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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第833 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2025年6月28日()〜30日(月)

行き先【上信国境/エビ山(1744m)&白砂山(2139.8m)

コースタイム:

1日目〉JR東京駅[7:48](上越新幹線とき305号新潟行)⇒高崎駅[8:36/8:53](吾妻線大前行)⇒長野原草津口駅[10:19/10:40]⇒レンタカー野反湖BS[11:35]→野反湖キャンプ場(受付)[11:40]→バンガロー[11:50/12:0]→第2キャンプ場(恵比山登山口)[12:21]→P1[12:45/12:50]→エビ山[13:15/13:20]→第2キャンプ場(登山口)[14:35]→野反湖キャンプ場[14:55]()

2日目A〉野反湖キャンプ場[4:00]→野反湖BS[4:40]→地蔵峠[5:30] →堂岩山[7:26] →白砂山[9:03] →堂岩山[10:32] →黒渋ノ頭[11:40] →八間山[12:17] →野反湖BS[13:37/13:45]⇒レンタカー尻焼温泉[14:15]()

2日目B(同前) レンタカー長野原草津口駅[15:20/レンタカー返却/15:43](特急草津・四万4号上野行)⇒上野駅[16:44]

3日目〉尻焼温泉観光センター

トレイルマップ
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高度記録
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 白砂山は群馬・新潟・長野の三県にまたがる展望の山である。麓の野反湖は1956年(昭和31年)に日本初の発電用ロックフィルダムとして完成したそうだ。それまでは野反池という天上の湿原だった。今でも湖周辺のゼンテイカ、ヒオウギアヤメ、レンゲツツジなどの群生地にそのなごりが見られる。

個人的には8月に草津から野反湖へは来たことがあり、ヤナギランをはじめとする一面のお花畑にクジャク蝶やアサギマダラがたくさん飛んでいたのを覚えている。

 さて今回はゼンテイカ(ニッコウキスゲ)が満開の野反湖キャンプ場で、バンガローに宿泊し自炊を楽しみながら花の山を堪能する、という贅沢な企画だ。

 〈1日目〉
一日目の今日は足馴らし。野反湖西側の恵比山(エビ山)に登る。バンガローを出発し、ビジターセンターを過ぎて20分ほどで第二キャンプ場(テント場)にある登山口へ。所々にリアカーがあり、駐車場からキャンプ道具を運ぶのに役立っているようだ。

 登山口に入り、恵比山から北東に伸びている尾根を登っていく。頂上まで半分ほど来たところで一本入れた。小さな羽虫やアブが多い時期なので、中世の貴婦人が被るようなネットが役に立つ。足元にはマイヅルソウやツマトリソウが可愛らしく咲きそろっている。

 恵比山の頂上は草原状で上越や信越の山々が見えた。一気に下りてからハクサンフウロ、コバイケイソウの咲きそろう草原を進み、恵比沢を越えてさらに野反湖畔を歩く。ほどなく登山口の看板が現れ、ビジターセンターまで来た道をもどった。

 お楽しみの夕食の献立は次の通り
・副隊長持参のワインと、この持参のJALファーストクラス用赤ワイン
・自家製ローストビーフ&紅茶煮豚の胡瓜スライス添え
・半熟卵とハムとチーズのガレット
・ミニ水餃子入り野菜スープ
・自家製ベーコンエピ(結局腹いっぱいでパンは翌朝に回す)

スープはBibigo冷凍のミニマンドゥ(餃子)と東丸うどんスープで簡単美味。コッヘルでスープが対流しすぐ火が通るので楽勝だ。

問題はガレット。蕎麦好きの副隊長のために考えた献立で自宅でも試作したが、フライパンの熱伝導と火加減調節が手ごわかった。なにせ、キャンプ用のバーナーは火口が直径2.5pくらい。中身が液体で対流するならいいが、軽量化しているアウトドア用のフライパンでは火が当たっているところしか温まらないから大変だ。1作目、2作目、と少しずつ改良しながらオリーブオイルを多めに入れ傾けて、小さめのガレットにすることで何とか3作目から少し形になってきた。出来栄えの美しさは苦笑爆笑もの。「でも味はおいしいよ」と情け深い副隊長に励まされ、何とか出来上がった。苦労した分だけ満足度は大きかった。

そんなこんなで1日目は笑いっぱなしで暮れた。(この)

2日目〉
3時に起床し、朝ご飯はロッジの隣にあるデッキでキュウリと鶏肉のサラダとスープ、このちゃん手作りのエビパンを食べた。とにかく暑くなる前に早めに出発したく、みんな無言で食べた。

