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コースタイム:
〈1日目〉JR東京駅[6:21](東海道新幹線ひかり631号)⇒JR名古屋駅[8:08]→近鉄名古屋駅[8:30](近鉄名阪特急 大阪難波行)⇒近鉄四日市駅(荷物デポ)[8:58/9:13](近鉄名古屋線急行近鉄名古屋行)⇒近鉄富田駅[9:18/9:28](三岐鉄道三岐線 西藤原行)⇒西藤原駅[10:17/10:28]→4合目[11:25]→5合目[11:37]→休憩[11:45/11:48]→7合目[12:09]→8合目[12:25]→9合目[12:42/12:50]→藤原山荘・トイレ[13:18/13:23]→藤原岳山頂[13:42/13:45]→多志田山(965m)[14:23]→草木(14:55)→休憩[15:05/15:10]→丸山[15:41]→新町BS[16:56]⇒タクシー(10,860円)⇒近鉄四日市駅[18:15](荷物ピックアップ)→ふじまさ&宿(東横イン近鉄四日市北口泊)
〈2日目〉東横イン近鉄四日市北口[7:20]→近鉄四日市駅[7:31](近鉄湯の山線湯の山温泉行)⇒湯の山温泉駅[7:58]⇒宿送迎⇒国民宿舎湯の山ロッジ[8:06/荷物デポ/8:13]⇒一ノ谷山荘P[8:20/8:31]→四合目(792m)負ばれ岩[9:12]→五合目(842m)[9:25]→休憩[9:35/9:40]→6合目(900m)キレット[9:47]→7合目(990m)かもしか広場[10:10]→8合目(1111m)岩峰[10:43]→休憩[10:35/10:38]→富士見台[11:07/11:15]→御在所岳山頂[11:33/11:45]→国見峠[12:00]→国見岳[12:25/12:32]→石門[12:35]→休憩[13:35/13:40]→藤内小屋[14:05]→裏道登山出口[14:38/15:00]⇒宿送迎→国民宿舎湯の山ロッジ[15:08](泊)
〈3日目〉湯の山ロッジ[8:53]⇒宿送迎⇒湯の山温泉駅[9:00/9:01](近鉄湯の山線近鉄四日市行)⇒近鉄四日市駅[9:27/9:50](近鉄名古屋線特急近鉄名古屋行)⇒近鉄名古屋駅[10:18]→名古屋めし食道ランチ[10:35/12:45]⇒タクシー(3,950円)⇒熱田神宮[13:13/14:15]⇒タクシー(3,920円)⇒JR名古屋駅[14:47/15:31](東海道新幹線ひかり654号)⇒東京駅[17:12]
トレイルマップ
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高度記録
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ゴールデンウイークの後半は、三重県と滋賀県の県境沿いに位置する鈴鹿山脈の二座に登る2泊3日の山行だった。1日目の藤原岳は鈴鹿山脈の北部に位置する三百名山。2日目の御在所岳は藤原岳より南に位置する二百名山である。ちなみに鈴鹿セブンマウンテンのうちの2座だそうだ。
〈1日目〉
新幹線に乗り、名古屋駅で近鉄特急に乗り換えた後、この日宿泊予定の最寄り駅となる近鉄四日市駅で下車。荷物をロッカーに預けた後、再び急行で富田駅まで戻る。三岐鉄道に乗り換え、登山口の終点西藤原駅で下車。念のためヒル除けスプレーを足下に散布して出発。
日差しは強いが、神社の鳥居をくぐり、針葉樹林帯の表登山道に入ると空気がひんやりとして気持ちよい。急登が続くが、登山道は良く整備されていて歩きやすい。ひたすら登ること1時間で4合目に到着。やがてカエデなどの広葉樹の樹林帯となる。木漏れ日や時折吹き抜けるそよ風が心地よい。鳥のさえずりを聞きながら、気持ちよく高度を上げていく。時折、鉱山の重機音が遠くに聞こえる。登り易さもあってか老若男女家族連れ等、様々な登山客が我々を追い抜いていく。
登山開始から3時間で8合目に到着。樹林帯を抜け、少し開けた場所に出ると、開花前のバイケイソウと思われる群落や白く小さなニリンソウの花々が目につくようになる。ニリンソウが小さいのは石灰質で栄養不足ないのだろうか?石灰岩のゴロゴロした道になり、展望のよい9合目に到着。ここから道は緩やかになり、山頂周辺は秋吉台を思わせるカルスト台地の独特な地形が広がっていた。
登山客で賑わう山荘を折り返し、なだらかな道を山頂に向かう。石灰質のため、大きな樹木は無く、苔で覆われた斜面に石灰岩がゴロゴロしている。山頂は思いの外、人が少なく、遙か東に名古屋市街や、伊勢湾、北西には琵琶湖が霞んで見えた。
山頂からの展望を楽しんだ後は、バリエーションルートの孫太尾根を下る。登りとは異なり、登山客の姿はほとんど見られず、岩ゴロゴロで歩きにくく、迷いやすいルートだ。下り始めはいきなりの急降下で、バランスを崩さないよう気を付けながら一気に下る。三重県側は石灰石の鉱山になっているため、いくつもの重機音が響いている。山容が変わるほど削られらている姿は武甲山のようだ。
