(なお)

今回の参加者:副隊長、なおちゃん
実働時間:〈1日目〉3時間41分 〈2日目〉1時間53分
累積登高差(+):〈1日目〉430m 〈2日目〉303m
踏破距離:〈1日目〉7.2km 〈2日目〉3.6km


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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001 【第1日目】滝上BSから。9時52分
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002 竜頭の滝のちょっと上。
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003 登りは2.4kmだけ。
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004 チェーンスパイクを装着。
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005 縛っていない暖簾式のゲート。こんなんで良いのかな?
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006 この辺りは根雪が無い。
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007 こちらは結構根雪がある。なので時々がぼる。
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008 いわゆるハイキングコース。
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009 ロープが有る。
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010 ここで稜線に上がる。10時37分
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011 樹氷がきれい。
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012 稜線に上がってもずっと森の中。
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013 シラビソにもべったりと雪。
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014 1時間歩いたので休憩。10時52分
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015 針状の雪が付いている。
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016 鹿の足跡。2頭分?
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017 2羽分のノウサギか。随分ちっちゃいけど。
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018 スクラッチくじを削ったら、あと0.9kmだと。
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019 気分よく登る。
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020 樹々の間に中禅寺湖。
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021 ここも雪が凍り付いている。
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022 現在地。
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023 所々巻き径になっている。
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024 断続的に小雪が舞っている。
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025 間違えそうなところにはロープが張ってある。
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026 この足跡はニホンザルのようだ。
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027 中禅寺湖が見えた。
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028 山頂の手前は急斜面。
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029 たっぷり根雪が残っている。
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030 トレースが無いのでラッセルが疲れる。
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031 高山に到着。2時間も掛かった。11時56分
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032 山頂の緯度経度。
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033 残念ながら眺めは全くない。
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034 下りも手摺ロープが有るので迷わない。
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035 この分岐は右折。12時38分
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036 あそこから下りてきた。
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037 キツネの足跡。
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038 ここにも暖簾式ゲート。
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039 時々がぼるので意外と時間が掛かる。
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040 平坦でも疲れる。1.6km下りてきた。
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041 低公害バス専用道路に出た。
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042 あれが高山。
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043 舗装道路は歩き易い。
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044 バス通りに出た。
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045 残念ながら赤沼茶屋は休業中。13時53分
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046 今回パスした三岳が見えた。
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047 男体山。
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048 太郎山。
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049 今宵の宿に到着。14時37分
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050 湯上り生ビール。
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051 夕食は手作り感たっぷり。
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052 ココファームのワインがあった。
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053 【第2日目】朝食。
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054 お世話になりました。
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055 今朝は良い天気。
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056 日光湯元バス停。右端に金精山。
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057 光徳に向かうバスから山王帽子山が見えた。
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058 ミニバンがコケていた。
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059 戦場ヶ原。
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060 中禅寺湖に沿って走る。
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061 湖面は凍っていない。
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062 きれい。
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063 あの外山に登ることにした。9時47分
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064 ちゃんと標識。毘沙門天?
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065 こんな標識もあった。
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066 この足跡はイヌかね?
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067 石の鳥居。
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068 また有った。
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069 山頂直下は急なので手摺付き。
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070 山頂。石像がいっぱいあった。10時53分
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071 雲が無ければ女峰山が見えるはず。
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072 あの尾根は羽黒尾根。末端に滝尾神社があるはず。
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073 宝船に乗った七福神。
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074 毘沙門天だけではない?
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075 これは毘沙門天。
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076 待っても晴れそうにないので下山。
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077 この建物は何だろう。
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078 日光市街が見下ろせる。
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079 鳴虫山。
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080 ここは輪王寺の管轄のようでした。
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081 神橋付近は渋滞中。
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082 ここでランチ。
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083 まだ午前中ですが、ひと仕事したので遠慮なく。
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084 日光なのでゆば料理。外気との温度差でレンズが曇った。
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085 ビールなので餃子。
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086 ゆば焼売。
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087 ゆばコロッケ。
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088 日光ステーションホテルクラシック。
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089 ここで日帰り温泉。
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090 男湯。
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091 女湯。
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092 東武日光駅に近い「湯波こまち」で。
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093 今回は乗れなかったスペーシアX。
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094 次はなんとか乗りたい。
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095 行き先表示パネルも最新式。
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096 我々はリバティけごんで帰る。
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097 北千住の「わさび」。
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098 ぎんだら刺身。脂の乗りがすごい。
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099 牛すじ地獄豆腐。日本酒向きではない。
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100 大山鶏胸肉あぶりポン酢。
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101 見掛けとは違い、若者グループ向けと感じました。

〈全天球画像〉高山山頂にて / ミズナラ林にて / 外山山頂にて

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