レンタカーで野反湖BSへ移動。車を降りですぐブヨ除けのためネットをかぶり、準備を整え山行スタート。白樺と笹が生い茂る山道をゆっくり登ること約1時間はまだ涼しく、時々吹く風も気持ちよかった。

6時頃に地蔵山を通過し、アップダウンを繰り返す山道では、ゴゼンタチバナが両脇に咲いていたので写真に収めた。その頃には既に木々の間から朝日が顔を照らし始め、長袖では暑さに耐えられなくなり、半袖に着替え、アームカバーを付けた。

堂岩山への山道は水場と書かれた看板の小広場から急な登りを歩くこと40分ほどで到着し、少し行くと稜線歩きで景色が開け、これから向かう白砂山が遠くに見えた。正直、この暑さで行けるか不安だったが、とにかく後ろから無言でついて行った。堂岩山からの下りは木々の間をひたすら進むなか、副隊長とこのちゃんが花の名前を言ってくれたので、シャクナゲ、ツマトリソウ、稜線歩きで何度もチクっと刺されたアザミなどの花を知る事ができた。稜線を下り終えた後、副隊長が何かに気づき、私も立ち止まって見てみると雪がまだ残っていた。こんなに暑いのに・・・・不思議な光景だった。

白砂山への登り始めは石が多く、崖側を気にしながら慎重に足を置き、その後は急登をひたすら進むこと約50分、頂上に到着。山頂はどこから見ても眺めが良く、記念にまだ山頂に雪が残っていた苗場山の写真を撮った。

さて、ここから堂岩山まで戻り、八間山へ行くが、とにかく長かった。時々立ち止まっては白砂山を振り返り、時折吹く心地良い風を感じながら歩く事約3時間で、八間山に到着。実はここに来るまで副隊長とこのちゃんが歩くその後ろで何度転び、木の枝に頭をぶつけたか・・・その度に歩くペースが落ちて、追いつくのにスピードを上げてしまい思った以上に息が上がってしまった。

野反湖BSまでの帰路は長かったが、木々が暑さを和らげて黙々と歩くことができた。トータル9時間の山行、暑さでどうなるかと思ったが頑張って歩けたと思う。

副隊長とこのちゃんを尻焼温泉まで送り、旅館で荷物を詰め直してからレンタカーで長野原草津口駅へ向かう途中、猿のファミリーが道路を歩いていた。車内にいたのにも関わらず、何故か怖くなり、スピードを上げて帰路を急いだ。車を返却し、長野原草津口駅で涼めればと思っていたが、びっくりするほど人が多く、電車内も満員。上野まではずっと寝ていて、隣に人が座っていたのに全く気付かずの約2時間だった。(とも)

今回の参加者:副隊長、このちゃん、ともちゃん
実働時間:〈1日目〉2時間56分 〈2日目〉9時間
累積登高差(+):〈1日目〉346m 〈2日目〉1277m
踏破距離:
〈1日目〉7.6km 〈2日目〉17.0km