「草木」という石灰石でゴロゴロした小ピーク以外は基本ひたすら下りである。丸山からは伊勢湾方面の展望が広がるが、ここから再び樹林帯を下る。下山に要した3時間がなんだか長く感じた。
途中タクシー会社に連絡を取ろうとしたが、連休の為なかなかつかまらず、たらい回し状態。ようやく予約できたタクシーが新町バス停に到着したのは30分後。乗車予定の電車には間に合わず、工事の関係とやらで、なんと2時間以上電車が来ないことが判明。結局、近鉄四日市駅までタクシーで移動となった。
宿でチェックインを済ませ、近くの商店街にある予約していた「ふじまさ」というお店でなおちゃんと合流。ハプニングはあったものの、無事一息つくことができた。
〈2日目〉
宿は駅近なので、とても便利。近鉄四日市駅から近鉄湯の山線に揺られ、終点の湯の山温泉駅に到着。宿の送迎で湯の山ロッジに向かい、荷物を預けた後、再び一ノ谷山荘の登山口まで送ってもらう。いつもひろちゃん頼みだった登山届を出すのに手間取ったが、予定よりかなり早い8時半には歩き始めることができた。
今日は雲一つ無い絶好の登山日和。中道の登山道は花崗岩が長年の浸食で山肌に現れ、巨岩、奇岩が見られる人気のコースである。家族連れや若者(中にはトレランの集団も!)など多くの登山客が、次から次へと我々を抜いていく。が、皆休憩も長いので、抜きつ抜かれつを繰り返すことになる。
花崗岩のザラザラした登山道は急登だが登りやすく、高度を上げるごとに展望や奇岩を楽しみながら登ることができた。地蔵岩のある5合目辺りで休憩。一端緩やかになるが、ほどなくキレットという展望の利く岩場に到着。クサリを慎重に下ると再び登り返し、急登が続く。
登山道には時々青紫色のフデリンドウ?と思われる花がそこかしこで見られるようになる。少し前に咲いていたアカヤシオの花が散っている。
登山開始から2時間半で富士見岩に到着。展望の良い日は富士山が見られるらしい。岩の上から展望を楽しんだ後は、遊歩道を進む。スキー場にもなっている広いなだらかな草地を下り、再びひと登りすれば、広い山頂にたどり着く。山頂はロープウエーとリフトで登ってきた観光客も混じり、たいそう賑わっていた。山頂からは鈴鹿山脈や琵琶湖、伊吹山が見られるという表示があったが霞んでいて良く見えない。
休憩後は国見岳を見ながら広々としたゲレンデを一端下り、さらに左側の沢沿いの道を下る。ここからは登山客がめっきり少なくなる。国見峠まで下り、再び樹林帯を緩やかに登っていく。
国見岳手前は再びナマズ岩や石門などの巨岩、奇岩が現れる。国見峠から25分程で国見岳山頂に到着。岩の上に登ると展望が開け、鈴鹿山脈の山並みを望むことできた。
下山は国見尾根を下る。急な尾根道は岩場やロープも時々現れ、気が抜けない。左手の藤内壁にはロッククライミングの登山者が岩に張り付いているのが見える。木の根に足を取られないよう下り続けると、やがて沢の音が聞こえるようになる。下山開始からわずか1時間半で藤内小屋を通過。裏道からの登山道と合流し、さらに沢沿いの比較的平坦な道を歩いていると再びトレランの集団に抜かれる。沢を2回ほど渡り、沢を挟んで反対側に日向小屋を見ながら進むと、裏道登山出口に到着した。
その後は、宿の送迎車が迎えに来てくれたので、とてもありがたかった。宿の温泉にゆっくり浸かり、疲れた身体を温めたあと、ビールで乾杯。至福のひとときだった。
〈3日目〉
朝食を済ませた後、宿の送迎車で湯の山温泉駅に行き、近鉄四日市駅まで移動。特急に乗り換え、名古屋で降りると、駅は案の定、観光客で混雑していた。ロッカーや手荷物預り所に空きがないので、仕方なくリュックを持ったまま、近くのビル地下にある「名古屋めし食堂」という店へ。開店前だったが、人気の店だったようで、開店時には大勢の客が順番待ちの状態だった。
店内には名古屋の代表的な料理を出す店が並び、味噌カツ、ひつまぶし、名古屋コーチンの親子丼などいずれもやや甘めの味付けだったが、名古屋名物を味わうことができた。
新幹線の時刻までまだ少し時間があったので、熱田神宮に参拝。個人的に25年前に訪れた時は、人の少ない静かで厳かな雰囲気の神社という印象だったが、スケッチ大会のイベントが催され、ここも人であふれかえっていた。再び名古屋駅に戻り、帰路についた。
3日間、天候に恵まれ、五月晴れの下、特徴的な地質で急峻だが、広々と山頂の広がる近畿の山を十分味わうことができた。(のり)
今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、このちゃん、のりちゃん、なおちゃん(1日目夜から)
実働時間:〈1日目〉6時間4分 〈2日目〉5時間34分
累積登高差(+):〈1日目〉1167m 〈2日目〉951m
踏破距離:〈1日目〉10.5km 〈2日目〉7.2km
☆ 〈1日目〉夕食はこんな店で
☆ 〈2日目〉宿泊したのはこんな宿 
☆ 〈3日目〉ランチはこんな店で
☆ 打ち上げはこんな店  |