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コースタイム:
〈1日目〉東京駅[6:04]⇒大宮駅[6:29](東北新幹線やまびこ51号盛岡行)⇒新花巻駅[9:05]
A班 乗り鉄(呑み鉄) 新花巻駅[9:23](快速はまゆり1号)⇒釜石駅[10:52/10:58](三陸鉄道リアス線)⇒宮古駅[12:23/昼食/13:32](さんりくトレイン宮古)⇒盛岡駅[15:55/16:25](東北本線)⇒花巻駅[17:02/17:25](無料シャトルバス)⇒鉛温泉藤三旅館[18:00]
B班 花巻観光 トヨタレンタカー新花巻駅西口店[9:30]⇒宮沢賢治記念館⇒花巻新渡戸記念館⇒同心屋敷→雨ニモマケズ詩碑(下ノ畑眺める)⇒マルカンビル大食堂⇒羅須地人協会⇒トヨタレンタカー新花巻駅西口店[15:00]→新花巻駅[15:10](無料シャトルバス)⇒鉛温泉藤三旅館[16:00]
〈2日目〉藤三旅館[6:25]⇒ジャンボタクシー(33210円)⇒小田越[7:40/7:48] →P[8:27/8:30]→P[9:14/9:17]→五合目御金蔵[9:23]→鉄長梯子[9:50]→剣ヶ峰分岐[10:03]→早池峰山山頂[10:15/10:32]→剣ヶ峰分岐[10:42]→鉄長梯子[10:53]→五合目御金蔵[10:53]→P[11:30/11:35]→小田越[12:23/12:28]⇒ジャンボタクシー(21880円)⇒東和温泉[13:17/14:30](日帰り入浴700円)⇒ジャンボタクシー(3950円)⇒銀河プラザ山猫軒駅前店[14:40/16:00]→新花巻駅[16:19](東北新幹線はやぶさ110号東京行)⇒大宮駅[18:31]⇒東京駅[18:56]
トレイルマップ
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高度記録
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〈1日目〉
A班 三陸鉄道リアス線の旅
新花巻駅から釜石線で釜石駅に向かい、ここから三陸鉄道リアス線に乗車。4人掛けのボックス席をほぼ二人で占領する位の乗車率であった。各ボックス席にしっかりした細長いテーブルが設置されているのが、この路線の魅力である。「景色を眺めながら、どうぞごゆっくりお呑みください!」と誘われているようだ(笑)。
東日本大震災で大被害を受けた後ようやく復旧されたので、どの駅も新しく綺麗になっている。新しく造られたと思われる堤防が何ヶ所もあった。復旧後に山沿いに移されたのかは分からないが、海沿いを走るのは短い区間だけだった。海面から霧が立ち昇っていて、半島が雲上に浮いているような、幻想的な景色楽しむ事が出来た。本州最東端の駅と示された「岩手船越駅」に停車したので、写真撮影した。
宮古駅で三陸鉄道とはお別れし、山田線に乗り換えて盛岡駅へ向かう。山田線という名前の通り、深い山の中を走り抜ける路線だ。区堺(くざかい)駅を通過すると、全く駅に停車する様子がない。調べてみると、次の駅の上米内駅まで25.7kmもあり、JR東日本管内の在来線では最長の駅間距離だそうだ。列車が時々木の葉っぱに触れながら走るのも、山奥ならではの楽しみだ。
東北本線に乗り換えて、花巻駅まで戻って来た。列車の乗り継ぎ時間を含めて7時間半の旅だったが、あっという間に感じられた。花巻駅から無料シャトルバスで今日の宿、秘湯を守る会の「鉛温泉藤三旅館」へ。到着後はすぐに、宿の脇を流れる川をボーっと眺めながら露天風呂に気持ち良く浸かった。(なお)
B班 花巻観光
新花巻駅前でレンタカーを借りて、15時まで花巻観光を楽しんだ。花巻と言えば「宮沢賢治!」限られた時間だったが、十分堪能することができた。
記念館は宮沢賢治の多彩さを丸ごと展示してあり、見ごたえがあった。何に感動したかというと、めっちゃクセの強い字で埋め尽くされた様々な原稿や手紙。
新渡戸記念館、同心屋敷では、職員やボランティアの方々が気軽に話しかけてくださって、花巻の良さを十分感じられた。
雨ニモマケズの詩碑が立っているところは、宮沢賢治が農民に農業技術を教えていた羅須地人協会の跡地で、いわゆる「下ノ畑」や北上川の堤防、遠くに早池峰山、薬師岳を見渡せて、賢治の愛を感じる場所だった。
食事するなら「マルカン食堂」と、行く先々で勧められたので行ってみると、なるほど!一度は行ってみるべきということがわかった。昭和のデパートレストランそのもの!既にシャッター通りとなっていて、通りには人気がないのに、このマルカンビルだけが老若男女、家族や仲間であふれかえっていた(1、2階は土産物店で6階がレストラン、その他の階は閉鎖している)。きっと大谷翔平選手も、子どもの頃には家族と来たのだろうな〜。おすすめメニューはナポリかつと10段巻きソフトクリーム。とんでもなく大盛のナポリタンスパゲッティに薄い豚カツが載っている。子どもの顔の大きさくらいあるソフトクリームはお箸で食べるのがお作法。白い給食着姿の食堂のおばちゃん、昭和喫茶店のウエイトレス姿のおねえさんを見ていて飽きない・・・が、食事が出てくるまでに1時間以上かかってしまい、ちょっと待ちくたびれた。
