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コースタイム:
〈1日目〉JR新宿駅[7:06](中央本線特急あずさ1号松本行)⇒JR上諏訪駅[9:13/9:34](各停松本行)⇒JRみどり湖駅[9:49]⇒タクシー(3200円)⇒霧訪山(きりとうやま)登山口駐車場[10:03/10:08]→霧訪山登山口[10:11]→かっとり城跡[10:47]→避難小屋[10:55/11:02]→霧訪山[11:41/11:58]→たきあらしの峰[12:36]→P[12:45/12:50]→大芝山[13:00/13:10]→大芝山の肩[13:19]→善知鳥(うとう)峠下山[13:58]→善知鳥峠BS、分水嶺公園散策[14:00/14:33]⇒地域振興バスすてっぷくん(100円)⇒塩尻駅[14:58]→ほっとしてざわ塩尻駅店→塩尻駅[15:32](各駅上諏訪行)⇒下諏訪駅[15:47]→鉄鉱泉本館[16:06]
〈2日目〉鉄鉱泉本館[7:40]→諏訪大社秋宮[7:45/7:50]→JR下諏訪駅[8:01/8:16](中央本線各停辰野行)⇒JR辰野駅[8:35/8:44]→民家の脇から進む→大城山(おおじょうやま)登山口[9:08]→電波塔[9:52]→大城山[9:54/10:00]→駐車場[10:06]→一杯水[10:13]→ゼロポイント[10:32/13:37]→分岐[10:58]→駐車場[11:08]→大城山[11:10]→大城山登山口[11:40/11:44]⇒タクシー(2100円)⇒荒神山温泉たつのパークホテル[11:55/日帰り入浴(600円)/13:26]⇒タクシー(1600円)⇒辰野駅[13:33/13:44](飯田線岡谷行)⇒岡谷駅[13:55]→お食事処よしの[14:15/15:20]→岡谷駅[15:28]⇒(中央本線特急あずさ42号新宿行)⇒新宿駅[18:07]
トレイルマップ
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高度記録
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2025年の幕開け!今回は下諏訪温泉に宿泊し、展望の山に登るという企画。
1日目は天気に恵まれ、360度大パノラマ展望を満喫し、2日目はゼロポイント(北緯36度00分00秒、東経138度00分00秒)を確認してきた。
話は逸れるが、中央本線の塩嶺(えんれい)トンネルをご存知だろうか?1982年に貫通した岡谷駅―みどり湖駅間のこのトンネルのおかげで、「あずさ」は岡谷駅―塩尻駅間は辰野駅まで南下する必要がなくなった。今回の山旅では、下諏訪―岡谷―辰野―塩尻の旧来の中央線を利用したが、上諏訪・下諏訪方面と塩尻もしくは辰野への普通列車を利用の際には、乗り継ぎの待ち時間には要注意ということがよくわかった。
〈1日目〉
今日は、霧訪山(きりとうやま)から大芝山を経由して善知鳥峠に下る計画である。
予約したタクシーで、みどり湖駅から霧訪山登山口へ。(小野駅が最寄り駅だが、東京方面から小野駅へは中央本線の蛇行部分を塩尻駅経由で余計に時間がかかることになる。)
登山道入り口に大きく「入口」という看板と「あと1500m」という標識が。この「あと○○m」という標識は、頂上まで100m毎に設置されていた。この看板に両小野中学校とあり、調べてみたところ、「両小野小・中学校の校歌には霧訪山が登場し、霧訪山は誰もが小さい頃から知っている両小野のシンボルのような存在で、両小野中学校の地域活動でも親しまれている里山だ」とのこと。(参照:両小野PR ホームページ)
また、「登山道以外入山禁止」の注意喚起の大きな看板がいくつも設けられていたが、「山丸ごと赤松」という感じだったので、納得!
登山口からしばらくやや急な斜面が続き、少し積雪があったのでチェーンスパイクを装着した。その後は概ねなだらかで、とても登りやすい山だ。中腹に「かっとり城跡」がある。標柱に「東西十間、南北十四間、戦国時代小笠原氏の重臣の居城」と書かれてあったが、霧訪山はのろし台として使われていたらしい。両小野には三つの山城(川鳥城、上田城、小西城)があったということで、「川鳥」と書くものと思われる。
ほぼ中間地点にあたる避難小屋で、小休止。その後、少し斜度を増すところもあったが、霧訪山山頂に難なく到着。「おーーーーー!」思わず声が出る。北アルプス〜八ヶ岳〜南アルプス〜中央アルプス360度の眺め!わずか標高1,305m、登山口から1時間半程度のお手軽登山でこの絶景を味わえるとは、何ともお得!何とも贅沢!青空と雪山〜〜〜!!!
2021年11月に実施された長野県山岳総合センターの「信州の里山・総選挙!(冬山編)」で第1位となったとのこと。納得!納得!
