p240320
Welcome to our Web Site !

「いぃDay!」山岳会日本支部   


第770 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2024年4月20日(

行き先【三峯神社

コースタイム:

西武池袋駅[613](西武池袋線準急飯能行)⇒所沢駅[641/644(特急ちちぶ61号西武秩父行)⇒西武秩父駅[742/44]⇒タクシー(7200×2)⇒大輪BS[815/822]→登山道入り口[832]→薬師堂跡[917/922]→三峯神社[1010]→三峯神社BS[1025/1030](西武観光バス急行西武秩父駅行)⇒三峰口駅[1120]→福島屋三峰口駅[1405](パレオエクスプレス)⇒熊谷[1620]→さくら湯→11熊谷駅[1956]⇒新宿駅[2104]

トレイルマップ
クリックすると地図が拡大します


高度記録
高度記録拡大は画像をクリック 

今回の目的は、三峰神社までの登山と、三峰口駅から熊谷駅まで走るSLパレオエクスプレスに乗ること。指定席のチケットをとるのに、なおちゃんにお手間をかけた。ネットでのチケット発売開始時間から、見る見る席が埋まっていったそうだ。おかげさまで、私たちは通路を挟んで近いところに座ることができた。そんな熱狂ぶりについては、後ほどご報告したい。

この日は朝から気持ちよく晴れて、西武秩父駅にはすでに大勢の登山客がいた。バスと電車を乗り継ぐ予定が、急遽タクシーで大輪バス停に向かうことになった。登山や観光客で道路が渋滞する前に、三峰口駅に戻るためと私が知ったのは後のことだ。

大輪バス停から、一つ目の鳥居をくぐり、渓谷が美しい荒川を渡って、杉や檜の巨木が立ち並ぶ表参道をゆったりと登っていった。もうシャクナゲが咲いている。新緑に見とれながら、観光気分でのんびり歩いて行った。やがて急な登り坂となり、小さな流れが滝をつくっており、鳥居が建ちならんでいる「清浄の滝」に着いた。昔はここで身を清めてから三峰神社に参拝したのだそうだ。登りはさらに急になって、ほどなく薬師堂跡に到着して休憩をとることに。遅れて着いた私に、副隊長から「具合が悪いの?(遅い!)」というカツが入った。

道は尾根伝いにさらに傾斜を増し、ぐんぐん登っていくと奥宮遥拝殿があり、奥宮のある妙法ケ岳を拝むことができた。

長い石段を下り、山門をくぐって三峰神社にお参りをして、珍しい三ツ鳥居からバス停に向かった。バス停に下る石段の両脇はモモやミツバツツジが花盛りで、雲取山や飛龍山が見えた。バス停には三峰口行のバスが停まっていて、ラッキーなことに渋滞もなく、予定よりも2時間早く駅に戻ることができた。

駅前の福島屋で、腹ごしらえをして、パレオエクスプレスの到着を待つ。外がなんとなく騒然としてきて、汽笛が聞こえた。機関車が転車台に乗って方向転換をするところが見たくて、転車台公園に急いだ。機関士が燃え殻を掻き出したりして整備が終わると、機関車がバックして転車台に向かう。機関車の前のⅭ58 363のプレートがついているところに若い機関士が乗っていて、誇らしげに緑の旗を振っていた。転車台で向きを変えて、チョコレート色の客車を連結してから、いよいよ入線。私たちも乗り込んだ。

客車内は天井で扇風機が回り、昔懐かしいネットの網棚、グリーンの布張りのシートで、なんともいい雰囲気。列車が動き始めると、沿線には大勢の人が待っていて、写真を撮るやら手を振るやら、大変な騒ぎに驚いた。私の隣の窓際に座っていたご夫妻は、それに応えて手を振りっぱなし。ひっきりなしに通路を通る人がいるのは、最後尾のラウンジカーに乗車記念グッズを買いに行くため。鉄分の高い人たちの熱気に驚いていると、なおちゃんの隣に座っていた人が、そのわけを教えてくれた。4月に4日間だけ25年ぶりに旧型客車を引いて秩父路を走るのだそうだ。

満開の桜と長閑な風景、ときおりⅭ58のあげる汽笛の爆音を楽しんでいたら、熊谷までの2時間あまりの旅は、思っていたよりもずっと短かった。熊谷では銭湯で汗を流し、和洋折衷、今風の店で打ち上げた。

念願のSL(しかも旧客車つき)に、初めて乗ることができて、企画してくれた副隊長と席の予約をとってくれたなおちゃんに改めて感謝!(菊丸)