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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001 【第1日目】野反湖キャンプ場管理事務所で受付中。11時34分
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002 売店。
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003 何でも売っている。
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004 肉だって!
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005 酒だって!!
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006 居心地が良い休憩スペース。
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007 NO.35が我々のコテージ。
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008 ネットを被って準備完了。12時6分
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009 登山口へ水平移動。
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010 駐車場からキャンプ場への荷物移動にリヤカー。
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011 ここが登山口。
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012 今日は良い天気。
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013 眼下に野反湖。
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014 榛名山が見えた。
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015 1時間も経たないうちにこの眺め。
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016 浅間山が見えた。
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017 もうすぐ山頂。
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018 エビ山到着。13時21分
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019 エビ山って恵比山だった。
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020 上越国境にある高沢山が奥に見える。
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021 あれが白砂山か。
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022 八間山。
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023 ツマトリソウが一輪。
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024 アカモノ。
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025 ウラジロヨウラク。
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026 草津白根山と。
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027 急降下。
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028 穏やかな山だけどここだけは急。
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029 もう野反湖が近い。
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030 笹原にレンゲツツジ。
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031 コバイケイソウ。
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032 高原の径。
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033 間もなく湖畔。
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034 ヒオウギアヤメ。
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035 湖畔にアヤメの群落。ピンボケ失礼。
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036 ところどころにレンゲツツジ。
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037 白樺林。
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038 カッコウが鳴いている。
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039 風に揺れるナルコユリ。
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040 ベニバナイチヤクソウ
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041 この辺りのゼンテイカは蕾。
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042 フライフィッシング中。
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043 リヤカーを引いているキャンパー。
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044 野反湖キャンプ場事務所の休憩所に戻る。
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045 お疲れ様でした。
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046 キャンプ場のゼンテイカ。
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047 良く咲いていた。
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048 我々のバンガローのすぐ下。
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049 バンガローがいっぱい。
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050 でもひと気は少ない。
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051 爽やかな風が吹いている。
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052 テーブルで湯上りビール。
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053 テーブルからの眺め。
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054 テーブルで夕食の支度。
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055 食材が豊富。
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056 このちゃん持参の手作りローストビーフ。
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057 ともちゃんが盛り付け中。
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058 紅茶煮だっけ?
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059 このオピネルナイフ、50年ぐらい使っている。
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060 盛り付け完了。
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061 一方そば粉のガレット。
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062 このちゃん奮闘中。
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063 ガレット1作目。
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064 2作目。見た目はともかく美味い!
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065 慣れてきたか。
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066 3作目。
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067 4作目にトライ中。
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068 焦げ付かなくなってきた。
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069 ハムと温泉玉子を投入
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070 とにかく美味い!
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071 ミニ餃子入りスープ。
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072 東丸うどんスープが決め手。
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073 このちゃん持参のワイン。
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074 【第2日目】朝食を準備中。
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075 出発。4時
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076 レンタカーで移動。
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077 野反湖キャンプ場事務所前。
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078 登山口を出発。4時40分
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079 涼しいうちに何処まで登れるか。
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080 振り返るとキャンプ場。
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081 いったん沢に下る。
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082 木橋が架かっていた。
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083 本格的に登り。
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084 とうとう日なたに出た。5時56分
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085 地蔵山に到着。6時2分
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086 眺望なし。
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087 路傍のマイヅルソウ。
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088 路傍のゴゼンタチバナ。
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089 急登。
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090 花盛りのゴゼンタチバナ。
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091 ここにもマイヅルソウ。
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092 水場分岐。6時50分
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093 野反湖が遠くなった。
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094 針葉樹が増えてきた。
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095 V字地形。
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096 ベニサラサドウダン。
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097 堂石山に到着。7時28分
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098 オオイワカガミ。
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099 視界が開けてきた。
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100 あれが白砂山か。まだ遠い。
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101 分岐。復路は右へ行く予定。7時33分
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102 路傍のアカモノ。
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103 路傍のコバイケイソウ。
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104 ハクサンシャクナゲ。
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105 チラリ苗場山。
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106 横手山と鉢山。
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107 猟師ノ沢ノ頭。8時1分
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108 これからがっかりするほど下る。
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109 雪が残っていた。
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110岩陰に ハクサンチドリ。
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111 忘れた頃にゼンテイカ。
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112 ピントが合っていないハクサンフウロ。
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113 またハクサンチドリ。
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114 どんどんハクサンチドリ。
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115 白砂山に到着。9時5分
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116 記念撮影。
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117 苗場山。
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118 草津白根山。
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119 岩菅山。
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120 さて、戻りますか。9時13分
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121 帰路が長い。
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122 白砂山を振り返る。
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123 猟師ノ沢ノ頭。10時9分
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124 目の前の堂岩山。
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125 白砂山が遠くなった。
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126 堂岩分岐は直進。10時30分
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127 八間山が見えてきた。
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128 中尾根ノ頭。10時53分
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129 頑張って登り返せば黒渋ノ頭。11時42分
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130 あそこが八間山かな。
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131 八間山に到着。12時19分
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132 車道に出た。13時25分
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133 登山口駐車場に戻った。13時37分
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134 約9時間、頑張りました!
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135 尻焼温泉「光仙荘」。14時15分
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136 なにはともあれ、これ。
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137 お疲れ様でした!
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138 風呂上がりも、これ。
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139 食前、食中酒。
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140 そろそろ夕食。
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141 河底は赤い。
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142 夕食。
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143 【第3日目】朝食。
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144 浅間酒造観光センター。ランチタイムを待つ。
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145 石破さん、へたくそな字。
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146 11時になったので。
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147 いただきます!
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148 高ジョッキと丸岩。
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149 アラカルトが減っていた。
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150 六合産舞茸と赤城鶏のビアンカ。
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151 山賊焼き。
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152 窯焼きポテト。
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153 満足しました。

〈全天球画像〉エビ山山頂にて / 白砂山山頂にて

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