コースタイム:
〈1日目〉東武浅草駅[7:30] (特急リバティきぬ105号鬼怒川温泉行)⇒北千住駅[7:43]⇒鬼怒川温泉駅[9:35/10:15](日光市営バス、運賃往復3,140円)⇒女夫淵BS[12:00/12:29]→登山口でアイゼン装着[12:35/12:44]→P1[13:55/14:00]→八丁の湯[14:30]→日光澤温泉[15:05](泊)
〈2日目〉日光澤温泉[6:35]→P1[7:20/7:25]→女夫淵BS[8:32/9:50](日光市営バス)⇒鬼怒川温泉駅[11:25/11:48]⇒新高徳駅[11:56]⇒タクシー(2400円×2台)⇒船場亭[12:00/13:40]⇒タクシー(4100円×2台)⇒下今市駅[14:35](特急リバティけごん38号浅草行)⇒浅草駅[16:16]
トレイルマップ
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高度記録
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〈1日目〉
奥鬼怒の雪は終始締まっていた。
登山道を踏むアイゼンはキュッキュッと小さな音を立て、微かな風は頬をピリピリさせた。
日光澤温泉へ来たのは、いぃDay!山岳会としては6年半ぶりで、前回は2016年10月、紅葉の時期だった。その時は尾瀬の長蔵小屋から鬼怒沼を超えて日光澤温泉まで20qを踏破した。
今回は雪を楽しむ計画なので、女夫渕から日光澤温泉までの往復のみ。スノーシューで遊んで温泉浸かって…の目論見が、道が踏み固められていたためアイゼンでちょうどよく、スノーシューの出番はなかった。
女夫渕からは、入口の急な階段を上った後、アップダウンが少しある奥鬼怒歩道を歩いていく。奥鬼怒の中将乙姫橋を渡り(乙姫伝説があるらしい)、倒木をくぐること2回、凍って氷柱になっているオッタテの滝を右に眺めながら、鬼怒川の左岸を緩やかに登ると、八丁の湯に着いた。除雪車の駐車場かと思うほど、数台が並んでいた。なおも歩いて行くと加仁湯、さらに15分ほど歩くと本日の宿・日光澤温泉に到着した。
個人的には初めて日光澤温泉を訪れたのは1984年の10月連休で(2016年の報告でも触れた)、その時は女4人で露天風呂を巡りながら散歩した。八丁の湯はお湯がすべすべ、加仁湯は白く濁って硫黄のにおいのする湯、日光澤温泉は透明なお湯に湯の華みたいな、おりのようなものがたくさん混じる湯だったのを憶えている。当時は鉄筋のビルでなく、鄙びた温泉宿だった加仁湯に泊まった。夜、お風呂場の裸電球にたくさんクスサン(巨大な蛾)が集まってきて、私以外の女子3人は皆、悲鳴をあげて怖がっていた。
日光澤温泉は、内湯はやはり「オリ」が浮いた湯だが、外の混浴露天風呂は白く濁ったお湯だったらしい。せっかくだからとアマゾンで「湯あみ着」を購入したなおちゃんがそれを着てまず偵察に行き、ひろちゃんと一緒に露天風呂を堪能していた。うーむ、私はチャンスを逃し、惜しいことをしたなー。次回は私も湯あみ着持参で(またはフロントでバスタオルを300円でレンタルして)、露天からの景色を堪能してみよう。
〈2日目〉
こたつで持参の行動食を食べ、6時20分ころに出かける準備ができた。しかし思ったより気温が高かったので、厚着の人は一枚脱ぎ、結局6時半過ぎに出発となった。
帰り道は行き来たのと同じ道を鬼怒川に沿って緩やかに下るのみ。最後の急階段たちも難なくクリアし、早めに女夫渕に到着した。
鬼怒川温泉駅から電車でいくつか先の新高徳駅からタクシーで船場亭に寄り、美味しいイワナや鮎を味わった。
今回は思ったより登山客が多く、道がほどよく踏み固められていたため、アイゼンは大活躍だったが、スノーシューは運んだだけだった。でも「え〜、せっかく重いのを持ってきたのに〜」、なんて愚痴を言わず「ま、そういうこともあるさ」と大人の余裕なのは副隊長。
雪景色もきれいだったし、季節外れの鮎もイワナも美味しかったし、これからも雪を楽しむぞ〜!! (この)
今回の参加者:副隊長、ウッディーさん、このちゃん、菊丸、アヒルちゃん、ひろちゃん、なおちゃん
実働時間:〈1日目〉2時間32分 〈2日目〉1時間52分
累積登高差(+):〈1日目〉429m 〈2日目〉82m
踏破距離:〈1日目〉5.0km 〈2日目〉4.9km
☆ 宿泊したのはこんな宿
☆ 打ち上げ第一弾はこんな店
☆ 打ち上げ第二弾はこんな店
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