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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第799 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2024年11月9日(

行き先【吾妻線沿線/岩櫃山(802m)

コースタイム:

JR上野駅[640](高崎線)⇒JR高崎駅[831/853](吾妻線)⇒JR郷原駅[956]→密岩登山口[1028]→六合目[1055]→天狗の架け橋[1102]→長い鎖場[1104/1108]→御厩[1119/1124]→岩櫃山山頂[1130/1146]→二つ目のピーク[1209]→一本槍[1222]→天狗の蹴上げ岩[1226]→岩櫃城本丸跡[1250/1254]→平沢登山口[1305]JR群馬原町駅[1332/1346](吾妻線)⇒JR小野上温泉駅[1359]→小野上温泉ハタの湯[1400/1500]→小野上温泉駅[1509]⇒高崎駅[1557]

トレイルマップ
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高度記録
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お久しぶりです。2月の赤ぼっこ以来9ヶ月ぶりのいぃDay!に参加。今日のお山は、先日「にっぽん百低山」で放送されたばかりの群馬岩櫃山。ぐんま百名山の一つで、吾妻八景を代表する景勝地である。800メートル余りの楽なお山と思っていたら、鎖場満載のお山と分かり少々不安に。このちゃんに励まされ、迎えた当日は気持ちのいい秋晴れ。

しかし郷原駅を出るとき、ちょっとした問題が。郷原駅は無人でしかも自動改札機がないのだ。どうやら高崎駅で申告しなければいけなかったらしいが、そんなこととはつゆ知らず。帰りの高崎駅で申告することとなった。そして郷原駅を降り、駅舎の向こうを見ると「真田丸」のオープニングに出てきた岩櫃山が。そそり立つ岩のお櫃のような山容を見たとき、やっぱり選択を間違えたと後悔した。私は登れるのか?

点在する養蚕農家の間、のどかな里山の風景の中をしばらく歩くと三合目、蜜岩登山口に到着した。樹林の中、ガレ沢を渡り鉄梯子を登っていくと尾根鞍部へ出る。ここからいよいよ大人アスレチック岩尾根の始まりだ。

天狗の架け橋というアーチ状の岩は、5年前まで上を歩けたらしい。あひるちゃんのガイドブックに、人が歩いている写真が載っていて、見るだけでゾクゾク。2019年の台風19号で崩落し、現在は通行止めになっている。良かった!少し先の見晴らしの良い場所からは、山々の向こうに雪を頂いた谷川岳が見えた。

架け橋の後は、ほとんど垂直かと思われる断崖絶壁の鎖場。10メートル位だろうか。意を決して取りつくが、ビビッて鎖にしがみついているため、足場がよく見えない。「どこに足を置けばいいの!?」と口に出してもそばには誰もいない。必死でやっとよじ登ると、素晴らしい展望が眼下に広がっていた。落ちなくて良かった!

そのあとに出てきたのは岩の上の御厩という岩の門。胎内くぐりのようにして抜けると、次はまたも鎖場を上る。今度は下り、右側が切れ落ちた細い道を巻いていく。落ちないように鎖でガードしてあったが、それでもかなりスリリング。次々と現れる難所を乗り越えて、やっと山頂直下に出た。

鎖を2本上ると山頂だが、意外と降りてくる登山客が多く、順番を待たなければならなかった。足場の悪い、すぐ横は絶壁の場所で、降りてくる人を待つのは正直一番怖かった。人が落ちてきたら間違いなく自分も滑落だ。3〜4人やり過ごした後、上り始めた。鎖は2本に分かれているが、合わせると先ほどの鎖場よりもさらに長く、15メートルはあったかと思う。やれやれ。

山頂は狭く、吹き流しがある岩の上に立ってそれぞれ記念写真を撮る。眼下には市街地が、眼前には浅間山や草津白根山、遠くにはギザギザの妙義山をはじめ、上州の山々を一望でき大きな達成感を感じた。岩櫃山がホームマウンテンと思われる方が、この後のコースを丁寧に教えてくださり、ガイドマップまで下さった。ご親切にありがとうございます。

しかし上った2本の鎖場を降りないと次へは進めない。下るのは上りの2倍怖かった。やっぱり足場が見えず、途中でへこたれそうになって声を出すと、誰かが「そこを掴んで!」と励ましてくれたように思うが、恐怖であまり覚えていない。自分の体重を恨んだ。ダイエットしよう。ここが2番目に恐ろしかった。落ちなくて本当に良かった!

西峰から5分位の東のピークを踏んだ後は、一本槍や天狗の蹴上げ岩など奇岩を通って下りていく。後で調べたところ、約600万年前の噴火活動により形成された山が、風雨や川の水に浸食された結果、断崖だらけの荒々しい山容となったそうだ。

沢通りをしばらく下り、右に入ると岩櫃城本丸址だ。岩櫃城は築城時期や築城者は不明だが、中世に築かれた城である。戦国時代には上杉・武田の攻防の舞台となり、武田方の真田氏によって落城され吾妻郡統治の拠点となった。徳川幕府開設後も真田氏の城であったが「一国一城令」によりその姿を消したそうである。歴史の舞台となった岩櫃城も、今は静かな佇まいである。

鎖場が混んでいたためか、意外と時間が押してしまい、1332分の電車に乗るためにダッシュで下山。群馬原町駅から吾妻線に乗り、小野上温泉駅で下車してハタの湯へ。天然温泉100%、つるつるのお湯は鎖場で緊張した心と体をほぐしてくれた。施設はきれいだし、サウナ・食事処もあって410円はとってもリーズナブル!

