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「いぃDay!」山岳会日本支部   


第665 回:いぃDay!山岳会日本支部登山のご報告  

2022年4月9日(

行き先【中央線沿線/棚山(1171.1m)

コースタイム:

高尾駅[706](中央線各停甲府行)⇒山梨市駅[825]⇒タクシー(2,720)⇒仏沢登山口[842]→仏沢散策道入口[845]→逆さ仏[914]→トラロープ末端[934/939]→尾根乗越[950]→神峰[1050]→棚山[1111/1115]→分岐[1123]→分岐[1157]→ほったらかし温泉[1229]→やまなしフルーツ温泉ぷくぷく(入浴料880)[1251/1400]⇒タクシー(1,820)⇒山梨市駅[1420]

トレイルマップ
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高度記録
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今回の山旅は棚山。前回登ったのは、もう8年前になる。その時は太良ヶ峠から辿ったので登りらしい登りは殆ど無く、楽な登山だった。今回は珍しく参加者がゼロだったせいでも無いが、あえてマイナーな仏沢を辿ってみることにした。

山梨市駅から乗ったタクシーの運転手はかなり山に詳しく、棚山に登る径をいくつか教えてくれた。次の機会に行ってみるか。でも仏沢からの径はご存じなかったようだ。辺りは丁度、桃の花が見頃。高度を上げていくとスモモの花が満開だった。

ピーカンな天気で、朝から気温は高め。歩き出しから半袖+ウインドブレーカにした。仏沢に沿った径には「仏沢散策道」という名称が付いている。かつてそれなりに金を掛けて整備したらしい。でも「逆さ仏」という奇岩以外に目を惹くようなものが無く、次第に(もしかして最初から)廃れたように見える。

沢を辿って登っていくとトラロープが張ってあって、この先へは進むな、という意思表示を感じる。地図を見る限りこのまま進んでも特に傾斜がきつくなる訳でもなく、やがて尾根に出るはず。でもここはトラロープに従って、巻いて行くことにし、とりあえずひと休み。その先にも道標が続いている。

尾根を乗越すところで、今度は尾根を辿る。周囲の山が冬枯れの木々の間から見え隠れするようになる。金峰山もチラリと見えた。尾根上は明確には踏み跡がなく、せいぜいけもの径程度だが、問題なく登って行ける。気持ちが良い。左手には目指す棚山がにゅっと立っている。尾根の下を、鹿の群れが駆け抜けていった。

棚山直下は径が真っ直ぐに付けられているので、ひとしきり急登に我慢すれば忽ち山頂到着。山頂前後では小生を含め単独行が4(うち女1)、他に男女ペアが2組いた。恐らく皆、ほったらかし温泉の方からやって来たと思われた。

山頂は木々に覆われているものの、少々疎らなところから大菩薩連嶺や南アルプス連峰を望むことが出来る。最近、下界で降った雨は、標高が高い処では雪だったのだろう、この時期にしては大菩薩連嶺もかなり白い。

ほったらかし温泉に向かって下る径も最初は急傾斜。でも直ぐに緩んで、あとはダラダラと下るだけ。途中、思いがけずカタクリの花がかなり咲いていた。甲府盆地を見下ろすところまで来ると、まさしく桃源郷な眺め。小生ひとりでは勿体ない。なんで皆、このタイミングを外すのかな。

今回の参加者:副隊長
実働時間:4時間
累積登高差(+):847m
踏破距離:
9.8km

☆ 日帰り温泉はこんな所 
☆ 打ち上げはこんな店 


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜


スライドショウの開始
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01 山梨市駅。
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02 タクシーを降りたところ。淡黄色の花はスモモ。
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03 切差集落はもうちょっと先。
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04 こんな標識があった。
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05 ここから仏沢沿いの径。
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06 「仏沢散策道」というらしい。
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07 散策道という雰囲気ではない。
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08 まだ道標は続く。
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09 時々ゴロンと岩がある。
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10 ちょっとだけ荒れた感じの径。
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11 自然に還りつつある木段。
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12 径は沢に沿っている。
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13 近いうちに誰か落ちそうな橋。
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14 逆さ仏に見えるような見えないような。
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15 でもこれだけじゃ客は呼べない。
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16 基本的に礫岩が多い。
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17 さらに上流へ。
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18 ニリンソウかな。でも葉っぱだけ。
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19 径が怪しいところでも赤テープ。
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20 この先は行けないようにトラロープ。
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21 トラロープに沿って巻き径があるらしい。
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22 トラロープに沿ってトラバース。
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23 アブラチャン。
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24 ニリンソウ?の蕾。
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25 トラロープはここまで。
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26 富士見台とは何処なのか?
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27 標識に従って更にトラバース。
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28 見えたのは白い大菩薩嶺。
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29 向こうは小楢山。
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30 尾根に上がったところに壊れた標識。
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31 更にトラバースするとフルーツ公園まで行けるらしい。
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32 こちらはダンコウバイか。
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33 あれが目指す棚山。
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34 左奥は金峰山。
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35 キブシ。
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36 棚山の右に富士山。
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37 主稜線に出たところから振り返る。
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38 これを辿ると太良ヶ峠。
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39 棚山はもうすぐ。
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40 またチラリと大菩薩嶺。
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41 白き間ノ岳と農鳥岳。
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42 神峰というピーク。
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43 いったん下ってから激登りが待っている。
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44 棚山到着。
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45 大菩薩連嶺が白い。
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46 南アルプスはもっと白い。
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47 甲斐駒ヶ岳はやはり黒い。
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48 甲府盆地はやや霞んでいる。
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49 山の神コースを下る。
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50 下にほったらかし温泉が見える。
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51 また大菩薩連嶺がよく見える。
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52 沢の源頭。
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53 もうハシリドコロが咲いていた。
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54 直近は「ほったらかし」だけど・・・
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55 カタクリ咲いていた。
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56 下を向いているので撮り難い。
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57 まあまあでしょうか。
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58 越後の山には負けるが点々と咲いている。
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59 ここにも。
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60 ニリンソウと一緒に。
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61 ここで再び合流。
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62 まだまだ咲いている。
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63 棚山を振り返る。
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64 この開墾地は元果樹園かね?
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65 それとも元リゾート地?
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66 富士山がやや霞んでいる。
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67 甲府盆地がピンク色。
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68 棚山。
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69 何の造成中だろう?
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70 ここは住居か?
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71 上の方にカフェらしき建物。
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72 こんなの以前は無かった。
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73 ほったらかし温泉はスルーした。
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74 あの奥のトンガリは乾徳山。
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76 こんなのもある。
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77 いやー、ピンク色。
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78 見ごろな桜。
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79 「やまなしフルーツ温泉ぷくぷく」に到着。
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80 ここは空いていそうだ。
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81 ここも眺めはバツグン。
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82 館内はそれほど広くない感じ。
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83 値段は何となく高め。
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84 この眺めに乾杯。
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85 こっちは富士屋ホテル。
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86 「たまの里」でアニ〜と合流。

〈全天球画像〉仏沢にて / 仏沢源頭部にて / 棚山山頂にて / 棚山からの下山途中にて / やまなしフルーツ温泉ぷくぷくにて

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