実際の気温は氷点下であったろうが、風がなく、日差しがあったおかげで、少し長めに休憩を取ってから大芝山に向けて出発した。霧訪山から一旦下ったのちは、木々に囲まれたのどかな尾根歩きが続く。たきあらしの峰を通過し、善知鳥(うとう)峠のバス時刻に合わせるようにゆっくり休憩を取りつつ、左手に北アルプス、日に照らされて輝いている常念岳を眺め、右手に仙丈ヶ岳、北岳、甲斐駒ケ岳を眺め、静かな贅沢な時間を味わった。
木々に囲まれて、山頂という感じがしない大芝山を過ぎ、善知鳥峠へと下るのみ。その後、約1時間で善知鳥峠に下山。
* コミュニティバス待ちの間、バス停前にある分水嶺公園を散策した。ここからの湧き水が、遠く日本海と太平洋へと分かれて流れていくのか〜とロマンに浸る。
* 塩尻駅までのバスは、平日午前1便、午後1便の2便のみ。私たちが乗り込んだ時には、お客さんが1人乗っているのみで、終点まで新たな乗客はなかった。塩尻市内で何系統か走らせており、市民の足になっているようだが、運賃は100円均一ということで、今後ともちゃんと存続していけるのか心配だ。
* 塩尻駅に到着後、すぐそばの食堂で約30分の電車待ちをした。ここの生ビールセットのおかずの多さと美味しさに驚いた。もっと長居をしたかったが、下諏訪の宿がメインなので大あわてで食べて、飲んでお店を後にした。(このお店に並んでいた、お菓子、おやき、お味噌などのお土産物は魅力的だったが、荷物になるのであきらめた。)
* 下諏訪の鉄鉱泉本館は、創業120年の歴史を持つ割烹料理から始まった料理自慢の宿。温泉良し、食事良し、心遣いが行き届いた安らげる宿だった! 宮大工が建てたとあって、建物の凝った意匠にいにしえの匠の心意気を感じた。部屋はもちろん、廊下、トイレまでも温めてくれていた上、お布団に湯たんぽも入れてくれていて、このようなおもてなしからも古き良き伝統を味わい、身体も心も十分温まった。
〈2日目〉
通常8時からの朝食だということだったが、快く7時に変更していただき、7時40分に出発。秋宮に参ってから下諏訪駅に向かった。
2日目の目的は、大城山(だいじょうやま)とゼロポイント(北緯36度00分00秒、東経138度00分00秒)だ。辰野駅は、岡谷駅から南下し塩尻に向かう中央線と飯田線に分かれる交通の要衝。ゲンジボタルの里としても有名だとのこと。
辰野駅から徒歩で大城山登山口へ向かう。ゼロポイント、大城山と書かれた交通標識に沿って進んでいくが、途中車道と分かれる形で民家の脇に水路に沿った道が付いていた。杉だかアスナロだかに囲まれたショートカットの道を登り切ると、車道に出た。そこが大城山登山口だった。2、3台の駐車スペースがあるこの道はゼロポイントの駐車場まで続いている。「絶景
大城山登山口 これより35分」「ゼロポイントまで65分」の2つの標識が立ててあった。
緩やかな整備された登山道は、多くの町の人に愛されてきたようだ。「王城山頂へ○○m」という標識が100m毎にあって、また、道迷いを防止するためか、色分けされたビニールテープが道の両側にずっと張り巡らされている。大城山は、「王城山」とも呼ばれているようだ。
登山口から40分程度で大城山山頂に到着。山というよりもこんもりとした丘と言った感じだが、眼前に大きく景色が広がっており、お手頃、お得な絶景ポイントだ。今日は、生憎の曇り空で、遠方の山には雲がかかってしまっているが、晴れていれば、中央アルプスと南アルプスと、その間を流れる天竜川に沿って広がる伊那谷を一望できる。ここは、パラグライダーの発進地にも利用されているらしい。
続いて、本日のメインイベント、「ゼロポイント」を目指す。「日本中心のゼロポイント」の道標に導かれるまま歩くと、駐車場に続いていた。下からここまで簡単に車で上がって来た方も、この先は徒歩。「ゼロポイントまで1.11Km さあ、行きましょう」との標識が立ててあり、おまけに貸し出し杖まで置いてある。後で知ることになるが、普段靴、スニーカーで来たなら、この杖を絶対持つべき!
歩き始めは整備された登山道でどうってことないのだが・・・。
途中「一杯水」の看板あり。一杯水は、道の脇の竹筒から流れ出るようになっているが、この寒さで凍っていた。
いよいよ「ゼロポイント」へと、北斜面の下りが始まる。雪が現れ、斜度もきついので、大事を取ってチェーンスパイクを装着した。「あと100m」「あと50m」と表示があり、ゼロポイントにどのような演出がなされているのか期待が高まる。
先ず、目に入ってきたのは、山中にある展望台のようなデッキ。行ってみると、「ゼロポイント」として、日本地図に北緯36度と東経138度が0分00秒で交差する地点を示す石作りの標柱が置かれていた。平成23年に「日本の地理的中心」を示す、この標柱が建てられたとのこと。
今回、しっかり確認したかった新たな有名ポイントが「チコちゃんポイント」。この「チコちゃんポイント」は、「ゼロポイント」より10mほど上にあり、そこに道標が立てられていた。「チコちゃんポイント」とは、平成30年にNHKの『チコちゃんに叱られる』で、様々な理由で日本の中心を掲げている全国28か所の緯度経度の平均を算出した「北緯35度59分56秒、東経137度59分56秒」のこと。「ゼロポイント」とわずか10mという位置関係ということで、「日本の中心の中心は辰野町」として番組内で認定された。
「ゼロポイント」も「チコちゃんポイント」も確認できたので、目的は達成した。計画では、この後、鶴ヶ峰まで行くことにしていたが、このまま登山口まで戻り、荒神山温泉へ向かうことにした(鶴ヶ峰頂上には展望台があって、文字通り360度の展望が楽しめるとのこと)。
大城山登山口からタクシーで荒神山公園へ。小高い丘の公園内にスポーツ施設や「たつの海」と名付けられているため池、温泉施設などがある。荒神山温泉パークホテルの女性風呂は貸し切り状態だった。曇天から小雪が舞い始めたが、一人占めの露天風呂で温まりながらこの2日間の山旅を振り返った。(のん)
今回の参加者:副隊長、のんちゃん
実働時間:〈1日目〉3時間44分 〈2日目〉4時間6分
累積登高差(+):〈1日目〉594m 〈2日目〉506m
踏破距離:〈1日目〉6.3km 〈2日目〉6.4km
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