今回の参加者:副隊長、このちゃん、菊丸、ともちゃん、なおちゃん、
実働時間:1時間58分
累積登高差(+):804m
踏破距離:3.9km


~ 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます ~


スライドショウの開始
img0000.jpg
01 大輪BS。8時20分
img0001.jpg
02 反対側の眺め。今日は良い天気。
img0002.jpg
03 三峯神社一ノ鳥居。ここが表参道入口。
img0003.jpg
04 ここにも狼風な狛犬。
img0004.jpg
05 登龍橋。
img0005.jpg
06 荒川。
img0006.jpg
07 五十二丁とは5.2kmということ。
img0007.jpg
08 シャクナゲが咲いている。
img0008.jpg
09 日陰は涼しいが・・・。
img0009.jpg
10 かつてここにロープウェイ山麓駅があった。
img0010.jpg
11 ヒトリシズカもだいぶ茂ってきた。
img0011.jpg
12 ブナの若葉。
img0012.jpg
13 表参道はとても静かで厳か。
img0013.jpg
14 九十九折りで歩き易い。
img0014.jpg
15 清浄の滝。昔の参拝者はここで禊をした。
img0015.jpg
16 この辺りで一気に高度を稼ぐ。
img0016.jpg
17 広葉樹林は日差しが眩しい。
img0017.jpg
18 薬師堂跡。9時14分
img0018.jpg
19 東屋がある。
img0019.jpg
20 奥宮(妙法ヶ岳)が見えた。
img0020.jpg
21 なにサクラだろうか。
img0021.jpg
22 新緑がキレイ。
img0022.jpg
23 宿坊かな。
img0023.jpg
24 もう神社は近い。
img0024.jpg
25 遥拝殿に到着。10時6分
img0025.jpg
26 ここから奥宮を拝む。
img0026.jpg
27 隋神門。
img0027.jpg
28 参拝者の行列。
img0028.jpg
29 参拝は諦めた。
img0029.jpg
30 三ッ鳥居。
img0030.jpg
31 ここでビールを飲みたかったがスルー。
img0031.jpg
32 正面が雲取山。
img0032.jpg
33 バスが来ていたので乗ることにした。
img0033.jpg
34 三峰口駅前の蕎麦屋に入る。
img0034.jpg
35 お疲れ様です。
img0035.jpg
36 付き出しの山菜。味が無い・・・
img0036.jpg
37 天ぷらそば。
img0037.jpg
38 ぶっかけそばとは驚いた。
img0038.jpg
39 天ぷらはかぼちゃが威張っている。
img0039.jpg
40 酒は武甲。
img0040.jpg
41 ツバメが飛び交っていた。
img0041.jpg
42 パレオエクスプレスがやってきた。
img0042.jpg
43 滑るように入線。
img0043.jpg
44 転車台の脇を抜ける。
img0044.jpg
45 これから切り離され転車台へ向かう。
img0045.jpg
46 動態保存されているC58は国内で2機のみ。
img0046.jpg
47 「秩」は秩父鉄道所属の証し。
img0047.jpg
48 それにしてもSLの集客力はすごいな。
img0048.jpg
49 燃え殻を落とす。
img0049.jpg
50 動輪の直径は1.52m。
img0050.jpg
51 乗客が駅に集まりだす。
img0051.jpg
52 転車台に乗る。ロゴマークがなかなかだ。
img0052.jpg
53 客車と連結。
img0053.jpg
54 撮り鉄が群がる。
img0054.jpg
55 1944年製だけどキレイに手入れされている。
img0055.jpg
56 郷愁を誘う。
img0056.jpg
57 車内の様子。
img0057.jpg
58 酒盛り開始。
img0058.jpg
59 エアコンは有りません。夏はもう無理。
img0059.jpg
60 揺れる車内は注ぎ難い。
img0060.jpg
61 車内販売で買った。
img0061.jpg
62 もう熊谷駅に着きました。
img0062.jpg
63 熊谷の銭湯に入った。
img0063.jpg
64 銭湯の斜向かいにあった店。
img0064.jpg
65 風呂上がりの一杯。
img0065.jpg
66 やはりポテトサラダを調査。
img0066.jpg
67 どれも燻製。
img0067.jpg
68 アボカドと。
img0068.jpg
69 やはり炭水化物も。
img0069.jpg
70 鶏唐揚げ。
img0070.jpg
71 チーズ入りハムカツ。
img0071.jpg
72 野菜のゼリー寄せ。
img0072.jpg
73 大七をグラスで。
img0073.jpg
74 パテドカンパーニュ。
img0074.jpg
75 イワシ刺身。
img0075.jpg
76 メガハイボール。
img0076.jpg
77 和洋折衷な店でした。

〈全天球画像〉三峰口駅にて / 三峰口駅にて(その2) / パレオエクスプレス車内にて

このちゃんTrailMaps INDEXへ