コースタイム:
東武池袋駅[6:15](東武東上線急行小川町行)⇒小川町駅[7:26/7:28]⇒寄居駅[7:45/7:49](秩父鉄道影森行)⇒樋口駅[7:59/8:08] →間瀬峠[9:10]→登山口P[9:12/9:18]→雨乞山[9:40/9:52]→榎峠[10:19]→陣見山[11:02/11:10]→368.4m三角点[11:40]→大槻峠[11:51]→虎ヶ岡城址[12:15/12:23]→亀の井ホテル長瀞寄居[13:07/日帰り入浴800円/14:00]→波久礼駅[14:15/14:23](秩父鉄道羽生行)⇒寄居駅[14:28/14:49] (東武東上線森林公園行)⇒小川町駅[15:05]→武蔵ワイナリー→太田ホルモン→小川町駅[18:44]
トレイルマップ
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高度記録
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秩父鉄道樋口駅から波久礼(はぐれ)駅まで、荒川をグルっと囲むように位置する低山を歩くコースで、北武蔵ハイキングコースと名付けられている。ハイキングコースとは言えども、距離も長く、所々急坂もあって、歩きでのあるコースである。
昨日(3月29日)の午前中は春の嵐、打って変わって午後からは快晴となり、気温もグングン高くなった。待ちに待った桜の開花宣言があった。昨年より15日も遅かったようだ。
今日も、春うらら。ウグイスやカラの仲間たちも「ようやく春が訪れた!」と喜んでいるようだ。木々が少しずつ芽吹いてきて、山全体が何とも言えない柔らかい雰囲気に包まれている。
間瀬峠の辺りの県営林では、伐採と林道の整備が行われていた。うす暗い杉林の登山道を歩いていくと、目の前が明るくなり、一気に視界が開ける。ここが、雨乞山。パラグライダーの発進場となっていて、抜群の眺めである。荒川の向こうの山にはゴルフ場、宝登山、そのさらに向こうに秩父、奥多摩の山並みを臨む。春霞と言うよりも、黄砂で霞んでいたのがちょっと残念。
この後向かう陣見山方面を確認して先に進む。登山道を何度か横切る林道は間瀬峠・陣見山ビューラインと名付けられており、この辺りからの紅葉の眺めや夜景がロマンチックだという説明の看板があった。木々の間から振り返りざまに雨乞山の“禿頭”が見え、また前方には雨乞山から見えていた対岸の景色が近づいて見え、歩いた分の成果を確認できるのが楽しい。赤城、日光方面を臨むことができるポイントもあった。
岩谷洞との分岐を過ぎたあたりから、アップダウンを繰り返して陣見山に到着。ここには埼玉テレビの電波塔が建っている。その後、陣見山からは急かつ長い下りと登りを繰り返し、トラロープが用意されているところが何か所もあって、なかなか手ごわい。
大槻峠を越えて虎ヶ岡城址へと向かう。波久礼駅方面からの何人かの登山者に出会ったが、長い登りがきつそうだった。現在は、東屋が置かれている虎ヶ岡城址。北側が開けていて前橋、日光方面の眺望がいい。
ここからは一気に亀の井ホテル長瀞寄居を目指して下る。分岐に表示のあった「円良田(つぶらた)特産センター」に惹かれるものがあったが・・・。眼下に深い緑色をたたえた荒川が近づいてきた。そろそろ本日の山歩きもおしまいに差し掛かったところで、春の訪れを告げるヒトリシズカ、カタクリの花が目に留まった。薄桃色の早咲きの山桜、濃いピンクのミツバツツジも。春は花!これからの山歩きがますます楽しみだ。
[本日の温泉]
本日の立ち寄り湯は、立派な大きなホテル(かつてはかんぽの宿だった)の大浴場。この温泉は、寄居町唯一の天然温泉(金山温泉)。大浴場・展望露天風呂からは、荒川と山並みが見渡せて素晴らしい(受付14時まで)。
風呂上りのビールを飲んで火照った身体を冷ましたのち、波久礼駅への近道を標識のとおりに下っていたのだが、突然ブロック塀に閉ざされた。仕方なく他人様の敷地の藪をくぐって脱出!無事、駅に到着した。
[打ち上げ]
小川町にやって来た。目当ては「太田ホルモン」だが、開店が16時なので、それまでの時間つぶしと思っていたところ、目に入ったのが「ワイン」ののぼり旗。小川町で完全無農薬のブドウを栽培して、土着酵母で発酵させて醸造、販売しているという「武蔵ワイナリー」というお店。発泡赤ワインをいただいた。美味しい!!!ここでは、日本酒、お味噌も販売している。特に、味見させていただいたお塩が、何となく硫黄の香りのようなマイルドな味わいで美味しかった。(この店長さんが何かとPRするので、お土産に日本酒を買った。)
16時開店と同時に「太田ホルモン」入店。カシラ、シロ、本当にジューシーで美味しかった!(のん)
今回の参加者:副隊長、くまちゃん、アヒルちゃん、のんちゃん、ひろちゃん、のりちゃん、ともちゃん
実働時間:4時間36分
累積登高差(+):954m
踏破距離:12km
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