マルカン食堂で時間を使ってしまったが、雨ニモマケズの詩碑で出会ったおじさんから、熱い解説を聞かせていただいたので、現在の県立花巻農業高校敷地内に移設されている羅須地人協会を見物して、観光を締めくくった。
*鉛温泉 藤三(ふじさん)旅館
昭和16年に建てられたという歴史の重みを感じる旅館。立って入る日本一深い(深さ平均1.25m)の「白猿の湯」の他、対岸の滝を眺められる露天風呂のある「白糸の湯」など、4つのお風呂がある。お料理もとても美味しかった。
〈2日目〉
旅館で用意してもらったお弁当を持って、ジャンボタクシーで早池峰山の登山口・小田越に向かう。(一般車両は河原の坊に駐車し、シャトルバスで往復することになっている。)早池峰山は蛇紋岩特有の稀産種が生育し、その高山植物群落は特別天然記念物に指定されており、植生保護のため、登山口ではトイレを済ませるように案内され、携帯トイレの使用が推奨されている。
登山口からまず木道歩き。続いて石がゴロゴロした湧き水が流れ出ている道、再び木道、今度は砂利道といった具合にオオシラビソ(アオモリトドマツ)、コメツガなどの針葉樹の森を30分程歩くと、森林限界となって岩が現れる。
一合目御門口。目の前にはハイマツと大きな岩塊が点在する独特の景色が広がっている。この岩が蛇紋岩で、非常に滑りやすい。皆に踏まれて磨かれて、黒々している岩は要注意。慎重に足を乗せたつもりでもスーッと滑る。
岩場に入ったと同時に、目を楽しませてくれる花々がお出迎え。固有種のハヤチネウスユキソウ、ミヤマオダマキ、ミヤマアズマギク、マルバシモツケ、コバノシロツメ、ミヤマヤマブキショウマ、キバナスミレ、ミヤマキンバイ、チシマフウロなどのお花畑が登山道の両側に広がっている。ナンブトラノオという固有種にも出会うことができた。花の百名山に選定されているだけある。監視カメラが設置されているところもあった。
振り返ると、向かい側に薬師岳、遠くにうっすらと見えるのは鳥海山か?幾重にも連なる山々の柔らかい色合いがなんとも言えず美しい。風の通り道となっているようで、休憩すると途端に身体が冷える感じがする。クマちゃんから風雨のために五合目辺りで撤退したという話を聞いていたが、確かに滑りやすい蛇紋岩と風のことを思うと、風雨時に登るのは危険だと感じた。
一段と大きな岩が門のように立っている。ここが五合目御金蔵(おかねぐら)。数人がここで休憩していたが、風よけにうってつけの場所である。
より大きな岩の連なりが見えてくると、いよいよ鉄梯子の登場だ。まず、長い鉄梯子、その次は2列の鉄梯子。登り下りの人が行き交うので、暫し渋滞になる。登りは雲梯のような感覚で、恐怖心もなくスイスイ登ったが、下り時はすごく垂直に感じた。
その後、登山道から、遠く三陸海岸のリアス式海岸の深い切込みが見渡せた。剣ヶ峰分岐から山頂までの小さな湿原に木道がある。イワカガミ、コバイケイソウ、イワベンケイ、ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、カラマツソウ、チングルマ、マイズルソウ、ショウジョウバカマ、ウコンウツギと言ったこれまでとは違う花々が出迎えてくれた。
ほどなく早池峰山山頂に到着。山頂には、早池峰神社の奥宮、不動明王の象徴とされる倶利伽羅剣が祀られている。大きな岩石が重なりあった岩場に立って、遥か岩手山など東北の山々の眺めを楽しんだ。
避難小屋には携帯トイレ用のトイレが設置されており、携帯トイレの無人販売箱が置いてある。(何事も経験だと思い500円で購入して使用してみた。下山後、登山口に設置された専用ゴミ箱に捨てることができた。)
下山開始。眼下に広がる風景を楽しみ、かわいい花々との別れを惜しみつつの下山である。滑りやすい蛇紋岩に神経を使いながらの下山は思いのほか疲労感を感じた。今回は、梅雨の晴れ間に、季節の花々を愛でるのにドンピシャ!の山行を大いに満喫した。
下山後、東和温泉(日高見の霊湯)へと向かった。ここの食堂が14時までだったため、缶ビールでお疲れさまの乾杯。その後、新花巻駅近くの店に移動して、改めて地ビール、大迫ワイン、地元の特徴のある料理でお腹と心を満たして、予約した新幹線で帰路に着いた。(のん)
今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、のんちゃん、ひろちゃん、のりちゃん、なおちゃん
実働時間:4時間17分
累積登高差(+):710m
踏破距離:5.6km
☆ JR釜石線の旅 
☆ 三陸鉄道の旅 
☆ 〈1日目〉ランチはこんな店 
☆ 宿泊したのはこんな宿 
☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 〈2日目〉打ち上げ第一弾はこんな店 
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店 
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