食事処でビールとつまみで小腹を満たした後は、高崎へ。行きの分も無事清算でき、駅ビルの「しおん」でお疲れ様会。美味しい日本酒をたらふく飲み、帰りの電車は爆睡した。皆様、お疲れさまでした!(ゆう)

今回の参加者:副隊長、このちゃん、アヒルちゃん、のんちゃん、ひろちゃん、ゆうさん、ともちゃん
実働時間:3時間7分
累積登高差(+):518m
踏破距離:6.8km


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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01 郷原駅で下車。9時58分.
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02 もう岩櫃山山頂が見えている。.
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03 ここを左折。.
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04 踏切を渡る。.
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05 道標がちゃんとあるので迷いようがない。.
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06 なかなかの迫力。.
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07 山頂の旗?が良く見えている。.
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08 ここは右折。.
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09 見る方向が変わると山の形も変わる。.
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10 先ずあのギャップまで上がるはず。.
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11 登山口は三合目。10時26分.
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12 ごく普通の山径。.
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13 四合目。10時30分.
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14 岩っぽくなってきた。.
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15 岩が迫ってきた。.
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16 急になってきた。.
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17 クサリ場出現。.
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18 クサリが無いと気持ちが悪いところ。.
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19 一気に高度を稼ぐ。.
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20 ギャップが六合目。10時54分.
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21 根っ子が有り難いか?それとも邪魔か?.
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22 どんどん登る。.
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23 あっという間にギャップはかなり下。.
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24 歩くところは土、左は岩。.
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25 更に岩をトラバースする。.
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26 よくこんなところに径を作ったもんだ。.
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27 天狗の架け橋。.
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28 以前はあの上を通る径もあったらしい。.
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29 見晴らしが良くなってきた。.
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30 雪を被っているのは谷川岳。.
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31 彼方は四阿山らしい。.
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32 リッジを登る。11時4分.
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33 クサリにぶら下がると左右に振られそうになる。.
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34 一人ずつなので時間が掛かるところ。.
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35 谷川岳クローズアップ。.
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36 山頂が近づいてきた。.
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37 真ん中が浅間隠山、右が浅間山。.
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38 鼻曲山や角落山の辺り。.
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39 手前に妙義山、その奥は奥秩父連峰。.
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40 まだまだクサリ。.
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41 この穴はどうやってできたのだろう。.
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42 つぎの人どうぞ。.
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43 郷原駅が見える。.
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44 右手は絶壁のはずだが高度感はいまいち。.
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45 ヤマツツジが狂い咲き。.
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46 山頂直下が渋滞中。.
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47 クサリ2本あるけど同時に登降は難しい。.
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48 山頂到着。11時34分.
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49 右奥に草津白根、左奥に四阿山。.
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50 浅間山、浅間隠山、鼻曲山。.
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51 妙義山と奥秩父。.
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52 榛名山。.
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53 手前に十二ヶ岳&小野子山、奥に赤城山。.
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54 十二ヶ岳の左に奥白根山、その左は上州武尊山。.
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55 白いのが谷川連峰。.
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56 文句なく360度。.
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57 はい撮ります。.
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58 ひろちゃんアタック中。.
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59 はいポーズ。.
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60 次の方どうぞ。.
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61 隣のピークもほぼ同じ高さ。.
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62 隣のピークの登り。.
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63 隣のピークから見れば山頂は人だらけ。.
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64 下りもクサリ場が続く。.
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65 朴葉だらけの七合目。12時20分.
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66 この隙間が登山道。.
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67 岩峰がニョキニョキ。.
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68 どれが天狗の蹴上げ岩なのか分からない。.
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69 岩櫃城本丸跡。12時49分.
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70 記念撮影。.
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71 堅堀。.
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72 時間が無いので寄れない!奥はかつて岩櫃城温泉で今は東吾妻町役場。.
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73 群馬原町駅。窓口に人がいたけど切符は売ってくれない!.
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74 小野上温泉「ハタの湯」。.
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75 お疲れ様でした!.
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76 打ち上げは高崎駅ナカ「しおん」。.
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77 いただきます!.
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78 上州もち豚辛みそ焼き!.
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79 秋刀魚のひらき。.
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80 栃尾の油揚げ。6等分にしてくれた!.
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81 カキフライ。6個にしてくれた!.
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82 煮込みチーズハンバーグ。6分割したら粉々!.
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83 デミグラスソースは栃尾の油揚げで拭った!.
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84 ビールの後はこれ。.
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85 日本酒には茄子焼き。.
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86 2本目はこれ。.
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87 さば味噌煮。.
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88 カツ丼のご飯抜き。.
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89 3本目。.
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90 厚焼き玉子。ちょっと甘い。.
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91 おまけに上州もち豚生姜焼き!.
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92 うどんで締めた。.
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93 満足いただけたでしょうか。.
〈全天球画像〉岩櫃山山麓にて / 岩櫃山稜線にて / 岩櫃山にて(その3) / 岩櫃山にて(その4) / 岩櫃山にて(その5)

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